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【オカしくないか映倫】濱口竜介「ドライブ・マイ・カー」【これをなぜ[PG-12] にする】 なんかモヤモヤする。これがポリコレという奴か

なんかモヤモヤする。これがポリコレという奴か。
 濱口竜介「ドライブ・マイ・カー」への感想駄文を書いた後、うーん、とモヤモヤしたのは、

 夫婦(父母)のセックスを描く。
 妻(母)の(父以外の)他人棒へのセックスを描く。
 大人としてはありがちのこの関係だが、そういう大人の事情への、認識の許容度が極めて薄い子供への、対応としてはどうなのか。
 しかも娘は4歳でがんで死亡。子供目線で見れば、絶望的な映画ではないか。
 これをなぜ[PG-12]にしたの。
 誰だか忘れたが、某ハリウッドスタアが、自分の妻子を連れて自分の映画の試写に行ったという。そうしたら、幼い娘が、自分の父親が、自分の母親以外の女優と盛大なチューをしているのを見て、大泣きしたという。子供の感性とは、そういうものだ。
 [PG-12] というのは、親権者(ほぼ親だろう)の監督下、同伴・指導があれば濱口竜介「ドライブ・マイ・カー」を子供が見てもかまわないだろう、と。
 おかしくないか。
 子供、見たい映画か。子供に見せたい映画か。
 だから子供は、限りなく見ない映画だから、この映画に[PG-12]は、全く意味がない。じゃあ、映倫も映画会社も、なぜ[PG-12]に、つけた。バカか。

 個人的に、ぼくは、R18であれば、おちんぽもおまんこも、ずこばこも、オーケーだと思う。もちろん、そういう描写があります、という注意書きは必須で。
 ただ、この映画に、[PG-12]は、必要だったのか。
 [PG-15]でもきついと思う。かといってR18でもないしなあ。
 しかし現時点では堂々とR18にすべきだった。そうだろ西島秀俊。
 監督やプロデューサーや西島秀俊や映倫の人は、この映画を小学生や小学生以下の子供に、見せたいと本気で思っているのか。そう思って、[PG-12] というレイティングにしたのか。
 単なる、事務的な、うちわ的な内部処理として、淡々に進めただけだろう。
 バカだ。
 映画自体は、極めてまっとうで、残念な、ポリコレ仕事なのだが、子供に対するポリコレを欠いていたとは。残念だ。
 まあ、しょせん左翼の人権意識か。

㊗第94回アカデミー賞国際長編映画賞受賞‼カンヌ国際映画祭4冠『ドライブ・マイ・カー』




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by mukashinoeiga | 2022-04-03 11:08 | 新・今そこにある映画2 | Comments(0)

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