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鈴木清順『四谷怪談』関根勤小堺一機鳥越マリ

『四谷怪談』鈴木清順
2017/02/22 に公開 1987年に放送された短編・・・。

e0178641_185189.jpg 短編ゆえ、面白いのか、面白くないのか、よくわかりませんが(笑)。
 長編のような若干のタメがないので、ちょとつらい。
 しかし個々のショットは、鈴木清順「オペレッタ狸御殿」より、確かに、キレが、良い。小堺関根の切れの良いタップダンスも絶妙。
確かに自己模倣の連続かもしれませんが、これは日活以降の清順ベストに加えてもいいかも>お邪魔ビンラディンさん。
 しかし女装姿が意外に似合う小堺さんですが(下の写真でも、ゲイっぽい)、本物の女優さんでは、とか、歌舞伎の女形では、と、妄想は膨らむばかり。
 ただ、刃を伝う毒薬が無色透明というのは、清順「美学」的には、ちと残念。

 かねて中川信夫「東海道四谷怪談」が、鈴木清順映画の祖型ではないかと疑うものとしては、中川への、一種の「返歌」として、興味深く見ました。
 しかし、こんな短編ですら、清順。うーん。
 言ってみれば、たかがTVのコントに、おそらく東映京撮に人気者を行かせて、撮影。うーん、バブルやなあ。おそらく担当者が清順好きで、通した企画なんでしょうが、それほど好きなら、TV局製作の映画にしてほしかった(笑)。脚本や美術は、だれや。

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by mukashinoeiga | 2017-02-26 18:51 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(2)

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Commented by お邪魔ビンラディン at 2017-02-28 01:01 x
コメディアン二人は大健闘しているし、技法的には「清順美学」7分咲きといったところですが、いかんせん、ちっともコワくないんですね。
中川信夫が鈴木清順の祖型であることは、中川信夫死後間もない頃に、新聞の取材に応じるようなカタチで、清順監督自らが述べられています。
TVの二時間ドラマの枠で鈴木清順監督の「四谷怪談」が実現していたら、かなり面白いものになったでしょうね。その場合、宅悦はすまけい、直助は川谷拓三あたりが最適だったと思いますが、如何?
Commented by mukashinoeiga at 2017-02-28 22:57
鈴木清順『四谷怪談』へのコメント、お邪魔ビンラディンさん、ども。
 清順映画は、まあ、たいてい、怖くないですね。「木乃伊の恋」も「河内カルメン」も、コメディに流れていて、怖さはないですし。「ツィゴイネルワイゼン」も、モダンホラーですが、あまりにもモダン過ぎて、怖くはない。

>清順監督自らが述べられています。

 ああ、それは読みたいなあ。どこを見れば、わかるのでしょうか。

>宅悦はすまけい、直助は川谷拓三

 直球ですね。清順的には、変化球的に、宅悦は宍戸錠、直助は野呂圭介、は、ちょっとノスタルジーですけど、より重要な主役、伊右衛門はショーケンかジュリーか、渡哲也か、これもちょっとノスタルジーか。
 いっそ伊右衛門とお岩は、裕次郎小百合、という日活時代は清順的には「高嶺の花」で、やってもらいたかった(笑)。
 このキャストなら、当然ながら制作は石原プロか。石原プロは、ある時期から、ヘタレているのはなぜか(笑)。
 あるいはお岩は岩下志麻で。岩つながり。うーん、これも面白そうだが(笑)。  昔の映画
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