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共産党どこまでバカなの(笑)

 以下の記事の、日本記者クラブでの最近の記者会見の要約版を紙の産経新聞で読み、ネットで詳報を、ざっと読み、改めて、あきれた(笑)。

e0178641_23402575.jpg【共産・不破前議長会見詳報(1~8)】「昔の自民党には幅があった」 (以下、ネットの産経新聞から、雑駁な抜粋)
 「ところが、今の自民党はすっかり変わった。モノカラーの政党といっていいだろう。しかもモノカラーの中枢にいる人がなかなか大変な人物だ。

しかし、いよいよ2015年に第3次ガイドラインが決定されたときに、これに対応する安全保障立法、われわれのいう戦争法が強行された。全部アメリカの筋書きで動いている

それを維持させているのが小選挙区制だ。この制度は、日本の政治にとって非常に不幸な制度だ。自民党にとっては、首脳部が全党を支配できるという仕組みになった。

「そういう状況の中で現在の自民党があるが、よく自民党1強といわれるが、過去に比べて別に自民党が強くなったと思わない。仕掛けを利用して文字通りの少数独裁を実行しようとしていることの表れだ。この現状は、自民党自身にとっても危険な瀬戸際政策にもなっていると思う。

--共産党はいつごろ与党として活躍する見通しか
「私は組織人だから、大会の決定しか言わないが、大会の決定では、民主連合政府を21世紀の早い時期に作ると言っているいま言っている国民連合政府が民主連合政府をもっと作りやすいというか、戦争法廃止の一点で共闘した仲間が政府を作るということだから、かなり近い」

--安倍独裁だというが、国際社会にはフランスのルペンや米大統領選候補に名乗りを上げている共和党のトランプなどの右寄りの台頭が強くあるが、その流れの一つなのではないか
「まとめてみればそうかもしれないが、その国なりに、そういう右翼が生まれる情勢は違っている。単純に言えない。ルペンと一緒にしたんじゃあ、安倍さんがかわいそうじゃないですか?」(引用終わり)

 おいおい、共産党こそ、赤いモノカラーの政党じゃないか(笑)。共産党以上のモノカラー政党ってったら、公明党しかないじゃないか(笑)。

「全部アメリカの筋書きで動いている」?
 かつて全部ソ連の筋書きで動いていた政党が、どの口でいう(笑)。

 「首脳部が全党を支配」?「文字通りの少数独裁」? それこそ、共産党そのものじゃないか?(笑)

「私は組織人だから、大会の決定しか言わないが、」。これこそ、モノカラーの、首脳部が全党を支配できるそのものじゃあ、ないか(笑)。絵に描いたように、語るに落ちてるではないか(笑)。

「ルペンと一緒にしたんじゃあ、安倍さんがかわいそうじゃないですか?」
 これこそ、語るに落ちた(笑)。
 ルペンほどひどくないけど、安倍さん、そんなにヒドくないけど、ひどいひどい独裁者なんだ、と、立場上、言わなきゃなんないんだよ、と、言ってるだけじゃない(笑)。

 ひどいなあ(笑)。ひどさもひどし。
 なお、面白いエピソードも。

「毎日新聞が68~69年に討論会を企画した。5党に全部内閣を作らせた。自民党政権に4野党が論者を出して1日討論した。社会党にも政権を作らせて、やった。共産党もわずか衆院議員4人の時代だったが、自民党を含む連中が野党になって質問する。朝から8時間あまりやった。私は今になって思うが、よくも自民党が引き受けたと。野党になって質問していた。私たちは、残念ながら、首相の宮本顕治さんも非議員だった。5人の閣僚の中で議員は2人だけ。あとは非議員。それに対して各党は大部分が議員。野党になって質問した自民党は船田中さんと中曽根康弘さん。こういうことを平気で引き受けるだけののりしろがあった」
 「どの野党も独自の政策を持っていた。1日8時間の論戦に耐えた。共産党は安保条約廃棄、社会党は非武装中立、民社党は駐留なき安保、公明党は段階的解消論。安保だけでなく、あらゆることを聞かれた。共産党は政権とったらどんな政治をするのかと中曽根さんに追及された。そういうことが政党間でやれた。だから国会の論戦も当然おもしろくなる」(引用終わり)


 「私たちは、残念ながら、首相の宮本顕治さんも非議員だった。」
 非議員を、総理に選ぶ、その「文字通りの少数独裁」こそ、批判すべきじゃないの、共産党(笑)。
 「昔の自民党には幅があった」
 昔も今も、共産党には、幅がなかったよね(笑)。

 共産党、どの口で言う(怒)。

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by mukashinoeiga | 2015-11-30 23:47 | うわごと | Trackback | Comments(0)

玉置浩二「田園」「男はつらいよ」

 そもそもは、ふらふらと酔っ払いつつ、駅前デッキに来たら、イマドキ十代のヤングが路上ライヴで「田園」をギター掻き鳴らしつつ、歌っていました。
 へー、イマドキの若者も、こんな「泥臭い」歌が、いいんだ、と。
 しばし、足を止めるおじさん。

ソロ作品で最大のヒット曲!! 玉置浩二 田園特集


玉置浩二 ケセラセラ(Que sera sera/ケ・セラ・セラ) コーチ

e0178641_1795293.jpg名作!! 幻のドラマ~昔、全話VHSで保存してたが、行方不明、DVD化の件でフジに問い合わせた事もあったが、返答無しだったな~誰かUPして欲しいもんです。(引用終わり)

 そもそも「田園」はサバカレーを一躍?有名にしたドラマ「コーチ」の主題歌、このドラマは余りに話題に上らないな。主題歌は有名なのに。なぜだ。
 次も、玉置浩二ならではの、名唱曲で。




玉置浩二 - 男はつらいよ

男はつらいよ。玉置浩二

Blue Note 玉置浩二Live2014! やっぱ好きやねん 男はつらいよ 時代遅れ あの素晴らしい愛を

 その圧倒的な歌唱力
 寅さん二代目は、タマコウも、ありなんじゃね(笑)。

こんな恋のはなし 1話(7-1).flv

  この、真田広之、タマコウ、松島菜々子のドラマも、ベタなんだけど、最初を見ただけでも、面白そう。

 玉置は、最初に見た多賀英典「プルシアンブルーの肖像」が、とっても気持ち悪かった印象があるが、さの後ざっくばらんなキャラに、方向転換して、好印象。
◎追記◎その「プルシアンブルーの肖像」の頃の、「安全地帯」の時は、なんだか安手のホストみたいに、すかしておりましたが、演技でも、がはは系気さくな兄ちゃんをやりだして、一皮むけた、というところでしょうか。

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by mukashinoeiga | 2015-11-29 17:12 | うわごと | Trackback | Comments(0)

傑作「アニメ北斎」+勅使河原宏「北斎」

e0178641_1440688.jpg


Tony White ~ "Hokusai - An Animated Sketchbook"

映像は1979年に第32回英国アカデミー賞で短編作品賞受賞した、「Hokusai - An Animated Sketchbook」という短編映像で、葛飾北斎の作品をアニメーション化した作品になっています。

★【海外の反応】パンドラの憂鬱 海外「その発想はなかった」北斎作品に命を吹き込んだショートアニメが凄い★
 製作は、アニメーション監督のトニー・ホワイトさん。
ホワイトさんが初めて葛飾北斎の作品を目にしたときに、それだけ今にも動き出しそうな躍動感があるということでしょうか、実際には画家ではなく、アニメーターではないかというような印象を受けたそうです。そういったことから、アニメーターとして北斎の天才性に敬意を表するために、北斎の作品に命を吹き込む作業に入り、作品を完成させたと説明していらっしゃいます。
その完成度と素晴らしい発想力に対し、外国人から賞賛の声が寄せられていました。(引用終わり)

 これは、究極の原作アニメ化、と言えばいいのだろうか(笑)。この発想で、いろいろな画家のものが出来たらいいなあ。とはいえ、北斎に目をつけたのは、さすがに慧眼。
◎追記◎下記コメント欄にて、お邪魔ビンラディンさんから、情報ご提供ありました、
勅使河原宏「北斎」53年、青年プロダクション
 を、貼り付けます。
Hiroshi Teshigahara - Hokusai 1953 VOSE

 本作の欠点は、カラーでないこと。まあ、白黒の良さもありますが、カラーの絵を白黒で語る、というジェネレーション「退行」は、いかんともしがたい。まあ、詳しい感想駄文は、後日。

 ついでに、ついでに見つけた、
Tokyo 58 - Hiroshi Teshigahara 勅使河原宏 東京1958

も、貼り付けておきます。
 こちらは、最初だけ見ただけですが、なんとも面白そう(笑)。

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by mukashinoeiga | 2015-11-26 14:29 | 傑作・快作の森 | Trackback | Comments(2)

市川準「あしたの私のつくり方」

 目黒にて。「-犬童一心監督企画-目黒シネマ名作チョイスVol.13 市川準監督特集2015 市川準と女優たち」特集。07年、日活。

 当時ともに14歳だという、成海璃子と前田敦子の、ダブル主演。このふたりが、小学生高学年から、中学、高校一年くらいまでを演じる。
 なかなか面白い。
 小学生には、ちょっと大人びている感じがするが、実際にませた小学生高学年女子は存在するし、時々街の小学生が眼に入ると、ランドセルを取ったら、小柄な大人女子とほとんど変わらない子も存在するわけで。
 いや、意識的に見ているヘンタイさんじゃありませんよ(笑)と、一応エクスキューズを入れないと。偶然目に入ると、ですからね、今は、なにを言われるか、ワカラナイ(笑)。
 成海璃子と前田敦子の、存在感、演技力の確かさ。

市川準監督特集2015 『市川準と女優たち』 予告編

 目黒シネマは、母体が大蔵映画ということで、こういう映像素材はお手の物か。デジタル時代ならでは、の、名画座でも、予告編が、出来る。面白い。

e0178641_13124360.jpgあしたの私のつくり方 大人になった今でも、歩み続ける「私」への道 <目黒シネマHPより>
【物語】 仲間外れにされないよう自分を偽り、周りに合わせることで自分を守ろうとする少女たちの葛藤を描いた青春ドラマ。悩み傷つきながらも“本当の自分”を模索する少女たちの心情をみずみずしいタッチで描きだす。 市川準監督、最後の商業映画。
【出演】 成海璃子 前田敦子【2007年/97分/35mmフィルム】
★ 第2回フランスKINOTAYO映画祭国際グランプリ

 とはいえ、このふたりの女優の資質は、大違い。
 成海璃子は、ナチュラル系。あまり、作りこまない。だから、多用される食事シーンで、食べ物を口に入れ、咀嚼するシーンでは、超不細工顔になる。ここは、子供そのものである。
 子役時代の本間千代子も、ほかのシーンではかわいいのに、食事シーンでモノを食うさまは「獣の顔」になっていて、びっくりするのだが、この種のシーンで「演技指導」すると、全体が崩れてしまう、という配慮か。
e0178641_131937100.jpg 逆にマエアツは、すべての演技を作りこむ。演技巧者と、いっていい。ただ、14歳ゆえに、すべてをコントロールは、出来ない。
 だから、なんでもないシーン、制服を脱ぐ、とか、成海璃子からの封書を見るときとか、いや、デートの時とかでも、本来過剰な感情があってはならない、何気ないショットでも、演技を作りこむから、常に不要なサスペンスを、画面に導入してしまう。
 一般に言われるように、スクリーンはTVと違って大きいので、ちょっとの瞬きでも、意味を持ってしまう、といわれるが、そういうことだ(ただし、最近のTVは大型化して、この種の定説は当てはまらないかもしれないが)。
 すべてを作りこむが、統御できないマエアツ演技が、成海璃子に比べて、劣る、というような印象の感想が、ネット上に散見されるのは、そういうことかもしれない。
 ただし、最近のマエアツ映画を見るに、マエアツの演技統括力はきわめて高度になり、演技派の道を歩みつつあるのは、たいへんうれしい。

あしたの私のつくり方 予告編


 とはいえ、本作の「ぬるさ」は、いかんともしがたい。
 原作が当時流行のケータイ小説なのか、ラノベなのか、いちいち軽い。
 本作のストーリーは、成海璃子が、クラスでハブられている、いじめられっ子の前田敦子に、ケータイのメールでアドヴァイスするというものだが、その内容が、あるブログからのまとめを勝手にコピペすると、

最初に奇数人のグループを見つけて合流する
帰り道、歩くときはさりげなくみんなの中央をキープ
朝は早めに登校して授業前の教室でクラスメイトとおしゃべりをする
お弁当には友だちと分けられるおかずを入れてもらう
クラスで人気のある子と同じクラブに入ること
好きなお笑いコンビのネタを真似して教室で披露
ピンクのネイルを使った「恋が叶うおまじない」をクラスに流行らせる
カラオケに誘われたらなにがあっても行くこと。密室だから友情を深めるのに欠かせない場所
盛り上げたい時は替え歌カラオケがいい。元の歌詞を生かすのがポイント

 確かに「女子高生あるある」かもしれないが、こんなにチャらい映画が、市川準の「事実上の遺作」って(笑)。どうした、市川準。
◎追記◎つまり、生涯大人向けの映画を作っていて、それは子供が主役でも、変わらなかった市川が、事実上の遺作で、なんと、どう見ても、児童映画を作ってしまった不思議。

 ということで、今回目黒シネマが、この二本をカップリングしてくれたおかげで、あることに気づいた。
★市川準「BU・SU」87年、デヴュー作。富田靖子と広岡由里子が同級生。
★市川準「あしたの私のつくり方」07年、事実上の遺作。成海璃子と前田敦子が、元同級生。
 この20年のときを隔てた、デヴュー作と遺作に、共通点は、多い。

1 十代少女の、一種のアイドル映画であり、
2 根暗な転校生が、新しいクラスに転入することから物語が転がりだし、
3 いじめが多発するクラスで、いかに生き延びるか、というテーマを持ち、
4 どちらも創業記念祭での活動が、重要視され、
5 最後は、何とか、ハッピーエンド。

 もともとCMディレクターとして頭角を現し、映画デヴュー、しかもデヴュー作「BU・SU」は、大林宣彦の代打だというが、市川準こそは、裏・大林宣彦なのか。
 後年、なんとなくアート系の印象が強い市川だが、元アイドル小泉今日子を起用したり、「つぐみ」は牧瀬里穂だったりして、実はアイドル映画への目配せも強い。

 なお、本作のクレジットを見ると、前田敦子以外のAKB48メンバーが大量出演。ほとんどがセリフなしか、一言二言の「その他大勢」だが、見ている間は気がつかず。ファンにとっては、お宝探しかもしれない
 成海璃子の両親役はダブル石原の、良純&真理子。特に、石原真理子が、フツーに演技しているだけで、サスペンスでサスペンスで(笑)。

あしたの私のつくり方


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by mukashinoeiga | 2015-11-24 13:21 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(2)

市川準「BU・SU」

 目黒にて。「-犬童一心監督企画-目黒シネマ名作チョイスVol.13 市川準監督特集2015 市川準と女優たち」特集。87年、東宝=日本テレビ、配給・東宝東和。

市川準監督特集2015 『市川準と女優たち』 予告編

 目黒シネマは、母体が大蔵映画ということで、こういう映像素材はお手の物か。デジタル時代ならでは、の、名画座でも、予告編が、出来る。面白い。

 この数十年間、何度も何度も何度も、見逃し続け、ようやく見ることがかないました(笑)。
 しかし特に期待が膨らんだわけではなくて、常に平常心?の市川準映画ですから、例によって淡々とした映画を予想していたら、その若書きぶりにびっくり(笑)。
 もちろん雲が浮かぶ青空とか、風に揺れる木々いった、一貫して彼の映画に散見されるエンプティ・ショットはあるものの、スローモーションで男子にビンタする富田靖子とか、こちらに向かって歩いてくる彼女のコマ抜きとか、多彩な群像ショットの学生映画振りとか(富田靖子が遭遇する若い男二人が、無音の銃撃戦、たぶん映画の撮影なのだろう、とか、公衆電話ボックスで、女をいたぶる男とか)、まあ、恥ずかしいくらい、学生アマチュア映画のノリで。
 老成した印象の市川だが、やはりデヴュー作、アマアマのアマチュアっぽさ。ほほえましい?
 先輩芸者を乗せた人力車を、罰ゲーム的に追いかけさせられ、全力疾走する富田靖子、そういうアクション描写も、後年には、ないものだ。
 のちに、まったく削いでいくような若書きが、たっぷり。たぶん、デヴュー作ということで、いろいろはしゃいではみたが、これは、オレの映画としては、恥ずかしい、と、おもったんだろーなー。
 面白い。
 チャカチャカとした部分と、淡々さり気ない映画の、ハイブリット。というか、まあ、若書きゆえの失敗作か。

e0178641_113186.jpgBU・SU どつぼにはまらない青春なんて、なんの価値もないのだ。 <目黒シネマHPより>
【物語】監督デビュー作にして青春映画の傑作。性格ブスな少女が上京し、さまざまな出会いや経験を通して少しずつ心を開いていく姿を描く。「花の街」の音楽にのせ八百屋お七を無心に踊る姿は永遠の語り草。
【出演】 富田靖子、高嶋政宏、丘みつ子、大楠道代【1987年/95分/35mmフィルム】
★ 文化庁優秀映画作品賞 ★ キネマ旬報ベストテン第8位 ★ 第6回ファーイースト映画招待作品(’04)

 さて、富田靖子は、BU・SUなのか。
 美人とはいえぬ、美少女というのも、違うか(笑)。個性派とも違うが、しかしさすがに番茶も出花の彼女、一番美しい頃の彼女をBU・SUとは、いえまい。
 しかし、性格ブスという設定で、暗い表情をさせ、過剰な黒髪の量で、暗さを強調。
 えっBU・SUって、性格ブスって、ことなの? それって、ジャロ的?に詐欺なんじゃないの。
 「BU・SU」という映画を作るのに、当時はそういうシステムが完備していなかったが、製作委員会的に、ヒロインにリアルブスは、どうも、という判断になったはずだ、東宝も日本テレビも東宝東和も、おそらく。
 かくて、市川準側と興行資本側で、ぎりぎりのせめぎあいの結果(笑)、ビミョーに美少女・富田靖子で、落ち着いた、と見るは、うがちすぎか(笑)。
 その代わり、市川側は、富田のクラスメイトにして協同者役に、リアルブス広岡由里子を、送り込んだ、と。脇役なら、リアルブスでも、いいだろ、というせいぜいの市川側の抵抗か。
 かくて「(あたし、将来) ソープに勤めるかも。男を知らずに、死んでいくのはいやだから」という、過剰な名セリフを生むことになる。
 なお本作の同時上映、市川準「あしたの私のつくり方」でのダブルヒロイン、成海璃子・前田敦子も、きわめてビミョーな美少女で。そういうチョイスが市川準か。

 とはいえ、ウィキペディアでは、
CMクリエイターとして活躍していた市川準の映画監督デビュー作。ひねくれた性格ブスの女の子が次第に成長し、自分の殻を破り自立して素直になっていく姿を描く。
主人公の麦子は当初、歯並びが悪いとか見た目も悪くしようとかルックスにコンプレックスを持っている女の子という話もあったが、監督の市川準が見た目じゃなく精神的に閉じた感じの女の子にしようと言ったという。市川は「ブス」という言葉の意味を、どうしても「容姿」のこととしてはとらえたくなくて、いまを生きている若者の多くが感じている「心の閉塞感」が「BU・SU」という「記号」になればと思っていたと述べている。
1987年のキネマ旬報ベスト・テン第8位、読者選出第2位。(引用終わり)

 さらに、ウィキペディアによれば、<本作は当初大林宣彦が撮る予定で脚本まで完成していた。しかし『漂流教室』の撮影が長引き不可能になった>とのこと。むしろ、そちらのほうも見てみたかったが、そういう事情で、市川準は、映画デヴューしたのか。

 <主人公の麦子は当初、歯並びが悪いとか見た目も悪くしようとかルックスにコンプレックスを持っている女の子という話もあったが>・・・・これは、どう見ても、大林的では、ないだろう。むしろ市川的では、ないかな(根拠不明の妄想)。
 むしろ、個人的には、マスマスムラムラ増村にこそ、作ってほしかった、とも、かすかに、おもう(笑)。

富田靖子 主演映画「BU・SU」 エンディング

2012/09/04 に公開 映画「BU・SU」エンディング 主演:富田靖子 監督:市川準
ここで原由子「あじさいのうた」が流れますが、権利関係で削除しました

↑最後のクレジット。現在有名ワキ役となっている、多数の役者が、ほんのちょい役としてクレジットされているのも、味わい深い。
 なお、イッセー尾形が、富田の先輩芸者・伊藤かずえを、コマす二枚目。このイッセーの二枚目ぶりが、チョー気持ち悪い(笑)。
 何か、二枚目というものを誤解しているかのような、演技プランで、いかに色悪ともいえど、これでは変質者そのもので、二枚目の二の字もない。これに懲りたのか、以後イッセーは二枚目風?を、活かした三枚目系になっていく。

 OLD映画ファン的にいえば、お座敷で、見習い(お運びさん)富田靖子を、セクハラ三昧のすまけい。
 その座卓の対面で、そのメインのすまけい=富田靖子の対決とはまったく関係なく、ぼそぼそ別の話をする老人に中村伸郎。
 まったくノイズ扱いなのが、ちょっと。ただ、許せない、というわけでもないのは、その戦略的使用法ゆえか。老衰しつつ、明晰な台詞回しの中村に、ちょっと、面白い。

市川準 BU・SU監督依頼にびっくり


BU・SU TV初公開

 内容はないけど、なつかしー。淀川さんと違って、商売に徹した水野さん。

BU・SUロケ撮影


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by mukashinoeiga | 2015-11-24 00:06 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(2)

瑞穂春海「明日の幸福」

 阿佐ヶ谷にて。「昭和家庭日乗 わたしのかぞく」特集。55年、東京映画=東宝。
 この特集も、ほとんど見ているので、数少ない作を落穂ひろい。
 頑固親父がいて、息子夫婦がいて、孫夫婦がいる。
 頑固親父が中心となる、三世代同居の大家族モノ、絶対の安定感。
 こういうホームドラマ・コメディは、日本映画の絶対的安定感や。ナイス。

e0178641_2318464.jpg明日の幸福 1955年(S30)/東京映画/白黒/87分 <ラピュタ阿佐ヶ谷HPより>
■監督:瑞穂春海/原作:中野実/脚本:長瀬喜伴/撮影:三村明/美術:小島基司/音楽:斎藤一郎
■出演:上原謙、木暮実千代、小泉博、久我美子、小堀誠、水谷八重子、天津敏、三宅邦子、賀原夏子
三世代が住む大物政治家の邸宅で、家宝のハニワが欠けているのを発見。壊したのはまさか…ワタシ!?自分の不始末と思い込んだ女たちが、ばれないようにこっそり修理しようとするが…。コント風な物語を巧くまとめあげたハートウォーミングな一篇。

 祖母・水谷八重子は、祖父・小堀誠に、絶対服従。
 母・木暮実千代は、父・上原謙に、愚痴を言いつつ、従う。
 新婚の若妻・久我美子は、夫・小泉博に甘えつつ、でも、姑・大舅・大姑に遠慮がある。
 そこから、展開するドタバタ。ああ、楽しい(笑)。
 思うに、日本的コメディは、親和的ホームドラマで、最高の微温的(笑)コメディを、獲得する。そのひとつか。
 老壮青、男と女の、各カップルの、食い違いの、楽しさ。
 原作中野実といえば、木下恵介「女の園」の原作「人工楽園」?は、あまりにド下手な/生硬な実験小説、しかしなぜか映画の原作ものも多い。生硬かつ俗情との結託、なのか。うーん。この映画の原作も、読んでみたい興味は、あるが。果たして。
◎追記◎上記記述には、事実の誤りがあります。下記コメント欄で、お邪魔ビンラディンさんからご指摘がありました。ご指摘に多謝。

 祖父・小堀誠、例によって、頑固親実父ぷりが絶品。
 祖母・水谷八重子の、ドタバタも、愛らしい。
 上原・木暮の安定感。久我の実家の母に、三宅邦子。松竹出身の、この、安定感。グッド。
 若いカップル・小泉博、久我美子の、不安定さも、それはそれで、好ましい。グッド。

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「兄さんの愛情」に次ぐ東京映画の作品で、中野実の舞台劇から「チャッカリ夫人」の長瀬喜伴が脚色、 「新婚たくあん夫婦」の瑞穂春海が監督する。撮影は「消えた中隊」の三村明、音楽は「川のある下町の話」の斎藤一郎の担当。出演者は「恋風街道」の小堀誠、「伊津子とその母」の水谷八重子、「女の一生(1955)」の上原謙、「伊太郎獅子」の木暮実千代、「恋化粧」の小泉博、「兄さんの愛情」の久我美子、三宅邦子などである。

 なんなんだ、 「新婚たくあん夫婦」 (笑)。見てみたいぞ(笑)。
 と、Movie Walkerで検索したら、大びっくり!

瑞穂春海「新婚たくあん夫婦」1954年
 間借り生活一年の末、目白三平と妻光子は、光子の女学校先輩竹内マリ子の好意で借家ながらも二人だけの新居を持つ事が出来た。ところが三平は・・・・(以下略)
 ナナなんと、笠智衆、佐野周二&望月優子の「目白三平」シリーズの、前段に、佐田啓二&桂木洋子の「目白三平」ものが、あったとは! 見てみたいぞ、佐田の目白三平モノ!
 (たとえば)阿佐ヶ谷のモーニングで、「目白三平」シリーズ、見てみたいぞ(笑)。
 しかし、なんだって、桂木洋子が望月優子?(笑)。

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by mukashinoeiga | 2015-11-17 23:19 | 傑作・快作の森 | Trackback | Comments(4)

田中徳三「手錠無用」

 神保町にて。「音楽から映画を愉しむシリーズ 作曲家・小杉太一郎の仕事――名優・小杉勇と映画監督・内田吐夢との絆に導かれた映画音楽の道」特集。69年、大映京都。
 いまは自動振込みの給与を、昔は車で運んでいた。某工場の給料三億円を運ぶ車を襲撃。って、どっかで聞いた話だが、その遺留品のマッチから、カツシンの指紋が出てきた。
 地元では有名な金庫破りだから、カツシンに罪を着せようという。
 やはりプログラムピクチャアの範囲内で、なかなか見せる小品佳作。要は、カツシンのやんちゃ振りを見せればいいのだから、作り手も観客も、気楽な気分で、作ったり、見たり出来ようというものだ。

e0178641_0531040.jpg12. 手錠無用 S44('69)/大映京都/カラー/シネスコ/1時間29分 <神保町シアターHPより>
■監督:田中徳三■原作:樫原一郎■脚本:池田一朗■撮影:牧浦地志■美術:内藤昭■出演:勝新太郎、藤田まこと、藤村志保、佐藤友美、成田三樹夫、吉田日出子、渚まゆみ、大川修、財津一郎
三億円強奪の疑いをかけられた金庫破りの名人(勝)が、濡れ衣を晴らすため自ら真相究明に乗り出す。丸坊主の勝新が、警察を向こうに回して大暴れする痛快アクション篇。
♪小杉の遊び心炸裂のタイトル曲。《Take 5》のパロディ?と思いきや、実は7拍子の《Take 7》!

 デカチョウ藤田まこと、留置場シークエンスのみに財津一郎と、てなもんや組が出て、大映京都だから、てっきり関西の話かと思うと、関西弁は藤田のみ、東京の話と、ちと、とち狂うが。
 カツシンとつるむ不良グループがいい。片腕に大川修、何気なさがいい。
 ちょっと不思議ちゃん入ったすりに、吉田日出子。そんなそぶりはちっとも見せないが、何気にカツシンに惚れている。でも、年も若いし、色気はないので、佐藤友美や、藤村志保には関心を示すカツシンも、ガン無視なのが、ちょと切ない。
 それ以上でもそれ以下でもない、定食映画の好ましさ。

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by mukashinoeiga | 2015-11-17 00:57 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

山本迪夫「野獣の復活」

 神保町にて。「音楽から映画を愉しむシリーズ 作曲家・小杉太一郎の仕事――名優・小杉勇と映画監督・内田吐夢との絆に導かれた映画音楽の道」特集。69年、東宝。
 なかなか楽しませてくれるプログラム・ピクチャア快作。
 ところが終映後、観客の爺さんが、受付譲に「いやあ、つまらなかった」と、話しかけている。
 もちろん、映画など「嗜好品」そのものだから、ある人が面白かった映画を、別の人がつまらない、というのは自由だ。
 しかし「ジャンル映画」が、そのジャンルの「ゲームの規則」をきっちり守りつつ、プログラムピクチャアなりの結構を、きっちり貫く、本作のような「小品佳作」を、つまらないというなら、そいつには、この種のプログラムピクチャアは、ナニを見ても、つまらなかろう。

e0178641_1156050.png13. 野獣の復活 S44('69)/東宝/カラー/シネスコ/1時間26分 <神保町シアターHPより>
■監督:山本迪夫■脚本:小川英、武末勝■撮影:内海正治■美術:本多好文■出演:三橋達也、三田佳子、黒沢年男、睦五郎、浜田寅彦、大滝秀治、佐原健二、高品格
足を洗った元ヤクザが弟をかくまったために、再び銃を手にすることに…。山本監督のデビュー作で、年齢を重ねた三橋が渋い魅力を存分に放つハードボイルド活劇の秀作。
♪当時、小杉が愛聴していたネルソン・リドルばりのグルーヴ感に満ちたテーマ曲は珠玉の名曲!

 山本迪夫のデヴュー作ということだが、この人の映画は、常にジャンル映画に徹して、規範の矩を超えない、職人技という印象がある。そういう意味では、時代の故か、プログラムピクチャアが立ち行かなくなったため、のちにTVに行った、というのもわからないではない。
 主演はロートルの三橋であり(ただし絶品)、ヒロインは東映出身の三田佳子であり(ただし絶美)、かつての東宝青春映画の太刀川寛が、殺しの対象になる小悪ヤクザで、佐原健二が見せ場のないヤクザ幹部、という東宝たそがれ感が半端ない(笑)のも、事実。
 三橋は、復讐のため、銃砲店地下に立てこもり、ショットガンを魔改造するガンマニアを嬉々として演じていて、こちらも、にこにこ(笑)。
 三田佳子って、どの映画を見てもあんまり、感心しないが、本作ではグッド。東宝女優が東映に出て、いい味を出す例があったが、その逆もいいのかなあ。
 女優は、慣れ親しんだ水とは違う環境におかれると、また違った魅力を見せるのか。で、あるなら、全盛期の藤純子も、吉永小百合も、どんどん他社に出てほしかった。会社が、離したがらなかっただろうけど。見果てぬ夢で。
 地元小悪ヤクザ組長に大映/日活出身の高品格、東京の大悪ヤクザ組長に新劇の大滝秀治。
 低予算、東宝末期ゆえ好きなキャスティングをやらせてもらいますぜ(ないしは、末期ゆえの寄せ集めの搔き合わせのかき揚げ)。
 特にTVでブレイクする前の、若き日の大滝秀治(でも、もう禿げているけど)の、悪党演技は、いいなあ。全盛期の東映仁侠映画とか実録映画で、何で使われなかったのか、不思議でならない逸材だが。たとえば、もう若くない狂犬的鉄砲玉とか、末端の小組の組長とか、大物組長でも、いいよね。

 そして、更なる本作の白眉と言っていいのは、三橋の片腕を演じる睦五郎!
 全盛期の東宝なら、もっと大物スタアが演じるだろう役だが(それこそ三橋とか)、この地味な役者が、時には、ひょっとしたら実質主演かと疑うばかりの活躍で、時に三橋をも圧倒。最初は感じられなかったオーラも、だんだん増していき、まさに いぶし銀の魅力。素晴らしい。
 なお、過剰にオトコ臭いが、東宝では常に、年代的に「ダメな若者」を演じざるを得ない、当時のゆとり世代の黒沢年男だが、その彼女を演じた喜多川美佳の名前に?、検索したら、三船の愛人で、三船美佳の母とのこと。自分の芸名をそのまま、娘につけたらしい。オーラのない若手美人女優の典型かと。

 小杉太一郎音楽は、ジャンル映画の規範をきっちり守ったジャズ的劇伴で、本作をきっちりアシスト。

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by mukashinoeiga | 2015-11-15 11:57 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

森田童子:面白くて、奇妙な「ドキュメント」

 昔、森田童子が遅ればせに、好きになったんだけど、と言ったら、同年代の友たちが、「昔、ライヴに行ったことがあるよ」といわれて、軽く嫉妬したのも、もはや遠い思い出。
 一時期は、彼女のCDばかり聞いていた。
 その後、TVドラマ「高校教師」で、使われ、季節はずれのヒットになったのには、びっくり。
 この「伝説の歌手」の、映像がユーチューブに残っていたのを、今日、知り、また、びっくりびっくり。

夜行①

夜行②

夜行③


 これは、当時のTVドキュメンタリなのだろうか。なんだか、素人くさい、だらだらとした映像の中に「伝説の歌手」はいて、あまりにフツーすぎて、ちょっと、がっかり(笑)。
 次の語りも、ややヘン過ぎて、うーん。

森田童子 モノローグ 東京カテドラル教会ライブ


 あまりに、コゼツした、孤高のマイナーポエットは、やはり、野に置け、か。

森田童子 スタジオライブ 1

森田童子 ラジオ公開録音 #1


ぼくたちの失敗~森田童子ベストコレクション~ - Morita Doji (森田童子) (2003) [FULL ALBUM]


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by mukashinoeiga | 2015-11-15 02:53 | うわごと | Trackback | Comments(0)

面白過ぎ!松崎しげるの青春映画化希望!

 歌手・松崎しげるの「自伝」が、現在夕刊フジに連載中なのだが、これが超面白い。
 この記事をネット上で探せなかったので、ウィキペディアから引用すると、

江戸川区立松江第三中学校から日本大学第一高等学校を経て日本大学藝術学部文芸学科卒業。(大学の学部は違うが、同級生には、 経済学部にテリー伊藤がいた。)高校時代までは野球に打ち込むも肘と肩を故障して野球を断念、それ以降音楽活動を始める。大学時代にはのちにガロを結成する日高富明(Tommy)、堀内護(Mark)と共にミルクというバンドを結成する。当時、大橋プロダクションのマネージャーをしていた宇崎竜童にスカウトされプロデビュー。
バンド解散後、ビクターのオーディションに合格し、1970年にシングル「8760回のアイ・ラブ・ユー」でソロ歌手としてデビュー。<松崎しげるウィキペディアHPより>

 挫折した高校球児から、バンド活動。しかも、現在黒の帝王?として名をはせる松崎が、のちに超細身のなよなよ男子バンド「ガロ」の二人と組み、「ミルク」なんて、女の子バンドかと見まがうような、ミルキー(笑)なバンド名。
 夕刊フジに載った写真(これもネット上で探せず)が、長髪マッシュルームカットの、GSなよなよ男子風。笑える。
 しかもこのなよなよ男子系バンドをスカウトして、プロデヴューさせたマネージャーが、のちにツッパリ系「ダウンタウンブギウギバンド」の御仁。まさにカオスというべき音楽の異種格闘技?(笑)。

 そして上記ウィキペディアで「バンド解散後、ビクターのオーディションに合格」と、さらりと書かれているオーディションは、実は今回の自伝で、松崎が言うには、
 3000人くらいが応募して、最終選考に残ったのは、女の子と松崎のふたり。で、最終的に松崎が合格するのだが、この残った女の子というのが、実は、松崎のモト奥さん!
 「でも結婚しているなんて絶対秘密でした。あの頃、うるさかったですからね」と、これまたさらりと言うが、これだけで、青春映画として、ちゃんと作ったら、ヒット間違いなしじゃないですか(笑)。
 松崎が「女の子」と言い、実名をあげなかったのは、最終選考に残っても、結局デヴューできなかったということか。ザンコクな話だ。

 さらに「ミルク」については、松崎しげるウィキペディアより、こちらのほうが、詳しい。

日高 富明(ひだか とみあき、1950年2月22日 - 1986年9月20日)は、日本の男性歌手。通称・TOMMY(トミー)。かつては堀内護と高校時代からの友人の松崎しげるともに「ミルク」の一員だった。その後、堀内と大野真澄とガロを結成。
東京都江東区深川門前仲町出身。高校時代から各地の勝ち抜きエレキ合戦で優勝し、コンテスト荒らしの異名をとっていた日高は日大一高・日本大学芸術学部時代の同級生、松崎しげると「アウトバーンズ」というバンドを結成し活動していた。一方、後にガロの中心的メンバーとなる由美かおるのバッキングバンド、「エンジェルズ」のギタリスト、マークこと堀内護とは練習場の新宿御苑スタジオで知り合っていた。当時の堀内はギター専門だったので、ビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーのように歌って弾ける日高と松崎に対し、松崎のヴォーカルには心惹かれ、日高にはライバル心を抱くようになる
その後、奇しくもエンジェルスとアウトバーンズが同時期に解散。堀内は自身のリードギターと松崎のヴォーカルと中心に据えたバンドの結成を目論む。そのミーティング初日、予想外なことが起こる。松崎は堀内の“ライバル”日高を連れて来て、「親友の日高と一緒でなければ新バンドには入らない」と宣言。松崎とのバンド結成を夢見ていた堀内は、想定外ながらも松崎の要望を受け入れ、ライバルである日高を加えた「ミルク」というバンドを結成。しかし、日高とのポジション被りに耐えられず、堀内はリーダーだったにも拘らずミルクを脱退。結果、松崎と日高が中心となって活動することになったミルクは、その後、なぜか日高が脱退して堀内が復帰したり、また堀内が抜けて日高が復帰したりと、結果、堀内と日高に翻弄されたまま終始バンドは安定することが無かったが、日高在籍時に大橋プロと契約し、カヴァーシングル「ハッシャバイ」でメジャーデビューを果たす。しかしレコード発売時には、またぞろ日高は脱退し、ライバル関係にあったはずの堀内と2人でアコギを使ったフォークデュオを結成。ミルクに残っていた松崎にも、他事務所からソロ活動のオファーがあり、結果ミルクは解散。

そんなミルクの担当マネジャーは、後の宇崎竜童。また「ミルク」という名前の由来は、松崎がオーディション等、勝負の前に、必ず牛乳を飲んでいたというエピソードから付けられた。ちなみに、夏場は「アイスミルク」、冬場は「ホットミルク」と使い分けていた。<日高富明ウィキペディアHPより>

 ホットとアイスの使い分け、いいなあ(笑)。最初の「アウトバーンズ」の男らしさ?から、「ミルク」へ。時代やねー。
 このバンドのドタバタも、また、青春やなー。これを、よき脚本、よき演出で映画化したら、いやー面白くなると、おもうんですけどね。

松崎しげるライブ 愛のメモリー

ガロ - 学生街の喫茶店


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by mukashinoeiga | 2015-11-11 09:17 | うわごと | Trackback | Comments(2)