人気ブログランキング |

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」と半世紀前のSFの共通点

続けて見たSFに偶然奇妙な共通点があった。
e0178641_013020.jpg 一個前の感想駄文k・メーツィヒ「金星ロケット発進す」と、
二個前の感想駄文G・エドワーズ「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の、こと。
 56年前の東ドイツのSFと、現代最新作のハリウッド製SFの、奇妙な共通点。

 まず「金星」は、日本人女優が主演。
 「スター」は、ご覧になればおわかりの通り、黒沢明「七人の侍」を、ストーリー展開に隠しつつ、様々な日本の時代劇を参照している。
 詳しくはそれぞれの感想駄文に。
 次に、原爆イメージの、重要な援用。
 もちろん原爆が人類史上最強最悪の武器であるゆえに、これらのSFに採用されたのだろう。
e0178641_021944.jpg 原爆といえば日本、日本といえば原爆、というのも安易だが、ダースベイダー率いる悪の帝国軍が、原爆の巨大版デススターって、アメリカこそが悪の帝国という描き方が、許容されているのも、面白い。
 スターウォーズ製作陣は、アンチアメリカか、と言い切れないのは、究極の破壊、滅びの描写が、あまりに美しいからだ。自分事としては、あまりに悲惨だが、他人事としては、あまりに美しい。
 滅びの美学。
 というのは、あくまで大人の感覚で、あって、それは初期スターウォーズの子供感覚とは、明らかに違うじゃん、という。

 SFとは、異文化、異次元の空間世界を夢想するファンタジー。
 しかし、人間は、そうそう飛躍的な発想ができるわけではなく、現実に縛られた発想しかできない。
 で、欧米人が異次元、異文化、を夢想する際に参照したのが、西洋とも東洋とも違う、異次元文化としての「日本」だった、という落ちでは、ないか。
 それは、リドリー・スコット「ブレードランナー」も同じことで。

 それと、どっちの映画も、宇宙は無重力状態、という科学的基本を、無視しすぎ(笑)。

「ローグ・ワン」の10分後以降を描く!「オビ=ワン」との出会いと要塞「デス・スター」への攻撃! スター・ウォーズ 新たなる希望 全・予告編 まとめ [日本語字幕]

 このノー天気さが、最近のスターウォーズには、ないんだよね。
 うーむ。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★

★にほんブログ村日本映画(邦画)★

by mukashinoeiga | 2016-12-23 00:04 | 新・今そこにある映画2 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : https://mukasieiga.exblog.jp/tb/25084052
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
名前
URL
削除用パスワード