タグ:ハラセツ原節子 ( 25 ) タグの人気記事

「東京物語」またまた指田文夫さんの珍論

大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」というブログをたまたまのぞいたら、「日本映画学会第12回大会」という記事があって、その一部に仰天した(笑)。以下一部を抜粋引用する。

e0178641_982320.jpg新潟大学の羽鳥隆英さんの「淡島千景資料」を使用しての五社協定下の俳優の動きは、非常に興味深い発表で、東宝の池部良、松竹の佐田啓二らが、会社を超えて俳優のつながりを作り出そうとしていたことが淡島千景さんの資料から実証された。
私もまったく同意で、戦後の独立プロ運動が、東宝を出た左翼独立プロから、1960年代の大島渚らの松竹脱退組のみで語られるのは不満で、いろいろな動きがあったことはもっと研究されるべきことだと思う。
昼食後は、小津安二郎についてが2本あり、相変わらずの小津人気の高さを知らされた。
京都大学の伊藤弘了さんは、小津作品の小道具や部屋の絵画等を手配していた北川靖記の役割についてのもので、小津の広い人脈が改めてよくわかった。
一橋大学の政清健介さんのは、『東京物語』における引き戸の音の処理についてで、大坂志郎の場面への入りの扱いが特別だったことが協調されていた。それは私の考えでは、小津は大坂志郎が嫌いで、そうしたのではないかと思った。
もし、小津が大坂が嫌いでなければ、原節子は次男の死の後、三男の大坂と結婚したはずだったからである。
戦後、男が戦争で死んだときは、その兄弟、多くは弟と再婚したものだったからである。それは、農家等では財産を家で保持するという意味も大きかったと思う。(以上引用終わり、文字変色は引用者)


 相変わらず指田さん独特の根拠不明な断定調が、ひどい(笑)。
 戦前から一貫して、家制度の崩壊を描いた小津が、仮に大坂志郎が大好きだったとして、ハラセツと夫の弟の結婚を描くはずもない。
 小津の基本姿勢は、家族が増える結婚は許さない、ということであり、現に笠智衆は、ハラセツにほかの男との再婚を促して、家族を減らそうと努力しているのだ。
 しかも、笠智衆の息子・娘は、より近代的なミニマムな家族構成を志向しつつあるのであり、指田さんいうところの「農家等」の発想とは、まさに真逆な立ち位置だろう。

 妄想も極まれり、というところか。

 なおついでに読んだ同ブログ、『「小川宏ショー」に出た兄』もまた、意味不明の珍文である。短いので全文を引用する。

アナウンサーの小川宏が亡くなったそうだが、その人気コーナーのご対面に私の兄が出たことがある。
相手は女優の高峰秀子で、彼女の小学校時代の「恩師」が私の父・指田貞吉で、1960年に死んでいるので、その代わりで当時20代の兄が出たのである。
私は家で、8ミリカメラで撮影したので、そのフィルムは今でもあるはずだが。
私たちの父が彼女の小学校時代の「恩師」であったことは、彼女の自叙伝『私の渡世日記』に書かれていて、少々褒めすぎのように私たちには思えるが、彼女のような大女優に記憶されているのは、勿論うれしいことである。
高峰秀子は、恐らく日本映画史最高の女優の一人だと思うが、このブログでも彼女のことに触れないのは、その性である。

 たったこれだけの理由で、「恐らく日本映画史最高の女優の一人」に「このブログでも彼女のことに触れない」のは、常人には理解できないクレイジーさだと、私は、思います(笑)。異常なまでの自意識過剰、以外には、わたくしの凡庸な頭では、理解できない(笑)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。なお、現在は当ブログに吸収合併。過去ログは残してあります。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★

★にほんブログ村日本映画(邦画)★
[PR]

by mukashinoeiga | 2016-12-07 09:10 | 小津安二郎映画の正体小津漬の味 | Trackback | Comments(3)

クラタ・フミンド「殿様ホテル」原節子出演

 新橋TCC試写室にて。「シネマ△トライアングル「発掘!幻の映画」シリーズ。49年、藝研株式会社。
 監督のクラタ・フミンドは、原節子が母親役の、倉田文人「ノンちゃん雲に乗る」の、監督の異名。
 なんだろ、非日本人的な(なんちゃってアメリカっぽい?)名前に、したかったのか?
 なんせ日本人がアメリカに劣等感を抱いていた時代だからねー。

e0178641_1212310.jpg『殿様ホテル』1949年 藝研株式会社製作 <シネマ△トライアングルHPより>
モノクロ スタンダード 93分 (16mm上映)
製作:井上正之 シナリオ・演出:クラタ・フミンド 演出補助:津田不二夫 撮影:會田吉男
音楽:飯田信夫 美術:北川恵笥 録音:亀山正二 照明:石川緑郎
出演:河津清三郎/井川邦子/眞山くみ子/藤原釜足/飯田蝶子/吉川満子/徳大寺伸/小林十九二/林寛/小杉義男/原節子
【あらすじ】
華族制度の廃止で平民となった“殿様”花小路はかつての封建的な生活を捨て、働くの人達の役立ちたいと、夫人朝子の猛反対を押し切って自邸を改造し「家庭旅館」を始めた。そこへやってきた兄の復員を待ち続ける娘千代も女中として加わり、旅館の営業は順調な滑り出しを見せたかと思われたが、やってくる客は連れ込み客やおめかけさん、はたまた女スリなど花小路の思惑とは違う客ばかり。そんな中、花小路は宿泊客の一人猫越から高価な宝石の売却の話を持ちかけられるが...。
【作品解説】
 戦中から多くのスターたちのマネージメントを行い俳優ブローカーとして知られた星野和平が監督の熊谷久虎を代表に立て、同じく監督の倉田文人、森永健次郎、俳優の佐分利信らと設立した藝研株式会社の第一回作品で、撮影は労働争議が終結して間もない東宝撮影所で行われた。
シナリオ・演出は戦前日活出身で戦後は鰐淵晴子・原節子主演の『ノンちゃん雲に乗る』で知られる倉田文人(本作はクラタ・フミンド名義)だが、倉田のシナリオは2年前の1947年に既に雑誌に発表されており、東映の前身東横映画で映画化する企画もあったようだ。
キャストは星野のお抱えの俳優を中心に固められ、当時星野がマネージメントを務めていた俳優のトップである原節子も女スリ役で特別出演している。 また、原の実兄で撮影技師の會田吉男はこの作品からキャメラマンとして一本立ちした。
劇場上映は勿論のことソフト化やCS等の放映もない超レア作品につき、是非この機会をお見逃しなく!


 義兄がエグゼクティヴ・プロデューサー、実兄が第一回撮影映監督、そういう意味では、女優ハラセツにとっては、家庭的な製作環境だが、この四年後、義兄が監督、実兄が撮影、ハラセツ主演「白魚」での撮影中、実兄が事故死してしまう。しかも列車に惹かれるという悲惨さ。
 この事故がなければ、ハラセツの女優人生も、また、違ったものに、なっていただろうか。

 ハラセツが「家庭旅館」の広大な庭で、犬をお供に読書にふける(しおり代わりに挟んであるのは、軍服の若者、ハラセツの恋人であろうか、彼が生きていれば、ハラセツも女スリにならなくて済んだものを、という思い入れ)、その愛らしさを見ていると、いっそ、ハラセツ主演でも、とは思うが、人気者であり、こういう低予算では、特別出演がせいぜいか。
 特に実兄が、撮影監督に昇格のその第一回、おそらくノーギャラか、それに近いご祝儀出演だったろう。

 主演・河津清三郎の愛らしさ、素晴らしさ、それを支える、戦前松竹以来も多い、脇役陣の好演もすばらしいが、映画そのものは、あまりはじけず、シッソク気味。
 ただ、後半、だんだんよくなる法華の太鼓。
 おそらく倉田としては、日本版「グランド・ホテル」を狙ったのだろうが、現代の視点から見てみると、十年後の川島雄三「貸間あり」の、はるかな先駆かとも、思われる。
 お屋敷ホテル、川島はお屋敷アパート、なに、本作のお屋敷ホテルだとて、一晩限りの連れ込み客もあるが、女スリ、悪徳ブローカー、泥棒、妾たち、の長期滞在者多数。コンセプトは、ほとんどいっしょだ。
 むしろ川島なりが本作を見たか、その概要を映画雑誌など知って、発展させて言った可能性もある?
 きわめて、川島好みの題材だろう。まじめそうな?倉田文人だから、中途半端なのであって、たとえば川島なら、極め付きの怪作/快作に、なっていた、だろう。
 こんな妄想も、OLDモノの、かなわぬ夢なのね(笑)。
 井川邦子ら女優陣がピアノを弾き(ただしひとりだけ、手だけの接写で、引けないとわかる)戦前のいいとこのお嬢さんが没落して、女中や、妾になっていることが、わかる。

 当時、東京には住める家が少ない住宅事情を反映した映画は多々あるが、成金や、怪しい職業の人は、とりあえず、この、お屋敷ホテルにつかの間の安息と栄華を得ていたのだろう。作品はともかく、時代背景として、面白い。

原節子を偲ぶ 「10分で辿る原節子全フィルモグラフィー」

 主催者シネマ△トライアングルのひとり、下村健さんの力作。すごいなあ。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★

★にほんブログ村日本映画(邦画)★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-12-08 01:22 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

原節子のびっくり絶美グラビア

 今週発売中の各週刊誌が、ハラセツ追悼を組んでいる。
 なかで、びっくりしたのは、特集ページ数が比較的少ないにもかかわらず、サンデー毎日のグラビアだ。
 おそらく撮影直前、撮影を待つ、白い和服で盛装して、佇む原節子だ。しかし、表情は、疲れたような、くたびれたような、苦悶の表情だ。
 公式スチールにはない、リアルな苦悶の表情。サンデー毎日が言うとおり、「貴重な一枚」だ。
 で、このショットは、何の映画かというと、なんと熊谷久虎「白魚」というでは、ないか!
 「白魚」といえば、ハラセツ主演、監督は義兄、撮影監督・会田吉男は、実兄。そして、会田は、この映画撮影中に列車にはねられ、死亡した。
 その、実兄の死を乗りこえ、しかしショーマスト・ゴーオン、妹は主演、義兄は監督、撮影は続行される。
 しかし、ハラセツの苦悩は、あい知れず。かくて撮影待ちの、苦悩の表情と、なったのだろう。
 サンデー毎日がこの「貴重な一枚」を載せたのは評価するが、その背景を何も書いていないところを見ると、その間の事情を、知っていたのかいないのか。
 知っていれば、たぶん、下種な週刊誌屋だから、書いていただろう。知らないで、載せた可能性も、高い。サンデー毎日は、おそらく、その程度だろう。

 しかし、同様に下種なぼくは、この苦悶の表情のハラセツを、美しい!と、思ってしまうのでした。
 美しい人は、苦悶しても、美しい、と。まあ、お下品で申し訳ないが、エロティックですら、ある、と。
 はい、下種なぼくなのでした

◎追記◎原節子を偲ぶ 「10分で辿る原節子全フィルモグラフィー」

 shimomov氏の力作。やるなあ!

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★

★にほんブログ村日本映画(邦画)★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-12-06 23:10 | うわごと | Trackback | Comments(4)

原節子

e0178641_2333448.jpg すでに50年前に引退、隠遁した彼女が、ただ単に死んだからといって、なにを言うべきか。
 何も、いうことなど、ありはしない。 映画というのは、不思議なもので、100年前の映画でも、50年前の映画でも、新作と「等価」に見ることも可能なのだ。
 個体としての原節子は、滅びたかもしれないが、ぼくたちは、いつでも、彼女の「新作」をみることができるのだ。それが、映画俳優の「特権」だろう。

e0178641_234357.jpg 一女優が死んだからといって、号外が出る、というのも、稀有なことだが、これ、ペーパーでホントに出たのか、と疑問も。
 単なるネット上の「なんちゃって号外」かも知れぬ(笑)。
 「右翼」のはずの産経が、戦後民主義映画の輝かしい原点「青い山脈」をタイトルに上げ、「左翼」のはずの朝日が、当時「反動的」と「揶揄」された「晩春」をあげるのが、面白いなあ(笑)。
◎追記◎原節子を偲ぶ 「10分で辿る原節子全フィルモグラフィー」

 shimomov氏の力作。やるなあ!
 号外が出る女優、こうなったら、フィルムセンターは、3期くらいに分けて、ハラセツ特集をすべきではないか(笑)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★

★にほんブログ村日本映画(邦画)★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-12-02 02:36 | うわごと | Trackback | Comments(8)

豊田四郎「風ふたゝび(ふたたび)」

 阿佐ヶ谷にて。「昭和の銀幕に輝くヒロイン 第75弾 原節子」特集。52年、東宝。
 半年でバツイチになったヒロイン、ハラセツをめぐる、池部良と山村聰の、典型的メロドラマ。
 まだまだ若いハラセツの、キャピキャピした部分と、女の色香が楽しめる、一粒で二度おいしい時期だ。男前・池部良も絶品で。
 二年後の成瀬「山の音」で義父となる山村も、ハラセツを後妻に、ともくろむ。
 しかし、昔のメロドラマ系映画で、よくあるパターンだが、死んで七回忌の亡妻に、瓜二つなので、恋に落ち、後妻にと、求婚、というのは、なんとも気持ち悪いな
 いい年こいて、若い娘に惚れるエクスキューズという側面があろうし、金持ちの中年男が何の根拠もなしに若い娘に惚れるのは、ちょっと、はばかれる、というフンイキを打破する?狙いなのか。
 たぶん、ヒヒオヤジの下心では、ありませんよ、と強調したいのだろうが、余計気持ち悪い悪設定のような気もする。
 亡妻への執着であって、眼前に現れた若い女性に対する崇拝とは、まったく違うような気がする設定だ。
 いずれにせよ52年の映画で、七回忌の亡妻という設定は、戦前への回帰と言う裏目読みも、出来よう。って、ン十年ぶりに、思わず使っちゃいましたぜ(笑)裏目読み(笑)。かつて愛読した「映画芸術」小川徹の、必殺定番ターム。ああ、恥ずかしい(笑)。

風ふたゝび 1952年(S27)/東宝/白黒/88分 <ラピュタ阿佐ヶ谷HPより>
■監督:豊田四郎/原作:永井龍男/脚本:植草圭之助/撮影:会田吉男/美術:河東安英/音楽:清瀬保二
■出演:池部良、山村聰、浜田百合子、三津田健、杉村春子、菅原通済、龍岡晋、南美江、御橋公
離婚したばかりの令嬢に研究者の卵と実業家が好意を寄せるが──。原節子の実兄、会田吉男が撮影を担当し、妹を美しくとらえた画で話題を呼んだ作品。純粋なメロドラマのヒロインを情感たっぷりに演じる。○東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品

 なお、映画はいたって普通の、定番的メロドラマ。
 美男美女の池部ハラセツが、なかなか相思相愛の情を、打ち解けて打ち明けられないもどかしさ。
 そのもどかしさのモトとなるのが、金持ち山村聰のハラセツへの執着であり、地位も金もない若い池部が逡巡する、メロドラマたる淡いの、せつない心情なワケで。
 ただし、そうはいっても、山村聰のハラセツの想いが、セクハラに、なっては、いけない。山村聰も、立派に、最終的には、池部に、ハラセツを、譲らねばならない。
 池部のハラセツへの思いは、ハラセツ本人に由来している(注)が、山村のハラセツへの思いは、亡妻に由来している。ここに勝ち負けの根拠は、はっきりしているのだ、という、当時のメロドラマ作法の時代的エートスにおける流行?が、「亡妻に似ているから、惚れた」という、ちょっと首肯しかねる、ワル設定の根拠かと、思われる。

(注)とはいえ、今は野菜市場に勤めている池部が、兵隊にとられる前は、三津田健教授のモト、化学を研究していた学徒であり、その恩師の娘であるハラセツに惚れるのは、やはり、若いころの、戦前回帰的心情の表れとも捉えることもでき、それは池部の「あなたへの想いが、ぼくの研究熱にふたたび火をつけた」という手紙にも、現れていよう。
 タイトルの「風ふたゝび」の風とは、そういう池部の戦前の研究家魂への回帰であり、ハラセツのバツイチ前の、娘としての情熱の回帰であり、と、すれば、山村の亡妻への志向と、池部の兵隊前の状態への復帰は、つまるところ、それは、ハラセツへの純粋な想いとは、いささかは、違うのではないか、と、「邪推」いたしますね。
 でも、まあ、こういう小川徹的裏目読みは、本当に「不潔だわ」(ハラセツの口調で)。

 上記ラピュタの解説にある<原節子の実兄、会田吉男が撮影を担当し、妹を美しくとらえた画>には、若干の異議を唱えたい。
 もちろんハラセツの美貌を多々捕らえたショットも、本作には数多く存在は、する。この時期のハラセツを撮って、それは普通である。
 その上で、本作では、これまで、あまり見たことのない「異貌」が、数多く散見されたように思う。
 ええっ、ハラセツって、こんな顔していたっけ、と、見たことのない表情が多々。
 普通のキャメラマンだったら、「原さん、ちょっと表情が、硬いな、もっと、やわらかく」と、NGにするようなハラセツのマスクを、次々に、撮っている、そういう印象。
 実兄としての特権というものが、もし、あるなら、「俺は、本当のハラセツの美貌を撮ってやるぜ」という思いもあったはずだろう。ハラセツも、兄には、それを許した、と思いたい。
 なお、ハラセツだけでなく、池部良の男としての美貌も撮えている。グッド。

 実業家・山村總の悪友に、菅原通済、御橋公、十朱久雄、なんだが、プロの役者の御橋、十朱に決して引けをとらない菅原通済(もちろん役名は菅原)の、融通無碍な演技力に、改めて舌を巻く。
 ワル目立ちしていないぶん、小津映画の菅原より、うまいと思う。もちろん好アシストの、杉村春子も、グッド。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。「風ふたたび」で検索。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-01-12 02:22 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

吉村公三郎「誘惑」

 渋谷にて。「日本のオジサマⅡ 佐分利信の世界」特集。48年、松竹。
 同時上映ゆえの再見。
 いやー、まさか、殿山泰司の学生服詰襟すがたを見るとは、思わなかった(笑)。
 これは、ヤバいっしょ(笑)。
 感想駄文済みの佐分利信「人生劇場 第一部 青春愛欲篇」でも、加東大介が詰襟学生服だったが、ぷりっぷりつやっつやのお肌で、ああこういう老けた学生アルアルだったけど、さすかに、くすんだお肌の殿山泰司では、まずいっしょ(笑)。
 いくら監督脚本が盟友、吉村&新藤コンビとはいえねー(笑)。
 まあ、この時期は、戦争帰りの、老けた学生、いわゆる帰り新参といっていいのか、そういう学生がいたのはある程度事実だろうが、いくらなんでも殿山泰司(笑)。
 なお、殿山の同級生・ハラセツは、上目遣いでニッコリの女子大生に、無理なく溶け込んでいるかに見える。究極のぶりっ子といえなくもないが、めったやたらと上目遣いで男を見上げ、この時期最強のアイドル女優の一人か(笑)。

『誘惑(16mm)』公開:1948年 <渋谷シネマヴェーラHPより>
監督:吉村公三郎
主演:原節子、佐分利信、杉村春子、山内明、芳村直美、河野祐一、殿山泰司
弁護士の矢島は、恩師の娘・孝子が苦学していることを知り援助を申し出る。やがて、道ならぬ恋と知りつつ二人は…。互いの情熱を抑えられなくなる孝子(原節子)と矢島(佐分利)の大人の恋の行方は!? 嫉妬に身もだえる病身の妻を演じた杉村春子の怖すぎる演技は必見。

 さて、妻・杉村春子が病弱なため長期入院中、サブリンは、フレッシュな女子大生、ハラセツに夢中。
 ハラセツも、幼い頃、父のもとに出入りしたサブリンに、まんざらでもないところ。
 こんな通俗的メロドラマだけでは飽き足らない新藤兼人脚本は、ハラセツの同級生・山内明が、アルバイトの闇商売で逮捕されたり、国会議員サブリンが、別の党から出馬する西村青児を応援して、党から不快がられるリベラルさ、などというコネタを、中途半端に展開。
 そんなのもどうでもよいよ、の二流メロドラマ。
 最後、まじめな山内明を、ふって、サブリンのもとに駆けつけるハラセツ。
 手袋のまま、窓をこんこん。サブリンが窓を開けると、
 両手でグーを作って、あごに当て、微笑むハラセツ。もちろん上目遣い。
「戻ってきちゃった。いけない?」雪。
「なんだ、寒いじゃないか」
 ハラセツを抱き上げ、窓から部屋に引っ張り込むサブリン。
 あまーい、ハッピーエンド。 
 吉村&新藤コンビで、この、あまーいハッピーエンドは、珍しくないかい。
 戦後としては、珍しく癖のない二枚目に徹するサブリンと、アイドル女優の美質のハラセツの、カップリング。

★原節子の世界★
 こちらは、ハラセツ愛に満ち溢れた、必見ブログ。
★原節子2第1部-PAGE1|日本映画写真のキネマ写真館★

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2014-11-06 00:40 | 佐分利信 サブリン人生劇場 | Trackback | Comments(1)

低脳おバカなシネマヴェーラ映写技師

 渋谷シネマヴェーラに、「日本のオジサマⅡ 佐分利信の世界」特集の、佐分利信「広場の孤独(廣場の孤獨)」吉村公三郎「誘惑」の2本立てを見に行った。
 「誘惑」は、既見作なので、時間の都合上、途中から入って、「誘惑」後半→「広場の孤独」→「誘惑」前半と、見ようと思う。
 ということで、「誘惑」後半に入ったら、なんだか、やたらと、音量が、でかい。サブリンもハラセツも怒鳴るように、しゃべっている、しっとりとしたメロドラマなのに。しかも昔のサントラなので、ノイズがガーガーうるさい。
 これは、恋愛ドラマとしては、つや消しだあな、と見ていた(いや、聞いていた)。
 で、「広場の孤独」のあと、「誘惑」前半が始まるや、なんだか、音声が異常に小さい
 すべてのせりふが、かろうじて聞き取れるほどの、ささやき声。
 伴奏音楽も、喫茶店のイージーリスニングのBGMより、小さい。
 いや、これより小音なら、せりふが聞き取れず、外に出て、抗議にしにいくレヴェル。
 しかし、耳を澄まして、聞き取れるレヴェル。
 ははあ、これは、前回の「爆音」を、客に抗議されて、低くしたな。
 しかし、ノイズ消去を目的にしたため、異常な微音に。過剰反応。
 バカだろ、シネマヴェーラ。
 爆音の次は超微音。「適切」という言葉は、シネマヴェーラの辞書には、ないのか。
 本作は、おそらくエリア一本のデンシティと呼ばれる旧世代サウンドトラック。並行した二本の、比較的細い線の帯のギザギザで音声を取り込んだものではなく、その前世代にあたる一本の太いサントラの「濃淡」で、音声を記録したものと思われる。
 デンシティのローテク・サントラなら、摩滅したフィルムなら、ノイズは、つねに、確実に「拾う」。
 だから、「適切な音量」は、聞き取りやすい音量であると同時に、いかに、よりノイズを低く聞かせるかの、せめぎあいであり、つまり、プリント一本一本の最適音量は、すべて、違う、と思わなければならない。
 シネマヴェーラは、おそらく、事前に、プリントの点検をして、その「画像」の劣悪を把握しているかと、思う。ならば、同時に、それぞれのプリントの、最適音量も、把握すべきである。これは、画像点検より、簡単であろう(ただし、技術的失敗から、いわゆるリールごとに違う可能性も、否定できないし、完璧なノイズ除去は、おそらく今回のように、超微音にするしかないのだが)。
 しかし、この極端に走った音量差は、観客には、完全に迷惑であろう。ほとんどの観客は、その一回の上映しか見ないのだから、一期一会の上映不適切は、個々の観客に、相当のダメージだろう。ぼくは、たまたま途中入場ゆえに、その極端なブレに気づいた。

 とは、いうものの、映画好きであるだけでなく、映画館好きでもあるぼくは、その上映ミスですら、楽しい(笑)ヘンタイでございます。
 正常かつ適切に上映された場合「だけではなく」、その「ズレ」「揺れ」「漏れ」「ボケ」も、ヴァリアントのひとつとして、楽しい(笑)。
 超微音で、すべてのせりふが、そこはかとないささやき声になるなか、ボーヨーとしたサブリンののほほん声が、かすかに聞こえ、ハラセツの愛らしいささやき声がほのかに聞こえる。
 微音映画祭として、個人的には、楽しんだ。
 にしても、シネマヴェーラ、ホントウにバカ(笑)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2014-10-22 23:34 | うわごと | Trackback | Comments(0)

佐分利信「愛情の決算」原節子三船敏郎八千草薫小林桂樹

 渋谷にて。「日本のオジサマⅡ 佐分利信の世界」特集。56年、東宝。あと2回の上映。
 再見だが、やはり、素晴らしい傑作である。
 佐分利信、原節子、三船敏郎の、主役三人の素晴らしさ。そして、脇役の一人ひとりにも、見せ場を用意する俳優愛に満ちた映画であることは、ほかのサブリン監督作と同様。
 以下、ネタバレあり。

e0178641_2243932.jpg愛情の決算(35mm)公開:1956年 <渋谷シネマヴェーラHPより>
監督:佐分利信
主演:佐分利信、原節子、三船敏郎、小林桂樹、千葉一郎、田中春男、堺左千夫、内田良平、八千草薫
子持ちの戦争未亡人・勝子は亡夫の上官だった楢崎と再婚するがうまくいかない。そんなとき、楢崎の部下だった大平と再会し…。無能で無気力で無口、遂に妻から三下り半を突きつけられる楢崎を佐分利、社会に出て恋愛し美しくなっていく勝子を原節子が演じる。大平役の三船敏郎と原節子の大人の恋愛映画にして、戦後日本人の変化を描く社会派ドラマ。

 結果として、原節子は、内田良平、佐分利信、そしておそらくは、三船敏郎と、三度結婚することになる。
 これは、翌年の(感想駄文済みの)佐分利信「夜の鴎」のアラタマと同様。新珠三千代も、四度結婚することになる。
 これはたまたまなのか、東宝プロデューサーの要請なのか、それともサブリン好みの題材なのか。
 波瀾万丈?な女の人生、あるいは女の人生やり直し、という題材がすきなのか。
 いずれにしても、あの仏頂面?で、いわゆる女性映画に才を発揮するのは、紛れもない事実である。

e0178641_2245366.jpg 小津の聖女・ハラセツが、自分の息子の誕生日を忘れるくらいに、恋に狂う。その輝き。
 若く精悍な、男の中の男・三船、繊細な男心を演じる、数少ない機会の三船だが、ホントウにすばらしい。
 その三船に、ハラセツを寝取られるサブリンも、うちのなかでは仏頂面だが、職場では、若い女性社員に精一杯おどける、少々ブザマな様子。頑固オヤジで、こういうの、いるよなあ、という道化ぶりに、微苦笑。
 どうせ三船には負け戦なんだから、徹底的に駄目男を演じてみようという、自虐。
 サブリン監督作の、出演サブリンの、自虐も、ここにきわまれり、という名シーンだ。

 <捨てられた息子>が、母より義父サブリンを選ぶ、ほのかなぬくもりも、いい。
 そうして、サブリン監督が本当にいいのは、サブリンの戦友たち一人ひとりの人生を、短い時間で、的確に、そして最大限に描ききったところだ。
 借金しに行った堺左千夫が、サブリンの見苦しい(笑)道化っぷりを見て、にやりと笑う絶妙。
 そして、愛らしい小林桂樹と、これまた愛らしい八千草薫のサブエピソードは、別映画としてスピンオフしてほしいくらいの、楽しさ。きっと絶妙なラヴコメに、なっただろう。垂涎。

 小林桂樹は、八千草薫が好き。八千草薫は、三船敏郎に、ほのかに片思い。三船はハラセツが好き。ハラセツは俺の妻だ、とサブリン。すべてのココロのベクトルが掛け違う。
 佐分利信監督作の代表作といっていいだろう。

 なおハラセツのバラック時代の隣人・賀原夏子が、下記Movie Walkerで、若い女と、クレジットされているのに、爆笑。下卑た、下世話な微笑を浮かべさせたら、日本一のこの女優が、シュミーズ姿で登場すると、とたんにハラセツを圧倒する存在感。
 いや、べつに、賀原夏子には、何の趣味もないが(笑)、賀原夏子のシュミーズ姿に目は釘付け(笑)。相変わらず下世話な微笑が素晴らしい。
 短い登場シーンで、各役者の個性を最大限に引き出す。これは原作どおりなのかもしれないが、案の定、ラストのシメにも、下世話に登場する。
 すべての俳優が、素晴らしい。
◎追記◎藤本真澄プロデューサー、ニックネームおねえちゃんの名物助監督・川西正純、照明・石井長四郎など、成瀬組で固められたスタッフであり、成瀬映画とも親和性が高い佐分利信が、とうとう成瀬に一度も出なかったのは、なぜなのか。
 松竹三羽烏のほかのふたり、上原、佐野は多用されているのに。
 小津が昵懇の里見弴の甥・森雅之が、とうとう小津映画に出演していないことや、松竹映画では上原を軽く扱っていることとともに、不思議。単なる掛け違いなのか、何らかの意趣なのか。
 コメディ路線で(笑)川島映画のサブリンも、見てみたかった(笑)。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2014-10-14 03:01 | 佐分利信 サブリン人生劇場 | Trackback | Comments(7)

小津安二郎物語1~4ナイスセンス

OZU Yasujiro Story / 小津安二郎物語 #2 2014年

なんと #1(傑作)の2年後の今年に#2(凡作)発表とは。何があったんだ(笑)。サイズも違っているし(まあ、それはそれなりにおしゃれだが)。
OZU Yasujiro Story / 小津安二郎物語 #1 2012年

 これはやはり傑作。
OZU Yasujiro Story / 小津安二郎物語 #3 2013年
 
OZU Yasujiro Story / 小津安二郎物語 #4 (w/ OZU's real voice) 2013年

 1~4の制作時制表記がおかしいが。1・4が素晴らしく傑作、2・3が凡作ぎみ。いったいこの落差は。
◎追記◎小津の生涯という「同じ話」を繰り返し繰り返し変奏するのは、いかにも小津ファンらしい(笑)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
↑↓クリックしていただければ、ランクが上がります(笑)。
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2014-06-20 21:24 | 小津安二郎映画の正体小津漬の味 | Trackback | Comments(0)

小津安二郎映像アラカルト

 当ブログの特集★小津安二郎映画の正体★「秋日和」駄文に詳しく書いたように、
原節子・司葉子の母娘二人がとんかつ屋で食事をするシーン。
 そこで、不思議で、異様な「状況」を「発見」してしまった(笑)。
 母「ああ、お腹いっぱい」
 娘「ビール残ってるじゃない」
 母「勿体ない、飲んじゃおか」
という会話のところだ。
 瓶から残りをコップに注ぐと、実はほとんどなかったという落ちがつくのだが、ここで注目すべきは、この二人はそろって、なんと、大量のサラダを残したままなのだ。ビールを残すことは勿体なくて、サラダを残すのは勿体なくないのか、この母娘は!
 小津ギャグ世界においては、女もとんかつとビールをしっかりお腹に収めて、サラダには手をつけない(笑)。
 次の予告編クリップの1分09秒あたりの司葉子のテーブルに、証拠のサラダが鮮明に写っている。このブログのまま、見るとたぶん、見づらいが、ユーチューブに飛んで、静止画像にすると、とんかつは食べて空になっているのに、サラダのみ残っているのが、わかる(笑)。

 なぜ、小津がこんな不思議なことをしたのか、は「秋日和」駄文で、推測した。
 次は、本当におしゃれに、小津の生涯をまとめたもの。投稿者の小津愛にあふれている。


 次は、小津の肉声録音の紹介。ただし、なかなか出てこない。おそらく、短い音声素材ゆえ、小津風の?写真、小津の墓碑「無」を象徴させた、意味不明の黒味、と、外国人の考える小津?的趣向で、引き伸ばしている。

 コメント欄にあるように、どこからこんな音声素材を引っ張ってきたのか。もっとないのか。
映像テクの手数は、数限りなくある小津だが、おそらくストーリーを作るのが、苦手。ストーリーの手数は、限りなく、少ない。シナリオがデパートで売っていないか、は、冗談でなく、本音だろう。

 次は、これまた外国人が考える、小津風コラージュ。ヴィム・ヴェンダーズ「東京画」。


 最後は、これまた★ミュリエル・バルベリ「優雅なハリネズミ」★で、感想駄文した、小津愛に満ち溢れたフランス小説の映画化されたものの予告編。
 「東京画」を見たことから、小津映画に目覚めた女管理人や、日本ファンの少女が住むマンションに、日本人老人のオヅさんが、引っ越してくるというもの。

 まあ、この、フランス映画のイタリア版予告からは、猫愛は感じられても、小津愛は、ないけれど(笑)。
 に、しても、愛されてるなあ、小津(笑)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
↑↓クリックしていただければ、ランクが上がります(笑)。
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2013-02-21 09:15 | 小津安二郎映画の正体小津漬の味 | Trackback | Comments(0)