人気ブログランキング | 話題のタグを見る

筧正典「大安吉日」

 阿佐ヶ谷にて。「昭和の大流行作家 源氏鶏太の映画アルバム 日々哀歓」特集。57年、東宝。
 たぶん、8割方は見ている映画だな、と思いつつ、でもチラシの写真に見覚えなく?、あえて?チャレンジしたら、やっぱり、見ていた映画。
 小林桂樹の、快演もよろしく、映画は多少もっさりしているものの、軽快に見ていたら、ちとだらついた展開で後半あたりで睡魔に襲われ、やはり主役の快演だけでは、映画は持たないのだ。気付いてみれば、小林は大会社の社長になっており、どういう経緯で、というのが、2度見ても、わからない(笑)。ただし、これは、ぼくのせい。
 すれっからしの小悪党との、チラシの説明だが、源氏鶏太のほのぼのワールドでは、ちょいと裏事情に通じた、チョイ悪オヤジ程度。小悪党とさえ、程遠い。
 岡田茉莉子が達者な演技ながら、下手したら、淡路恵子、河内桃子に継ぐ、第三ヒロインの扱い。まあ、本当は三人とも、同列、後半は岡田が、抜け出すんですけどね。

by mukashinoeiga | 2011-02-23 22:42 | 旧作日本映画感想文 | Comments(0)

名前
URL
削除用パスワード