カテゴリ:架空映画妄想キャスティング( 13 )

市川崑「黒い十人の女」は愛されキャラ船越よりモリマ主演で見たかった(笑)

そうでしょ皆さん(笑)。
e0178641_2242895.png 本妻 中北千枝子。
 愛人たち デコちゃん 京マチ 若尾文子 岡田茉莉子 久我美子 野添ひとみ 堀越節子 原節子 その他その他
 黒2点の男愛人 三船敏郎 三国連太郎

 いや、絶対これは船越じゃない! モリマでしょ(笑)。 
威勢よく虚勢を張り、デモいざ守りに入るとビビりまくり、シュンとして、開き直り、逃げまくる。
 これこそ、ザ・モリマじゃあないですか(笑)。
 市川崑、一生の不覚!





黒い十人の女 予告篇



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by mukashinoeiga | 2018-10-18 21:56 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

是枝裕和「イ・ナ・ヅ・マ her lightning」広瀬すず渡辺直美滝川クリステル阿部寛

その現代版を妄想する。ミッキー成瀬「稲妻」52年、大庭秀雄「稲妻」67年に続く現代版を考えてみる。

e0178641_244613.jpg是枝裕和「イ・ナ・ヅ・マ her lightning」18年/東宝
■監督:是枝裕和/原作:林芙美子/
■出演:広瀬すず 渡辺直美
四人の子どもの父親の人種がみんな違うという複雑な母子家庭の物語。原作は林芙美子の同名小説で今回の東宝版では、家族からの脱出を試みる末娘を広瀬すずが好演。
 
ミッキー成瀬版   大庭秀雄版    是枝裕和版
清子高峰秀子    倍賞千恵子    広瀬すず(父親が日本人)
光子三浦光子    浜木綿子     渡辺直美(父親が黒人)
縫子村田知英子   稲垣美穂子    広瀬アリスまたは滝川クリステル(父親が白人)
嘉助丸山修     柳沢真一     ソ・ガンホまたはイ・ビョンホン(父親が朝鮮人)
おせい浦辺粂子   望月優子     大竹しのぶ または高畑淳子
龍三植村謙二郎   穂積隆信(竜吉) 坂上忍またはバナナマンか雨上がり決死隊のどっちか
綱吉小沢栄     藤田まこと    阿部寛
田上りつ中北千枝子 宗方奈美     カフカ
国宗周三 根上淳  削除       星野源
つぼみ香川京子   削除       新垣結衣
広瀬すずの会社の同僚         綾瀬はるか または夏川結衣

最近の南朝鮮映画はまったく見ていないので、昔の映画人をテキトーに上げました。より若い人でもっとテキトーな人が、いるかと思います。

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by mukashinoeiga | 2017-12-29 01:26 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(6)

レンホーおばさんの空中浮遊(たま「れいこおばさんの空中遊泳」替え歌)

♪レンホーおばさんが党で浮いている~
e0178641_1958843.jpg嘘つきながら どんどんのぼせている
安倍疑惑があふれた国会に 朝日の刺激を受けて
レンホーおばさんが国民から浮いている
レンホーおばさんは息を吸い込んで
嘘や捏造びゅんびゅん吐いている
下をながめりゃどこかのおやじが秘密文書を燃やしつづけている
レンホーおばさん キッと目をやり飛んでく
レンホーおばさん レンホーおばさん レンホーおばさん もどっておいでよ
レンホーおばさん レンホーおばさん レンホーおばさん 今すぐ現実に え~
レンホーおばさんは現実を飛び越え続け
のどの渇きを必死にこらえてる
そんなに飲みたきゃ飲めばいい 揚子江の水でも飲めばいい
民進の将来なんてどこにもないんだよ
レンホーおばさんどんなに反日しても そこにいることぼくにはわかってる
真っ赤なろうそくに明かりが灯れば レンホーおばさん子猫をいじめる
煽ってくると思っていたんだよ
レンホーおばさん レンホーおばさん レンホーおばさん もどっておいでよ
レンホーおばさん レンホーおばさん レンホーおばさん 今すぐ現実に え~
レンホーおばさん レンホーおばさん レンホーおばさん もどっておいでよ
レンホーおばさん レンホーおばさん レンホーおばさん 今すぐ現実に え~
今すぐえ~ 今すぐえ~ 今すぐえ~

【LIVE】たま れいこおばさんの空中遊泳・オゾンのダンス

 やはり、イマイチでしたな(笑)。昔は好きでした、たま。今でも、たまに(笑)聞きたくなります。竹中労のたま本も愛読しましたが、日本のビートルズ、というのは、ちょと褒めすぎ(笑)。

イカ天 レア 日本イカ天大賞フルバージョン/たま/さよなら人類 1989年アマチュアバンドコンテスト

『たまの映画』予告編

たまの地方巡業。石川浩司さんが若いです

たま 石川浩司転落事件 さよなら人類

たま まちあわせ 「イカ天 5週目」

たま らんちう ヒットスタジオR&N

たま 特集「ミッドナイト・ジャーナル」


 ぼくもかつてそうでしたが、十代思春期少年特有の妄想ポエム(笑)の、もっとも良質なのが、たまなのか、と。

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by mukashinoeiga | 2017-07-17 19:58 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

架空映画妄想キャスティングを特集新設しました

当ブログの特集(カテゴリ)を、また一つ増やしました。
 ま、内容はそのまんまなんですが、もっと妄想していたはずなのに、意外と少なかったなあ。
 特にヤマサツなんて、もっといっぱい妄想していたはず(笑)。ニフティ時代だったのか(泣)。

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by mukashinoeiga | 2017-05-08 19:50 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

山本薩夫「ゴミだらけの森友学園」(超暫定版)

架空映画の配役ごっこ(笑)。暫定(笑)。
e0178641_18433420.jpg
森友学園
籠池理事長 西村晃
籠池夫人・ 清川玉枝
籠池息子

安倍政権界隈
安倍昭恵・ 和泉雅子(現在)
安倍晋三・ 石原裕次郎(晩年)
菅官房長官 中村伸郎 

民進党界隈e0178641_18211892.jpg
謝蓮舫・・ チャン・ツィイー(目吊り上がり系)
ノダメ幹事長 上島竜平
辻元清美・ 中山千夏
山尾志桜里 椿鬼奴
小西博之・ 砂塚秀夫
鳩山由紀夫 トニー谷(髭なし)
菅直人・・ 田中康夫

共産党
志位党首・ 東野英心

維新の会
足立康史・ 横山やすし
松井府知事 西川きよし
橋下徹・・ 菅野完

社民党
福島瑞穂・ 横山道代
落選党首・ 有島一郎

海外
トランプ・ ジョージ・ケネディ
プーチン・ 成田三樹夫
メルケル・ 千石規子(丹下キヨ子に変更)
習近平・・ 三波伸介(柳永二郎に変更)
王毅・・・ 戸塚睦夫
江沢民・・ 伊東四朗
金日成・・ 池田大作(中村鴈治郎に変更)e0178641_1822377.jpg
金正日・・ 高木ブー
金正恩・・ なべおさみ
金正男・・ 三波伸介
バククネ・ 若水ヤエ子

東京都界隈 
小池都知事 中村玉緒
石原慎太郎 谷啓
猪瀬元都知事 高木均
舛添前都知事 江幡高志

マスコミ
朝日新聞記者 菅原文太 菅貫太郎 須賀不二夫 菅直人 ペ・ヨンジュン
毎日新聞記者 渡辺文雄 小松方正 佐藤慶 吉沢京夫 桜井啓子 イ・ビョンホン
東京新聞記者 足立正生 重信房子 今井健二 川谷拓三 ソン・ガンホ 
読売新聞記者 遠藤辰雄 天津敏 チャン・グンソク
産経新聞記者 戸浦六宏 南道郎 川地民夫 高木クネ(羞恥ブレイか)

パヨク界隈
菅野完・・ 橋下徹 
シンスゴ・ 中山千夏(一人二役)(久本雅美も可)
香山リカ・ 芹明香
佐高信・・ 織田政雄

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by mukashinoeiga | 2017-04-29 21:28 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(4)

山本薩夫「政権交代~2009夏」(再掲載)

 当ブログのアクセス解析で、妙に古い記事がヒットすると、あれ、こんなの書いていたっけ、と読んでみたくなる。
 読んでみたら、意外と自分受けしたので(笑)再掲載するしだい。ま、ご笑覧。

OLD映画暫定版キャスティング
<自眠党>
麻生総理   成田三樹夫
与謝野薫   中村伸郎
細田博之   織田政雄     
舛添要一   船越英二
古賀誠    宮口精二
中川秀直   加藤武   
鳩山邦夫   加賀邦男
中川昭一   三井弘次
小池百合子  茶川一郎(女装)
小泉純一郎  日守新一
小泉Jr   加藤春哉
安倍晋三   沢田研二(現在の)
安倍アッキー   田中裕子
森喜郎    安倍徹

<眠集党>
鳩山党首   藤木悠
小沢裏党首  天津敏
岡田克也   平田明彦
管直人    斎藤達雄
長妻昭    小沢昭一
渡部恒三   伊藤雄之助

<公迷党>
太田党首   夏川大二郎
池田裏党首  柳永二郎

<社眠党>
福島党首   横山道代
辻本清美   中山千夏
土井たか子  三好栄子

<共惨党>
志位党首   東野英心

<知事・他党>
東国原英夫
橋下徹    下條アトム
森田健作   石立鉄男
亀井静香   上田吉二郎
田中康夫   田中春夫   
田中真紀子  南美江

<マスコミ関係>
朝日政治部  ソン・ガンホ
       イ・ビョンホン
NHK政治部 コン・リー
       チャン・ツィイー

<その他>
お笑い芸人  ビートたけし
国民栄誉賞女優 森光子
ナレーション 鈴木瑞穂

●追記  途中の状態で、あげてしまったため、読み返してみたら東国原英夫がブランクでした。この人の役はとうとう見つけられないため。誰か、いい人がありましたら、映画流れ者にて、教えてください。そのほかの人も、いや、こっちのほうがいいよ、というのがありましたら、よろしく。 (以上引用終わり)

 そういえば、もうはるかかなたの記憶だけれど、亀井静香の対抗馬として、ホリエモンが出たのか(遠い目)。すっかり、抜け落ちている。誰が適役だろう。
ホリエモン  伊集院光

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by mukashinoeiga | 2014-12-14 08:25 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(5)

バカ殿菅VS悪家老小沢

 この<お家騒動>どっちが勝っても、領民は、塗炭の苦しみなのに。
 確信犯的悪意で、この国を貶める男と、無知無能ゆえに、この国を貶める男の、選挙。
 新宿・梅田での公開演説会、あからさまな小沢サポーターの、小沢コールをTVニュースで見ていると、<まったく間違った>ええじゃないか、のノリを感じましたね。
 なお、ぼくが汗かきだから、言うのだが、この炎天下に、ぴっちりスーツを着ている小沢が、ぼくは、信用ならない(笑)。
 汗かきとしては、汗をかかないやつを、ぼくは、信用しない。悪い奴ほど、汗をかかない。
 ええじゃないか、といえば、時代劇。この人たちのノリは、とても現代のものとは、思えないところがある。
 そこで、この人たちを、時代劇に置き換えると、なんとなく、わかりやすくなる。ぼくは昔の映画が好きだから、どうしてもOLD映画寄りになるけど。

●悪家老小沢●安倍徹
●バカ殿菅●川崎敬三


 小沢ともども、ほんの数ヶ月前に退陣したはずの、初代バカ殿・ルーピー鳩山が、キング・メーカーを目指したような、身の程知らずな行動。本人はキング・メーカー気取りかもしれないが、はたから見たら、出来損ないのトリック・スタァだよ。

●お調子者の先代バカ殿鳩山●藤村<ドン・ガバチョ>有弘

 鳩山も、小沢も、菅も、何回でも、トップに戻るよね、民主党の人たちは。 
 左翼の人ってのは、基本的に、引退しないのね。ソ連の人たちも、中国の人たちもみんな、歴代左翼政権の頂点に立つ人は、引退、なんて、てんで考えないよね。日本共産党の宮本顕冶も、キューバのカストロも、もうこれ以上は、年齢的には無理、というときまで、いやでも続ける。ルーマニアのチャウシェスクは、殺されるまで国家元首だった。北朝鮮の人たちも、言わずものがな。 
 つまり、左翼の権力者というのは、すぱっと、やめる、という潔さが、ない。まるきり、ない。
 逆に、小沢や、鳩山、菅らには、<人気の絶頂>で、すぱっと、何の未練もなく第一線から退いた、小泉純一郎や、退陣してから数年たってからでも、<正論を言うだけで>お前が言うな呼ばわりをされる、安倍晋三なんて、信じられないだろう。三ヶ月で、権力者面で、のこのこ舞い戻り、うろちょろしている鳩山に、安倍の神経を5・6本ほど、分けてあげたいほどだ。
 いろいろありまして、ほんの数ヶ月前にやめた人間が、何の反省もなく、ちゃらちゃらと、<最前線>に、戻ってくる。これは、左翼的厚顔無恥、としか、言いようがない。
 つまり、日本的情緒としては、悪事が露見したら、まったく反省しないわけには行かない。それぞれお遍路したり、退陣したり、<一回お休み>して、普通左翼じゃない人は、<一回お休み>したら、本当に未練なく、すぱっとやめちゃうわけだが、左翼の人たちは世界的に、<一回お休み>は、ほんとに<一回お休み>に過ぎなくて、性懲りもなく、また、出てくるわけだ。中国の人やソ連の人や北朝鮮の人たちは、休みなしで権力に恋着するけれど、民主党の人たちは、数ヶ月<一回お休み>すれば、もう第一線に恥知らずに戻ってくる。
 馬鹿と左翼は、死ななきゃ、直らない、のだ。

●悪家老腹心輿石●西村晃
●前原●待田京介
●岡田●天津敏


 もう、民主党のほうが、悪役率高くなっちゃったなあ。
 一方、自民党・谷垣も、だらしない。時代劇なら、このひとはもう、たとえば、悪家老・悪代官の元に、庶民救済の申し入れをしに行って、半殺しの目にあい、戸板に乗って帰ってくるタイプか。

●弱々しい庄屋・谷垣●織田政雄

 織田政雄は、<貧乏ゆえ女中奉公したり、安女郎として売られていった貧乏娘に、さらに金を借りに来るダメ親父>を、得意とした。まあ、谷垣自身は、悪代官に抗議しに行くタマですらないか。せいぜい自転車こいでいるだけか。

(回想シーン)
●悪小沢の師・角栄●金子信雄
●悪小沢の師・金丸●上田吉二郎
●若き田中真紀子●横山道代
●若き小沢●谷啓(追悼がわりに、載せました)
●若き菅●藤木悠
●市川房枝●原泉


 つまり、政治から金を生むシステムを作り、いかに私腹を肥やすか、という一派と。
 ちまちまちくちくと、文句をつけることにのみ腐心し、木を見て森を見ない。国際的地政学より、身の回り半径50メートル内にしか、関心がない、左翼市民運動家上がりの一派の、対決なわけで。
 市民も国民もはなから視野に入らない男と、市民は視野に入るけど、国民にはとんと気づかない男の、あきれかえった<借り物競争>。


 バカ殿「おぬしも悪よのう」
 悪家老「いやいや、殿様こそ」
 バカ殿「ほっほっほっ」
 悪家老「ぶぁっはっはっはっ・・・・なんだ輿石」
 悪臣「ハッ。支那の国から、生口(奴隷)300人の催促が」
 悪家老「おお、それは早速手配せねば」
 バカ殿「生口とは、なんじゃ」
 悪家老「ムっ」
 悪臣「殿、わが国が、毎年支那に送ると、ほれ、先ごろ取り決めた、朝貢の品でござります」
 バカ殿「ああ、そうか、よきに計らえ」
 悪家老「ぶぁっはっはっはっ」
 バカ殿「ほっほっほっ」
 悪臣「いっひっひっひ」

 この時代劇に足りないのは、映画の定番、ふらりと現われる風来坊くらいか。
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by mukashinoeiga | 2010-09-12 07:33 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

増村保造「パンドラの匣」

 川島版、木下版、成瀬版、清順版に続いて、ますますムラムラな「パンドラの匣」を妄想する。
 その登場人物を一覧すれば、

●ひばりの同室患者
ひばり    20歳男子。結核としては軽いほう、ちゃんと養生すれば半年後退院予定。
越後獅子  なにやら大物らしい、年配患者
つくし    まじめな妻子持ち・・・・しかし後にマア坊にラヴレター 
かっぽれ  美男子にして激情家のアンちゃん 何かと感激、興奮、泣いたり怒ったり
固パン    助手たちに人気の学生 
●助手・他
マア坊    18歳の看護婦。くるくる変わる気分屋。ひばりは、いいように振り回される。
竹さん    20台半ばの看護婦。美人で気立てのよい働きもの。実はひばりに・・・・
くじゃく   やたらと厚化粧ゆえこのあだ名の助手
キントト   他に助手として、うるめ、ハイチャイ、となかい、こおろぎ、カクラン、など    
場  長   この健康道場を独自の治療法で運営する院長
ひばり友   ひばりの文通相手。道場にひばりを見舞う好青年
ひばり父
ひばり母
越後~娘  越後獅子を頻繁に見舞いに来る
隣室患者  ひばりたちと、対抗する、にぎやかし集団

 で、増村版キャスティングは、
●ひばりの同室患者
ひばり    川口浩      
越後獅子  井伏鱒二    
つくし     船越英二   
かっぽれ  三島由紀夫    
固パン    大江健三郎       
●助手・他
マア坊    野添ひとみ     
竹さん    若尾文子    
くじゃく    江波杏子    
キントト    目黒幸子          
場  長    高松英郎   
ひばり友   安部公房    
ひばり父   伊東光一  
ひばり母   岸輝子  
越後~娘   小川真由美      
隣室患者   伊丹一三 
        安部譲二 丸山明宏 森田必勝 (子役)      

【当時のゴシップ】今度の大映、増村保造監督の新作は、なかなかの話題作「パンドラの匣」(仮題)だ。 なんといっても「からっ風野郎」のやくざ役に続き、人気作家の三島由紀夫が、執筆多忙のなか、ふただび演技に挑む。今回は三島先生も、生前親交があり、一目置いている太宰治原作だけに力が入るわけだ。
 増村監督も、「今度の役は、二枚目の義侠心あふれる青年の役だからね、なにしろ君にぴったりの役柄だよ」とおだてれば、たちまち出演オーケーの三島先生だ。苦しむのは、人気作家の原稿待ちに列を成す出版社の編集者たちばかり。人気作家のご道楽に泣く泣くの有様だという。
 さて、難航したのは三島先生の役を導く、なにやら大物風の人物、通称越後獅子だ。
 生半可の役者を持ってきても三島先生を指導は出来ない、とばかりさすがの俊英・増村監督も悩みに悩んだ。ここはいっそ、とやけくそで、生前の太宰と因縁浅からぬ、文壇の大御所・井伏鱒二大先生の出演依頼をダメ元でしてみたら、なんと意外にあっさりオーケーの返事。かえって、増村監督も出演依頼に同行した三島先生も、この大御所をどう”演技指導”したらよいのか、混乱しているともっぱらのうわさ。
 なぜ、井伏巨匠が映画などに出演する気になったのか、目下文壇雀の最大の関心事とかで、寄ると触るとこの話題に持ちきりの由。
 それに比べれば、人気者のインテリ学生役に出演オーケーの大江健三郎君の事情ははっきり判明している。この役が「アメリカ進駐軍に異様なコンプレックスを持つインテリ学生」の役と言うことで、監督に内緒で、冗談半分の三島先生の「君も出ないか」という出演依頼に即断でオーケーして、かえって三島先生をあわてさせたという。いまさら冗談でした、とは生真面目な大江先生には言い出しかねた。増村監督も大江君の小説を「偽大学生」で映画化している手前、いや、それは、と言い出せなかった、という。当ゴシップ子も苦衷察するに余りあるわけだ。
 推測するに、万事目立ちたがりの大江先生、義理の兄弟で昨今売出し中の伊丹一三君同様、芸能界デビューを夢見ているものらしい。伊丹君も「演技指導はぼくが引き受けた。付きっ切りで大江を一人前の演技者にしてみせますよ」と自信満々。何しろ将来はご父君の伊丹万作監督同様、いやそれ以上の映画監督になることを目標に夢見ている青年俳優なのだ。三島、大江の演技合戦を期待したい。
 というわけで、文士劇ならぬ、文士映画となりそうなこの映画、先生方の演技が多少固くても、若尾文子くん、野添ひとみら大映映画の名花たちも出演する。話題の一助に如何。(着た切り雀)

 【当時のゴシップ】では、安部公房についてはまったく触れられてはいないが、当時無名のせいか、あとから急きょ決まったからなのか。もちろん安部譲二、森田必勝はまったくの無名なので、クレジットもされていない。しかしこれが縁になったのか、安部がモデルの三島小説が、後に大映で映画化されることになる。田宮二郎「複雑な彼氏」だ。
 まあ、阿部公房が、好青年の役を演じることにはまったく無理があるのだが、川口、若尾のごく自然な映画演技のなかで、神経症的小芝居が浮いているのは当然のことだ。三島演技については「空っ風野郎」から<数段向上している>、というほかはない。重鎮井伏鱒二は・・・・そもそも原作では結構せりふが多い役なのに、映画では、うむ、とか、ああ、とか、いかん、とか、言葉が少ない・・・・重鎮な・・・・演技ともいえない演技で・・・・。
 そういう文士連中の、ガチャガチャ演技の中で、さすが、大映演技陣は、ちゃんと自分の芝居を保っている。特に、若尾は例によって絶品。
 なお【当時のゴシップ】では、太宰と三島に親交があった、と書いているが、最近石原慎太郎のエッセイに、
 (大意)<三島は太宰の会合にわざわざ出かけて、太宰に言ったという。「あなたの会に僕が今日来たのは、あなたが好きなためじゃない、ということをいいたいためだ」。すると太宰は「ふふふ、わざわざ会いに来るというのは、本当はぼくのことが好きなんじゃないか」>(本当に記憶に頼った大意)。
 ふたりの自意識過剰男の応酬は、読んでいるだけで面白い。したがって、なぜ三島が太宰原作の映画に出たかは不明だが、「今度の役は、二枚目の義侠心あふれる青年の役だからね、なにしろ君にぴったりの役柄だよ」に、敏感に反応したゆえだろう。三島のフシギなコンプレックスは、いつ見ても、ほほえましい。異様だけどね。
 で、大江チェンチェイの演技だが、増村はじめスタッフが頭を抱えているようすが目に浮かぶ。声が、明らかに伊丹十三の吹き替えだからだ。吹き替えざるを得ない、激マズ演技だったのだろう。これが本当のチェンジリング、取り替えっ声、か。
 映画は、川口、若尾、野添の、いつもの増村映画の快感と、へたへたの文士劇の、フシギな、あわいともいえないあわいが、まあ、珍で。なおタイトルは 「悶える病い」と、変更されている。


◎こんなのも、あります(笑)◎
★鈴木清順「パンドラの匣」★
★成瀬巳喜男「パンドラの匣」★
★木下恵介「パンドラの匣」★
★川島雄三「パンドラの匣」★
◎本当の映画化作品◎
★吉村廉「看護婦の日記」★
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by mukashinoeiga | 2009-12-27 00:50 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

鈴木清順「パンドラの匣」

 川島版、木下版、成瀬版に続いて、清順版「パンドラの匣」を妄想する。
 その登場人物を一覧すれば、

●ひばりの同室患者
ひばり   20歳男子。結核としては軽いほう、ちゃんと養生すれば半年後退院予定。
越後獅子  なにやら大物らしい、年配患者
つくし   まじめな妻子持ち・・・・しかし後にマア坊にラヴレター 
かっぽれ  美男子にして激情家のアンちゃん 何かと感激、興奮、泣いたり怒ったり
固パン   助手たちに人気の学生 
●助手・他
マア坊   18歳の看護婦。くるくる変わる気分屋。ひばりは、いいように振り回される。
竹さん   20台半ばの看護婦。美人で気立てのよい働きもの。実はひばりに・・・・
くじゃく  やたらと厚化粧ゆえこのあだ名の助手
キントト  他に助手として、うるめ、ハイチャイ、となかい、こおろぎ、カクラン、など    
場  長  この健康道場を独自の治療法で運営する院長
ひばり友  ひばりの文通相手。道場にひばりを見舞う好青年
ひばり父
ひばり母
越後~娘  越後獅子を頻繁に見舞いに来る
隣室患者  ひばりたちと、対抗する、にぎやかし集団

 で、清順版キャスティングは、
●ひばりの同室患者
ひばり    山内賢  
越後獅子  玉川伊佐夫  
つくし    宍戸錠
かっぽれ  野呂圭介  
固パン   高橋英樹    
●助手・他
マア坊   和泉雅子  
竹さん   野川由美子 
くじゃく   松原智恵子  
キントト   初井言栄      
場  長   緑川宏  
ひばり友  和田浩二  
ひばり父  芦田伸介
ひばり母  高峰三枝子
越後~娘  伊藤弘子 
隣室患者  桑山正一
       江角英明

【当時の評】木下、成瀬など名匠の映画に、日活アクションの娯楽監督が挑戦した。面白い試みだ。しかしこれはなんとしたことか。何の工夫もない、日活お得意のバンカラ青春ものに終始した。結核患者なのに病院内を大騒ぎなのは、川島監督作以上。誰一人として病人に見えないのは、あまりに情けない。これをごまかすため、下手な隈取などして、これで病人に見せようというのだから、なんとも図々しい。
 だいいち、全員が歌い踊る、ミュージカルもどきが、この映画に必要なのか。あまりに志が低すぎる。
 川島版「喜劇 駅前入院」で浪花千栄子、木下版「パンドラ園の乙女」で東山千栄子、成瀬版「飛行機雲」で中北千枝子、など代々?名女優が演じている孔雀役を、若い松原智恵子に演じさせるのも、不見識。彼女にもかわいそうである。

 当時の清順評としては、一部マニア誌を除いて、こんなもんであろう。
 だが、これは恐るべき傑作である。
 特に、白黒シネスコ画面いっぱいに展開する、キムタケ美術が見事。見事に狂っている。だいいち、昼間のシーン夜のシーンで、同じ病室のはずが、まるきりセットを変えているのだ。いくつかベッドの配置を変えているどころではなく、本当に別のセットとしか思われない。まあ、基本ベッドしか要らない簡素の病室では、あまり予算はかからなかっただろうが、しかもメインのセットは二階までちゃんと作っていて、それを清順演出は縦横無尽に使い倒している。特に夜のシーンの圧倒的素晴らしさ、時に繊細な、時に光量マックスの月光の、なんという。それなりに繊細の光の動きを見せるスピルバーグも、市橋容疑者のように裸足で逃げかねないすさまじさ。 
 奇怪な厚化粧の孔雀・松原智恵子も素晴らしい。「悪太郎」シリーズに続いての、主役三人も、いい。
 これも形相が変わっているので、一応?つきの緑川宏。清順映画にいくつか出ている日活大部屋俳優。代表作は、なんといってもこの一本、清順「けんかえれじい」の北一輝役。北村一輝じゃありませんよ。この彼が、場長として、ほとんどせりふはないものの、繰り返し病院内の窓辺や、柱の影にたたずむ。清順「河内カルメン」破戒僧や、清順の助監督経験がある監督(名前度忘れ)の「少女地獄」校長で印象的な、桑山正一隣室患者も徘徊し、奇っ怪感を増している。
 なお、タイトルは「パンドラ娘と野郎ども」に変更されている。

●追記● 【当時の評】で、不必要とされたミュージカルもどきには、次のナンバー。
♪高橋英樹と日活男声ボーカル「入院心得数え歌」
♪和泉雅子「洗面所で会いましょう」
♪山内賢&和泉雅子「二人の健康道場」
♪通りすがりのギターを抱いた牧童(カメオ出演の小林旭)「南北東西あとにして」
 ぼくにsongsf4s.exblog.jpなみのパソコンテクがあったら、この歌の数々も貼り付けられるのだが、まったく残念だ。これだけの歌をぶち込んで、青春の哀歓に訴え、なおかつ奇ッ怪なモダンホラーでありうるのが、すごいやね。
 なお、清順は東京出身ながら、旧制弘前高校に行く。太宰や川島とは逆の体験ながら、緑川宏?に、結婚と称して拉致される野川由美子が、ぱっくりと院内に出来た恐山に逃げ込むや、
♪野川由美子&初井言栄「私は恐山の女」を歌う。桜吹雪が舞い、腐りかけの林檎の実が乱舞する。ここに、その青森体験が生きたというべきか(馬鹿)。

◎こんなのも、あります(笑)◎
★成瀬巳喜男「パンドラの匣」★
★木下恵介「パンドラの匣」★
★川島雄三「パンドラの匣」★
★増村保造「パンドラの匣」★
◎本当の映画化作品◎
★吉村廉「看護婦の日記」★
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by mukashinoeiga | 2009-12-20 09:11 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

成瀬巳喜男「パンドラの匣」

 川島版、木下版に続いて、成瀬版「パンドラの匣」を妄想する。
 その登場人物を一覧すれば、

●ひばりの同室患者
ひばり   20歳男子。結核としては軽いほう、ちゃんと養生すれば半年後退院予定。
越後獅子  なにやら大物らしい、年配患者
つくし    まじめな妻子持ち・・・・しかし後にマア坊にラヴレター 
かっぽれ  美男子にして激情家のアンちゃん 何かと感激、興奮、泣いたり怒ったり
固パン    助手たちに人気の学生 
●助手・他
マア坊   18歳の看護婦。くるくる変わる気分屋。ひばりは、いいように振り回される。
竹さん   20台半ばの看護婦。美人で気立てのよい働きもの。実はひばりに・・・・
くじゃく   やたらと厚化粧ゆえこのあだ名の助手
キントト   他に助手として、うるめ、ハイチャイ、となかい、こおろぎ、カクラン、など    
場  長   この健康道場を独自の治療法で運営する院長
ひばり友   ひばりの文通相手。道場にひばりを見舞う好青年
ひばり父
ひばり母
越後~娘  越後獅子を頻繁に見舞いに来る
隣室患者  ひばりたちと、対抗する、にぎやかし集団

 で、成瀬版キャスティングは、

●ひばりの同室患者
ひばり    加山雄三  
越後獅子  山村總  
つくし    森雅之
かっぽれ  加東大介  
固パン    岡田英次    
●助手・他
マア坊    星由里子  
竹さん    司葉子  
くじゃく   中北千枝子  
キントト   杉葉子      
場  長   小沢栄太郎  
ひばり友   仲代達矢  
ひばり父   笠智衆
ひばり母   杉村春子
越後~娘  香川京子  
隣室患者  小林桂樹
        小倉繁

【当時の評】川島監督のアチャラカ版、木下監督の美少年モノに続いて、成瀬も映画化。これほど繰り返し映画化されるものか、といえば太宰原作としても軽量級で、いささか腑に落ちない。だが今回の成瀬が、一番落ち着いていて、鑑賞に耐えうる。
 高峰秀子は、木下成瀬木下成瀬と、両巨匠の作に交互に出演している。今回も成瀬は当初高峰をヒロイン役に所望したが、彼女はすでに木下版で同じ役だった。これに「あたしゃ、同じ役を続けては、いやだよ」と高峰が嫌った。
 実際のところ木下版の出来に辟易しているらしい。まあ、女優には面白味のない役だったろう。で、結局司葉子になったという次第。同じく場長役には上原謙、これまた木下版と同じ。こちらのほうは、成瀬も上原も、図太く構えていてオーケーだった。上原も「私はかまいませんよ。同じ役といっても、成瀬さんには成瀬さんの味がありますからね」と、闘志を燃やした。加山との親子共演ということもあるし、話題性は十分だ。だが、これも高峰案と時を同じくして、流れた。どこぞから筋違いの抗議があったとかなかったとか。代役は、上原と似ても似つかない小沢栄太郎。どうして小沢なのか、いささかなぞだ。


 「いささかなぞだ」と書いてますが、皮肉のつもりなのでしょうか。
 ま、それはともかく、これは成瀬の隠れた傑作といってもいい出来。ユーモア、哀歓共に申し分なく、多少年齢が高いキャストを除くと、太宰原作の精神に最も近い。成瀬らしく、中北千枝子の孔雀が絶品。まじめになればなるほどおかしい森雅之もいい。
 なお、タイトルはやはり「飛行機雲」に変更されている。

◎架空映画感想駄文◎
★川島雄三「パンドラの匣」★
★木下恵介「パンドラの匣」★
★成瀬巳喜男「パンドラの匣」★
★鈴木清順「パンドラの匣」★
★増村保造「パンドラの匣」★
◎本当の映画化作品◎
★吉村廉「看護婦の日記」★
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by mukashinoeiga | 2009-12-06 09:21 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)