工藤栄一「日本暗黒史 情無用」安藤昇桜町弘子山城新伍遠藤辰雄潮健児佐々木孝丸加賀邦男藤岡重慶渡辺文雄
漢安藤昇の妻に桜町最強だわ。
京橋にて「国立映画アーカイブ開館記念 アンコール特集」。68年、東映京都。
無表情のこわもて顔の安藤に、ほのかなユーモアが漂う演出がグッド。
相方に、ヤンキー純情派?の桜町弘子を当てるとは、抜群のセンスや。
渡辺文雄ら関西大物の外来やくざを夜ごとの性接待をするのに、資金がショートして、「(今までの)五千円の子を、三千円の子に変えるのはダメかしら」、平然と言いきって、なおかつ純情派(笑)。
それを平然と受け止める安藤昇。本職の俳優にはない、ワン&オンリーの堂々っぷり。
コメディリリーフ担当の、山城新伍や遠藤辰雄のような役者さんが、今はいないんだよなあ。
日本暗黒史 情無用(90分・35mm・カラー) (国立映画アーカイブHPより)
1968(東映京都)(監)工藤栄一(脚)佐治乾、小野竜之助(撮)古谷伸(美)井川徳道(音)鏑木創(出)安藤昇、桜町弘子、山城新伍、永山一夫、遠藤辰雄、潮健児、佐々木孝丸、加賀邦男、藤岡重慶、渡辺文雄、小池朝雄、安部徹(解)黒沢良
「特集・逝ける映画人を偲んで2015-2016」より
同じ工藤栄一監督による『日本暗黒史 血の抗争』(1967)に続くシリーズ第2作。温泉町を舞台に、新旧やくざ組織の対立をハードボイルドに描く。夫婦役を演じる安藤昇と桜町弘子のコミカルなやりとりも見もの。『博奕打ち 総長賭博』(山下耕作監督)と2本立てで公開され、共に当時の若者たちから熱い支持を受けた。
↑そう、70~80年代までは、映画は若者のメディアでもあったんですね。
しがらみのない映画評論#64 日本暗黒史 情無用
梶俊吾映画監督チャンネル
↑検索で見つけたが、全然面白くないな(怒)。
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by mukashinoeiga | 2018-08-06 00:57 | 旧作日本映画感想文 | Comments(0)