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2015年 03月 28日 ( 2 )

古賀茂明:妄想と捏造のお花畑

 これはひどいな(笑)古賀茂明。
 以下の動画は、安倍の実際の中東での演説と、それを曲解捏造する古賀のコメントをリアルに対比させた、「傑作」だと思う。

歴史に残る古賀茂明とテレビ朝日の安倍政権批判


 いろいろ言いたいこと、突っ込みどころは多々あるけれど、特に気になった古賀発言は、後半にある。

「(中東・アフリカでは)第一次大戦後、イギリスやフランスが勝手に国境決めて、民族が分断された」

 まあ、白人国家が、よそ様の土地である中東・アフリカ地域の国境を勝手に「画定」し決めたことには、同意するが、

(中東・アフリカでは) 民族ではなくて部族で、宗教ではなくて宗派で、互いを区別しあい差別しあい、それぞれ虐殺しあっている、という現実がある。
 彼らは、自分たちで民族を分断しあっているのだ。白人国家の被害者ではなくて、自身が「加害者」なのだ。
 民族レヴェルですらない部族レヴェルで、宗教レヴェルですらない宗派レヴェルで、互いを区別差別している。
 国民国家の成立が不可能な、中世レヴェル。

 左翼お花畑諸君は、地球市民とか、脱国家というが、脱国家するためには、まずは、とりあえず、国家を作らなくちゃいけないのよ(笑)。国家を作った上で、国家という「衣装」をストリップしなきゃ、脱国家に、ならないのよ。
 国民国家を作りえない時点で、この地域の人たちは、中世のままに、とどまってしまうだろう。
 そして古賀をはじめとする、左翼お花畑たちは、「国民国家の否定」という点で、「いわゆるイスラム国」を肯定するのですね。敵の敵は味方というヤツだ。

 いわゆる「アラブの春」を左翼お花畑の皆さんは絶賛しましたけれども、終わってみれば、この地域は「混沌の夏」。
 曲りなりに「国民国家」を目指した政権(確かに、ひどさもひどし)を倒して、「国家否定」して、で、民主化がなったかというと、かえって混沌カオスの部族的宗派的対立の嵐。虐殺の嵐はやまず。
 これが左翼諸君待望の市民国家のお粗末。

 「相手」は、バリバリの「中世」なのですから、こりゃあ「近代」や「現代」の勝ち目は、ない。
 そして「近代」や「現代」を憎む、左翼諸君が、敵の敵は見方理論ゆえに、「いわゆるイスラム国」の尻馬に載ることも、また、想定内。結局、不毛な戦いなんですね。

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by mukashinoeiga | 2015-03-28 23:57 | うわごと | Trackback | Comments(0)

山下耕作「日本女侠伝 鉄火芸者」

 池袋にて。「追悼 菅原文太 永遠(とわ)に輝け一番星」特集。
 同館の健さん特集は、平日でも満席感があったが、文太は、少ないなあ。新文芸坐も、追悼に味をしめて(という言い方はお下劣だが)この4~5月にも、健さん追悼第3弾を企画した。健さん好きとしては、文句は、ない(笑)。
 上を読めばわかるとおり、文太には、健さんほどの思い入れは、ない。今回の2本立ても、文太目当てではなく、それぞれのヒロイン目当てで、見に行った。まあ、文太も、この二作では、ヒロインのつけたし、従者だからね。

「日本女侠伝 鉄火芸者」 <今日の名画座HPより>
解説 | 辰巳芸者の心意気を描いた女侠伝シリーズ三作目。脚本は『任侠興亡史 組長と代貸』の笠原和夫。撮影は『監獄人別帳』の古谷伸。監督は『博奕打ち 流れ者』の山下耕作がそれぞれ担当。
ストーリー | 子供のころ見ず知らずの通りすがりの男から受けた恩が忘れられず、十年たった今でもその男のために操を立て通している辰巳芸者小しずが、その男小林勇吉にあったのは、年に一度行なわれる羽織会の留めを毎年勤めていた先輩仇吉に代わり、自分が内定したことを、小しずが父親のように慕う米問屋浅井喜一郎に報告しにいった時のことだった。勇吉は浅井のもと...続きを読む(1970/東映/100分)

 典型的東映任侠モノを、女性目線?、いや違うな、女性視線で?、あくまでも男性目線の女性視点で?描いた、プログラム・ピクチャア。それ以上でもそれ以下でもないが、女優・藤純子の圧倒的素晴らしさ
 今回感想駄文済みの石井輝男「緋ぢりめん博徒」との2本立てで気づいたのだが、「緋ぢりめん博徒」主演の新人中村英子は、顔のどアップが、多かった。作り手側は、どうだ中村英子きれいだろ美人だろ、という思い入れ?で、顔のみのクローズアップを多用。
 どうだ美人だろ、といわれても、なんだか味がない美人で、そこそこ美人にしか見えない。主演女優オーラの欠片も、アイソもない、生硬無表情三流美人ときては、挨拶に、困る。典型的美人なだけじゃダメなのよ女優。

 ところが、本作の藤純子は、中村ほど、顔のどアップが、ない。あるいは、気づかなかった。
 なぜなのかというと、藤純子は顔の、どアップではなく、必ず首つき(笑)。
 和装の、若い女の、くびの表情の、豊かさ。前後左右にほのかに首を傾けつつ、表情とあいまって、藤純子は、顔の表情だけでなく、首でも演技しているのだ。
 単なる様式美と笑わば笑え。素晴らしい。

 政界の重鎮・伴淳、米問屋・曽我廼家明蝶らが、果敢に藤純子にアタックして袖にされるのだが、年配コメディ系に藤純子にふられる役を任せるのは、作劇として、ちょっと卑怯かとも思う(笑)。
 まあ、クライマックス、たっぷりと藤純子の踊りを見せる、アイドル映画仕様のファンサーヴィス。時折文太の殴りこみが、気もなくインサートされるのは、まあ、お約束の消化試合か。

日本女侠伝・鉄火芸者「予告篇」

 藤山寛美、玉川良一、庄司照枝など、コメディアン多用も度が過ぎる?
 それにしても予告で一言も声を発しない文太の、軽い扱いは、何(笑)。これは異常。いじめか(笑)。
 深作欣二「仁義なき戦い」の大ヒット以前には、一部東映スタッフが、必ずしも文太を快く思っていなかった?のだろうか? うーむ。

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by mukashinoeiga | 2015-03-28 00:52 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)