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当ブログ訪問者が30万人突破

 エキサイトブログのアクセス解析によれば、本日2016/5/6に、「全体の訪問者数 300,065」(本日の途中集計)に、なったとのこと。
 2009年7月の開設ですから、まあ弱小ブログには、違いありませんが、そうゆうことで。
 ただし、

1 開設と同時に、アクセス解析を導入したわけではないので、実際は、もっと多いはず。
  ただし、開設当初は、一日数人のアクセスしかなかったので、誤差の範囲内か。
2 さらに、このアクセス解析は、何度も何度も、訪問者数が、アクセス数を、上回ってしまう、信用ならないもので。
  理論上、訪問者(ユニークユーザー)数が、アクセス(ページヴュー)数を、上回ることはありえないのだが、それぞれ別のシステムで解析しているため、信用ならない「一応の目安」でしかない。
3 のべ30万人といっても、大部分の方は、おそらくネット検索でたどり着いて、一目見て、あ、こりゃツマランブログだな、と瞬時に判断(笑)されて、速攻で閉じてしまう「一見さん」だと、自分でも、思う。
  かなりの頻度でお立ち寄りの方は、ほんの数人というところかしら(笑)。

 ちなみに、この一週間の数字は、

日付 PCアクセスPC訪問者
5/5(木)300   218
5/4(水)426   225
5/3(火)240   213
5/2(月)483   190
5/1(日)250   187
4/30(土)248  213
4/29(金)284  212
合計 2,231  1,458

今日の訪問者数 162(本日5/6の途中集計)
1日平均 4月29日~5月5日 208.29
全体の訪問者数 300,065

 というものです。昔のケータイアクセス、今のスマホアクセスを加えれば、もっと多いはず。
 ちなみに、i2i.jpという別のアクセス解析によると、昨日5/5(木)は、

総PV数UU数平均PV数
333 272  1.22 PV
PCPV数携帯PV数スマホPV数
304  0   29

 ぜんぜん数字が違う、と見るべきか、スマホのアクセス者を除けば、ニアリーととるべきか、うーん(笑)。まあ、弱小ブログのことだ、どうでもいいや(笑)。
 昔はあった、携帯PV数は、このところゼロばかりだが、ケータイでは、もう見れないのか、まあ、長文が多い当ブログ、ケータイで見るのは、苦痛だろうて(笑)。
 ちなみに、出先では、わたしも自分のブログをスマホで確認していますが(笑)スマホヴァージョンは、どうも見づらい。字は小さくとも、スマホでもPCヴァージョンにしています。

◎突破記念のおまけ(笑)◎なかにし礼と12人の女優たち
佐久間良子が「リリー・マルレーン」を歌う!『なかにし礼と12人の女優たち』(7)

浅丘ルリ子が「愛のさざなみ」を歌う!『なかにし礼と12人の女優たち』(4)

水谷八重子が「時には娼婦のように」を歌う!『なかにし礼と12人の女優たち』(1)

大竹しのぶが「人形の家」を歌う!『なかにし礼と12人の女優たち』(10)

2015/01/19 に公開
■『なかにし礼と12人の女優たち』特設サイト
http://columbia.jp/nakanishirei/

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by mukashinoeiga | 2016-05-06 22:00 | 業務連絡 | Trackback | Comments(2)

村山新治「孤独の賭け」

 阿佐ヶ谷にて。「OIZUMI 東映現代劇の潮流」特集。65年、東映東京。
 本特集の、というかこの時期の東映東京の代表的女優は、サクリョウこと佐久間良子ではないか、と考えて、お気楽な気持ちでほいほい見に行ったら、なんと驚きの大快作でありました。参りました。9/8(火)まで上映中。
 サクリョウはじめ、すべての登場人物が素晴らしく、サクサク進む演出・編集もまた、おおいに快。絶賛!

e0178641_23575077.jpg孤独の賭け 1965年(S40)/東映東京/白黒/97分 <ラピュタ阿佐ヶ谷HPより>
■監督:村山新治/原作:五味川純平/脚本:長谷川公之/撮影:坪井誠/美術:進藤誠吾/音楽:飯田三郎
■出演:佐久間良子、天知茂、小林千登勢、岩崎加根子、木暮実千代、大原麗子、梅宮辰夫、菅原謙二
たった一人で全てを手に入れた男と、孤独で何一つ持たない娘が、互いの野望と復讐のため大胆な「賭け」に乗りだす──。男と女、金と愛欲を描いた五味川純平の大長篇を映画化。佐久間良子が強烈な上昇志向のヒロインを好演している。

e0178641_23584522.jpg クササすれすれの天知茂はともかく(笑)、ヒロイン女優として、強度のツッパリは、サクリョウ絶品。60年代強い女2本立てとして鈴木英夫「その場所に女ありて」となら、最強の人気番組になりうるのでは(笑)。
 サクリョウの同僚&ルームシュア相手の、対照的な薄幸顔・岩崎加根子との<絵に描いたような対比>もグッド。
 また(新人)とクレジットされる大原麗子も、新人とは思えぬ/いかにも新人らしいクソ度胸がグッド。素晴らしい。
 可愛らしくて、セクシーで、ビッチ。
 可愛らしくて、セクシーで、いまいちビッチになりきれないソフトさのサクリョウと対照的で、絶好の好取り組み(笑)。
 天地の秘書で、天地に恋する地味な女秘書に、小林千登勢、地味な女になりきった小林の凄み。

 結局、高利貸し・内田朝雄、その首になった番頭・春日章良(未知の俳優だが、なかなか味のある快演、ただし凡庸な風貌が俳優としては弱点か)やヒロインはじめ、全員「悪党」だが、唯一善人なのは、例によって朴訥菅原謙二。こういうのも、逆に貴重だなあ。

 わくわく人間ドラマとして、まったく楽しめる一篇!

 サクリョウと同じ洋装店仲間?たかぎさんも絶賛。
★孤独の賭け/たかぎ洋装店★
 
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by mukashinoeiga | 2015-09-07 00:00 | 傑作・快作の森 | Trackback | Comments(0)

瀬川昌治「次郎長社長と石松社員」

 阿佐ヶ谷にて。「OIZUMI 東映現代劇の潮流」特集。61年、東映東京。
 東映東京のごった煮的作品群を特集した今回、おそらくもっとも印象的な女優は、佐久間良子だろう。本特集における、その大部分の出演作はすでに見ているので、今回はあまり言及されないが、その圧倒的な美貌、繊細な演技力、彼女が東映東京を、ホームベースにしていたゆえに、その女優力はなかなか表に出なかった。
 他の映画会社もその傾向はあったが、東映は、なんといっても、男優スタア中心で、女優は添え物だった。かといって藤純子ほどの個性もない。本間千代子などとともに東映に所属していたことによる不幸なのかも知れない。
 ほかのすべての女優力を兼ね備えていつつ、強烈な個性は、ない。その不幸。
 本作でも、主役や個性的な脇役を邪魔しない、喰わない、そのつつましさが好ましいが、瞬発は、ない。 

e0178641_22452692.jpg次郎長社長と石松社員 1961年(S36)/ニュー東映東京/白黒/88分 <ラピュタ阿佐ヶ谷HPより>
■監督・脚本:瀬川昌治/脚本:中里菊馬/撮影:田中義信/美術:森幹男/音楽:真鍋理一郎
■出演:進藤英太郎、中村賀津雄、佐久間良子、水木襄、西村晃、花澤徳衛、柳永二郎、柳沢真一、星美智子、加藤嘉、トニー谷
東宝の“社長シリーズ”に対抗してつくられた“進藤の社長シリーズ”第一弾。次郎長社長率いるシミロン紡績にその名を買われて入社した石松青年が、会社乗っとりを企む重役一派の陰謀を暴いていく──。瀬川昌治の喜劇センスに溢れた好篇。

 東宝のモリシゲ社長シリーズに対抗、するとして、東映、進藤英太郎。うーん、彼しか、ないか。とりあえず?
 とはいえ、モリシゲには、老獪さと、まだまだ生臭い部分が同居しているが、進藤には、生臭い若さの残滓が決定的に、欠けている。若い(あるいは準若い(笑)女性にアプローチしうる「若さ」に、欠けている。ここら辺が、誤算だろう。
 本来は社長シリーズのモリシゲを目指しつつ、実際は先代社長・河村黎吉のキャラ。

e0178641_22474165.jpg これでは「今度の新入社員は錦之助に似ている、いい男ね」とOLにウワサされる自虐?ギャグの甲斐もなく?中村賀津雄も、撃沈するではないか(笑)。基本お調子者の、結果悲劇の「石松」を、フツーの新入社員に模すのも無理があるし、佐久間良子は、当然突出しない。
 個々のくすぐりギャグもよく、個々のキャラも楽しく適切だが、残念ながら、全体として、はじけない。
 個性的にはじけた東宝社長シリーズに対して、クスッとの笑いはともかく、クスクスクスッと、はじけない残念さ。
 なぜか、近年好評化な瀬川昌治の、残念な一作。まるで当時の佐久間良子みたいな、美人だけど、アイマイな印象そのまま。
 惜しい。
 進藤英太郎、中村賀津雄ともども、いいとこまでイクが、パワーに欠ける。
 本特集でも上映される渡辺裕介「カレーライス」の、大空真弓にさえ、コメディ負けしてしまう。 
 惜しい。惜しい、惜しすぎるぞ、佐久間良子。

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by mukashinoeiga | 2015-07-30 22:47 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

なかにし礼と12人の女優たち

佐久間良子が「リリー・マルレーン」を歌う!『なかにし礼と12人の女優たち』(7)

浅丘ルリ子が「愛のさざなみ」を歌う!『なかにし礼と12人の女優たち』(4)

水谷八重子が「時には娼婦のように」を歌う!『なかにし礼と12人の女優たち』(1)

大竹しのぶが「人形の家」を歌う!『なかにし礼と12人の女優たち』(10)

2015/01/19 に公開
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◎おまけ◎黄昏のビギン。大竹しのぶ&山崎まさよし

【最後の出演】ちあきなおみ/黄昏のビギン


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by mukashinoeiga | 2015-07-17 12:29 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)

中村登「わが闘争」

 渋谷にて。「甦る中村登」特集。68年、松竹。あと2回の上映。
 「わが闘争」といっても、かのアドルフ・ヒットラー「マイン・カンプ」とは、何の関係もない。
 一時、人気作家でもあった堤玲子によるベストセラー自伝小説の映画化であるが、「堤玲子」役を東映女優・佐久間良子が演じて・・・・って、えええーっ、堤玲子って、こんなに美人だっけ(笑)。

 むしろ本作で、中山仁の妹を演じた、新人女優・吉田日出子の方がぴったしカンカンなのでわ(笑)。
 ま、吉田日出子主演では、映画は、売れない、という判断は、松竹としては、真っ当だが(笑)。
 いや、ぼくも堤玲子さんを詳しく存じているわけではないけどさ、ぼくの若いころ、「面白半分」?などの、カウンターカルチャー誌に、ルサンチマンあふれる勢いのある、ややお下劣な、エッセイを書き飛ばしていて、それらを読んだ記憶がある。
 むろん当時はお子ちゃまであったぼくが、堤玲子の何たるかを知っているわけでもなく、無論堤玲子版「真淫姦婦」たる「わが闘争」なども、読んではいなかったが。

 しかし、コレだけは断言できる。
 もし佐久間良子のように、清純さと淫蕩さを併せ持つ「奇跡の美貌」に生まれていたら、ルサンチマンなど抱く必要はなかったのでは、ないか。明らかに、ミスキャストで、ある(笑)。
 祖父・吉田義夫、そして両親が桑山正一&野村昭子で、ある(笑)。この容貌魁偉な(笑)家系から、岩本多代、佐久間良子、香山美子、加賀まりこ、この美人四姉妹が、なぜ、生まれるのか(笑)。
 明らかにおかしいだろう、中村登(笑)。 このきょうだい唯一のオトコが、夏八木勲なのは、まあ、納得しても、よいが(笑)。
 しかし、東映から佐久間、夏八木を呼んでまで、どうしたかったのか、中村登及び松竹は。時にお公家さん集団と揶揄される松竹が、東映のワイルドなパワーを借りて、堤玲子の下世話なパワーも借りて、再生を図ったのか。
 まあ、松竹的には、無駄な努力だったが。
 結果的には「お公家さん」メロドラマの中村登及び松竹が、トンデモ怪作を作っちゃった、というところが、落としどころか。まじめなシーンで、笑いどころ多数の珍作状態。
 それとも、あえて、笑いを、取っているのか。

 佐久間良子も、東映ではなかなか作ってもらえない「きれいきれい女性映画」を、その「きれいきれい女性映画」の本場たる松竹で、「きれいきれい女性映画」の巨匠・中村登で、主演に招かれた、喜び勇んで、大船に行ったら、この「怪作」だった、という落ちは、あんまりだよね、という展開か。
 岩本多代、佐久間良子、香山美子、加賀まりこ、この美人四姉妹なら、松竹で、中村登で、「真っ当な」(笑)四姉妹ホームドラマが作れたものを。
 これに、佐久間良子なりのルサンチマンが現れたか(笑)。まあ、あだしごとはさておき。
 中村登も、たまには「変り種」の四姉妹モノを作ってみたかったのか。

 そもそもこの映画は、出だしからして意味不明。
 祖父がついデキごころから街娼を買い、梅毒菌をもらい、隔世遺伝で、孫娘の岩本多代が白痴で生まれた、以後堤家は狂いっぱなしの人生、ということらしいが、その祖父が、最初から吉田義夫なので、どう見ても、息子が生まれる前の「若いころの不始末」に、見えないから、観客は、混乱する(笑)。

 初対面の男・入川保則の自殺に、気前よく付き合う「堤玲子」だが、死ぬのは平気だが、心残りがあるという。
 実は彼女には「美少年願望」があり、死ぬ前に美少年の童貞をいただきたい(笑)、と町に繰り出す。
 喫茶店でノートを広げている高校生を誘い出し、そこらに駐車してあるトラックの荷台で、一発、童貞ちゃんをいただく(笑)。
 でも、この彼女のメガネにかなった「美少年」が、どう見ても「美少年」に見えず、ただの、ひょろりとした少年にしか、見えない。「美学」が感じられない(笑)。
 いっぽう彼女を、通り過ぎて行った男たち、中山仁、川津祐介、入川保則、それに兄弟だが夏八木勲 、彼らのほうが、童貞ではないにしろ、立派なイケメンぞろいでは、ないか(笑)。
 どうなってるの、この美意識(笑)。おかしいというしかない(笑)。

 まあ、映画は、特に松竹メロドラマは、美男美女が鉄則で、いかに自伝といえど、美化は避けられない。それは、わかる。わかるが、あまりに、ひどすぎないか。
 実話の映画化で、モデルより演じた役者がブ男(または、ブス)なのは、ぼくの知るかぎり、堀川弘通「おれについてこい!」で、鬼の大松を演じたハナ肇くらいか(笑)。まあ例外(笑)。

 それに「堤玲子」は、祖父以来の「劣悪な血筋」を嫌悪するあまり、男とは寝ない、子供は作らない、が心情のはずなのに、だからイケメンの川津祐介も拒否していたのに、「美少年」?の童貞はいただいちゃうし、入川とも結婚、出産も二度目は、前向きになる。
 これ(男とは寝ない)を守り通していたら、松竹メロとしても、異色作が出来たものを。確か70年代の彼女は、レズ宣言をしていなかったか? よく、わからん。

 映画の後半で、それまで描写に、文学少女の影も形もなかった「堤玲子」は、同人誌の合評会に参加し、詩集も自費出版。まるで、戦後版林芙美子、ははあ、この「文芸映画」風にだまされて(笑)佐久間良子は、松竹くんだり(笑)まで、売り飛ばされたのだな(笑)。朝日新聞言うところの「強制連行」のようなものか(笑)。

 しかし、佐久間良子も、男と寝ないことには売りにならず、まあこの時代の主演女優だから、男に被い被されて、そのあえぎ顔のみでセックスシーンを表現するのだが、もちろんことに、あの独特のタラコくちびるで、あえぐ佐久間良子の、あえぎ顔が超エロいのは、いうまでもない(笑)。
 佐久間良子、そしてもちろん香山美子のスバラシさで、持つ映画。
 ただし、これが「堤玲子」原作としては、完全な「原作レイプ」以外の何者でもなく、ああ本作への「堤玲子」の感想なんで、読みたい読みたい(笑)。完全なボロのクソだろう(笑)。

 なお、加賀まりこがらみのサブキャラで、石坂浩二。(第一回専属)の、クレジットも、ひょろひょろ青年で、印象も薄いが、最後にあんなに大活躍(笑)するとは、意外。
 岡山が舞台の映画ゆえ、長門勇特別出演。「ぼっけえ」という方言が冒頭にあるので、それと知れる。堤玲子、岩井志麻子、「八つ墓村」と、岡山は、ぼっけえきょうていで、負えんやせんがな、な危ない土地柄か(笑)。

 この映画、出来れば、マスマスムラムラで、見たかった(笑)。

★孤高の作家、堤玲子さんを復活させたい。:南川泰三の隠れ家日記ブログエッセイ・「猿の手相」★
 ある作家のブログによる、2005年時点での堤玲子。まさか、彼女がまだご存命とは意外であった。
 破滅型作家として、若死にしていた、という「印象」が、あった。むしろ「したたかに、自分だけは、生き延びるタイプ」という、意外な落ち。いや、これが、案外と堤玲子の本質なのかもしれん。ジャスコのイートインコーナーで、タバコをくゆらす堤玲子。堤玲子の「わが闘争」とは、死に急ぎとは真逆の、「生き延びる」ことであったのか。

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by mukashinoeiga | 2014-09-01 19:22 | 珍品・怪作の谷 | Trackback | Comments(2)

市川崑「病院坂の首縊りの家」佐久間良子石坂浩二桜田淳子

 DVDにて。79年、東宝。
 原作横溝正史、監督市川崑、主演石坂浩二の、東宝金田一シリーズ第5作。
 これにてシリーズ最終作の由だが、市川崑は、夢よもう一度と、のちに金田一モノをいくつか作った。これぞプログラム・ピクチャア魂だ。
 ロードショー時既見作だが、今回再見に及んだのは、ひとえに桜田淳子出演のため。
e0178641_1915284.jpg もちろんアイドルの桜田淳子については、当時も承知していたと思うが、いま現在ほど(笑)桜田淳子に思い入れがないため、特に気にしていなかったと思う。
 なぜ、いま現在桜田淳子に思い入れがあるかは、★桜田淳子の謎(笑)★などの駄文に、詳しい(笑)。
 桜田は、石坂、佐久間良子に並ぶ三枚看板の主演格で、一人二役という、アイドル女優としては、おいしい役。
<以下、ネタバレあり>



◎追記◎桜田淳子 「病院坂の首縊りの家」の話題

映画『病院坂の首縊りの家』 予告篇

桜田淳子 - イッツ・オンリー・ア・ペーパームーン(It's Only A Paper


 お話は、横溝ミステリーの常として、過去から現在に至る、旧家の複雑な人間関係が因果になっているから、ページをめくり返して再読確認できる本でこそふさわしいが、映画では困り者。
 DVDでは、繰り返し見返すことは可能だが、今回繰り返し見たのは、桜田淳子の演技。横溝ミステリーの結構など、いくらでも順列入れ替え可能だから、わざわざ見返したりは、しなかった。
 しかし順列入れ替え可能とはいえ、横溝・市川映画では、必ずヴェテランの最大物女優が、犯人と、相場は決まっておる(笑)。
 この佐久間良子が絶美。この年にして清純、しかしほのかなエロスを内包する妖艶、さりげなく、同時に圧倒的なザ・女優。
 佐久間良子、ホントウにすばらしい。
 いま、そこそこの美人女優は、いっぱいいるが、これほどさりげなくも圧倒的なのは、ほとんどいまい。
 チョイ落ちて、夏川結衣、タイプは違うが「ペーパーボーイ 真夏の引力」ニコール・キッドマンくらいか。
 佐久間に比べれば、桜田は、残念ながら、明らかにガチャガチャしすぎた、TVコント番組演技並み、はっきり佐久間とは比較にならない、浮き足立った演技で。
 そもそも桜田淳子には<ミステリアスな、謎めいた美少女>なんて、似合うはずもない。明らかなミスキャストだ。
 おそらく桜田が起用されたのは、血のつながらない兄・あおい輝彦(市川崑「犬神家の一族」が印象的)、ピーター、林ゆたか、らのバンド<アグリー・パイレーツ>のヴォーカルとして歌を歌うシーンから、歌える女優をということで選ばれたのだろう。
 この歌うシーンに、桜田の美質が、やや現れているのが、救い。
 桜田は(時に)美少女だが、その資質はネクストドア・ガール。本作ではミステリアス、でもイロイロ襲われて、悲鳴上げて、動揺して、という演技ばかり。これは、ちょっと、女優としてぽっと出の彼女には、難しすぎるし、しかも、似合わない。
 そして、残念ながら、市川崑には、ミスキャストの女優を修正できる演出力は、おそらく、ない。
 だから、本作における桜田淳子は、最後まで、上ずった声で、似合わないせりふと演技を繰り返すことになる。
 唯一、薬を打たれて意識もうろう、ゆらゆらしながらの、白塗りの高島田花嫁姿の、絶美。白塗りでこれほど美しいとは。
 このシーンの桜田のみ、見る価値があり、そして佐久間良子は全シーンで、すばらしい。

 なお、原作・横溝正史夫妻が、出演して、ちゃんと演技。貴重にして、ニクイ。横溝の「また、紅茶か」には、大笑い。演技のセンスがある。
 横溝家に出入りの女子大生「佐田」妙子役に、中井貴恵。このひとも、よい。佐久間の母・入江たか子も、いいなあ。
◎追記◎金田一探偵の即席助手になる、草刈正雄青年の人懐っこいコミカル演技は、たいへん気持ちがいい。

★日本映画データベース/病院坂の首縊りの家★

桜田淳子 気まぐれビーナス

桜田淳子 山口百恵 渚のシンドバッド

 (架空の相手を)指差すときに、一瞬で口をへの字にしてドヤ顔するのが、桜田淳子の表現力のすごさ。
 他人の曲だから終始ニコニコの百恵、他人の曲でもマジメ顔で歌う淳子、一転して、
 その映像を見て、涙ぐむ百恵、笑い転げる淳子という対比も、面白い。
映画「お引越し」メイキング


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by mukashinoeiga | 2014-04-27 10:40 | 桜田淳子:変貌するアイドル | Trackback | Comments(1)

山下耕作「大奥絵巻」

 神保町にて。「春よ! 映画よ! 女たちの饗宴」特集。68年、東映。
 本特集で先週上映中島貞夫「大奥㊙物語」67年、東映が、現在まで続く、いわゆる「大奥」ものの、原点なのだという。この中島作品は見逃したが、翌年製作の本作は、明らかにそのヒットを受けたものだろう。脚本・成澤昌茂は、うん、そうだろうなあ、と。
 十一代将軍・徳川家斉(田村高広)の御世、大奥では、三益愛子・小暮実千代の両お局が権勢?を振るっている。ふたりの背後には、家斉の正室・桜町弘子が、控えている。
 やや劣勢のお局・淡島千景は、実の妹でもある自分の部屋子・佐久間良子が、将軍のおめがねにかなって、愛妾になったのを幸いに、大奥内勢力を伸ばしていく。
 末の妹・大原麗子も、吸い寄せられるように、大奥に引き寄せられていく。しかも、姉・淡島、佐久間のライヴァル小暮の部屋子として。淡島・佐久間姉妹の追い落としに、その末妹を利用する陰謀として。
 大勢の女たちの集団のドラマを、三姉妹に収束していく。
 「大奥」ものというと、なんだか「女囚」ものと同じ扱いの、エログロ路線になっていったイメージだが、さすが溝口健二の弟子スジに当たる成沢脚本だけあってか、エロほとんどなし。しかし、本格ドラマというには、いささか、甘い。
 淡島の、人を殺してもの、権勢欲も、描写として、いささか弱いし。佐久間と、将軍田村の「うそから出た純愛」も弱い。純情小娘・大原も、純情というより、ぶりっ子感が漂う。
 三姉妹女優の、三方一両損感が、漂うぞ。
 まあ、見ている分には、楽しい。
 淡島千景の、どんな悪の限りをつくしても、大奥での自分の地位を守るぞ、というピカレスク・ロマンと、純愛・佐久間良子と、純情・大原麗子の、それぞれの対立のすわり心地の話さ。
 大奥政治・人間ドラマなら、いっそ山本薩夫で見たかった、とは、ちと、懲りすぎか。ヤマサツなら、白黒映画になっちゃうか。
 なお、ドスの利きかけた声、妙に据わった目の、大原麗子に、純情ぶりっ子小娘は、似合わず。あの声での、妙に小娘を意識した、作り声の、猫なで声にしか、聞こえない。
 逆に、桜町弘子の、インケン女ぶりは、絶品で(笑)。
 姉の淡島、妹の大原に挟まれた、佐久間良子の、無個性が、弱いか。うーん。

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by mukashinoeiga | 2013-04-26 00:23 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

今井正「白い崖」木村功佐久間良子有馬稲子中原ひとみ藤間紫

 三原橋にて。「生誕百年 今井正監督特集・第一部」特集。60年、東映。
e0178641_23381214.jpg アイラ・レヴィンの「赤い崖」を、菊島隆三が翻案脚色。
 原作の「い崖」が、なぜ「い崖」に?
 白黒映画だからか。あるいは、共産党の今井が、「赤い崖」という映画を撮ると、アカの今井が、アカい崖って映画を撮った、と揶揄されるからか。
 冒頭、湖の水上スキーシーンに驚く(笑)。
 ボートで水上スキーを引っ張るのは、超可愛い令嬢・佐久間良子。引っ張られる水上スキーヤーは、なんと、木村功。ひごろ、青白い、陰鬱な文学青年を演じることの多い、木村功が、海パン一丁のスポーツマン。その意外性(笑)。
 ボートを岸辺につけ、濃厚にキスしあう木村と佐久間。でも、結婚するまでは、それ以上は、と、かたくなに拒むも、キスし合う佐久間のあえぎ顔が、今井映画らしからぬ、エロさ。
 田舎の母親が浦辺粂子という、貧しい青年・木村は、やがて、自ら勤める会社の社長令嬢・佐久間と結婚。因業社長・新藤英太郎の、遺言を偽証して、結婚し、出世の階段を上る。
 可愛い奥さん・佐久間良子がいながら、社長の愛人・エロい藤間紫まで、引き継ぐ木村功。しかも、一家の女中・可愛い中原ひとみも、木村に恋心、ついでに、いただいちゃう。
 こっから先は、ミステリなので、ストーリーは秘すが、パリからやっと帰ってきた佐久間の姉・有馬稲子の、セクシー姉さんにも、色目の木村功。
 うーん、共産党今井の、原始共産制セックスへの願望か(バカ)。可愛くてセクシー・佐久間良子、愛らしい中原ひとみ、セクシー有馬稲子、妖艶・藤間紫を配し、今井映画としては、もっとも華やかな映画だ。
 衣装に、二名連記、ビリング一番目は忘れたが、二番目は、森英恵。うーん、資本主義過ぎるだろ今井正
 貧しい田舎出の青年が、奇計悪計を用いて、出世願望と色欲を満たす。ピカレスク・ロマンだが、必ず、こういう欲深青年は、犯罪を暴かれ、末路は暗い。結局は、やっぱり根暗な木村功なのであった。
 女優たちの華やかさが、楽しい映画。
◎追記◎「映画流れ者」にて、Heroさんから、指摘あり。どうやら「赤い崖」は「白い崖」の原作では、ない模様。くわしくは「映画流れ者」にて。
◎追記◎この間の説明については、より詳しいコラム映画の國『日本映画の玉(ギョク)』Jフィルム・ノワール覚書⑫東映ノワール『白い崖』を検証するText by木全公彦を検索の上ご参照されたし。

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by mukashinoeiga | 2012-02-07 22:52 | 今井正 青い左傾山脈 | Trackback | Comments(0)

山本薩夫「にっぽん泥棒物語」

 神保町にて。「喜劇映画パラダイス」特集。65年・東映東京。
 破蔵師、つまり土蔵破りの泥棒集団を束ねる、三国連太郎。当時のことだから、米俵やら、着物やらを盗みまくる。その三国が、土蔵破りに失敗した、その深夜、漆黒の闇の鉄道線路を歩いていく九人の男たちを目撃する。 
 そして、翌未明、列車が脱線、死者がでる。線路の軌道レールが剥がされていて、脱線したのだ。当時流行りの国鉄テロ。しかし、逮捕されたのは三人の小柄な男たちと、連動する組合員たち(相も変わらず、ザ・良心派リベラル野郎に鈴木瑞穂ら)。もっと大柄な九人の、訛りのない非・地元民だから、この三人と、その仲間たちは、冤罪だ、と、三国には、わかる。しかし、それを公にくちにすると、同時に土蔵破りの悪事がばれて、やっと手に入れた、いまは平和な、佐久間良子とその子との家庭が崩壊してしまう。佐久間良子は、やっぱり、めちゃくちゃ可愛いので、この気持ちは、当然ね。 
 しかし、盗人にも五分の良心、三国は、真実を裁判の場で弁護側証人として明らかにする。加藤嘉、千葉真一!ら、良心派弁護士、室田日出男!ら、良心派新聞記者に、詰め寄られた結果だ。
 たいへん面白いが、はたしてこれは喜劇か。堅苦しい裁判の場で、ざっくばらんな、あけすけな、本音の証言をすることで、場内(映画の中での裁判所でも、映画の外でのわれわれ観客も)の笑いを誘う。卑怯ちゃ卑怯だし、さすがヤマサツ、とも思う。三国、快調。
 スーパー扇情監督ヤマサツの、イージー・リスニングな小快作。
 深刻な社会問題を扱って、骨太なエンターティンメントにしてしまう、ヤマサツ・メソッドは、その後の日本映画、世界映画には、現われていないということ。
 共産党左翼のヤマサツなのに、左翼、または左翼シンパの連中を描くと、とたんに、うすっぺらい人物ばかり、というところも相変わらず。まあ、左翼の皆さんは、本当に、ぺらい方々ばかりなので、これは、まあ、リアリズムなんでしょうが。
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by mukashinoeiga | 2010-06-11 23:21 | 山本薩夫傷だらけの左傾山河 | Trackback | Comments(0)