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鶴田浩二「男たちの旅路」水谷豊桃井かおり山田太一

 昔、子供の頃に見ていました。
 ということは、ぼくも老成した子どもだったのかな。
 説教をするツルコウの口跡は、見事。ほれぼれ。
 ツルコウと同じ年になって、自分の未熟さに、がっかり、しかし、ツルコウには、うっとり。

Journey of Men: Pt.3 ep.1 "Silver Sheet"

 ツルコウ・水谷豊・桃井かおり・柴俊夫はもちろん、志村喬・笠智衆・加藤嘉・殿山泰司・藤原釜足・佐々木孝丸も出る、OLD映画ファンとしては、豪華版で。
◎追記◎TVだと、意外に「フツーの女の子」演技で、賢くふるまう桃井かおり。逆に若いころは、反則気味の演技の水谷豊。うーん、面白い。
老優たちは、もっとブラック気味に(笑)暴発してもよかったのでは。TVドラマの限界か。まあ、ツルコウの端正さに見合った展開ということか。

鶴田浩二特攻隊を語る 遺書朗読 軍歌 同期の桜 紅の血もゆる 夢飛行


水谷豊・桃井かおりが語る「男たちの旅路」

2014/03/29 に公開
1976年にスタートしたNHKの名作ドラマ「男たちの旅路」。初代レギュラーだった­水谷豊、桃井かおりと、脚本を書いた山田太一が「同窓会」として集い、当時のエピソー­ドや鶴田浩二の思い出を語ります。放映は2003年、テレビ誕生50年に合わせて放映­された特番「今日はテレビの誕生日」より。ゴダイゴの音楽も懐かしいです。

◎下記コメント欄により追記◎【TV】NHKドラマ男たちの旅路「車輪の一歩」(趣旨部分の抜粋) 1979年放送

男たちの旅路 車輪の一歩 ラストシーン 山田太一脚本 1979年



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by mukashinoeiga | 2016-05-08 11:45 | 旧作日本映画感想文 | Trackback(1) | Comments(4)

神代辰巳「噛む女」

 神保町にて。「横溝正史と謎解き映画の快楽」特集。88年、日活、配給シネ・ロッポニカ。
 きわめて短期間で終わった、日活試行錯誤のひとつ、ロッポニカの一本。
 一般?有名俳優を使ったソフトポルノ、まあいいとこ取りを狙ったのだろうが、いいとこ取りを狙うと、たいてい失敗する典型例。しかしサスペンスとしては、意外と、面白い。

噛む女 S63('88)/日活/カラー/ヴィスタ/1時間42分 <神保町シアターHPより>
■監督:神代辰巳■原作:結城昌治■脚色:荒井晴彦■撮影:篠田昇■音楽:小六禮次郎■美術:菊川芳江■出演:桃井かおり、永島敏行、平田満、余貴美子、加藤善博、楠田薫、前川麻子、飛田ゆき乃
妻子がありながら女遊びに興じるアダルトビデオ会社の社長は、噛み癖のある小学校の同級生の女と一夜を共にする。その後、女に、ある事実が浮上し…。男と女の危うい関係を炙り出す、神代監督の熟達の演出が冴えるエロティック・スリラー。

 永島敏行が、しまりのないからだと、しまりのない顔で演じるのは、高校時代に、ゴダール丸パクリの自主映画を作り(そのわかりやすい「オマージュ」ぷりは、あからさまに映画青年を馬鹿にしたはクマシロか脚本の荒井か)脚本コンクールにも入賞、しかし映画業界氷河期で、AV業界にもぐりこみ、初期エロヴィデオでは「傑作」とされるAVを監督、小金を得てAVメーカーの社長になりあがり、妻・桃井かおりとの間に一女をもうけ、比較的優雅な暮らしのまま、女遊びにふけりまくる、と。

 この前半の永島の日常が、だらだらと、しかしかすかな緊張をはらんで描かれ、そのどこがミステリなのか、上記の横溝特集で、なぜこの映画なのか、が逆にミステリーだったりする。そう、ミステリーではあるが、ミステリでは、ない前半。
 で、やっとタイトルロールの噛む女・余貴美子が登場し、「退場」してのちに、初めて、ミステリーが、ミステリに、なる。
 余貴美子は、今のふくよかな丸顔でもなく、優しげな役が多くなった今とは違う、肉のない顔で、不穏な女の役を演じる。

 しかし神代辰巳「悪女の仮面 扉の陰に誰かが」80年、神代辰巳「死角関係」87年(ともに感想駄文済み)、それに88年の本作と、ロマンポルノ時代には、無縁だった、ホームドラマ系、ミステリ系の方向に行ったのは、なぜなんだろう。
 もちろんロマンポルノ時代は、放浪する青年、流れ流れていくストリッパーたちなど、非定住者ばかり描いていた印象なのだ。
 ナニがクマシロをそうさせたのか。
 80年代バブルまっしぐらの時代にあっては、漂泊の、まつろわぬ民たちは、時代のニーズ(笑)に、合わないというところか。
 かくてロマンポルノ時代のクマシロのミューズ芹明香の登場シーンは、わずか10秒くらいで、芹ファンのぼくも、一瞬のことで、見逃したしだい(泣)。そもそも彼女の登場するエピソードは、軽に乗った永島一家が遭遇する路上の惨事という、これまた一分未満の短いシークエンス。幻想とも回想ともつかない唐突に始まり、瞬時に終わるシークエンス。
 その混乱を絵に描いた短いショットに、70年代ロマンポルノの裏ミューズ芹明香の、無残な80年代問題女優の、たそがれを、かいま、見れなかったのよ(笑)。しまらない。
 そういえば、1980年鈴木清順「ツィゴイネルワイゼン」こそが、70年代まつろわぬ民と、80年代?バブル豪奢のクロスイメージだったのか、と、ナニをわけのわからぬことを(笑)。

 永島や、その友人・平田満が、初対面の相手にすら、気安く肩を抱く肉体言語ぶりに、クマシロらしさを見るか、80年代らしいノリを見るか。夫の友人・平田の、ひざになれなれしく触りまくる桃井かおりも、同様。
 いまや草食系支配?の現代から見て、80年代バブル期の肉食系ぶりが、懐かしい?

 桃井・永島夫婦の幼い娘・渡辺麻衣という子役が、やけにセリフや本格演技が多く、無茶なクマシロ演出なのだが、幼女子役なりに健闘。この子役にクマシロぐだぐだ演技を見るのは、まあ、方向違いなんでしょうねー。
 余や、おなつかしや木築沙絵子が脱ぐ中、乳首も見せぬ桃井が、解せない。クマシロ映画でさえ、乳首NGとは、大物女優やねー。アメリカでは大物女優もばんばん脱ぐが、日本では大物女優になると、隠したがる。うーむ。

 ラスト、桃井の無邪気そうな笑顔で、エンド。邪気のないこの笑顔で、演技的によかったのかどうか、まあ、緊張をはらみつつ、凡庸なミステリでは、竜頭蛇尾も仕方ないか。
 おそらく同年公開のエイドリアン・ライン「危険な情事」(実は未見)の、パクリ企画で、それはそれなりにまとまっているが。前記「死角関係」どうよう、主人公の家庭の窓に投石三昧、ここにクマシロの、ホームドラマへの違和感を見るのは、まあ、考えすぎでしょうね。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

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by mukashinoeiga | 2015-04-07 09:49 | 神代辰巳猥歌 揺れた俗情 | Trackback | Comments(3)

歌う銀幕スター夢の狂宴/林美雄

 TBSラジオ・パックインミュージックは、なかでも、なっちゃんちゃこちゃんなど深夜で大爆笑で、聞いていました。
 もちろん第二部の林美雄も愛聴していました。苦労多かるローカルニュースでしたか、そういうコーナーを記憶しております。アナウンサーなのに、なんだか不器用な感じで。
 この「歌う銀幕スター夢の狂宴」も、だいぶのちに知り、ああ、聴いてみたかったなあ、と長年思っていました。当時は、映画に、ほとんど興味がなかったので、アウトオブ眼中。今となっては、泣きたくなりますな(笑)。

歌う銀幕スター夢の狂宴

2014/06/18 に公開
1975/01/19 新宿厚生年金会館大ホール
ポスターのイラストは小説家の島田荘司さんのものですね。当時はイラストの仕事をなさっていたとか。という、コメントもあり。

★あがた森魚 with 桃井かおり 「昭和柔侠伝の唄」1975年1月19日★

2009/02/09 にアップロード

 しかし、林美雄もホントに不器用だな(笑)。TBSの社員だったのだから、正式な録音・録画をしようと思えば、出来ただろうに(笑)。
 まだ、全部を聴かないまま、とりあえずアッブしてみます。
◎追記◎聞いてみれば、文太、深作をのぞけば、ほぼ日活オンリー、しかも実際に主題歌を歌っているスタアは少ない、という案外しょぼい人選だ。
 林美雄が取材を通じての知り合いだけに声をかけただけの、一種のプロデューサーごっこ、という形か。
 確かに、主題歌スタアをかき集めたら、莫大なギャラになるだろうし、興行ど素人のラジオ・アナウンサーに仕切りきれるものではないだろう。
 当時の若い映画ファンたちにおける、おくれてきた日活ブームを、垣間見れる人選でもあり、それはそれで楽しい。
 当時の名画座ファンに絶大な人気を誇っていた鈴木清順の登場は、神の降臨か(笑)。
 清順、深作が歌うなら、ここはひとつ、鈴木清順「殺しの烙印」主題歌を、助監督・脚本家風情で歌った大和屋も、呼んでほしかったな。
林美雄パック最終回(1974年8月30日)

追悼 原田芳雄 故 林美雄へ鎮魂歌「リンゴ追分」を弾き語る

小説「すばる」の主人公「林美雄」について久米宏さんが語ります。


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by mukashinoeiga | 2015-02-19 04:43 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(2)

貞永方久「夜が崩れた」

 阿佐ヶ谷にて。「ミステリ劇場へ、ようこそ。【2014】」特集。78年、松竹。
 いかにも松竹なヤクザ映画。
 まじめな新人刑事・勝野洋が恋した女は、組の中堅・原田芳雄の、妹だった。
 恋愛メロ寄りの、健全?なヤクザもの。というのが、らしくて、可笑しい。
 そうして、改めて、思う。まあ、前々から思っていたことではあるけれども。
 若いころの、くぐもっているのに、妙にはしゃいでる感がある、クサミ満載の台詞回しの桃井かおりの、どこがいいんだか(笑)、と。
 同じくクサミ満載の台詞回しの原田芳雄のほうは、まだ、コミカルな効果があるから、いい。聞いていて、楽しい。
 しかし、桃井の臭みは、な~んも、楽しくない。こういうのが<時代の寵児>と、もてはやされた、つくづく悪い時代でございました。

『夜が崩れた』1978年(S53)/松竹/カラー/93分松竹株式会社 <ラピュタ阿佐ヶ谷HPより>
■監督・脚本:貞永方久/原作:結城昌治/脚本:田坂啓/撮影:川又 /美術:芳野尹孝/音楽:佐藤勝
■出演:勝野洋、桃井かおり、原田芳雄、夏八木勲、吉行和子、夏桂子、石井富子、福田豊土、草薙幸二郎
結城昌治『刑事』の映画化。孤児同然に生きてきたヤクザな兄・原田芳雄、その妹・桃井かおり。彼女を愛する正義感の強い刑事・勝野洋。この三人が悲しい運命に翻弄されながらも、強く激しく、愛し憎しみあう姿を描いたもの。

 桃井かおりは、居酒屋風の気さくなバーで、大勢の客の前で、タバコぷかぷかを歌い、原田はひとりベッドに横たわり、ギター爪弾きつつ桃井の置手紙を即興で歌う。まあ、<一種のアイドル映画>と、考えれば、納得の、生ぬるさか。
 「ヤクザの妹と結婚? お前、頭、確かか」と、センパイ刑事・夏八木勲にも、原田にも、どやされても、まじめ刑事・勝野洋は、ひるまない。
 いや、どう見ても、一時の遊び相手としては最適かもしれんが、桃井かおり、結婚相手としては(笑)。
 刑事をやめるか、と言われた勝野は、なんと、原田に、足を洗ってもらい、カタギにしようと奔走、原田へのストーカーと化す。
 ここら辺の、原田の演技が笑えるが、中途半端。
 いっそ、山田洋次監督で、ヤクザ・渥美清(原田芳雄でも当然可、ハナ肇は不可)、純情刑事・森田健作、これなら桃井も生きよう、完全喜劇で、行ったほうがよかったのでは。
◎追記◎で、あるならセンパイ刑事夏八木勲は、丹波か。山田洋次の映画に、若い丹波や原田が出ていないのは、つくづく惜しいの一語。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。
 なお、岡田英次なんて出ていたっけか(笑)。

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by mukashinoeiga | 2014-11-30 12:35 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)