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フィルムセンターの入場方式が変更されたが それってどうなの

いかにもお役所仕事らしい規制強化の方向だが。

e0178641_03052100.jpg(上映会)『入場整理券』導入のお知らせ(2017.11.24更新) (フィルムセンターHPより)
このたびフィルムセンターでは、上映会各回ごとの『入場整理券』を発券することといたしました。詳しくは下記のとおりです。
■開始日: 2017年10月7日(土)より
■発券場所:1階ロビー
■発券方法:●開館と同時に、当日上映される全ての回の入場整理券を発券します。
※10月7日(土)特別上映会『デルス・ウザーラ』については、11:00amの回は10:00amより、4:00pmの回は11:10amより、発券します。ご注意ください。
※『連合艦隊』振替上映日の10月15日(日)は、10:00am開館です。
※本上映会は終了しました。
●入場整理券は、お一人様各回1枚のみの発券です。
■入場方法:●各回の上映開始時間40分前→30分前*に1階ロビーへ集合してください。
*11月28日(火)より30分前に変更します。
※10月11日(水)より開催の「映画の教室2017 色彩の探求」は各回19:00までに1階ロビーへ集合してください。
●番号順にお呼出しし、入場を開始します。
●番号呼出し時に入場されなかった方の入場整理券は無効となります。
■その他:●入場整理券を紛失された場合、再発行はいたしません。
●入場整理券を紛失された方や無効の入場整理券をお持ちの方は、入場待ちの列最後尾にお並びください。(以上引用終わり)

 フィルムセンターの客筋には二種類あった。
 先の上映が終わると、とりあえず一目散に(笑)一階のソファに座り、次回の席順を確保。暇な老人が多い。
 ぼくは近場の八重洲ブックセンターかイナックス?の本屋に行ったり、近場飯とか近場コーヒーだったり。
 とにかく二時間近くあのソファにいる神経が理解できない(笑)。
 で、おそらく事情は知らないが、何らかのトラブルが、二時間ソファ待機組にあったのだろう。それは、よく、ワカラナイ。で、規制が厳しくなった、と。
 で、二時間ソファ待機組にはゆるやかになったとはいえ、どうせそんなに客は来ない番組だから、ぎりぎりに行ってもいいや、というぼくにはかえって拘束時間が増える、という官僚的規制に感じる。
 まあ客足の少ない平日の番組に関しては、実質変わらないだろうが、土日の人気番組に関しては、チョイ厳しくなりそうか。
 いままでは、お役所仕事の割には(のゆえには)管理がゆるゆるなのが、フィルセンのいいところだったのに(笑)。

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by mukashinoeiga | 2017-12-08 00:33 | うわごと | Trackback | Comments(7)

エルンスト・ルビッチ特集を新設

初の外国監督のカテゴリと、なります。
 いま渋谷シネマヴェーラにて、

e0178641_936276.jpgルビッチ・タッチⅡ 2017/04/22 ~ 2017/05/19 (渋谷シネマヴェーラHPより)
エルンスト・ルビッチ Ernst Lubitsch(1892-1947)
ベルリンの洋服屋の息子として生まれる。16歳で高校を中退して舞台俳優となり、その後映画俳優へと転身。1914年に『シャボン玉嬢』で監督デビューし、多くの短編映画で腕を磨いた後、長編映画に進出。『牡蠣の王女』などの傑作コメディの他、ポーラ・ネグリ、エミール・ヤニングスとの黄金トリオによる史劇大作を監督。これがアメリカで大ヒットし、1922年にメアリー・ピックフォードの招きで渡米。
ワーナー・ブラザーズ、パラマウント、MGMなどの製作会社で多くの傑作を送り出した後、1941年に独立。『あのアーミアン毛皮の貴婦人』の撮影に入って9日目だった1947年11月30日、心臓発作で帰らぬ人となった。
ビリー・ワイルダーが師と仰ぎ、フランソワ・トリュフォーがオマージュを捧げ、小津安二郎が影響を受けた作風は洒脱と洗練の極み。映画史に燦然と輝く傑作の数々は、今なお観る物を魅了せずにはいない。

 と、特集が始まったばかり。半数は見ていて、どれだけ通えるかは、休みの日の朝の気分次第ですが(笑)。とりあえずカテゴリタイトルの「淑女超特急」は、見てきました(笑)。
 さすが名前Lubitschにbitchが隠れているルビッチだけに、みだらでふしだらな女たちが、出て来る艶笑コメディでした。エロリスト・ルビッチ!ブラボー!

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by mukashinoeiga | 2017-04-24 09:38 | ルビルビルビッチ淑女超特急 | Trackback | Comments(1)

鈴木清順追悼が4月~7月まで4か月も!どんとしんく、ふぃーるザ清順!

わが最愛映画監督の追悼上映が池袋と神保町で時間差開催!
e0178641_20555023.jpg しかも日活と三社すり合わせをした模様。どうやら一本も重複していないようだ。
 数作個人的に好みでない(笑)映画もあるが、全作きわめてクレイジーに歪んで、クレイジーにカットんで、クレイジーに面白くて、クレイジーに素晴らしい。
 清順未体験者は、ゼヒゼヒ名画座に通うべし!
 というのも、清順はシネスコの画面すべてに情報と情緒を埋め込む。
 シネスコ画面の右上隅にも左上隅にも右下隅にも左下隅にも画面中央右側にも左側にも情報と情緒を埋め込む。
 デジタルデバイスの小さな画面では、追いきれない情報量であり、情緒量なのだ。
 その快を追い求めるべし。
 ブルース・リーも言っている。
 どんとしんく、ふぃーる。


e0178641_20541972.jpg◎池袋新文芸坐
4/23(日)~5/8(月)
追悼 鈴木清順 清順美学・その胎動期から開花まで
4/23(日)
関東無宿(1963/93分)
11:50/15:25/19:00
刺青一代(1965/87分)
10:10/13:45/17:20/20:55
24(月)
俺たちの血が許さない(1964/97分)
11:40/15:20/19:00
河内カルメン(1966/89分)
10:00/13:40/17:20/21:00
25(火)
裸女と拳銃(1957/88分)
12:00/15:30/19:00
暗黒の旅券(1959/89分)
10:20/13:50/17:20/20:50
26(水)
青い乳房(1958/90分)
9:45/12:55/16:05/19:15
すべてが狂ってる(1960/72分)
11:30/14:40/17:50/21:00
27(木)
「13号待避線」より その護送車を狙え(1960/79分)
12:10/15:35/19:00
俺に賭けた奴ら(1962/90分)
10:25/13:50/17:15/20:40
28(金)
らぶれたあ(1958/40分)
11:30/14:10/16:50/19:30
「恐怖劇場アンバランス」木乃伊の恋(1973/45分/BD)
「日曜恐怖シリーズ」穴の牙(1979/45分/16mm)※『木乃伊の恋』と『穴の牙』は続けて上映
9:45/12:25/15:05/17:45/20:25
以下 レイトショー(夜のみ)1本立て
4/29(土・祝)4/30(日)・5/1(月)
ツィゴイネルワイゼン(1980/144分)
2(火)3(水・祝)・4(木・祝)
陽炎座(1981/139分)
6(土)7(日)8(月)
夢二

e0178641_20565690.jpg◎神保町シアター
《速報》特集企画「追悼企画 映画監督・鈴木清順の世界」開催決定!
2017年6月10日(土)~7月6日(木)
主に日活作品を中心に、デビュー作『港の乾杯 勝利をわが手に』から遺作『オペレッタ狸御殿』まで全20作品を上映いたします。ご期待ください。

【映画監督・鈴木清順の世界】
6/10土~6/16金①
『港の乾杯 勝利をわが手に』1956年
『暗黒街の美女』1958年
『踏みはずした春』1958年
『影なき声』1958年
『密航0ライン』1960年
6/17土~6/23金②
『散弾銃の男』1961年
『百万弗を叩き出せ』1961年
『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』1963年
『野獣の青春』1963年
『悪太郎』1963年
6/24土~6/30金③
『花と怒涛』1964年
『肉体の門』1964年
『春婦傳』1965年
『悪太郎伝 悪い星の下でも』1965年
『東京流れ者』1966年
7/1土~7/6木④
『けんかえれじい』1966年
『殺しの烙印』1967年
『悲愁物語』1977年
『ピストルオペラ』2001年
『オペレッタ狸御殿』2005年

Seijun Suzuki: The Chaos of Cool

 Chaos of Coolは、それなりに清順を表していると思うが、いまいち言いえて妙感が足りないなあ(笑)。

Seijun Suzuki

このクリップは意図的にだと思うがあえて?清順的ベストショットを外し、ベターショットで構成している。クレバーなのか盆暗なのか。
 清順デモの写真に写っているのはハスミンか(笑)。

鈴木清順監督"浪漫三部作"予告編
Deep Seijun - Soundtrack of Suzuki Seijun's Taisho trilogy(鈴木清順 大正三部作 サントラ)

2013/05/07 に公開
ツィゴイネルワイゼン/Zigeunerweisen
1.ツィゴイネルワイゼン 00:00
2.骨のテーマ 05:27
3.数え歌 06:23
4.春の唄 07:01
5.狐の穴の中 08:03
6.中砂の唄 10:34

陽炎座/Kagero-za
7.陽炎座のテーマ 13:19
8.三度目の偶然 15:10
9.葬列 16:50
10.夜ン堀リ 20:36
11.和田のテーマ 21:24
12.麗人の唄 22:04
13.背中合わせの松崎と品子 23:20
14.陽炎座のワルツ 25:29
夢二/Yumeji
15.カフェ宵待草28:02
16.十五夜の晩に(しょっぱいな節) 30:10
夢二の秘密
17.蘭灯 作詞/竹久夢二 作曲/本居長世 30:43
18.別れし宵 作詞/竹久夢二 作曲/本居長世 31:42
19.なみだ 作詞/竹久夢二 作曲/山田耕筰 33:02
夢二
20.宵待草 作詞/竹久夢二 作曲/多忠亮 34:26

Tatsuya Nakadai on SANJURO

このシリーズもセンスあるなあ。

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by mukashinoeiga | 2017-04-17 20:57 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(1)

吉永小百合、なんてことするんだ(怒)

 ある人のツイッターを覗いていたら、別の人のツイートがあって、

 新文芸坐、本日の吉永小百合さんトークショーの整理券配布が8時からだったのが、路上の列がものすごいことになり、7時からの配布に変更したとのこと。シニア層に混じって僕はなんとか買えたものの、告知していた時間より1時間早く開けて、本来の時間前に配布終了って…こ、これはアカンやつや…。
 吉永小百合さんトークショー。整理券が気持ち少ないようだなぁと思ってたら、中に入ってびっくり。座席の4分の1くらいが関係者席となっていましたとさ…。しょうがないのかもだけど、整理券もらえなかった観客を思うとちょっと、なんだかなぁ。(以上引用終わり)

 たかが一女優(と、あえて、言わせてもらうが)の関係者席が、百人弱とは、何事か。スポンサー筋か、左翼市民団体筋か。
 たぶん推測するに、戦争映画特集の一環だから、アラ小百合さんトーク、聞きたいわー、という左翼市民平和団体関係かと、思われる。
 左翼は、これだからなー。一般ファンをしり目に、整理券を求めた長蛇の列を無視して、横入り。自称市民は、一般国民より、優先されるんだねー。

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by mukashinoeiga | 2016-08-07 23:24 | うわごと | Trackback | Comments(0)

「今日の名画座」というサイト発見

 紙の「名画座かんぺ」(のむみち)、ネットの★魅惑の名画座★に、つづき、
★今日の名画座★というのを、つい先日発見。遅まきか(笑)。
 アクセスすると、今、まさに、今日の上映スケジュールが、自動更新?されるという。
 自動更新?ゆえに、たとえば新文芸坐の2本立てが、離れ離れに表示されたり、ラピュタは上映順がばらばらに表示。
 ここら辺は改善の余地があろう。

 しかし、古くは下村さんの情報サイト、のむみちさんの、飯田蝶子マークに対抗?した左卜全マークの「名画座なう」?など、次々と現れ、消えていった。確かに、無償の行為としては、終わりのない情報更新は、きついものであり、ちょっとでも更新が滞れば、心が折れるだろう。個人の趣味的行為としては。
 そもそも極めて矮小な名画座業界及び、少数の名画座ファンのみを対象にしたサイトであり、発展性というものは、はなから期待できないし。
 反時代的(笑)な紙媒体にこだわったがゆえに、のむみちさんが注目されたのは、あくまで例外として、消えてはあらわれるこういう試みは、個人的営為としては無謀と知りつつ(笑)声援しかおくることができないが、ひそかに、声援したいものだ。。。

 なお、右側の柱の下のほうで、魅惑の名画座、今日の名画座を、ともに、常時アクセス可能にしました。同時に、オススメブログについて、小変更しました。

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by mukashinoeiga | 2015-04-23 23:14 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)

あまりに無謀な個性派映画館がオープン!(笑)

 この2月上旬に、横浜に、超ユニークな映画館が開館するらしい。
 そのいちいちのフォーマットが、あまりにユニークすぎて、ぶっ飛んでいる(笑)。
★映画とトラットリア 横浜にある小さな映画館 シネマノヴェチェント★
 閉店した映画バー、クリムゾンギャングの跡地を改装したものらしいが、客席数28席
 で、オープンプログラムは、イアン・シャープ「ファイナル・オプション」なる、1980年代の日本未公開イギリス映画。チラシは、いかにも70・80年代B級アクション風にデザインされていて、それはそれで楽しい。リチャード・ウィドマークも出るなんざ、うれしいね。
 しかし同館は、このB級アクションを、なんと一年間も「期間限定」で35ミリ上映するという。
 一日一回の上映で、後は東映Vシネなどをデジタル上映するというが、大丈夫か(笑)。一年持つのか(笑)。
 ナンセ30年前の、無名のB級アクションだぜ。無謀すぎるだろ。
◎追記◎これは当方の誤解らしく、東映Vシネ作品もフィルムで上映するようだ。

★シネマ ノヴェチェント開店まであと10日!★
昨日は「SAS(特殊部隊)人質奪還指令/ファイナル・オプション」の字幕同期上映テストを行いました。
途中で設定の不具合箇所があり、全編通しての字幕付き上映は次回に持ち越しとなりましたが、結果は上々でした。
明日からはオープニングの「東映ビデオ傑作選」で上映する作品を順次フィルムつなぎしながら試写をしていきます。
シネフィルながらまだまだ若いフロアマネージャーとアルバイト嬢は、今回ウチで上映する映画など見たことも聞いたこともないでしょうが、ウチで上映する映画は基本的に必ず見てもらう方針です。
もちろんすべてがすべて面白く感じられることはないでしょうが、面白くなかったのであればなぜ面白くなかったのか自己検証することで自身の映画鑑賞眼を研磨するとともに、たとえわずかでも面白い部分をみつけることで、興味のすそ野を広げることが出来るからです。
ましてや、今回のように、上映作品の監督さんがほぼ全作お越しくださる機会などまず、ないわけですから、思ったことや理解できなかった点など作者にダイレクトに聴ける千載一遇の好機に、常に恵まれていることを認識してほしいと思っています。
しかしながら、スタッフには本当に恵まれました。
当座は私と、メイン映写技師のK嬢を含めたこの4人で頑張っていこうと思います。(引用終わり)

 うーん、無謀というより、お花畑(笑)。
 饅頭屋さんの店員全員が饅頭好きでは、ないと思いますよ。饅頭好きじゃないけど、接客のプロ、運営のプロ、というのも、ありだと思いますよ(笑)。「基本的に必ず見てもらう方針」「たとえわずかでも面白い部分をみつけることで」「自己検証」とか、そんな無理しなくても(笑)。まるで、なんかの新興宗教か新左翼みたい(笑)。
 そもそも東映Vシネを、見たことも聞いたこともない人を、日本ではシネフィルなんて言いませんぜ(笑)。

★シネマ ノヴェチェント開店まであと77日!★
ザ・グリソムギャングを経営していた11年間で多くの配給会社さんとお付き合いさせていただきましたが、中には条件面で折り合いがつかず、お取引出来なかった配給会社さんも何社かありました。
シネマノヴェチェントとして再出発の暁には、そういった会社さんともパイプを作りたいと思っていたのですが、早々とミソがついてしまいました。
過去、お付き合い出来なかった配給会社さんのほとんどはあくまで条件面での折り合いがつかなかっただけで、その摺り寄せさえ出来れば取引出来たはずなのですが、業界11年程度の若輩ものの薄っぺらな経験値ではおよそ推し量れないこともあるのだと某ブラザーズさんが思い知らせてくださいました。
で、今回、あらためてオファーの連絡をいれてみたのですが、プリントの有無以前に、新規開館するのにあいさつ回りもしないのは何事かとまずは一喝。
11年間業界の末席を汚しておりましたが、そんな慣習があるとはつゆ知らず多くの配給会社さんとお付き合いしておりました。
菓子折りの一つも持って頭を下げてくるのが筋だろうと言うことらしいのですが、小売業の経験が長かった当方からすると劇場が小売店とすれば、配給会社は問屋であり、問屋にとって小売店はどんなに小さかろうがお客であるはずです。
小売店が問屋に菓子折りを持って挨拶に行く話など聞いたことがないので(というか、普通はこの逆です)、齢50を過ぎていながらお恥ずかしいお話ですが、本当に驚いてしまいました。
他に興行組合に入っているのかとか、取引相手は徹底的に調査するので時間がかかるのとか、キャパ28席の小屋がウチと何十万、何百万の取引が出来るはずがないとか、こちらがなにか悪いことでもしているかのように捲し立てた挙句、そちらとの取引はご遠慮申し上げると一方的に電話を切られてしまいました。
私は11年間、配給会社さんの請求書を踏み倒したことは一度たりともありませんし、興行組合にも加入しているし、調査したければしていただいて結構ですし、支払いは前金でかまいませんとも答えたにも関わらず、です。
お客なんぞいくらでもいるさと余裕をかませられる、アベノミクスの恩恵に預かっている会社などそうそうありゃしないと思っていましたが、どうやら間違いでした。
邦高洋低の興行界にあってもこういう対応が平然と出来る某ブラザーズは明らかに勝ち組の大会社です。
こういうボヤキを書くのもどうかと思ったのですが、某ブラザーズ配給作品をウチで上映することは永久にないでしょうから、そのご報告も兼ねてということで。(抜粋引用終わり)

 うーん、映画界の常識を知らないにもほどがある(笑)。小売にたとえているので、小売業界のたとえで話をしましょう。特にアメリカンメイジャー(日本支社)に顕著ですが、映画業界が没落?したいまでも、典型的大名商売。
 小売でたとえれば、メジャーなデパート、スーパーにしか、品物をおろさない。全国展開していなくても、その地方で有力なデパート、スーパーになら、考えないでもない。街場の、パパママショップ(というのも死語ですが)には、ゼッタイに品物を、出さない、そういうブランド品専門卸が、アメリカンメイジャー(日本支社)なんだと思います。
 28席の小屋なんて、論の外。都内の名画座も、洋画メジャーは新文芸坐くらいでしょう、あとメジャーと取引が出来るのは。あるいはバックに小学館がついている神保町くらい。でもあんまり無理はしない。できない。
 映画に関する弁護士業務を扱っていると伝え聞く弁護士がオーナーの、シネマヴェーラですら、アメリカンメイジャーとは、じか取引は、ないはず。
 アメリカンメイジャー(日本支社)と、その本社とのあいだには、おそらく、膨大な契約書の束が、存在する。なんせアメリカは弁護士と契約書がゼッタイですからね。
 ところが、日本の、特に芸能の世界では、口約束が絶対的。契約書なんて「他人行儀」は、なじまない。「兄弟、俺はいったん口にしたことは死んでも守るぜ」の「兄弟仁義」の、ヤクザな興行世界。
 契約書がゼッタイのアメリカ弁護士システムと、口約束の日本興行界。これをアウフヘーベン(笑)するには、「わかった、日本人よ、日本の興行慣習は、変えられないだろう。それは認めよう。しかし、どんな些細な契約不履行であっても、その不履行が発生したら、すべてお前が、かぶるんだぞ」っと。どんな些細な契約不履行であっても、日本支社が、その攻めを負う。
 こりゃー、コストパフォーマンスから言っても、28席のパパママショップには、売らんでしょうな。手間ばかりかかって、弁護士からいろいろ質問攻めにされて、儲けがないんだもの。 

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by mukashinoeiga | 2015-01-28 22:10 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)

神保町シアターに猛省を促したい(怒)

 神保町シアターには、ほかの名画座と違って、会員制度がないかわり、ポイントカードがあり、5ポイントをためると、1回無料となる。
 昨日、二ヶ月有効のこの特典が失効した(笑)。
 この二ヶ月間、神保町で、特に見たい映画を、やっていなかったのだ。
 これは、神保町に関しては、確か三度目だ。つまり、通算六ヶ月、同シアターでは、(ぼくにとって)見たい映画を、やっていなかったことになる。時間に限りがあるので、タダですら見たい映画がなく、ほかの名画座を優先しているがゆえの、失効である。
 これは、ほかの名画座では、ありえないことで。
 むろん、ひとによっては、神保町シアター最高! というひともいるであろうし、これは、あくまでぼくの個人的見解に過ぎないのでは、あるが。
 さらに期間限定のポイント特典が失効するのは、まさに個人であるぼくの責任では、あるが。

 ほかの名画座、特に阿佐ヶ谷、そして渋谷、京橋、たまに池袋では、万難を排してでも、これは見たい、という映画が、各特集のうち、1~数本は、あるのが、普通。特集によっては、多数のキャッチーな映画を、織り込んでいる。
 これを、希望としては、もれなく見るために、休日調整をする(笑)。時には、休日では処理しきれず、有給を使ったり、仕事帰りの最終回に、飛び込む。
 今月の渋谷の佐分利信特集などは、スケジュール調整が、困難であった(笑)。
 そういう万難を排してでも、これは見たい、という映画が、神保町シアターには、欠けている、というのは、ぼくにとっての、事実で、ある。
 ほかの人には、他の好みがあるので、ぼくには、わからないし、言及するつもりも、ない。
 
 まあ、まず、ぼくの映画選択基準が、おかしいだろうというは、事実だろう(笑)。
 名画座の、新たな特集チラシを手にしたら、まずは既見作を外して、未見作にチェックを入れる。
 未見のものは、どんなものでも、とりあえず全部見たいと、思う。何せ旧作邦画ジャンキーですからね(笑)。
 既見作でも、何せ記憶力に絶大な欠陥があるので、ほとんど、覚えていないものもあるので、これにも、準チェック(笑)。
 特に大映プログラム・ピクチャアには、タイトル、作品解説、主要役者一覧、を見ても、まぎらわしく、実際見たら、既見作であった、という危険なことが多発する(笑)。
 最近は、既見作を外すと、残り本数少なし、ということが、神保町シアターには、多い。ほかの名画座は、おいおいこんなに未見作があったら、スケジュール調整は、クローするぞ、ということが多いのとは、対照的で(笑)。
 結局、時間に限りはあるので、積み残しの山、というのも多い。
 そういうことが神保町シアターには、あまり、ない、と思う。
がんばれ(笑)神保町。

余談 イオンシネマには、六回見たら無料のポイントカードがある。
 ただしポイントカード自体は有料(笑)。200円。
 紙のポイントカードが有料なんて初めてじゃない(笑)。
 ワオン、ナナコなど、プラスティックのポイントカードの有料というのは、あるが。
 ま、有料でも、一回無料なら、お得だろう、という発想か。

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by mukashinoeiga | 2014-10-01 11:39 | うわごと | Trackback | Comments(0)

名画座オールタイムベスト(暫定版)

 現役より、亡くなってしまったものの方が、OLDモノ(旧作映画ファン)としては、愛惜あるのはモノの道理で。

1 三軒茶屋アムス西武
 セール期には、お客様のお買い物置き場になるゆえ、通年上映はなしの、特殊ホール。BC級の文芸映画の特集、しかも映画史上の名作定番、かっとんだアヴァンギャルドな「問題作」なんかなんか鼻も引っ掛けない、孤高の作品選択の素晴らしさ。個人的ポイントは、本多猪四郎(もちろん非特撮映画)と鈴木英夫と西村晃の特集。
 渋谷あたりの、こじゃれたミニシアターなんかより、何ぼか素晴らしい西武の文化的貢献であった。
 成立理由としては、地方デパートのセール期荷物置き場を、非セール期に何とか活用できないか、パーマネントな施設を作ったら、セール期には撤去できない、じゃあパイプ椅子をならべれば出来る、映画施設が適当であろうという、安易な発想の「鬼っ子」的スペース活用。地方デパートにも、シネフィルにも、双方納得な、安易かつ悪魔的スペース活用だ(笑)。
 現在、その特集精神を、ほのかにラピュタ阿佐ヶ谷が継いでいるのが、うれしい。

e0178641_2235835.jpg2 大井武蔵野館
 昼間の新東宝3本立て(ことごとくがつまらなかったりして>笑)の、むなしい罰ゲーム的味わいもあるが、お宝レイトの素晴らしさ。駄作凡作を見ることすら、うれしい。という、OLDモノの倒錯感満載ではありました。そのころは、その近辺に住んでいたので、見たあとは、Heroさんなどと、飲み会に突入、終電に乗り遅れて、朝までということもたびたび。始発に乗って、そのころはJRの始発のほうが早かったのか、五反田の川沿いの屋台で、朝っぱら5時ごろから、まずいおでんで呑み直しという事も、二度や三度では(笑)。いやあ、五反田の屋台や、大井の駅前のおでんは、ホントウにまずかった(笑)。冷凍素材を常温で放置だモノ(笑)。
 個人的ポイントは、閉館で、大勢の人が詰め掛け、群集状態のラストレイトが、ヘアピンサーカスという駄作(笑)。さすが大井。いやあ、閉館というと、わらわらと人が詰め掛けた典型でしたな。

3 京橋フィルムセンター
 ここでしか見ることの出来ないレアモノ多数。唯一無二。
 まあ、チラシの解説は、まったくのセンス絶無で、いまやっているEU映画特集なんて、こんなセンスない解説文で、お前、客が来なくていいと思ってるだろ、としか思えない「お・も・て・な・し」絶無は毎度。他の特集でも似たり寄ったり。最近また、映写精度は下がっている。お客の質(特に高年齢層)も、下がっている。

4 (旧)文芸坐
 遅れてきた映画ファン、清順ファン、日活ファンとしては、鈴木清順オールナイトでの異空間ぶりが、感動的。
 ぼくよりはるかに年季の入った常連ファンが、ここぞというときに場内を揺るがす拍手、「良し」という掛け声、極めて「整然」と、しかし「熱気」をこめて、1・2分に必ず一回は、盛大な拍手を、送る。
 現代ではまったく見られない、その「熱狂」は、日本では「ロッキー・ホラー・ショー」のはるかな先駆であった。
 映画館が、丸ごと「異空間」
になった、稀有な例であった。そういうコアなファンたちは、今、どこに言ったのか。感無量。

5 銀座並木座
 結構近場なのに、客質は、京橋とは雲泥の差。ぼくの知る限り、一番の上質の客たちだった(老夫婦たちが印象的)。定番中の定番を、繰り返し上映していた。小津・成瀬は、どの映画もどの映画も、大爆笑の渦。
 小津・成瀬を各種「デバイス」で見ている輩には、このふたりが大爆笑コメディ映画の作者であることは、決して、体感できないであろう。

6 アートシアター新宿(黙壺子(もっこす)フィルム・アーカイブ)
 新宿なのに、繁華街ではない、はずれにあって、田舎者は探すのに苦労した。なんだか業務倉庫みたいな建物で、サイレントや、いわゆるアングラ映画を見た。代表作は、やはり「フリークス」と「ピンク・フラミンゴ」の2本立て。
 主催者・佐藤重臣(近くの交差点の信号待ちしている、フィルムを持った彼を見た記憶?があるが)の、へんてこ振りがうかがえるのが、★「回想の黙壺子フィルム・アーカイブ」★

7 高田馬場ACTミニ・シアター
 雑居ビルの一室に、映画施設としては、あまりに天井が低い、つまり一般ビルであったため、アッと驚く発想で、映画館といえば椅子、という常識を逆転。寝転んで見る寝椅子を採用。
 のちの、カウチポテトのヴィデオ族を、先取りした。映画を見るという、極めて「自堕落な行為」を、先端的に象徴した発想、経営者夫婦が、離婚したなんて理由で、瓦解した、という記憶がある、きわめて私的な上映空間。
 観客にミルキーを配るという、意味不明な行為が不思議だったが、一歩進んで、缶ビールやつまみを売る、というシステムにすれば、酒飲み映画ファンとしては「完璧」だったか、と。
 しかし、まじめ?な左翼映画人が多く支持したとを考えると、ミルキーが限度だったか(笑)。
 確か鈴木清順特集のオフで、Heroさんなどと初めて会った、記念の映画施設(笑)。映画館とは、言いたくないプライヴェート空間で、あった。

8 三鷹オスカー
 とにかく、朝入って、出てくるとすっかり夜がふけている、長時間大作怒涛の3本立てが、拷問か快楽か(笑)。
 人生の無駄遣い感が、ハンパないシネフィル蟻地獄。帰りがけ、人でごった返す、商店街の買い物客が、なんと常識人に見えることか(泣)。個人的ポイントはもちろん、ヴィスコンティとかパゾリーニの3本立て。

9 浅草東宝
 オールナイトに通いました。シネフィルとホームレスと映画と。あけがたには、やはりHeroさんなどとデニーズで朝ビール。しかし、ここでオールナイトで見た映画の小品は、見たことすら忘れているので、あとで散々別名画座で「再会」しました。やはり、シネフィルとホームレスは、基本的に相性がいい(笑)。除く、匂い。

10 なぜか、いつも相性のよくないアテネフランセ文化センターとか、日本の一等地にこれはないだろうという洋ピン専門の八重洲スター座とか、いつも不思議な客層テアトル新宿とか、いろいろな映画館が、ここに、入ります。

◎追記◎下記、シモケンさんのコメントにより、追加しました。
1999年2月「名画座は今」大井武蔵野館閉館・シネマ下

亀有名画座 フィナーレ

◎おまけ◎シモケンさんの「労作」ですな。
東映マーク総集編「東映行進曲」

 しかし時代劇、仁侠映画、ヤクザ映画を通じて散々暴力を描いてきた東映の社歌が、平和を歌い上げているとは(笑)。同じ「社歌」?でも、「蒲田行進曲」の洒脱さとは、大違いで(笑)。
 後半のインストゥルメンタルは、社歌斉唱時のためのカラオケか。さすが後年カラオケ事業の東映だけはある(笑)。

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by mukashinoeiga | 2014-06-13 23:26 | うわごと | Trackback(3) | Comments(4)