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倉本聰「6羽のかもめ」淡島千景高橋英樹加東大介栗田ひろみ長門裕之夏純子桜むつ子

裏番組は超有名作、低視聴率に泣いた、と言っても主演が当時としても、淡島千景と加東大介じゃあねー。
 そもそもサセレシアさんのコメントのレスに、DVD化もされていない、と書いた後検索したら10年前にされておりましたがな(笑)。いい加減やなあ。

 で、ネット検索したらなぜか1羽(もとい一話)だけ残っておりまして。

6WANOKAMOME #15


 当ブログに載ると、速攻で消される傾向にあるので、素早く見てくださいね(笑)。
 しかし実質加東大介主演とは、映画TV通じてどの年代でもあり得ないこと。それを、あえて、やっちゃったのは、えらい!
 のちにセスナ機特攻自殺の前野霜一郎も、加東大介を揶揄する若手役者として出演。
 若手のころの高橋英樹ものほほんとして、よろし。
 しかしこういう「教養主義」(笑)のドラマが、このころはかろうじて作られてたんだなあ。
 ラスト演劇のドラマとして、出演者のすっぴん姿が披露されるのも珍。栗田、淡島の激変ぶり。加東の哀愁。まだ若手の高橋はともかく、化粧中で逃げた夏純子はづるいぞ(笑)。

e0178641_16271168.png6羽のかもめ(ウィキペディアHPより)
『6羽のかもめ』(ろくわのかもめ)は1974年10月5日から1975年3月29日までフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ。全26回。
団員の大量脱退により崩壊の危機を迎えた劇団かもめ座の残存メンバー6名が、芸能界で生き残ろうと悪戦苦闘するストーリー。本放送時キャッチコピーは「悲しいコメディ」。
原案は倉本聰。NHK大河ドラマ『勝海舟』を巡るトラブルによるテレビメディア不信がもとになっている。札幌市に転居後、偽名で発表した[1]。
低視聴率に終わったが、テレビ業界や芸能界の内幕を描き、同業界内で話題となった。放送終了後の1977年には、本作品のスタッフおよび出演者にエランドール賞特別賞が授与された。
高橋英樹の現代劇での連続テレビドラマ初出演作品。また、加東大介の遺作でもある。加東は本作の撮影中に体調を崩して入院したが、医師から許可を得て病院から番組収録に通った。しかし、それは家族やマネージャーの山崎洋子が加東の余命が短いことを知らされ、最後の仕事をさせたいと医師に頼みこんで実現したものだった。
本作でテレビ局の制作局長を演じる中条静夫は、それまでと異なるコミカルな役柄に挑戦し話題となった。(以上引用終わり)

 加東大介が亡くなっことにより、深夜に追悼番組が放送され、各者の思い出話や、「6羽のかもめ」の一話が再放送された。それはTVドラマとしては、異例のことだったろう。

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by mukashinoeiga | 2018-03-14 16:21 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

川崎徹広「陽のあたる椅子」

 阿佐ヶ谷にて。「現代文学栄華館 昭和の流行作家たち2」特集。65年、東宝。
 これは、隠れた小傑作ではないか。素晴らしい。1/15(火)まで、上映中。
 川崎徹広監督といえば、昨年の年末年始に、同じ阿佐ヶ谷で上映された★川崎徹広「豚と金魚」★が、大変面白くて、印象にのこっている。「ブタキン」は、ノー天気おばか映画コメディーとして面白かったのだが、本作はスリリングなサスペンス人間ドラマとして、面白い。なかなか、やるではないか。川崎徹広、注目したい。
 名物脇役役者・加東大介が主役を張った数少ない作は、みんな面白い、というのは、もはや、定説か。本作も、主演男優賞モノだよね。
 「ブタキン」の監督であり、タイトルといい、よくある源氏鶏太系C調サラリーマンモノ人情コメディかと思ったら、さにあらず。映像のいちいちに、サスペンスみなぎらせた、スリリングな一作であるとは。にくいぜ。
 むしろ鶏太というより、清張か。
 加東大介、まじめ一方のカタブツ庶務係長。それが、ある事件を契機に経理課長に。
 経理部員が横領を働き、田島義文課長が降格、清水元部長は、加東大介の昇格に強行反対、ところが加東新課長が挨拶に見えるや、「昇格おめでとう。君を推薦した甲斐があったよ」と、手のひら返し。
 誰もが、心を偽り、ひとが人に、一物腹に持つ。面白い、面白い人間ドラマ、この厚み。
 オープニング・クレジットからして、東宝らしからぬ、むしろ大映ティスト。傑作鈴木英雄「その場所に女ありて」を、さえ思わせるタッチでスタート。やるなあ、と思っていたら、本当にやっているのだ。うーむ。
 横領経理部員の妻・白川由美も、いいなあ。究極のサゲマン妻かと思ったら。
 誰もがだれも、思惑違いを胸に、秘めている。ちょっとずつ、思いがずれている。極上心理サスペンス。
 地味な脇役の充実。さりげなく、並行描写される、ヤリマンBG北あけみカップルの、伏線回収。すばらしい。

 カタブツなサラリーマン・加東大介の変遷が、とても素晴らしい。一種の凄みを感じさせなければならない、有島一郎が、彼特有の軽さなのが、カキンか。山茶花究では、どうだったか。

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by mukashinoeiga | 2013-01-12 01:33 | 傑作・快作の森 | Trackback | Comments(0)

井上梅次「雌が雄を喰い殺す かまきり」加東大介岡田茉莉子吉村実子露口茂

 阿佐ヶ谷にて。「娯楽の達人 監督井上梅次の職人芸」特集。67年、松竹。
e0178641_1948882.pngつまんねーエロふうの風俗映画かなー、だめな時期の松竹系だし、と期待値を下げて見に行ったら、あなた、これが意外と快作で。三隅研次「女系家族」並みというのは、ほめすぎだけど(笑)。
 まあ、端正の極地・三隅とくらべちゃいけない(笑)。なんせ、精力絶倫の加東大介社長、社長業のアフター5は、愛人三人をはしご酒ならぬ、はしご女。それぞれ愛人を囲っているマンション、やらせているバーなどで、愛人三人とイタすも、「まだまだ物足りない」と(笑)、その有り余る精力で、新たにホステスを愛人契約して即試食、さらに夜中の2時に家に帰ると、札束でほほをたたいて結婚した美人妻・岡田茉莉子にも、もよおし、風呂場でイタす。
 加東大介、あの独特のガンガン怒鳴りまわるスタイルで、精力絶倫社長を快演す。「俺は女とヤレばヤルほど、元気が出るんだ」
 一方、彼の娘・吉村実子は、加東が夜の2時に帰宅しても、まだ遊びまわって、帰宅していない。当時としては、相当のあばずれ娘だ。ブサかわいい吉村実子も、快演。

e0178641_19484895.png クロウト女を食い飽きた加東は、こんどは素人の処女を物色。メガネにかなったのは、社長秘書・香山美子。かくて、妻・茉莉子、娘・実子、新愛人・美子の、三つ巴の、加東の遺産目的の泥仕合が、始まる。
 女たちは、あるいは結託して、あるいは単独に、社長の命を狙う。
 これが、結構、面白いのだ。
 次々女を抱きまくる絶倫加東大介、いつもの加東とは違ったポジションが、楽しい。吉村実子(実は、加東の本当の娘、実子ではないというのは、ウケ狙いのキャスティングか)の、はじけっぷりもマル。社長秘書役に、いつもはクールな露口茂、情けない役も似あっとる似あっとる。
 こんな大人なコメディでも、井上エンタメ、はずさんなあー。

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by mukashinoeiga | 2012-10-05 20:02 | 傑作・快作の森 | Trackback | Comments(0)