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安田公義「元禄女大名」

 阿佐ヶ谷にて。「春爛漫 歌と踊りの銀幕祭典 Dancing,Singing!」特集。60年、大映京都。3月21日(土)まで上映中。
 やはり大映。
 東宝などの明るく楽しいミュージカルに比べると、イマイチ地味、いやそれなりに華やかなんだけど、なんだか若さがないというか、地味地味というか、いかにも大映な、大人ティスト。
 勝新太郎&中田康子が、歌って、踊って、恋をして。
 当時も今も、女性には受けないカツシン(雷様と比べるまでもなく)が歌って踊って、誰得、という点もあるんだけど、カツシンのエンターティナー振りが楽しめる。
 いったんカツシンを好きになると(笑)これはこれで楽しい(笑)。東宝・日活ファンには受けないかもしれないけど(笑)大映ファンなら必見。

e0178641_220214.jpg元禄女大名 1960年(S35)/大映京都/白黒/84分 <ラピュタ阿佐ヶ谷HPより>
■監督:安田公義/脚本:松村正温、西村八郎/撮影:牧田行正/美術:上里義三/音楽:浜口庫之助
■出演:勝新太郎、中田康子、中村玉緒、川崎敬三、北林谷栄、三田登喜子、真城千都世、藤原礼子、島田竜三、千葉敏郎
武芸自慢で負けず嫌いのお姫さま・中田康子も、突如現れたのど自慢の足軽・勝新には歯が立たない──。女大名のお婿さん選びをミュージカル仕立てで描いたコメディ時代劇。浜口庫之助による音楽もゴキゲン。
 また東宝専属でイマイチはじけず、大映に貸し出され、これが縁で大映専属になった中田康子も、ビミョー。キャラ的には、ヤング藤間紫路線で行くべきだとは思うのだが(笑)ピンでは、難しいものが(笑)。
 とはいえ、そういう主役コンビなのだが、大映スタッフは、全力でアシスト。微妙だが、楽しい(笑)。
 中田康子の妹姫・中村玉緒は、やさおとこ・川崎敬三が好き。しかし、「シラノ・ド・ベルジュラック」ばりに川崎の歌のスタンドインのカツシンに中村玉緒うっとり。
 後のことを考えると、ここでカツシンに惚れてはいかんぞ玉緒、と雁治郎目線でハラハラするが、ともにフェロモン最強カップルなので、雁治郎なりきりのぼくでも、ちと苦しい(笑)。
 ちなみに若いときの中村玉緒は、最強のエロ清純派。若くて清純派なのに、妖艶セクシーのワイルドキャット。本作でも、同じフェロモン系なんだけど、玉緒の前では、中田康子形無し。
 ワイルドキャットのアニメみたいな猫目の玉緒恐るべし。 

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by mukashinoeiga | 2015-03-18 11:54 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

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