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勝新太郎「警視-K」中村玉緒菅貫太郎ジュディ・オング緒形拳かたせ梨乃小池朝雄佐藤慶石橋蓮司

 渋谷にて。「勝新太郎~甦るカツシン伝説」特集。80年、勝ブロ=日本TV。ブルーレイでの上映。
 今回の渋谷のカツシン特集の白眉は、伝説のTVドラマ「警視-K」全13話を、一日で一挙上映(笑)という、まさに暴挙。タイム・スケジュールによれば、朝の10時開始、夜の23時にいたる、マラソン上映。そんな過酷な鑑賞など耐えうる、気力も体力もないので、その数日後にあった「傑作選」上映のみに、駆けつける。
監督・脚本勝新太郎「LiLi」(第4話)
 貿易商・菅貫太郎が、愛人により、殺される。苦悩する本妻に、ジュディ・オング。
監督・脚本勝新太郎「その人は・・・・ママ」(第11話)
 元妻を殺した男・緒形拳の話は、なんだかワキスジ扱いで、カツシンとその娘を捨てた、元妻・中村玉緒の話が、メインになっている。
監督・吉原勲「デイズ・イズ・ファミリー」(第12話)
 カツシンの部下が警察手帳を不良たちに盗まれ、不良たちは、その警察手帳を悪用して・・・・。
監督・脚本勝新太郎「マイ・シュガー・ベイブ」(第13話)
 カツシンと、カツシンの上司・小池朝雄、違法貿易商・佐藤慶とは、学友だったが、佐藤が「事故死」。居合わせた小池が、佐藤を殺したのだと、カツシンはにらむ・・・・。

 「異常なまでにファザコンの娘」に、カツシンの実の娘・奥村真粧美を起用、役名も同じ音の正美。元妻に中村玉緒(役名・玉美)。11~13話は、事件と平行して、このカツシン・ファミリーの葛藤が描かれる。ワンマン・ショーならぬワン・ファミリー・ショーか。
 まさしく壮大な?楽屋落ちというべきヌルサで。おそらくは、カツシンの個性を生かした、コミカルなハードボイルドを目指すべきはずのものが、見ているこっちがぐだぐだになる、ヌレバならぬヌルバの連続。
 しかも、別監督の回は普通のドラマだったが、勝新演出は、アドリブ重視の一発勝負(以下、資料映像の、石橋蓮司どおりの)その長まわし。
 しかし、溝口健二や相米慎二の緊張感も快感もなく、これまたぐだぐだ。
 カツシンと玉緒が会話するシーンで、玉緒がせりふにつまり、カツシンが「本(料理本)を、見ながらだろ」と助け舟、玉緒も「そうそう、本を見ながらね」と続ける。一事が万事のぐだぐださ。「凝った映像」「凝った撮影角度」も散見され、センスはあるのだろうが、長回しとともに、残念ながらインパクトはなし。大家さんの下手なシロウト落語を聞かされている気分か。
 なお、毎回カツシンが重要人物と会う場面に、時代のゆえか、ディスコが設定されていて、カツシンは、ジュディ・オングとも、玉緒とも、かたせ梨乃とも、踊る。しかし、80年代ディスコ風景とカツシンは、まるきり合わない(笑)。
 アルバイト娼婦かたせ梨乃が、そのとき佐藤と小池、どちらと寝たのかとカツシンに聞かれ、「刑事コロンジャッタの声に、似ているほうよ」というのには、爆笑しましたが。まあ、そういう、ぬるいドラマ。
 ★あるブログ★によれば、「初回視聴率は12.5%→2話以降最終話まで平均4%台に。台本なし、アドリブなので石橋蓮司その他出演者の表情もガチ。視聴者に背を向けて撮影したり台詞が小声で聞き取りづらいと苦情が殺到。しまいにはクレーム対応に追われるように。」とのことだ。まあ、そこまでひどくはないが。しかし、それは一般視聴者に比べれば、はるかにこの種の映像に耐性があるからなのだが。

石橋蓮司インタビューアバウト 勝新太郎

桜田淳子 勝新太郎・永六輔・他談笑

竹中労語る 勝新太郎

竹中労語る 勝新太郎 / 芸人論

勝新太郎 対 舘ひろし

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by mukashinoeiga | 2013-06-23 10:52 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(2)

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Commented by Cliffbem at 2018-11-30 23:17 x
Joe Bonamassa is a famous country singer, so don't miss the possibility to visit <a href=http://joebonamassatour.com/>Joe Bonamassa 2019</a>
Commented by mukashinoeiga at 2018-12-01 22:00
勝新太郎「警視-K」へのコメント、Cliffbemさん、ども。
Joe Bonamassaなる「有名なカントリー歌手」なんて知らんがな。おまえ、Joe Bonamassaのファンなんだろうが、Joe Bonamassaの名誉を棄損しているのを、知らんのか。ぱかったれが(笑)。  昔の映画
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