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変貌する水谷豊 ちんぴら風「男たちの旅路」から英国紳士風「相棒」へ

水谷豊映画の代表作といえば、長谷川和彦「青春の殺人者」だろうが、ほくはこれを見ていない。
 というか、何度掛かろうが、一向に見る気が起こらない一本。ということで長谷川和彦は比較的コンプリートしやすい監督だと思うが(なんせこれまでに2本しか撮っていない)ぼくには永遠にコンプリート出来ないだろう。
e0178641_8535175.jpg ショーケンのことを、アニキーと呼ぶ人気ドラマも見ていないし、それ以外にも、ほとんど、見ていない。けっきょくぼくは彼の熱心なファンというわけでもなく、「男たちの旅路」と「相棒」だけの付き合いだ。
 その「相棒」シリーズだって、初期中期は全く見ていなくて、見るようになったのはここ四、五年のこと。しかも昨秋期シーズンは、実は一回も見ていない。水曜夜9時に家にいないか、いても忘れてる。
 ようやく最終回に当たる元旦スペシャルは見たが、例によって、飲みながら見ているので、終盤はうつらうつら状態に。
 どうも「相棒」シリーズは、特に終盤は、ぼくには低刺激過ぎるようだ。
 で、水谷豊だが。

 若いころのチンピラ風(でも根は真面目)から、現在の英国紳士風まで、変貌といえば、大変貌だ。
 一人の俳優が、これほどキャラ変するのも珍しいのではないか。
 しかもチンピラ風も英国紳士風も、どちらも、地上から1~2センチは浮いてるだろう、不自然な演技。
 例えば桃井かおりの不思議ちゃんキャラは、いかにもいそうな、自然さだが、水谷豊の、チンピラ風青年も、英国紳士風も、やはりヘンだ。いつも、彼は、浮いている。自然な演技では、ない。
 鶴田浩二は、「俺は若い奴らが、嫌いだ」と、嫌いなものは嫌いだ、頑固おやじだから、若い奴らをしかりつける。いわば情の世界だ。
 いっぽう「相棒」の水谷は、ときおり犯人に、ほほをぶるぶるさせて叱責するのだが、この演技は、いかにも不自然で、唐突だ。彼の怒りに、情が感じられない。
 情がなく、怒ることの、不自然さを、感じてしまう。ツルコウを真似しようとして、失敗する、ということか。
 うーん、よくわからない。
 あるいは水谷豊には、性のにおいを感じられない、ということもあるのかもしれない。
 「男たちの旅路」には、桃井かおりが鶴田に迫って、たじたじになる回があるのだが、鶴田には男の色気を感じても、水谷には、色気は感じられない(あくまで個人の感想です)。


Journey of Men: Pt.2 Ep.2 "Winter Tree"


Journey of Men: Pt.2 ep.3 "Voyage to Kushiro"


Journey of Men: Pt.3 ep.3 "Parting"


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by mukashinoeiga | 2019-01-23 08:47 | 旧作日本映画感想文 | Trackback(17) | Comments(2)

明けましておめおめ 今年もよろよろ(ぼく的あけおめ ことよろ)

シネ納めシネ初めというのを言い出したのは、たぶんぼくが初めて(笑)。
 もっとも京マチ子を京マチといい始めたのは…と、前に自慢(笑)したら、のえさんツイッターによれば、森雅之も、京マチ子を京マチさんと呼んでいた、と。
 そうだよなあ。
 ま、ここはぼくとモリマの表現方法が同じだった、ということにしておこう。

 さて去年のぼくのシネ納めは、なんと11月に終わってしまっていて、12月にはとうとう一本も見なかった。冬の寒さに、年寄りの骨身にこたえ、外出する気が、失せた。
 去年は、18歳以来、もっとも映画館に行かなかった。体力もさることながら、気力が、もう負けていた。
 休みの日も、部屋で、飲んじゃ寝、食っちゃ寝、飲んじゃ寝、たまにネットを覗く、という、まあ自堕落っちゃ自堕落な。
 二十歳前後のころから50代までは、休みの日には、いかに一本でも多く見るか、がテーマだった。
 今のぼくのテーマは、休みの日に、いかに家から一歩も出ないか、なのだ。情けない。

 そもそもなぜ、こうなったか、というと。
 去年の1月のある朝、目が覚めると、左臀部に大激痛。寝床から、起きて、立つまでに、数十分か。ネットでよく見るorzの状態でしばし苦悶す。
 結局一週間以上会社を休む。診断は坐骨神経痛。

 7月末の朝、やはり目が覚めると、今度は右臀部に大激痛。やはり、立てない。
 悶絶しつつ、二度目なのでやや冷静に、1月のときより、やや痛みは小さいな、とか、今日は日曜だから激痛を押して病院に行っても、医者は少ないかもしれない、と日ごろにない冷静な判断で、人生初、救急車を呼んだ。
 ついに救急車デヴュー(笑)。
 呼んで正解で、救急隊員があちこちの病院に電話しても、担当医がいないとか、次々に断られる。
 市内はもう無理で、二つ先の市の病院が、やっと、受け入れてくれた。

 まあ、話はまだまだ続くのだが、こういう辛気臭い話は苦手で、続きはまた後日。
 ただシネ初めだけは、今月中に何とか、済ませたい(笑)。


◎おまけ◎最近当ブログの記事ランキングになぜか、「男たちの旅路」が入っている。
 その記事から、動画を引用すると、

Journey of Men: Pt.3 ep.1 "Silver Sheet"


 説教させたら日本一のツルコウ鶴田浩二は、日ごろ水谷豊や桃井かおりなど若い奴らに説教しているわけだが、この回では自分より年齢が上の笠智衆や殿山泰司らに説教する。その趣向は如何。
 結果はさして変わらず。まあ、声のトーンを抑えたくらいか。
 わが身を顧みるに、もはやツルコウの年齢をトウに超えても、人に説教する柄でもなく。
 老人たちももっと過激でもよかったように思うが、NHKドラマの限界か。


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by mukashinoeiga | 2019-01-12 01:11 | 我ら盆暗呆け老人のじじいライフ | Trackback | Comments(0)