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佐々木康「母の記念日」

 京橋にて。「よみがえる日本映画-映画保存のための特別事業費によるvol.7松竹篇」特集。43年、松竹大船。
 父・志村喬をジャワ殖民事業に残して、子女教育を日本でするため帰国した女医・信千代。成長した子供たちに、NHKラジオ海外語アナ・佐分利信、家出していた松竹駄目男・徳大寺伸、三浦光子、戦闘機乗りの卵・三井秀男、満州入植農の卵・千代重信。

母の記念日(86分・35mm・白黒)<フィルムセンターHPより>
佐々木康監督による国策映画。碧川その(信)は、子供たちの教育のため、夫の芳之助(志村)だけをジャワに残していったん日本に帰ってきた。彼女は、医師の資格をとって日本の病院で働くが、いずれは夫の元に戻り、ジャワで医療に携わるつもりであった。だが、夫の消息は途絶えてしまった。東宝から志村喬が夫役で出演。
'43(松竹大船)(監)佐々木康(原)佐々木孝丸(脚)野田髙梧、柳井隆雄、柳川眞一(撮)猪飼助太郎(美)小島基司(音)萬城目正(出)志村喬、信千代、佐分利信、徳大寺伸、三浦光子、三井秀男、千代重信、山路義人、飯田蝶子、髙倉彰、岡村文子

 戦時色は濃厚であっても、いつもの戦前松竹ホームドラマの結構。
 わからずやの父親が、わからずやの母親に代わっただけとも言える。戸主代わりの、頑固ものの長男にサブリンは、適役。妹・三浦光子の、思いびとに、例によって特徴のない、草食系・髙倉彰。爆弾製造の際怪我をした科学系技術者というところに、時代がある。
 見慣れない信千代が、女医には見えても、とても「母親役」に見えない、なんだかへんなホームドラマというところか。面白くもなんともないお話だ。
 原作佐々木孝丸とは、戦後東映時代劇などで悪役として活躍、というより国際労働者のテーマソング「インターナショナル」の歌詞日本語訳で知られる、左翼演劇人と、同じか。

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by mukashinoeiga | 2014-03-20 16:20 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

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