明けましておめおめ 今年もよろよろ(ぼく的あけおめ ことよろ)

シネ納めシネ初めというのを言い出したのは、たぶんぼくが初めて(笑)。
 もっとも京マチ子を京マチといい始めたのは…と、前に自慢(笑)したら、のえさんツイッターによれば、森雅之も、京マチ子を京マチさんと呼んでいた、と。
 そうだよなあ。
 ま、ここはぼくとモリマの表現方法が同じだった、ということにしておこう。

 さて去年のぼくのシネ納めは、なんと11月に終わってしまっていて、12月にはとうとう一本も見なかった。冬の寒さに、年寄りの骨身にこたえ、外出する気が、失せた。
 去年は、18歳以来、もっとも映画館に行かなかった。体力もさることながら、気力が、もう負けていた。
 休みの日も、部屋で、飲んじゃ寝、食っちゃ寝、飲んじゃ寝、たまにネットを覗く、という、まあ自堕落っちゃ自堕落な。
 二十歳前後のころから50代までは、休みの日には、いかに一本でも多く見るか、がテーマだった。
 今のぼくのテーマは、休みの日に、いかに家から一歩も出ないか、なのだ。情けない。

 そもそもなぜ、こうなったか、というと。
 去年の1月のある朝、目が覚めると、左臀部に大激痛。寝床から、起きて、立つまでに、数十分か。ネットでよく見るorzの状態でしばし苦悶す。
 結局一週間以上会社を休む。診断は坐骨神経痛。

 7月末の朝、やはり目が覚めると、今度は右臀部に大激痛。やはり、立てない。
 悶絶しつつ、二度目なのでやや冷静に、1月のときより、やや痛みは小さいな、とか、今日は日曜だから激痛を押して病院に行っても、医者は少ないかもしれない、と日ごろにない冷静な判断で、人生初、救急車を呼んだ。
 ついに救急車デヴュー(笑)。
 呼んで正解で、救急隊員があちこちの病院に電話しても、担当医がいないとか、次々に断られる。
 市内はもう無理で、二つ先の市の病院が、やっと、受け入れてくれた。

 まあ、話はまだまだ続くのだが、こういう辛気臭い話は苦手で、続きはまた後日。
 ただシネ初めだけは、今月中に何とか、済ませたい(笑)。


◎おまけ◎最近当ブログの記事ランキングになぜか、「男たちの旅路」が入っている。
 その記事から、動画を引用すると、

Journey of Men: Pt.3 ep.1 "Silver Sheet"


 説教させたら日本一のツルコウ鶴田浩二は、日ごろ水谷豊や桃井かおりなど若い奴らに説教しているわけだが、この回では自分より年齢が上の笠智衆や殿山泰司らに説教する。その趣向は如何。
 結果はさして変わらず。まあ、声のトーンを抑えたくらいか。
 わが身を顧みるに、もはやツルコウの年齢をトウに超えても、人に説教する柄でもなく。
 老人たちももっと過激でもよかったように思うが、NHKドラマの限界か。


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# by mukashinoeiga | 2019-01-12 01:11 | 我ら盆暗呆け老人のじじいライフ | Trackback | Comments(0)

薔薇の名前森雅之の名前モリマの名前

うーむ。皆な気にしすぎ(笑)だよ。
 昭和の御代から平成へ。そして来春からは何と呼ばれるのかしら。

のえ@noebox 13時間前
2週間くらい前に誰だか知らないけど「モリマって呼ぶのは馬鹿にしてる」ってメールをもらった。ブログのメールフォームから送られてきたのでその人がブログの記事を読んだのかtwitterも見てたのかそれはわからんのですが、怖かったのもありますが馬鹿にしてるって言われたのがとても引っかかって

リー@邦香シネマ倶楽部@officekaories 13時間前
モリマって言いだしたのは俺だ!とか言っている人にもメール送られたりしているのかな?愛称で呼ぶのは好き嫌いはあると思うけど・・・馬鹿にしているとは思わないけど、けど、確かに私も「レオ様」とかいう記事を見ると同じような気持ちになることはあるね。私はレオの事絶対レオ様とは言わない。


e0178641_22414348.png いや、ぼくは、もらってませんがね。まあ、弱小ブログなので、のえさんほど、その人の目に引っかからんだけでしょ。それに、「モリマって言いだしたのは俺だ!」なんて、えらそーなことは言いませんって(笑)。
 ひとは、好きな人のことを、それぞれ好きに呼んでいい。愛称にも相性があるのだ。
 いつも言っていることですが、人にそなわるセンサーは、ほんとに千差万別で。あるひとには不快なことが、別の人はぜんぜん気にならない。ある人には心地よいことが、別の人には不快。
 ただ自分の好みを人に強要してはいけない。センサーがぜんぜん違うんですから。
 モリマと呼ぼうが、森雅之と呼ぼうが、それは人それぞれ。人に強要してはいけません。
 ただし、「モリマって呼ぶのは馬鹿にしてる」というのも、表現の自由。私は断固としてモリマと呼ぶ、というのも表現の自由。


(ウィキペディアからのコピペより)
名前ってなに?薔薇と呼ばれる花を別の名前にしても美しい香りはそのままよ -- シェイクスピア『ロミオとジュリエット』、ジュリエットの台詞。
What's in a name? that which we call a rose.By any other name would smell as sweet.

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# by mukashinoeiga | 2018-12-31 22:49 | うわごと | Trackback | Comments(2)

黒木和雄「紙屋悦子の青春」原田知世永瀬正敏松岡俊介本上まなみ小林薫キムタケ木村威夫

ぺらっぺらの会話劇。紙屋だけに。
 京橋にて。「生誕100年 映画美術監督 木村威夫」特集。06年、バンダイビジュアル=アドギア=テレビ朝日=ワコー=パル企画。
 冒頭フィックス(ゆるやかな横移動を含む)で、病院の屋上のベンチで話す老夫妻がとらえられるのだが、推定八十台の老人ふたりを演じるのが、原田知世と永瀬正敏。
 これが高校学園祭の高校演劇並みの簡単老けメイク。いや今時の高校演劇ならもっと特殊メイクに凝るだろう、というレヴェル。特に童顔の原田知世なんて、老年どころか中年にも見えない。ぺらっぺら。

e0178641_9355284.png19紙屋悦子の青春(113分・35mm・カラー)(国立映画アーカイブHPより)
2006(バンダイビジュアル=アドギア=テレビ朝日=ワコー=パル企画)(美)木村威夫、安宅紀史(監・脚)黒木和雄(原)松田正隆(脚)山田英樹(撮)川上皓市(音)松村禎三(出)原田知世、永瀬正敏、松岡俊介、本上まなみ、和田周、小林薫
松田正隆の戯曲を映画化した黒木和雄監督の遺作。空襲で両親を亡くし、鹿児島で兄夫婦と暮す悦子(原田)に縁談が持ち上がる。見合い相手の永与(永瀬)を連れてきたのは悦子と想いを寄せ合う明石(松岡)で、彼は特攻隊に志願していた。切迫した時代状況の中、互いに思いやる男女三人の姿が静かな感動を呼ぶ。木村は幾重もの意味を込めるように、主人公の家の前に満開の桜とススキをあえて同居させた。


 おそらくは原作は「静かな」系の演劇と思うが、上記登場人物たちが入れ代わり立ち代わり、組み合わせを変えて、部屋で二人、ないし三人で会話する、まあ会話劇。
 この会話が、そこそこ笑える部分もあるが、まあ見事なまでにぺらっぺら。
 同じ特集で見た木村威夫「夢のまにまに」08年、同様の趣向(老人が青春時代を送った戦時中を回想する)ながら比べても、初長篇監督のキムタケのほうに数日の長あり。これってプロの監督の黒木和雄としては、本当にどうなの(笑)。
 初めて会う永瀬正敏のプロポーズを即答で了解する原田知世の心理が、よくわからない。小津安「麦秋」で、杉村春子がうちの息子と結婚してくれたら、という誘いにハラセツが即座に了承するまでには、丁寧な前振りの数々があった。それが、このハラトモには、ない。
 はじけない会話劇、しみじみしない会話劇。
 意中のハラトモを、永瀬とふたりきりにして帰る松岡俊介の、険しい目線で振り返るのは、明らかに不適切な演技ミスだろう。そう思う。

 上記「木村は幾重もの意味を込めるように、主人公の家の前に満開の桜とススキをあえて同居させた。」も、キムタケ美術は、肝はこれだけ。あとは監修で弟子の安宅紀史に任せたと思しい凡庸な美術。
 だいいち狭い日本家屋で各部屋の位置関係がわからない(それは盆暗なぼくだけかもしれないが)セット造形って何なの。
 トイレと玄関の位置関係も不明だし、家族が食事する居間と、永瀬、松岡を迎える応接間?との位置関係も、わからない。それはぼくが盆暗なのか、あえて位置関係を不分明にしたキムタケ美術を、黒木が理解していなかったのか。うーん。

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# by mukashinoeiga | 2018-12-23 09:38 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(0)

もしも森雅之が森雅之でなかったなら(笑)あるいは時代劇の定番オビくるくるの謎(笑)

森雅之本名は有島行光(ありしま ゆきみつ)。
 高校生のころから、森雅之は森雅之という芸名を名乗っていたという。いかにも近代的なインテリ二枚目の芸名で、モリマのセルフプロデュース能力の高さを示していると思う。
 リーさんの直近のコメントで、森雅之をモリマと呼ぶのは好きでない、という人と出会った、というのを読んで、モリマの名前について、ぼんやり考えた(笑)。
e0178641_236523.png もしモリマが森雅之という芸名ではなくて、有島行光という、いかにも時代劇めいた本名で役者になっていたとしたら(笑)。
 ひょっとしたら、時代劇専門の役者になっていたかも(笑)。
 「ほれほれ、ハーハッハー」とか哄笑しながら、町娘や腰元の帯をくるくる剥いでいくバカ殿専門役者になっていたかもしれぬ(笑)。ちょうど工藤栄一「十三人の刺客」のバカ殿菅貫太郎のように(笑)。
 あるいは時代劇役者として、弥次喜多の片割れの三枚目とか、水戸黄門のスケベな助さん役とか、そういうモリマも見てみたかったなあ(笑)。
 若いころは助さん役で、年取ってからは水戸黄門役に出世して、旅中の宿で由美かおるの部屋に夜這いしたり、入浴中の由美かおるに、風呂場の戸をガラガラと開け、「おお入っていたのか、これはしたり。しかしわしもこれこの通り、着物を脱いで、寒い寒い。一緒に温まろうか」と、ざぶん、なんてモリマ黄門も見て見たかったぞい(笑)。モリマ黄門なら、由美かおるだけではなく、助さん格さんにも手を付けていたかもしれぬ(笑)。

 という、夢のような妄想(笑)を書いていて、ふと気になったのだが、あの腰元などへの帯くるくる。あれ、か弱い女性がされたら、絶対に途中でバタンキューと倒れている気がする。アレは女性の側も協力して、くるくるしないと、ダメなのではないか。まあ、時代劇の様式美ってやつですかね。

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# by mukashinoeiga | 2018-12-19 02:38 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

爆笑!モリマの変顔! モリマはジム・キャリーか(笑)

目の錯覚なのだが。
e0178641_17511061.jpg 瞼を閉じたモリマの目が、びょーん!と、飛び出してるように見えた(笑)。もう片方の瞼も、見開いた目のように見えてしまう(笑)。のえさんのツイッターより。

のえ@noebox
オクに出てる「美女と盗賊」のスチールを見て あぁ、これも結構露出度高いんだなとおもた。見たことないけど…
スチール写真の雰囲気だけ見てると黒澤で撮った方が良かったんじゃない?と思うしでも黒澤で撮ってたらモリマの役は三船がやってそう。(以上引用終わり)

 いやあ笑った笑った。のえさん、すんません。

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# by mukashinoeiga | 2018-12-07 17:51 | うわごと | Trackback | Comments(6)

昔作った、当ブログの原型が(笑)亡霊のように立ち現れて(笑)

すっかり忘れていた過去の亡霊が、ネットをあさっているうちに、引っかかってきた(笑)。
 いやあ、あったあった(笑)。
 当ブログを作る前、一つホームページを立ち上げてみましょう、と作ったが、いまいちデザイン、コンセプトが満足いかず、ぼくには使い勝手が悪くて、中途半端に放り出したもの。

 ★映画の見すぎ良すぎ★

 それがいまだに亡霊のように、生き延びている。ところが案内によると、

Yahoo!ジオシティーズ サービス終了のお知らせ
Yahoo!ジオシティーズは、2019年3月末をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。
終了までのスケジュールやホームページの移行については以下をご確認ください。

 とのこと。過去の遺物、死んだ子を見れるのは、今のうちだぞ、自分(笑)。
 なお by 四隅の老人というハンドルネームは、それこそ過去の遺物たる、古色蒼然ミステリ「隅の老人」と、大好きな映画監督の三隈研次と、自らの老齢を掛け合わせたもの。

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# by mukashinoeiga | 2018-12-07 03:09 | 我ら盆暗呆け老人のじじいライフ | Trackback | Comments(0)

いやあこれは新発想だわ本棚に箱庭 日本的な縮み志向の極みやねー

本好き映画好きにはたまりませんな(笑)。
 出来ればエアコン室外機のない昭和30年代の箱庭ならぬ、箱路地を作ってほしいニャー。
e0178641_232415.jpg海外「日本人は魔法まで使えるの?」本棚に東京の路地裏を作り出すブックエンドに外国人がウットリ! 海外の反応(ネットニュースより)
e0178641_2325207.jpg 立てかけた本を倒れないように支えるブックエンド。そのブックエンドをアートにした作品がTwitter上で話題になっています!
『路地裏bookshelf』は、本の隙間に東京の路地裏の様な小空間を再現。
どこか懐かしく、また机に座りながら異世界に迷い込んだかのような錯覚を味わうことができます。
 アートイベント「デザインフェスタ」への出品がきっかけで、Twitter上で大きな話題になりました。普段はイラストCGの制作会社に勤めているmondeさんは、こう語ります。
「2年前から、”棚に飾る東京”をテーマに作品を作ってきました。本棚の隙間に路地裏をつくってみたら面白いんじゃないかと思って、思いついたのが今回の作品なんです」 (以上引用終わり)

 いや、これが数十年前に知られていたら、キムタケにも作ってもらいたかった。
 いやいや今からでも遅くない。mondeさんに許諾をもらい、ある程度の「原案料」を払い、いろんなアーティストが作ったら、かなり面白いことになるんじゃないか。そう妄想する。今、ネットに負けている既存本屋の、ささやかな抵抗になるかも(まあ、無理か)。

e0178641_23255958.jpg ★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

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# by mukashinoeiga | 2018-11-30 23:30 | うわごと | Trackback | Comments(0)

井上梅次「女は夜化粧する」山本富士子川口浩森雅之叶順子上原謙田宮二郎清水将夫

大人大映らしい夜メロ快作。再見。
 神保町にて。「女たちの街「色」と「花」に彩られた文芸映画の世界」特集。61年、大映東京。
e0178641_1327741.png 大人な大映らしく、と言っては変だが、大映は青春映画が苦手で、大映のほぼすべての若手俳優は、青春の気が感じられない。実年齢は若くても、みんな妙に「大人の事情」に精通しているように見える。
 その中にあって、川口浩だけがゆいいつ、やんちゃ坊主のまま、青春を体現している。大映にとっては貴重な存在だ。
 その浩の父、松太郎は大映の重役でもあったから、おそらく大映から、「センセ、今度は山本富士子主演映画になるような原作お願いしまっせ」などと言われていたに違いない。
 脚本のアテ書きはよくあることだが、これは何と原作からすでに、アテ書きだったと思われる。やんちゃな若者には息子を、気障な紳士にはモリマを、妖艶なやり手には山本富士子を、といった具合に、きわめてシステマティックな、企画→原作→脚本化→イメージ通りの配役。安定したシステム。
 小説家川口松太郎は、今でいう、大映のPB(プライヴェートブランド)だったのね(笑)。そりゃあ効率いいわ。
 ところで、この映画を見た女子の疑問は、あれだけエロかっこいいモリマを差し置いて、山本富士子が、なぜ川口浩に、なびくのか、ということのようだ。まあ、原作者の息子だから、息子可愛さの親バカ、という点もあるかもしれないが(笑)それとは別に…。

e0178641_13281321.png16. 女は夜化粧する S36('61)/大映東京/カラー/1時間41分 (神保町シアターHPより)
■監督:井上梅次■原作:川口松太郎■脚本:斎藤良輔■撮影:中川芳久■音楽:鏑木創■美術:下河原友雄■出演:、川口浩、森雅之、叶順子、上原謙、田宮二郎、清水将夫
赤坂の歓楽街でギター芸者として人気の登子(山本)は、その美貌と手腕を買われ、ナイトクラブを任されることになり…。衣装も雰囲気もゴージャスな山本と、彼女を誘惑する色男たちとの恋の駆け引きも楽しい娯楽作。




 山本富士子は、男を手玉に取る女である。それを商売にして、その適応能力は抜群なのだ。
 彼女はあらゆる客たち、そしてパトロンのモリマでさえ、手玉に取る。
 モリマも、ある程度は押すんだけど、きっぱり富士子に拒否されると、あきらめちゃう、本当の紳士。
 普段はオトコ山本富士子というべき押しの強さで鳴らす田宮二郎も、チャンスを人に譲る、おっとり加減。上原謙も清水将夫もやさしいやさしい。
 そうこの映画では、男たちは、みんな優しい。誰も富士子を不幸な目にあわすようなセクハラ男では、ない。

 その例外が、川口の浩。劇団をやめる当夜に、酒を飲んだ、最後の青春の同士でもあった。 
 富士子がゆいいつ手玉にとれない男。もしくは、手玉に取りたくない男。
 ぐいぐい押してくる浩に、富士子は抵抗できない。むしろぐいぐい押してくる浩に、ついに抵抗しきれず、自分から浩の顔を抱き寄せ、キスしてしまう始末。
 オトコを手玉に取る女は、結局手玉にとれない男に弱い。だから、モリマより川口浩。
 最後、歓楽を期待した富士子を、モリマは店に送る。究極のアッシー君か、「お前、日銭を稼げよ」という共同経営者か。まあモリマは紳士だから、どっちもどっちか。

 この映画は、画質が暗い。クレジットで確認できなかったが、アグファか、偽アグファか。いや、アグファじゃないだろう、もっと美麗なのが大映アグファだ(吉村公三郎「夜の河」)。とにかく画面が暗く、荒い。夜のシーンが多く、室内でも室外でも暗い。
 この当時は、町中のネオンサインも少なく、住宅地も街灯が少なかったろう。
 ということで、今ほど明るくもなかった当時の世相を反映しているのが、明るく楽しい東宝映画に対して、暗くて楽しい大映映画の面目躍如。
 なおクレジットで、特殊撮影というのがあったが、まず気になったのが富士子の控室で、富士子が写る三面鏡での的確な配置。これ、たぶん三面鏡と本人、全部にピントを合わせるのは、相当困難だよね?
 あと、クライマックス付近でうつる、富士子の豪華なラメ入り和服。ピカリピカリ光るのだが、これ暗いなかで実際にピンスポ当てたら、その周りも明るくなるよね。このラメの明り自体が、全部均一の光十字で。

シネマ・パラダイス 山本富士子特集


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# by mukashinoeiga | 2018-11-29 13:06 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

阿部豊「マダム」月丘夢路左幸子葉山良二金子信雄岡田真澄二谷英明細川ちか子キムタケ木村威夫

水準的なバーのマダムもの。水商売だけに。
 神保町にて。「女たちの街「色」と「花」に彩られた文芸映画の世界」特集。57年、日活。
e0178641_15394737.png 夫オダサクもすなる小説といふものを、妻もしてみむとてするなり、とばかりの織田昭子の原作。
 オダサクも、あの世で苦笑いというところか。このオダサクを演じるのがネコさんこと金子信雄。こういう女たらしの役なら、常にモリマのほうがいいんじゃね、と思ってしまうのが、モリマジャンキーの、サガ(笑)。
 オダサクも太宰も、全部モリマにやってほしかった(笑)。そうすれば、父親トラウマも解消するんじゃねぇの、と(笑)。
 なお斉藤高順音楽は、限りなく小津調に近い。手抜きか、夜のネオン街の絵面がそうさせたのか。

9. マダム S32('57)/日活/白黒/1時間34分(神保町シアターHPより)
■監督:阿部豊■原作:織田昭子■脚本:沢村勉、中村信■撮影:峰重義■音楽:斉藤高順■美術:木村威夫■出演:月丘夢路、左幸子、葉山良二、金子信雄、岡田真澄、二谷英明、細川ちか子
波瀾曲折の後、流行作家の愛人から銀座のバーのマダムに落ち着いた秋子(月丘)。かつて愛した男たちを思い出し、人生を憂いていたが…。作家・織田作之助の未亡人が、自身をモデルに書き下ろした小説の映画化。*デジタル上映

 ちなみに、この日は、神保町で本作、そのあと京橋のキムタケ特集に回ったので、3本ともキムタケ美術。
 あっ、さらにちなみに、木村威夫のことをキムタケと呼び始めたのは、たぶんぼくが初めて(笑)。ごく少数の名画座女子の間で、今も使われているようだ(笑)。映画美術における、ある種のポップアイコンにふさわしい愛称だと思っている。
 そのキムタケ美術だが、肝心のバーのセットなどは、水準的なもので、のちに実店舗の設計をいくつも手掛けたという安定感。
 ただそのバーの楽屋というか、ホステスの控室に通ずるドアが、キムタケが日活映画でさんざん使いまわす、なんていうんだろう、小さな柱が林立する模様の独特なもの。
 そのドアを開けて女給控室に入ると、もうバーとは別世界だ(というのがキムタケの思いだろう)。
e0178641_15403992.jpg 画面奥(ドアを開けた右)が全面金網。その奥には何やら衣装がつるされてはいるが、衣装庫としては、きわめて使いづらそう。
 おそらくキムタケとしては、バー部分の内装は、予算をかけるが、楽屋には予算をかけず、元の建物構造を生かす、という発想かしらん。しかしなぜ金網。
 部屋の奥には、金網で区切られた異世界があるということかしら。この映画以外にも日活のキムタケ美術で、奥の金網というものを見た記憶もあり、何よりも鈴木清順「東京流れ者」でこのショット、この画像では見にくいかもしれないが、渡哲也たちの奥にあるのは、まごうかたなき金網であり、ビルの一室にこのような衝立があるのは、明らかに不自然極まりない。(下の予告動画のラストのほうが、金網であることが鮮明)
 ふすま、戸板に連なる、キムタケ美術と鈴木清順コラボの一つ、薄い堺、衝立を隔てた別世界ということか。

 月丘夢路の友人役左幸子が、いつになくしどころのない役で。いつも、あらゆる方向にはじけまわっているか、意味深な役ばかりの彼女なのに、なにこの低温な役どころは。妄想するに、当初は彼女が本作のヒロインに想定されていた。しかし営業的に華がないと判断されたか、もっと妖艶さが求められてたか、彼女がはじかれて、月丘ヒロイン、左は脇に回された、と。うーん、邪推かしらん。

東京流れ者


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# by mukashinoeiga | 2018-11-24 15:40 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(0)

カラオケ映像にモリマ! 高峰三枝子 - 湖畔の宿

‏たまにストーカーしているのえさんのツイッターから。

美都@名画座女子候補生@izumichiyo 11月12日
https://youtu.be/qVuY4fIpOQw @YouTubeさんから
まさかカラオケ映像にモリマが出てると思わなんだ。
高峰三枝子 - 湖畔の宿

@noebox 12時間前
高峰三枝子のカラオケ映像(これ始めて見ました。ありがとうございます!)帰郷の中に光る海が混入されるという雑な編集がツボ。

高峰三枝子 - 湖畔の宿

 一番最後の歌詞「青いクイーンの寂しさよ」で、なぜか高峰でなくモリマが映るのは、女子モリマファンのツボじゃないのかな(笑)。

高峰三枝子/湖畔の宿(新規)特攻隊の前で歌った歌(2)



鼻から下がラブラドールなんですよ(のえさんツイッターより)
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# by mukashinoeiga | 2018-11-14 16:37 | 業務連絡 | Trackback | Comments(2)