人気ブログランキング |

隠れた傑作「巨人 大隈重信」に、しびれよ!

 ただいま、京橋フィルムセンターでは、三隅研次特集を3月まで、上映中。
 この特集に、傑作、快作は数多いが、14日の三隅研次「巨人 大隈重信」は、絶対に、見逃すな!(笑)

e0178641_2044174.jpg ということで、三隅研次映画のオススメを、簡単に。
 まず、一隅目
 三隅を語るに、欠かせないのは、いわゆる「剣」三部作。「剣」「剣鬼」「斬る」。
 しかし、これは後付で、どこぞの映画評論家が、命名した、というかカテゴライズしたもの。
 監督も、主演者も、三部作なんだ、という意識は、ない。
 しかし、主演は雷蔵以外ありえなく、監督は三隅以外は、ありえない、超絶美の映画だ。この二人のどちらかが、違ってもありえない、奇跡のコラボと言うしか、ない傑作だ。
 特に「剣」など、主演が雷蔵であったればこそ、監督が三隅であったればこその、奇跡。まさしく天の配剤というべきだ。
 同様に雷蔵「眠狂四郎」シリーズ、「大菩薩峠」シリーズ、カツシン「座頭市」シリーズ、ワカトミ「子連れ狼」シリーズも、素晴らしい!

 そして、二隅目。
 三隅といえば、こういったストイックなちゃんばらモノばかりが注目されるが、意外と言っては失礼か、実は女性映画にも、傑作が多い。
 場内大爆笑必須の「女系家族」は言うに及ばず、藤村志保が超絶によい「なみだ川」「古都憂愁 姉いもうと」、「白木屋駒子」「婦系図」の、なみだなみだの傑作たち。
 ヘタな女性映画専門監督たちが、はだしで逃げ出すクオリティ。特に藤村志保主演作は絶の品。

 さらに、三隅目。 
 そして異色の傑作「巨人 大隈重信」。感想駄文済み。 この、きわめて非日本的な、非日本映画的な、ロゴスと政治言語の怒涛は、いったいナンナンダ。
 雷蔵と三隅のベストカップリングも素晴らしいが、ウツケンと三隅の、奇跡のコラボも、また、素晴らしい。
 また、本作は、大隈の多彩な交友関係もあって、特に、男性大映脇役が大量出演。まさに大映脇役辞典というべきで、その意味では大映ファン、もーおなか一杯(笑)。

 結論だ(笑)。
 三隅、隅に置けないねー。

★映画監督 三隅研次 | 東京国立近代美術館フィルムセンター★
 クリックすると、Not Foundと表示されますが、その上の黒いメニューバーをクリックすれば、大丈夫。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★

★にほんブログ村日本映画(邦画)★

by mukashinoeiga | 2016-01-11 20:45 | 三隅剣児女なみだ川と大魔剣 | Trackback(4) | Comments(4)

トラックバックURL : https://mukasieiga.exblog.jp/tb/24042362
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Tracked from RajaPoker at 2018-10-01 00:15
タイトル : Situs Judi Poker
隠れた傑作「巨人 大隈重信」に、しびれよ! : 昔の映画を見ています... more
Tracked from qq Online at 2018-11-16 11:08
タイトル : Poker Online
隠れた傑作「巨人 大隈重信」に、しびれよ! : 昔の映画を見ています... more
Tracked from Poker88 at 2018-11-19 19:17
タイトル : RajaPoker
隠れた傑作「巨人 大隈重信」に、しびれよ! : 昔の映画を見ています... more
Tracked from Poker Online at 2018-11-21 21:38
タイトル : Situs Judi Poker
隠れた傑作「巨人 大隈重信」に、しびれよ! : 昔の映画を見ています... more
Commented by お邪魔ビンラディン at 2016-01-11 22:28 x
そこへ行くと、この十年前に制作された東映の「早稲田大学」という映画は、原作の尾崎士郎と脚本の八住利雄以外は、監督の佐伯清をはじめ、おもだった出演者に早稲田出身者が絶無というキャスティングになっています。大隈重信の小沢栄は病気のため旧制中学卒、東野英治郎は明治、佐野周二は立教、舟橋元は法政、伊藤雄之助は慶應普通部を中退、戦後に女子学生も入学するようになったというシーンでT.S.エリオットの詩を朗読する岩崎加根子は旧制女学校を出てすぐに俳優座養成所に入っている。それでも、それなりに見応えのある映画になっていましたが、三隅研次監督作品なら、きっと佐伯清作品をかなり上回る面白さになっていると期待されます。宇津井健の大映時代のベスト3に入る映画ではないかな? こういう期待は、未見の映画なればこその楽しみですね。
Commented by mukashinoeiga at 2016-01-12 09:21
隠れた傑作「巨人 大隈重信」に、しびれよ!記事へのコメント、お邪魔ビンラディンさん、ども。
 「早稲田大学」というタイトルでは、出身者、関係者に、観客を限定しかねない。それでも、それだけで、客は来る、という東映の判断ですかね。
 いっぽう「巨人 大隈重信」なら、お札を持っているだけの庶民にもアピールできる、と踏んだ?大映の思惑は外れ、一部映画ファンにのみ知られる状態に。
 おお、未見でしたか。期待しすぎで、大映同様、当てが外れなければ、いいのですが(笑)。
 なんせ、犬養毅に、仙波丈太郎など、普通なら考えられない大映脇役陣総出の、濃い映画ですからね。ほどほどに乞うご期待(笑)。  昔の映画
Commented by お邪魔ビンラディン at 2016-01-15 00:43 x
いやぁ、みごとな映画でしたな。宇津井健の大映時代のベスト3どころか、全フィルモグラフィを通じてもベスト3に入る名演ですね。宇津井健という役者、TVの場合と違って、映画館のスクリーンだと、ともすると健全さが一本調子になって空回りする弊があるけれども、そのような弱点がみじんも感じられない演出で、さすがは三隅です。早大の宣伝臭が強くないのもよかった。大山健二だけは、どこに出てたの?…という感じでしたが。
Commented by mukashinoeiga at 2016-01-17 00:13
隠れた傑作「巨人 大隈重信」に、しびれよ!記事へのコメント、お邪魔ビンラディンさん、ども。
 期待してかえって、がっかり、という結果にならず、何よりでした。無論、期待にこたえたのは、ぼくではなくて、三隅であり、ウツケンなんですが(笑)。
 宇津井健のベストパフォーマンスは、どのあたりでしょうか、大映時代、新東宝時代、そしてオールタイムも御教示いただければ、さいわいです。
 三浦友和以上の「永遠の好青年」なので、軽く見られている節もありますが、なかなか、いいです。特に本作の融通無碍な快演。
 なお、大山健二については、今回、目視(笑)いたしました。そのうち、「最高作を再考」てな感じで、御報告いたすんで、あるんである(笑)。  昔の映画
名前
URL
削除用パスワード