山本嘉次郎「春の戯れ」高峰秀子宇野重吉徳川夢声三島雅夫江川宇礼雄飯田蝶子
いやアこれは凄いっ! 49年、映画芸術協会=新東宝、配給・東宝。
阿佐ヶ谷にて「松山善三・高峰秀子?夫婦で歩んだ映画人生」特集。
いや、映画はとうの昔にフィルムセンターで見たのだけれど、ネットに挙がっているポスターがすごい。
このイラスト、なんとも、いまでも通用するようなレヴェル。約70年前とは、信じられない。
新東宝映画としても、東宝映画としても、珍しい。
わたせせいぞうのバッタものといっても、可笑しくない。イラストレーターは誰だ。
ただしタイトルの「戯」のロゴが、なんだかすかすかしていて、気持ちよくないな。
春の戯れ (ラピュタ阿佐ヶ谷HPより)
1949年(S24)/映画芸術協会、新東宝/白黒/108分 ○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品c国際放映
■監督・脚本:山本嘉次郎/撮影:山崎一雄/美術:松山崇/音楽:早坂文雄
■出演:高峰秀子、宇野重吉、徳川夢声、三島雅夫、江川宇礼雄、飯田蝶子、鳥羽陽之助、一の宮あつ子
海の彼方に憧れて恋をふりきり船出する若者と、彼との想い出を胸にしまい商家の旦那に嫁ぐ娘──。マルセル・パニョルの名作『マリウス』を翻案した港町ロマン。ファニー役お花を高峰秀子が好演し、大人の女優として太鼓判を押された。
このポスターのモデル?となった、いつもは痩せているウノジュウだが、このスチールでは、ほほぷっくりのウノジュウ(笑)。
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by mukashinoeiga | 2017-03-26 22:54 | 旧作日本映画感想文 | Comments(4)
確かに「わたせせいぞう」っぽいですな。
なんかビー玉の入ったラムネが飲みたくなっちゃいましたよ(ここがわたせ氏とは違うところかな)。
いやア、わたくしメも、ただたんに、ネットからコピペしてきただけなもんでして(笑)。
でも、たぶん、そうか、と。
男は、戦後すぐの強大なアメリカへのあこがれを表し、女は旧来の伝統的日本を表す。
(当時の)あらまほしき男女の文化的役割分担、といったところですか。
わたせドリンクって、おしゃれなオープンカフェで飲む、コーヒーなり、ビールなり、ワインってことですかね。まあ、ラムネは、入りませんか。 昔の映画
高峰はともかくとして、宇野が二枚目でしょうかね。