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青地忠三「瘤取り」傑作戦前アニメ

 FC2ブログ「パンドラの憂鬱」より。29年、横浜シネマ商会。
 ネットで拾ったアニメ。「海の神兵」より、滑らかな動き。素晴らしい。そのセンスは、約百年後の今日でも、ナウい(笑)。これは、凄いことだろう。
 ただ、BGMは、現代につけられたものらしい(湯浅ジョウイチ)。

Japanese Old Animation (1929) (「パンドラの憂鬱」HPより)

海外「当時から世界一だったのか」 昭和初期製作の日本アニメが大好評
動画の作品は、1929年(昭和4年に)に制作された「瘤取り」。
製作会社は「横浜シネマ商会(現YOKOCINE DIA)」で、監督は青地忠三氏、
作画は切り抜きアニメーションの名手であった村田安司氏であるようです。
現在ですと爺からこぶを取る伝説上の生物は鬼であることが一般的ですが、
この作品ですと、その役目は天狗になっています。
(13世紀前半頃に成立した「宇治拾遺物語」の「こぶとり爺」でも鬼が登場しますが、
 遠野など一部の地域の民話では天狗が登場するようです)。
80年以上も前に作られた作品にもかかわらず、
高い完成度を誇るこの作品に、海外からは驚きの声が寄せられていました。

Danemon's Monster Hunt at Shojoji-Japanese Animation 1935-Anime Cartoon

 あらゆるテクを駆使しつつ、「瘤取り」に比べるもなく、たるいとろい、センスの差は一目瞭然。妙にアメリカナイズされたベティちゃんみたいな「とらわれ」の「お姉ちゃん」が、女形的オトコ声に、ちと、びっくり。まあ、「瘤取り」に比べなければ、それなりの良作か。

Japan of the 1930's_2 color film

Japan of the 1930's_1 color film

 「ほんの数十年前までは、東京は、ありふれた都市の一つに過ぎなかった」って。江戸時代、すでに世界最大の都市であったのに(笑)。
 
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by mukashinoeiga | 2016-08-07 16:30 | 傑作・快作の森 | Trackback | Comments(0)