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<   2014年 12月 ( 18 )   > この月の画像一覧

千葉泰樹・安藤太郎「義人呉鳳」

 京橋にて。「映画監督 千葉泰樹Yasuki Chiba Retrospective」特集。32年、台湾プロ。
 登場人物は、台湾原住民。中国由来の呼び方では「蕃人」となる。そして、中国大陸からの移住者たち。
 大陸本国から出向の官僚である通事・呉鳳と、その妻、「蕃人」も含めた主要登場人物は、すべて日本人俳優が演じているようだ。エキストラは、台湾人か。

義人呉鳳 (64分・16fps・35mm・無声・白黒・不完全) <フィルムセンターHPより>
現存する最も古い千葉監督作品。1932年、千葉は河合映画から新興の富国映画へと移るが、同社は間もなく経営難に陥る。一方、台湾出身の映画監督・安藤太郎は同地で台湾人と共に映画プロダクションを設立し、その第1作として18世紀清朝の通訳官・呉鳳のよく知られた美談を千葉と共に映画化する。千葉は続けて同プロの第2作『怪紳士』(1933)も監督した。
1932(台湾プロ)(監)千葉泰樹、安藤太郎(脚)多藪詔啓(撮)池田専太郎(出)秋田伸一、津村博、湊明子、丘はるみ

 ★所蔵映画フィルム検索システム★によれば、
呉鳳 秋田伸一、妻良徳 湊明子、タッパン社若者イオン 津村博、テプラ社乙女トシカ 丘はるみ、とのこと。ここで言う「社」とは、村落共同体の意味。
 共同監督ということで、ふたりの役割はどういったものかは、わからない。日本人の役者を使った部分が千葉で、台湾人エキストラを使った部分が安藤だろうか。
 というのも、割とドキュメンタルな台湾人シーンの充実したすばらしさが特筆に価するのだが、のちの作風を考えると、千葉の演出とは思われない節もあるからだ。

 山の民である「蕃人」は、平場の町の人たちの首を刈る。いわゆる首狩り族だ。
 先祖の霊にささげるために首を刈る。伝染病の根絶を願って首を刈る。
 現在の視点で言えば、むちゃくちゃだが、のちの日本統治時代に至って、ようやく「根絶」された、「蕃人」の「蛮習」で。
 首を刈られる側の町の衆は、大陸からの移住者だろうか。
 これらの事情は最近の台湾映画の傑作ウェイ・ダーション「セデック・バレ」にも、垣間見もことが出来る。
 
『セデック・バレ』予告編

セデック・バレ-日本軍の会議


 のちの日本軍精鋭でも苦労した蕃社対策を、本作では、ひとりの中国大陸官僚が担うことになる。
「美談」というが「美談」過ぎないか(笑)。
 yossy jiangさんのブログ(貼り付けできませんでした)によれば、

台湾における清朝の「通事」とは、清朝の下級官僚であり、原住民語の通訳も兼ねていました。彼らは言葉が分かることと現地の出先責任者であることを良いことに、好き勝手なことをやっていました。日本が台湾を接収する前の→通事とはどのような者であったか:
「通事正利番人之愚,又甚欲番人之貧;愚則不識不知,攫奪惟意;貧則易於迫挾,力不敢抗。…..即有以冤訴者,而番語侏離,不能達情,聽訟者仍問之通事,通事顛倒是非以對,番人反受呵譴。…..其情至於無告,而上之人無由知。是舉世所當哀矜者,莫若番人矣。」
訳文:通事は未開の原住民の愚を利用し、更にその貧困さに乗じる;愚かであれば知らず分からず、奪い取ることは意のままだ;貧しければ頼ることを余儀なくされるから、反抗できない。・・・。。たとえ恨んで訴えたとしても、言葉はチンプンカンプンで、意味が通じず、裁判官が通事に聞けば、通事は是を非と言い逆にするので、原住民は逆にそしりを受ける。・・・。。その事情は訴えられず、上に立つものが知ることもない。世の中で哀れな者がいるとしたらそれは未開の原住民たちだ。
この漢族の「通事」の仕事を日本人に肩代わりさせて悪弊を解消したいと当時の台湾政府は考えました。そしてその仕事の一端をになったのが近藤勝三郎です。彼はどうやら日本人としての「通事」とはを示したかったようです。(引用終わり)

 まあそういう大陸通事の中では、呉鳳は比較的ましというか、突出していたのか。ウィキペディアによれば、

呉鳳(ごほう、1699年 - 1766年)は、中国清朝時代の台湾阿里山の官僚。福建省平和県出身。
阿里山の台湾原住民の、出草(首狩)を止める活動を行い成功したとされる。
1946年、中華民国政府は呉鳳の「捨身取義」の行為(原住民からは否定的な評価を受けている)を顕彰して台南州嘉義郡の蕃地を「呉鳳郷」と改称し、国民小学の教科書の中で呉鳳の物語を採用するなど、政治的に利用されることとなった。1987年9月9日、ツォウ族より政府に対し原住民差別政策の撤廃と、「呉鳳郷」を「阿里山郷」と改称し、呉鳳に関する内容の教科書からの削除を求める運動が成され、1989年3月1日に「阿里山郷」と改名され現在に至っている。
この逸話は、日本でも尋常小学国語読本で有名。(引用終わり)

 まあ、昔からの根拠不明な中国好きは、仕方ないとは言え、日本人の宿痾?の趣か。
 中国官僚のヒーロー化、お人好し過ぎるぞ日本人。
 とはいえ、一種の美談ヒーローものとして、本作は、よくできている。のも確か。

◎おまけ◎来年1月日本公開のウェイ・ダーション製作「KANO」。舞台となるのは、嘉義農林中学野球部。
《KANO》六分鐘故事預告

 お正月の「バンクーバーの朝日」とかぶって、二番煎じと受け取られないか、心配。

【KANO 幕後直擊】人物篇-日本球員(大倉裕真.飯田のえる.山室光太朗)


台湾映画 セデックバレ 時空を超えて霧社街へ、動画版

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by mukashinoeiga | 2014-12-14 11:59 | 千葉泰樹 ヤスキ節の愉しさ | Trackback(17) | Comments(0)

山本薩夫「政権交代~2009夏」(再掲載)

 当ブログのアクセス解析で、妙に古い記事がヒットすると、あれ、こんなの書いていたっけ、と読んでみたくなる。
 読んでみたら、意外と自分受けしたので(笑)再掲載するしだい。ま、ご笑覧。

OLD映画暫定版キャスティング
<自眠党>
麻生総理   成田三樹夫
与謝野薫   中村伸郎
細田博之   織田政雄     
舛添要一   船越英二
古賀誠    宮口精二
中川秀直   加藤武   
鳩山邦夫   加賀邦男
中川昭一   三井弘次
小池百合子  茶川一郎(女装)
小泉純一郎  日守新一
小泉Jr   加藤春哉
安倍晋三   沢田研二(現在の)
安倍アッキー   田中裕子
森喜郎    安倍徹

<眠集党>
鳩山党首   藤木悠
小沢裏党首  天津敏
岡田克也   平田明彦
管直人    斎藤達雄
長妻昭    小沢昭一
渡部恒三   伊藤雄之助

<公迷党>
太田党首   夏川大二郎
池田裏党首  柳永二郎

<社眠党>
福島党首   横山道代
辻本清美   中山千夏
土井たか子  三好栄子

<共惨党>
志位党首   東野英心

<知事・他党>
東国原英夫
橋下徹    下條アトム
森田健作   石立鉄男
亀井静香   上田吉二郎
田中康夫   田中春夫   
田中真紀子  南美江

<マスコミ関係>
朝日政治部  ソン・ガンホ
       イ・ビョンホン
NHK政治部 コン・リー
       チャン・ツィイー

<その他>
お笑い芸人  ビートたけし
国民栄誉賞女優 森光子
ナレーション 鈴木瑞穂

●追記  途中の状態で、あげてしまったため、読み返してみたら東国原英夫がブランクでした。この人の役はとうとう見つけられないため。誰か、いい人がありましたら、映画流れ者にて、教えてください。そのほかの人も、いや、こっちのほうがいいよ、というのがありましたら、よろしく。 (以上引用終わり)

 そういえば、もうはるかかなたの記憶だけれど、亀井静香の対抗馬として、ホリエモンが出たのか(遠い目)。すっかり、抜け落ちている。誰が適役だろう。
ホリエモン  伊集院光

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by mukashinoeiga | 2014-12-14 08:25 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(5)

12・14どこに投票すべきか

 先日事前投票を済ませてきました。
 選挙区は自民、比例は次世代。
こういうことを書くと、ネトウヨとか自民信者とか「揶揄」される(左翼諸君や中韓諸君にね)わけだが、もちろん自民や次世代の党を、「無条件に信奉」しているわけではない。
 各政党をかんがみるに、
 最低と最悪と論外と問題外と門外しか、いない。
 そのなかで「唯一」の「部分的にかろうじて、合格点」に、投票せざるを得ないではないか。

 特にぼくの選挙区では、野田佳彦を、落としたい(笑)。そのための唯一の「可能性」が自民党だが、もちろん野田の当選は、絶対確実とのことで、ぼくの「一票」は死票となる。残念だ。
 比例区の次世代も「死票」になりそうだが、他の選択肢がないのだから、仕方がない。

 「一強多弱」の現在であれば、次世代も含め、弱小野党に投票することは「広義の死票」だ。
 弱小野党は、結局政治はできない。
 弱小野党は、政局しか出来ない。しかも、まったく役に立たないような。
 政策論争など影もなし、ウチワがどうの観劇費がどうの。
 そういうのって、せいぜいマスコミや、市民オンブズマン団体程度の領域ではないか。
 政治家が「一心に」追求すべきことか(泣)。
 レンホーさかしゅうして牛売りそこなう。あ、牛を売りそこなったのは海江田か。
 野党でも与党でも、すっかすっかな民主党。
 そうして弱小野党は「党の顔」に、オーラある人物をそろえなければいけないのだが、イロモノ海江田をのぞけば、見事にオーラなしばかり。社民党や江田や共産党、見事にオーラなし。
 考えてみれば、イロモノの鳩山、菅のあとの、一見誠実風な野田は、ずいぶん得をしていると思う。

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by mukashinoeiga | 2014-12-14 01:04 | うわごと | Trackback | Comments(0)

曽根中生「花嫁に手をだすな!わが子は殺人者」

 渋谷にて。「追悼特集 曽根中生伝説」特集。80年、テレビ朝日・にっかつ。
 なかなか面白い、いや、見ている最中わくわくドキドキのハイブリット快作。あと2回上映。ほぼ絶対のオススメ。真の意味での、希少価値満載の快作。
以下、ネタバレあり。

『花嫁に手をだすな!わが子は殺人者(デジタル)』公開:1980年 <渋谷シネマヴェーラHPより>
主演:鶴田浩ニ、本間優二、森下愛子、岡田英次、平田昭彦、山谷初男、野際陽子、草薙幸二郎
曽根監督唯一のドラマ作品。原作はパトリック・クェンティン。唐突な自殺によって妻を失った男が、殺人犯の罪を着せられた一人息子の冤罪を晴らそうと奮闘する物語。父性愛溢れる父に鶴田浩二。曽根中生×鶴田浩二の奇跡のコラボを見逃すな!

 本来ありえない(笑)曽根中生×鶴田浩二。
 日活ロマンポルノの曽根と、ポルノには顔をしかめそう?なツルコウのコラボ。
 まずプロローグの、のちに鶴田の妻と判明する女性(なんと柳川慶子?それとも町田祥子?)の、簡にしてスタイリッシュな自殺シーンに、うなる。
 そして出版社社長・平田昭彦の、新妻に、当時魅力絶頂の森下愛子という設定に、ボーゼン(笑)。
 ありえないだろ。
 森下愛子が、なぜ推定約2.5倍年上の平田昭彦の妻になったか、というと、それは父・岡田英次が二重にも三重にも、悪い(笑)。
 任侠スタア・ツルコウが、マンションの8階に住むサラリーマン(平田の会社の営業担当専務)という設定にアゼン(笑)。いい年こいて、8階まで階段で行く、エレヴェータ不使用のツルコウに、慄然(笑)。
 まあ、若いころは松竹で、のほほんサラリーマン青年を快活に演じていたのだから、そのン十年後の姿ということで見れば、違和感はないのか。
 タイトル「花嫁に手をだすな!わが子は殺人者」の、ジャンル分類不能?さ。前段と後段のつながりが、見えない。奇妙な、隔靴掻痒なタイトル。
 わかってみれば、鶴田の一人息子・本間優二が、鶴田親友の新妻にちょっかいを出して、あげく年上夫・平田昭彦を、殺してしまった疑い。
 しかし、下手なつぎはぎの違和感のみが残る、無理やりの珍タイトル。
 ドラマは、いかにもパトリック・クェンティンらしい、直線ではない、紆余曲折のミステリ。くねくね、小出しのどんでん返しが楽しい、先の展開が読めない、いかにもフレンチなねちねちミステリ(ほめていえば、エスプリの利いた、ウイットある小粋さ)。

花嫁に手を出すな! わが子は殺人者 <テレビドラマデータベースHPより>
妻が謎の自殺を遂げ、息子は殺人犯の疑いをかけられる。家庭崩壊の中で真相を追う中年男。
キー局 ANB 放送曜日 土 放送期間 1981/06/27 →ヴェーラと1年違うが。
放送時間 21:02-22:51 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 土曜ワイド劇場
主な出演 鶴田 浩二、町田 祥子、本間 優二、平田 昭彦、森下 愛子、野際 陽子、岡田 英次
主な脚本 安倍 徹郎(安部 徹郎)
主な演出 曽根 中生
原作 小林 久三(一部資料では、パトリック・クェンティン) →え、えーえっ!(笑)
局系列 ANN

 土曜ワイドのルーティンなのか(当方いわゆる2時間ドラマは、ほとんど見ていなかった)冒頭主要キャストのショット付紹介のあと、脚本家、監督も、顔写真つきクレジット。なんと作家主義?な、クレジット。
 まず、年はとっても、相変わらずの、ツルコウの口跡に酔う。聴いてるだけでエクスタシー(笑)。
 真のスタアのみがらくらく表現できる、セリフの妙味。エロキューションだけで観客を魅了する、真のスタアの特権的台詞回し。
 NHKのTVドラマ「男たちの旅路」どうよう、若いバカもんを、淡々と、しかし情熱をこめて、この二律背反をらくらくと止揚する、魅惑の台詞回し! その快楽。
 バカな若者(若いバカ者)を説教する年配者を演じて、やはり日本一だツルコウ。説教のエクスタシーを演じうる唯一無二の存在。健さんでも、さすがに、ここまでの境地には、達しまい。
 うさんくさい文太など、もちろん論外だ(笑)。
 そして、ツルコウが説教するバカな若者(若いバカ者)が、本間優二(笑)。いやあ、なんというフィット感(笑)。
 しかし、本間優二には、絶対の安定感で説教のツルコウも、その相手、こんなに若いのに、こんなにかわいいのに、絶対ファムファタールな森下愛子には、たじたじ(笑)。
 まさにご婦人は理不尽を地でいき、なおかつ圧倒的な清純派(笑)。絶頂期の森下愛子の凄みというか、愛らしさ。
 森下愛子、もし映画全盛期に彼女がいたら、若尾文子レヴェルの大女優になっていたのではないか。いや、少なくとも、叶順子では、あったろう(笑)。
 そして橘侑子、野際陽子など、いつも後ろ暗いことを考えてそうな「悪女」女優の素晴らしさ。動揺した野際が、思わず英語での捨て台詞にも、爆笑す。
 鶴田の弟役に、山谷初男。似合ってへんやろ(笑)。刑事に高橋明、タクシードライヴァーに佐竹一男など、日活脇役陣の出演も目立つ。
 そして本間優二を匿う、眼鏡っ子小説家に鹿沼えり、その不審な行動のいちいちが楽しい。そういう日活由来(森下も含めて)と、東宝由来の平田、柳川、TVや新劇の野際、岡田、橘、そして映画会社渡り鳥の鶴田の異種格闘戦めいたコラボが、雑然としていて、楽しい楽しい。グッド。

 ただし、ツルコウ、あまりにどっしり構えすぎて(笑)本来は息子の無実を証明すべく活躍するはずが、弟・山谷初男、警察に、手柄?を横取りされる始末。
 わずかに、山谷に先導されて、九段下駅から出てくるシーンに、微苦笑。
 何度もいうが、たった一回きり放送されただけで、死蔵されるTVドラマ、何とか見れるシステムを構築すべきだろう。

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by mukashinoeiga | 2014-12-09 03:51 | 傑作・快作の森 | Trackback | Comments(0)

淳子ちゃんと百恵ちゃんと昌子ちゃん

花の高三トリオ ファイナルショ- ③ 森昌子・桜田淳子・山口百恵

 桜田淳子の結婚相手は?という、欽ちゃんの質問に、森昌子は「誰でもいい(のでは)」 と答え、将来の集団結婚式を予言?(笑)。

森昌子・桜田淳子・山口百恵『初恋時代』
 同作のスチール集&主題歌。
 ただしアップ主の意向で、貼り付けることが出来ない仕組みになっている。

Momoe Yamaguchi - Classics Medley
 山口百恵に関しては、上記ユーチューブ映像が、なかなかスタイリッシュで、クール
 ただしアップ主の意向で、貼り付けることが出来ない仕組みになっている。
 百恵ヒットメドレー。

ビューティフルサンデー アイドル歌手多数
 70年代AKBと言った趣き。
 ただし青組?は、百恵淳子昌子アグネスチャンキュンディーズと、メジャー級だが、白組は、誰だかわからない。この組み合わせはナニ?
 ただしアップ主の意向で、貼り付けることが出来ない仕組みになっている。

 以上は★淳子ちゃんと百恵ちゃん/ユーチューブ★より。昌子ちゃん表記がないのは、解せない。

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by mukashinoeiga | 2014-12-07 02:01 | 桜田淳子:変貌するアイドル | Trackback | Comments(2)

千葉泰樹「若い恋人たち」

 京橋にて。「映画監督 千葉泰樹Yasuki Chiba Retrospective」特集。59年、東宝。あと1回の上映。
 この手のラヴコメ系ホームドラマは、はずれなしの千葉泰樹、本作も、と期待して見に行ったら、さすが、ハズさんなァ、の快作。
 楽しいセリフ満載のオリジナル脚本を得ての、快演出。
 主人公・宝田明も、意外な好演で、叔父の会長・加東大介、快紳士・上原謙も相変わらず楽しい。
 55年の鈴木英夫「不滅の熱球」で、ほんの軽いキスシーンを恥ずかしがって嫌がり「そういうことは、好きな人としかいたしません」と言っていた純情娘・司葉子も、本作では、大胆に宝田明と、連続濃厚キス。ああ、歳月は人を待たないなあ(笑)。
 なお、勤め先のバーからかえって来て、母・滝花久子に、お茶漬けでいいかい、タラコがあるから、あんた好きでしょタラコ。
 と言うことで、司葉子、太いタラコにかぶりつくのだが、これは明らかに狙ってるだろ千葉泰樹(笑)。
 本作の翌年の小津安「秋日和」で、ハラセツ・司葉子の母娘は、なぜか恥ずかしがって、タラコを「たの字」とか言う符丁で呼ぶのだが。
 おそらく小津安は本作を見ていたに違いない(断定)。そして、
オレの葉子ちゃんは、ブッといタラコにかぶりつくような娘じゃあないっ」と、ばかりに「秋日和」を作ったのでは、ないか(笑)。

若い恋人たち (94分・35mm・カラー) <フィルムセンターHPより>
光学会社の青年技師・修一(宝田)は、社長である叔父の推薦する令嬢との良縁を拒否し、銀座の酒場で働く和代(司)と結婚してしまう。親の命令で修一を偵察することになる妹(団)だが、彼女にも愛する男性ができる。笠原良三のオリジナル脚本による青春恋愛映画。
1959(東宝)(監)千葉泰樹(脚)笠原良三(撮)西垣六郎(美)河東安英(音)黛敏郎(出)宝田明、司葉子、団令子、夏木陽介、加東大介、有島一郎、上原謙、北あけみ、久慈あさみ、若水ヤエ子、滝花久子、沢村貞子、久保賢、宮田羊容、布地由起江

なお当ブログの過去記事★小津漬の味10<小津家の兄妹>あるいはまとめに走らない、まとめ★に、よれば(笑)、

 謎めいた小津映画の中でも、生涯独身の小津がなぜ、かくも結婚問題にこだわるのか、というのも疑問のひとつ。そこで思い返してみると、小津映画の結婚とは、普通の、いわゆる「結婚」とは、違うのではないかと。
 つまり、どういう結婚かというと、その結果、狭義的には家族が増える結婚ではないということだ。必ず家族から人が減る結婚なのだ。必ず人が減ることが、その家族にとって、残される家族構成員にとって、慶事であるかどうか、かなり微妙な問題である。時によって、ヒロインの結婚相手の男をまったく映さないのも、そうしたことではないのか(『晩春』『秋刀魚の味』)。
 ミッキーナルセが一瞬の交通事故で済ませるようなことを、小津安は丸まる一本の映画分の時間を使って描写している、ということではないか。
 みんなが寄ってたかって、酒と食事を楽しみつつ、家族を減らすべく相談しあっている。
 特に『晩春』の笠や『秋日和』の原節は、一人取り残されることにより、家族という括りそのものすら消滅してしまう。この笠や原節が再婚しないのは、そんなことをしたら<家族が増えてしまう>からなのだ。『秋刀魚の味』の長男夫婦が子供が出来ないようにしているのも、『麦秋』の、現状なら近所の二本柳寛家に原節が嫁げば、擬似家族としてのこの二家族に家族がそれぞれ増えてしまう、だから二本柳家ははるか遠くの秋田に行くのである。たらこ、が、たの字、としてタヴー視されるのは(『秋日和』)、その圧倒的な卵の量によるのではないか。
 小津の家族たちは執拗に加算を禁じられている。それは、たとえば、小津安映画のうなぎ屋に昼飯時にほとんど客がいなかったり、『東京暮色』の藤原釜足のラーメン屋にはいつ行っても、ほとんど客がいなかったりすることと関係があるのだろうか。で、あるならば、それは、(一般的な)世の無常とは、たぶん、関係ないのだろう。(引用終わり)

 小津の家族たちは執拗に加算を禁じられているその最大の例証は、ホームドラマでありながら、小津映画では、一貫して、一人の赤ん坊も生まれたためしがない、この異様さで
 と言うわけで、司葉子がブッといタラコにかぶりつく問題(笑)は、いがいと奥が深い?のでした。閑話休題。

 本作に話を戻せば、昔からのおなじみの俳優たちを遊び倒す、千葉泰樹の楽しさ。加東大介しかり、上原謙しかり、特に上原の二枚目半ぶりは、楽しくて仕方がない。
 二枚目紳士なのに、けんかすると強い、というのは、千葉泰樹「丘は花ざかり」同様。藤本プロ仲間成瀬巳喜男と、正反対の上原扱いが、面白い。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

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by mukashinoeiga | 2014-12-04 09:42 | 千葉泰樹 ヤスキ節の愉しさ | Trackback | Comments(2)

野田佳彦演説会で大爆笑(船橋)

 昨日京橋に向かうため、船橋駅。
 南口に妙に人だかりがしていると思ったら、案内マイクで、これから野田佳彦が選挙演説をするという。ふーん。
 で、その次のマイクでの一言に大爆笑。
「当初は北口での演説を予定していましたが、他候補とかち合いましたので、南口に変更しています」
 駅前演説会での陣地取りすら失敗する男が、ついこの前までの、日本国最高責任者なのだ(笑)。
 これじゃあ外交連戦連敗もやむなし(笑)。中韓に土下座外交の民主党を象徴して余りある(笑)。
 本人が登場して、「今回の解散に大義なし」「選挙費用700億円の無駄遣い。そんなことをするくらいなら、なぜ国民にばらまかないのか」(大意)。

 別に聞きたくはないのだが、マイクを使っているので、歩行中に、聞こえてしまう。
 今回、朝日などのマスコミも、民主党などの野党も、盛んに「大義なし大義なし」とシュピレヒコール?しているが、こんなことははじめて、聞いた。
 そんなに、朝日や民主党は「直近の民意」を聞きたくはないのかね。
 朝日はじめ、大手マスコミは、毎週毎週、「次の選挙での投票先」の世論調査をやっているではないか。毎週毎週アンケートで聞いているということは、つまり理論上、毎週総選挙がありうべき、と言っているのと同じではないかな(笑)。
 なのに実際の総選挙はダメって。
 やはり、朝日や民主党は、民主主義を否定しているのか(笑)。
 「直近の民意」を否定するのか。
 そういえば、最近のマスコミは「直近の民意」なんていわないな。麻生政権の頃など、マスコミは、「直近の民意」「直近の民意」の大合唱だった記憶があるが(笑)。
 民主党政権や、第二次安倍政権では、そういえば、さっぱり聞かないなあ。

 何で、こんなに民主党は「直近の民意」を聞きたがらず、大義なしと、退儀がっているのか。
 うそでもハッタリでも、政権交代のチャンスでは、ないか。
 そうして、民主党は、嘘とハッタリが大好きなのではなかったか。

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by mukashinoeiga | 2014-12-03 03:51 | うわごと | Trackback | Comments(0)

菅原文太もまた死す

 高倉健に続いて。
 東映で一時代を築いた健さんに続いて、その次の時代をになった文太までもが。
 東映関係者、映画ファンにとっては、盆と暮れがいっぺんに来たようなものか。
 ぼくには健さんほど、思い入れがない。
 代表作「仁義なき戦い」シリーズは、実は主演作は、少ない。集団ドラマの、代表者の一人といった趣き。もちろん映画は、傑作であった。
 「トラック野郎」シリーズも、数本しか見ていない。
 文太の、いわゆるパブリック・イメージ、短髪、浅黒い精悍な顔をてらてら光らせて、額に青筋立てて、男を殺(ヤ)ったり、女をヤったり、そういうのが、あまり好きではないせいだろうか。
 若いころの、新東宝、松竹などでの、<雑味ある二枚目>も、イマイチで。
 俳優を離れてからは、世に左翼崩れと言う言葉があるが、このひとは左翼上がり、というべきか。

 個人的には、健さんの陰に隠れて、片山明彦の死が気にかかる。役者を辞めてだいぶたつし、もう忘れられた人なので、世間の話題にもならないのは、仕方がないが。

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by mukashinoeiga | 2014-12-02 08:22 | うわごと | Trackback | Comments(0)