<   2015年 04月 ( 20 )   > この月の画像一覧

民主党:ホントかよ売国奴も極まれり

【木原稔】民主党の置き土産、外国人への社会福祉問題[桜H25/2/22]

民主党の小宮山が大臣だった時に、外国人が国民健康保険に加入できる条件を
大幅に緩和して、ほとんどの外国人が加入可能な状態になっているそうです。
2泊3日で日本に観光に来た韓国・中国人も加入可能で、その後5年間は帰国後に
韓国・中国で治療等をしても、日本の税金からお金が支払われるということに・・
◎追記◎タレントのローラ父は、この制度を「悪用」していたのか・・・・。

お口直しに(笑)。
和楽器バンド/千本桜


 ★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-26 19:43 | うわごと | Trackback | Comments(0)

豊田四郎「せきれいの曲」

 渋谷・映画美学校試写室にて。「Kiss My Stella Dallas Vol.2」上映会。51年、東宝。
 日本映画写真データベースというサブタイトルを持つキネマ写真館★作品詳細「せきれいの曲」日本映画写真のキネマ写真館★には、多数の本作写真が掲載されている。
 同HPによれば「まだ宝塚歌劇団に在籍中だった有馬稲子の実質的な映画デビュー作(東宝専属は1953年から)。このとき彼女は17歳で、先に宝塚から映画界に転身し、大スタアになった轟夕起子との共演作となった」とある。
 下記HPによれば、「スクリーンデビュー間もない有馬稲子」と、ある。「実質的な」「デビュー間もない」と、いささか奥歯に物が挟まったような言い方だが、本作の前にちょい役的に顔を見せた映画があったのだろうか。
 Movie Walkerによれば、本作の四ヶ月前公開の小田基義「宝塚夫人」がデヴュー作のようだ。春日野八千代、月丘夢路、有馬稲子、八千草薫共演の同作も、また、見てみたいもの。

 なお、日本映画のスチール写真を多数展示しているキネマ写真館については、昔から気になっていたのだが、そのうちひまなときに、直接飛べるようにしたいと思っているが。まあ、今も、暇か(笑)。

 完成した大人顔美人の有馬稲子のこと、ついハタチ過ぎて女子高生の役か、と思っていたら、なんと現役(笑)17歳だったのね。彼女の明るい魅力炸裂の本作だが、実は本作には、彼女より、さらにさらに魅力的なヒロインが登場する。

『せきれいの曲』(1951年/東宝/白黒/スタンダード/99分) <映画美学校HPより>
※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
監督:豊田四郎 脚本:水木洋子 撮影:三浦光雄 照明:石川緑郎 美術:北川恵司 音楽:大木正夫
出演:轟夕起子、有馬稲子、山村聡、立花満枝、斎藤達雄(C)TOHO CO.,LTD.
Kiss My Stella Dallas Vol.2 に登場するのは、今年に入ってからもラピュタ阿佐ヶ谷を拠点に『風ふたゝび』、『波影』でチケットをSOLD OUTさせてきた“グルーヴの鬼”こと豊田四郎!!!
1951年に発表された『せきれいの曲』は、水木洋子(Scenario)、三浦光雄(Camera)と錚々たるレジェンズを従えて放った爆走系プリミティブメロドラマ。見る者を震え上がらせる冒頭20分の暴力的な展開を経て、スクリーンデビュー間もない有馬稲子の躍動感と、それを威風堂々と受けて立つ轟夕起子のアルカイック顔面力が激しく火花を散らす!!! さらにクライマックスのコスミックなアンサンブルが映画の時空すらも歪めるとき、あなたは世紀を超えた“ロマンそのもの”に出会うこととなるだろう。
e0178641_1241042.jpg

e0178641_1245517.jpg


 轟夕起子。素晴らしい。彼女の映画を見たなかで、最高の輝きを放つ。その表情のいちいちが、美しい。
 戦前の超ほっそり美少女顔から、戦後は急速におばさん顔でっぷりカンロク豪快ガハハの母系になった彼女の、美しさが、この映画を支配する。その圧倒的な表情の愛らしさ。

 そして、本作の肝は、上記でも触れられてはいる、王道的?な、あるいはプリミティブというか初期外道的(笑)な、あまりに荒々しすぎる音楽が、特に前半に集中して現れているところか。大木正夫という、音楽監督には詳しくないぼくにとっては、はじめて?聞く名前だが、新婚旅行中の轟夕起子、山村聡が比較的静かに諍うシーンに、過激な劇伴を流す。
 過剰に昂揚的なメロドロマチックな音楽であり、それは王道の過剰さでそうなったのか、王道の逸脱なのか。
 メロドラマ音楽の通俗の範囲内で、過剰にバロックに走ったのか、あるいは現代音楽に近づいたのか。
 ぼくには、音楽の素養がないので、なんとも言いようがないのだが、要するに通俗音楽の範囲内で、その過剰さのあまり、なんちゃって現代音楽に通底してしまった、というところだろうか。
 それを平然と流すトヨシロのメロドラマパワー。この過剰な音楽に力負けしていないところは、さすがで。

 轟夕起子演じるヒロインは、不器用な、あまりに不器用な芸術原理主義者。
 山村總との結婚に失敗し、女学校の音楽教師としても「時局」に乗れず、「歌唱勤労隊」としても、特高に目をつけられ、拘禁され、拷問を受ける。
 なお、関係ないが、今「特高」と書いたが、「特高」警察と、「特攻」神風とは、同じ「とっこう」だが、その後の評価は、真逆になった。非常に面白い。
 轟の、その原理主義者振りの「潔さ」は、いささかイラッと、来るものがある、民主党岡田の、あるいは鳩山の、あるいは菅の、あるいは枝野の、なんだか固陋な性格の悪さも、感じる(笑)。
 いや、戦時時局にやむを得ず「同期」「同調」する山村總を評価するのではないが(笑)戦時高揚歌を歌う轟に、酒を飲みながら「愛嬌がない」と批判する斎藤達雄らに、「(あたしは芸術家で)芸者じゃありません」と、公然と言い放つ轟。
 しかし、ぼくの理解では、アーティスト/パフォーマーは、「時には娼婦のよう」に、時には芸者のように、観客に「媚びる」というか「愛嬌を振りまく」のも、また、パフォーマンスの一部だと思う。
 孤高を貫く、というのは、立派だが、しかし、それは、少なくとも「人前に立つ」パフォーマーとしては、いささか、ずれているのでは、ないか。時局に媚びろ、というわけでは毛頭ないが、少なくとも「人前に立つ」パフォーマーとしては、孤高原理主義で、あっては、相矛盾するのでは、ないか。
 同じことは、民主党政治家に多く見られる原理主義者、及びイスラム原理主義者にも、言える。原理主義者は、「人前に立ってはいけない」というのが、ぼくの立場だ。
 洞窟か、閉鎖された密教空間に、とどまりなさい。アーミッシュのように。
 オウムもアーミッシュのようであれば、何の問題も、ないと考える。わかったかね、民主党諸君(笑)。閑話休題。

 話を映画に戻すと、その性格の固陋、芸術原理主義ゆえに、どんどん負のスパイラルに陥る轟。救いは、母に似ぬ、天真爛漫さで人生を泳いでいく娘の有馬。あまりに天真爛漫で、「自分を捨てた」父・山村にも、無邪気だ(実は、固陋な性格から、山村を「捨てた」のは、むしろ母の轟の趣きなのだが)

 冒頭卒業式で有馬稲子が歌う。やや口パク気味。
 そのあとの回想シーンで、轟が歌うと、完全にリップシンクロしているので、口パクでないとわかる。
 轟はその後ピアノを弾くが、自前とわかる。有馬のピアノは、手だけ別人の別撮りと、わかる。
 ここは、17歳の研究生の、限界か。
 なお、時局に乗って、轟を退職に導く新任音楽教師に、南美江。彼女もピアノを実際に弾きつつ、リップシンクロした歌声を披露。あまりに地味なオバサン顔で、その後歌と無縁な地味オバサン脇役に徹した南美江も、確か、少女歌劇の出身と聞く。
 歌う女を、歌わない女として起用し続ける日本映画の、非エンターティメント性は、批判されてしかるべきだろう。
 そういう目で見ると、地味なオバサン?地味なおじさん?たちに、堂々と歌わせた鈴木清順「オペレッタ狸御殿」の、反時代性、非時局迎合性に、改めて目が行く。鈴木清順の独自性。

 さて、あまりに強度の高いトヨシロのメロドラマ作劇。
 感想駄文済みの千葉泰樹「女の鬪ひ(闘い)」49年でも、そうだったが、新郎の元カノが、新婚旅行先のホテルに同宿して、ひと悶着を起こし、新婚夫婦を修復不能においこむ、というのは、何か、元カノもとい元ネタがあるのだろうか。
 無茶な設定なわりに、わりとメロドラマでは、ありがち?
 その後時代が下ると、新婚旅行帯同では、生ぬるい、とばかりに、結婚式場に押しかけ、みなの前で悶着を起こす、という形式?に変わる?メロドラマの流行? いや、よくは知りませんが(笑)。

 ふたたび、さて。
 轟が特高に拘引され、一日ぶりに帰宅すると、自宅は家宅捜査のあまり乱雑に乱れっぱなし。
 拷問にも合った轟は娘の有馬に、「螺鈿の箱を取って頂戴」という。
 美しい化粧箱を即座に枕元に持ってきた有馬は、開けて、父山村から、かつて母に送られた「せきれいの曲」の楽譜を取り出して、感激する。
 この曲を卒業式で有馬が歌い、父、母、娘の、想いは、完結する因縁の曲なのだか。
 オイ、ちょっと、待てぇー(笑)。

 簡単に取り出せる場所にある、美しい化粧箱。しかも、そのなかには時局に合わない、西洋に「媚びた」軟弱な曲の楽譜があり、山村と轟の昔からの因縁をも思わせる楽譜がある。
 こんなのが、なぜ警察の家宅捜査から、逃れられ、押収もされずに、手付かずで、残っているのか(笑)。
 父、母、娘をつなぐ絆となる、因縁の曲だから、むしろ警察の目を逃れたのだ、というメロドラマ主義(笑)。
 ご都合主義と、笑ってはいけぬ。
 映画のみに許される楽天主義、メロドラマ主義というべきだ。

 駄文は、まだまだ続く(笑)。われながら、しつこい(笑)。
 本作では、若き山村が轟に送った名曲「せきれいの曲」と、のちに戦時時局に作った「すめらみ(=天皇)の曲」?が登場する。
 後者を轟は「あなたらしくない、心がこもっていない、小手先だけの曲」と、批判する。
 のだか、しかし、どちらも、映画音楽家が、脚本設定の要請に応じて作った曲に変わりがないので、前者が格別いいとも、後者が格別につまらないとも、音楽音痴のぼくには、わからない(笑)。

 同様なことは、画家が主人公の映画でもいえて、劇中で傑作と称される絵も、凡作と称される絵も、出てきても、まったく判別が難しい(笑)。それもそのはずで、おそらく、傑作も駄作もどちらも、「そういう絵を、よろしく」と発注された、美術部が、描いた、「消えモノ」だからだ。
 傑作そうに見える絵・音楽を作ってね。
 凡作そうに見える絵・音楽を作ってね。
 どちらであっても、作り手のモチベーションは、駄々さがりになるような、制作依頼であろう。
 「本物」であっても、そうだ。
 感想駄文済みの千葉泰樹「裸の重役」で、東野英治郎社長から新築祝いに送られた「武者小路実篤の色紙」。映画キャメラに写された絵は、直筆か、模写模造印刷か、にわかには、判別しがたい。
 東野は「模写複製じゃないよ。直筆だよ」と「保証」するが、映写されたそれは、なんとも真贋判別しがたい(笑)。
 同様なことは、「絶世の美女」に配役された女優が、そう見えないのも、「醜い娘」に配役された女優も、また、そう見えないのも、同様で。
 映画は、メロドラマは、偽者の世界であり、フェイクの世界。
 「本物」は「偽者」と、区別が、つかない。「名曲」と「小手先の曲」の区別が、つかない。
 芹明香のように、どう見てもブスな女優が、美人女優に窯変する「偽りの世界」。
 「偽りの真実」こそが、むしろ「珍重」される映画にあって、偽者と、本物の違いなど、ナニほどのものか。
 それこそが、メロドラマの強度、ないし弱点というべきものだろう。

 なお、本上映チラシのイラストの山村總は、どうみても、山形勲にしか、見えない(笑)。おそらく映画美学校の若い生徒が描いたと思しきこのイラスト、山村と山形の違いなど、とんとご存知がないに違いない。
 これも、偽りの真実を希求するメロドラマ=映画のチラシとしては、やや(ほぼ)正解だったりして(笑)。

 さらに蛇足。
 公爵・斎藤達雄の、軽薄さ。ああ、愛らしい。
 帽子をクロークに渡され、「あ、違う」といったんは言いつつ、「あ、やっぱり僕のだ」という、小芝居はアドリブだろうか(笑)。
 自由な時代に描いた「傑作」と、戦時「時局に迎合した小手先の作曲」が、違いのわからない本作への皮肉だろうか。むろん、そんな事態では、なかったと思うが(笑)。

その家令に御橋公。主人とは正反対の慇懃さが、いかにも御橋公。
 音楽教師の轟をチクチクいぢめる校長に大山健二、慇懃教頭の石黒達也も、ベストコンビ。
 小芝居にかける脇役たちもグッド。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-26 12:33 | 珍品・怪作の谷 | Trackback | Comments(10)

「今日の名画座」というサイト発見

 紙の「名画座かんぺ」(のむみち)、ネットの★魅惑の名画座★に、つづき、
★今日の名画座★というのを、つい先日発見。遅まきか(笑)。
 アクセスすると、今、まさに、今日の上映スケジュールが、自動更新?されるという。
 自動更新?ゆえに、たとえば新文芸坐の2本立てが、離れ離れに表示されたり、ラピュタは上映順がばらばらに表示。
 ここら辺は改善の余地があろう。

 しかし、古くは下村さんの情報サイト、のむみちさんの、飯田蝶子マークに対抗?した左卜全マークの「名画座なう」?など、次々と現れ、消えていった。確かに、無償の行為としては、終わりのない情報更新は、きついものであり、ちょっとでも更新が滞れば、心が折れるだろう。個人の趣味的行為としては。
 そもそも極めて矮小な名画座業界及び、少数の名画座ファンのみを対象にしたサイトであり、発展性というものは、はなから期待できないし。
 反時代的(笑)な紙媒体にこだわったがゆえに、のむみちさんが注目されたのは、あくまで例外として、消えてはあらわれるこういう試みは、個人的営為としては無謀と知りつつ(笑)声援しかおくることができないが、ひそかに、声援したいものだ。。。

 なお、右側の柱の下のほうで、魅惑の名画座、今日の名画座を、ともに、常時アクセス可能にしました。同時に、オススメブログについて、小変更しました。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-23 23:14 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)

千葉泰樹「裸の重役」

 阿佐ヶ谷にて。「昭和の銀幕に輝くヒロイン 第77弾 団令子」特集。64年、東宝。5月2日(土)まで上映中。
 非常に「面白い」佳作。 同時期、同じ東宝で、社長シリーズ、駅前シリーズで、ノー天気な好色オヤジをコミカルに演じていた、森繁の「別な顔」が、垣間見れる異色作だ。
 この時期の森繁としては、珍しくシリアスな、リアルな演技を目指す。
 ダンレイに迫られても、珍しく(笑)鼻の下を伸ばさない。それだけでも、そういう森繁、見ものでしょ(笑)。
 原作:源氏鶏太としても、のほほんな会社/家庭コメディで鳴らしたが、これは異色な「シリアス」もの。
 傑作ではないが、東宝ファンなら、必見と、いっておこう(笑)。

裸の重役ニュープリント 1964年(S39)/東宝/カラー/103分 <ラピュタ阿佐ヶ谷HPより>
■監督:千葉泰樹/原作:源氏鶏太/脚本:井手俊郎/撮影:西垣六郎/美術:阿久根巌/音楽:團伊玖磨
■出演:森繁久彌、星由里子、草笛光子、児玉清、有島一郎、加東大介、東野英治郎、宮口精二、柳永二郎
仕事の鬼と呼ばれる男やもめの重役・日高(森繁)。出世への希望を失い、街娼の咲子(団)と心を通わせていく──。原作は源氏鶏太の「東京一淋しい男」。森繁のサラリーマンものには珍しいビターで切ない物語。©TOHO CO.,LTD.
e0178641_23023100.jpg
 
 上記解説も、例によって、やや、ずれている。後半かなり経つまでは、森繁は、バリバリの重役サラリーマンで、出世街道まっしぐら。その後半のあとで、やっと団令子登場。だが、それは、まあ、許容範囲内か。
 当時東宝で主流だったお気楽サラリーマンものと真逆な、シリアス?路線。
 これが、<成瀬になれなかった>千葉泰樹ではなくて「その場所に女ありて」鈴木英夫の監督だったら、「その場所に男ありて」というべきな傑作になったのかもしれない。
 千葉泰樹には、甘さがあるので、そうは、ならなかった。そこは、おしい。

 東宝脇役陣、新劇系の、オールスタアというべき、多人数が出てくるが、そのタイプキャストの確かさは、ただならない。
 千葉泰樹映画の、キャスティングは、毎度ながら確かだ。
 加東大介などホントにワンシーンのみ、ライヴァル社重役・清水元など十秒弱か。
 無能弱気若手サラリーマンを演じては、東宝一な児玉清が、そういう役。してやったりの快演。ぼくが見たなかでは、ほとんどちょい役ばっかりの児玉清だが、これは、彼の東宝時代の代表作というべきだ。
 ちなみに、児玉が森繁の娘・星由里子に無理矢理連れ込み旅館に連れ込まれるのだが、その旅館の看板が「こだま荘」って。
 役者は全員、好演だと思うが、酔ってふらふらの演技の中村伸郎の、その演技、下手すぎ(笑)。ま、その前の慇懃無礼な皮肉の言い方は、堂に入っていましたがね。
 なお、当時としては珍しい欧米視察壮行会&50才誕生日の記念に、「60歳還暦なら、いちゃんちゃんこだが、その手前の50歳なので、ピンクのベスト」と、森繁に贈られたベスト。どう見てもピンクには見えない、ほとんど真紅気味。
 これは、
1 今回のニュープリのカラー調整が、おかしい
2 もともと当時のカラー調整が、おかしい
3 現在と、製作当時のピンクに対する認識が違う?
4 ピンクというオーダーを、衣装スタッフが誤解して、それを仕方なくそのまま、使った
 はて、どっち(笑)。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-21 23:01 | 千葉泰樹 ヤスキ節の愉しさ | Trackback | Comments(15)

福井地裁がおかしい:裁判官馬鹿か法匪か

 最近続けて出た福井地裁の判決。

「自動車も差し止めできるのか」 和歌山知事、高浜原発仮処分を批判
2015年04月20日 14時00分 更新 西日本新聞
 和歌山県の仁坂吉伸知事は20日の記者会見で、関西電力高浜原発3、4号機の再稼働差し止めを命じた福井地裁の仮処分決定について「判断がおかしい」と批判した。
 仁坂氏は、今回の決定を出した樋口英明裁判長が昨年5月、大飯原発3、4号機の再稼働を認めないとの判決を出した際の根拠が生存権だったと指摘した上で「リスクのあるものは全部止めなければならないという考え方。それならば自動車(利用)の差し止め請求もできるのではないか」と述べた。
 さらに「なんで原発だけ絶対の神様みたいな話になるのか」と主張した。

「もらい事故」でも賠償義務負う 福井地裁判決、無過失の証明ない
(2015年4月17日午後5時00分)福井新聞
 車同士が衝突し、センターラインをはみ出した側の助手席の男性が死亡した事故について、直進してきた対向車側にも責任があるとして、遺族が対向車側を相手に損害賠償を求めた訴訟の判決言い渡しが13日、福井地裁であった。原島麻由裁判官は「対向車側に過失がないともあるとも認められない」とした上で、無過失が証明されなければ賠償責任があると定める自動車損害賠償保障法(自賠法)に基づき「賠償する義務を負う」と認定。対向車側に4000万円余りの損害賠償を命じた。
 遺族側の弁護士によると、同様の事故で直進対向車の責任を認めたのは全国で初めてという。
 死亡した男性は自身が所有する車の助手席に乗り、他人に運転させていた。車の任意保険は、家族以外の運転者を補償しない契約だったため、遺族への損害賠償がされない状態だった。対向車側は一方的に衝突された事故で、責任はないと主張していた。
 自賠法は、運転者が自動車の運行によって他人の生命、身体を害したときは、損害賠償するよう定めているが、責任がない場合を「注意を怠らなかったこと、第三者の故意、過失があったこと、自動車の欠陥がなかったことを証明したとき」と規定。判決では、対向車側が無過失と証明できなかったことから賠償責任を認めた。
 判決によると事故は2012年4月、福井県あわら市の国道8号で発生。死亡した男性が所有する車を運転していた大学生が、居眠りで運転操作を誤り、センターラインを越え対向車に衝突した。
 判決では「対向車の運転手が、どの時点でセンターラインを越えた車を発見できたか認定できず、過失があったと認められない」とした一方、「仮に早い段階で相手の車の動向を発見していれば、クラクションを鳴らすなどでき、前方不注視の過失がなかったはいえない」と、過失が全くないとの証明ができないとした。

 自分たちが車線をはみ出して、対向車にぶつかっていながら、損害賠償を請求する遺族も遺族なら、それを杓子定規で「無過失の証明ない」からと、いわゆる「悪魔の証明」を求める。どうせ最高裁まで行けば、ひっくり返るんだろ、と。地裁は地裁としての杓子定規を守ることに専一、という凡庸さ。これも最近の判決、

ボールよけ転倒死、男性の遺族が逆転敗訴 親の子供への責任「被害の予見可能性で線引き」 最高裁初判断
2015.4.9 15:48 産経新聞
 小学校の校庭から蹴り出されたサッカーボールをよけようとして転倒した後に死亡した男性の遺族が、ボールを蹴った当時小学生の元少年(23)の両親に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が9日、最高裁第1小法廷(山浦善樹裁判長)であった。同小法廷は、「子供の行為が及ぼした被害に対する予見可能性の有無で、親らが監督義務を尽くしたかどうかを線引きできる」とする初めての判断を示した。
 その上で、「両親は被害を予測できなかった」として、両親に賠償を命じた2審大阪高裁判決を破棄、遺族側の逆転敗訴を言い渡した。4人の裁判官全員一致の意見。
 子供の行為と死亡の因果関係に争いはなく、両親が監督義務を尽くしていたかが争点。民法では、子供の行為で被害が生じた場合、親らが監督義務を尽くしていなければ子供に代わり賠償責任を負うと規定している。ただ、過去の訴訟では因果関係が認められた場合、「被害者救済」の観点から無条件に親に賠償を命じてきた。今回の判決は、子供や認知症で責任能力がない老人を世話する家族に対する賠償責任のあり方に影響が大きいとみられる。
 同小法廷は、今回の子供の行為について「ゴールに向かってボールを蹴る通常の行為で、道路に向けて蹴ったなどの事情はうかがわれない」と指摘。両親が普通のしつけをしていたことなども考慮し、今回の事故を「予測できたとはいえない」として、監督義務を尽くしており、賠償責任は負わないと判断した。

 地裁、高裁の、杓子定規の不出来、というより明らかに不作為を、最高裁がかろうじて救った形だが、時間がかかりすぎ。
 傷ついた関係者の年月を思うと、なんともいえない。
 最後の例など、あえて告訴するなら、ゴールポストを道路側にもうけた学校側だろう、と思うのは素人考えか。
 今後、こういう事例こそ、地裁レヴェルで、裁判員裁判をすべきではないか。
 地裁、高裁レヴェルの裁判官は、常識、人間知のまったくない、法匪ということでいいと、思っているのか。よろしいか。 

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-21 20:51 | うわごと | Trackback | Comments(7)

まずいラーメンつまらない映画

 まったく未知な、ある方(Sanae.さん)のツイッターを、同じOLD映画好きという理由で、たまにのぞき見しているのだが、以下の発言にドキッとした(笑)。

見た映画のアラを書き連ねている人がいて、すごいなぁと思いました。
よほどツライ映画でない限り、楽しい部分しか思い返さないので。(引用終わり)

 この方の見た「見た映画のアラを書き連ねている人」がぼくのブログとは限らない(なんせ弱小ブログですしね)けれど、つい最近も、たとえば神代辰巳「赤い帽子の女」を、ほぼボロクソにけなした当方としては、我がことをいわれているようで(笑)。
 しかし、ちょっと、待ってくださいよ(笑)。
 最近ほとんど更新していない兄弟ブログ「新・今そこにある映画」のブログ紹介文(現在は削除)にも書きましたとおり、
傑作も駄作もともに愛するヘンタイ
 なのですよ、私は。
「見た映画のアラを書き連ね」ることも、また、私の映画愛の、一部なのです。
 こりゃあ、絶対につまらない、と確信している映画でも、見に行く。
 そういえば、当ブログへのコメントに、「よくもつまらぬ映画について長々と書けますね」というのがあったと記憶していますが、ぼくは「つまらない映画」も「傑作」も等価に、愛しているのです(笑)。

 会社からの帰り道が、毎度毎度同じでは、つまらない。
 たまには、遠回りでも、ちがう道を歩いてみたい。
 そうして遠回りすると、あるのですねラーメン屋が。
 個人営業で、おそらく夫婦者らしい二人がやっていて、午後6時からの営業だから、ラーメン屋というよりは、赤い暖簾もあり、居酒屋という感じか。
 ここのラーメンが何度食べてもまずい(笑)。
 和食系つまみも頼んでみるが、一般主婦が、ちょっと凝ってみました、というレヴェルで、うまいとも、まずいともいえないような、ビミョーなレヴェル。
 しかも、結構な値段がする。
 いい点は、一般・スポーツ紙四~五が常備している点と、いつ行っても客が少ないので、ゆったりと呑める点か(笑)。
 そういうまずいラーメン、つまみでも、わかっていて、頼むくちなんですよ、ぼくは(笑)。
 たまに、まずいラーメンを、無性に食べたくなること、ありませんか(笑)。まあ、だから、
傑作も駄作もともに愛するヘンタイ
 なんですなあ、私は(笑)。
 そういうヘンタイさんのぼくから見ると、「よほどツライ映画でない限り、楽しい部分しか思い返さないので」というのも、また、失礼ながら、ヘンなんじゃないかと(笑)。以上、ヘンタイからの、妄言多謝。
 なおSanae.さんについては、夫婦そろっての名画座ファンということで、たいへんうらやましい限り。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-19 11:35 | うわごと | Trackback | Comments(0)

田中重雄「密告者」

 神保町にて。「横溝正史と謎解き映画の快楽」特集。65年、大映東京。
 未見の田宮二郎映画を見に行くときは、とてもうきうきする。本作もそうで、見る前も楽しいし、見ているあいだも楽しい。
 ということで、神保町シアターでは、来る5月に、「生誕80年記念企画 よみがえる田宮二郎――昭和を駆け抜けた狂熱の俳優人生」という特集を組んでくれるようで、うれしい。個人的には、例によって未見作極少なのが、難ではあるけれども。
e0178641_22513836.jpg

 以下、ネタバレあり。
密告者 S40('65)/大映/白黒/シネスコ/1時間21分 <神保町シアターHPより>
■監督:田中重雄■原作:高木彬光■脚本:高岩肇■撮影:森田富士郎■音楽:古谷充とザ・フレッシュメン■美術:上里忠男■出演:田宮二郎、藤村志保、江波杏子、滝田裕介、泉かおる、早川雄三、夏木章、毛利郁子
独特の色気とダンディズムで人気を博した田宮二郎主演の推理アクション。借金苦から裏社会に身を落とした男が、自分を罠にはめた密告者の正体に迫る。清純派の藤村とヴァンプ派・江波、妖美を競う二大女優も絶品。

 原作:高木彬光ながら、本作が、なぜ「横溝正史と謎解き映画の快楽」特集で上映されるのか、イマイチぴんとはこない出だしなのだが。
 新人とクレジットされる泉かおる(例によって、その後とんと聞かない、新人だけで終わった女優さんか)演じるヒロイン?の、姉という一見地味な役に、新人とは比べ物にならないヒロイン女優・藤村志保が。
 その後新人女優より、藤村の比重がどんどん増してきて、ははん、そういうことか、と(笑)。
 一見地味な役に大物女優を起用、ということは、そいつが真■人という、横溝正史映画の原点?ともいうべきで、改めてこの特集の一本であることに、納得(笑)。

 冤罪で、殺人犯(容疑)で警察に追われ、同時に真■人の一味に狙われる逃亡者を演じて、田宮二郎日本一(笑)。サマになるなあ。
 大映東京映画で楽しみなのは、脇役陣の充実。TVドラマの人気者・滝田裕介を、ニヤニヤ笑いつつ、田宮をだます役に起用する、このセンス。いつも出番が少ない地味地味大映専属脇役・夏木章(独特なふわっとした、しゃがれ声が大好き)を、ヒロイン?の夫(つまり田宮の恋敵)という大役にフィーチャー、夏木章の出番が多い、というだけで、ただただうれしい。
 夏木章大フィーチャーは、ほかの田宮二郎映画でも、ありました。
 なお、刑事役に、早川雄三。このひとの声も好き。いやあ、大映脇役陣は、みんな、いいなあ。

★大映宣伝部・番外編の番外 (52) 早川雄三さん、夏木章さん、藤山浩二さん - 映画が中心のブログです!★
早川雄三さんは兵庫県の出身で、大映演技研究所は四期生ですから北原義郎さんと一緒です。長い長い脇役生活が多い俳優さんでしたが、大映での出演は優に200本を超えていると思います。会った時にお互い生活苦の話になり、彼から生活費稼ぎのためアルバイトで夜間のタクシー運転手をやりました・・・と聞かされたことが強い思い出として残っています。とても真面目で仕事熱心な方でしたが、大映後テレビでの活躍の方が目覚ましく、時代劇・現代劇を問わず悪役で活躍されました。平成22年に85歳で亡くなったと聞きましたが残念です。
e0178641_9441769.jpg

夏木章さんも最近亡くなったと聞きました。たしか昭和3年生れだったと思いますので今年で87歳の筈ですが、亡くなったのが本当だったらまたまた寂しい思いが続きます。この人の役柄も早川さんに似ていて、本数も負けないくらい出ています。特にガメラ・シリーズにはほとんど出ていて、私の頭の中に自衛隊司令官・新聞記者・博士役の夏木さんの顔が浮かんできます。私の友人に福岡大映劇場の支配人をしていた田中淳一(故人)という人が居ました。永田雅一社長が競馬の馬を持っていてこの世界でも有名でしたが、社長の持馬は田中厩舎に委託飼育されていた、その厩舎の息子です。夏木さんと田中支配人は、たしか大映演技研究所の同期だったようで、3人で食事をしたり飲んだりしたこともありましたが、わざと詳しいことを聞くのをやめた思い出があります。
e0178641_9444134.jpg

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-19 09:47 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

神代辰巳「濡れた欲情 特出し21人」片桐夕子芹明香絵沢萠子高橋明粟津號

 渋谷にて。「神代辰巳の世界 没後20年メモリアル特集」。74年、日活。
 未見作同時上映ゆえの、何度目かの再見。
 ぼくのクマシロ「理解」は、ずぶずぶの庶民(というより、まつろわぬ民、放浪流浪者、長いモラトリアム期にある者)的俗情の揺れ、揺らぎ、たゆたうさまを、性行為(に、まつわる関係性)と、俗歌・流行歌、のあわいに描く、しがない、しかし軽快な人間コメディというところか。
 そこに、ふてくされているんだか、一途なんだか、いい加減なんだか、純情なんだか、快なる多面性を見せて輝くのが、クマシロ映画のミューズ芹明香だ。もちろん本作でも、その魅力を最大限に、発揮する。

『濡れた欲情 特出し21人(35mm)』公開:1974年 <渋谷シネマヴェーラHPより>
監督:神代辰巳
主演:片桐夕子、芹明香、絵沢萠子、古川義範、高橋明、粟津號、吉野あい、庄司三郎、外波山文明、内田栄一、東まみ、宝由加里とその一座、東八千代
ストリッパーの夕子を捨てて旅に出た芳介。旅先でコマしたメイ子にストリップを仕込んでいると夕子が現れて…。演歌と民謡がガンガン流れる中、ネチネチと迫るスケコマシとあっけらかんとしたストリッパーたちの世界が繰り広げられる。芹明香と片桐夕子のダブル主演も素晴らしい!©日活
e0178641_8203498.jpg

 万事に調子のよいスケコマシ・古川義範の、元カノ・片桐夕子と今カノ・芹明香が、ストリップのレズビアン・ショーのコンビを組む。受け役の芹明香は、片桐夕子に責められて、毎度毎度本気で感じてしまい、「一日四回のショーは、きついわあ、しぬわあ、堪忍してぇ」と哀訴。こんなせりふがサマになる女優は、おそらく芹明香しか、いまい。唯一無二の女優だ。
「ショーなんやから、毎度本気で感じるこたぁないんやで」といわれても、ダメ。

 古川義範と芹明香は、ラブホテルで、円形の回転ベッド。
 ベッドの上で、これまた回転する二人を映して、何の努力もせずに(笑)フクザツななキャメラ移動や、パンニングと同様の効果が得られる。姫田真左久、してやったりだろうか。
 屋台のコップ酒を呑んだ男がぐるぐる走り回るのを追いかけるキャメラも、いい調子で。その屋台の隅で呑んでいる宮下順子のたたずまいも、いい。
 なお、かなり挿入されるはみだし劇場・外波山文明(そのサブが内田栄一か)の路上パフォーマンスの、感性が時代と寝てしまっているがゆえに、古びているのは、やむをえないか。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-19 08:24 | 神代辰巳猥歌 揺れた俗情 | Trackback | Comments(0)

アクセスランキングというものを導入(笑)

 今週初めから、右の柱の下あたりに、アクセスランキングというものを導入しました。
 いったいどういう意味があるのかわかりませんが(笑)、そゆことです。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-15 22:30 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)

歌う銀幕スター夢の狂宴・再び

歌う銀幕スター夢の狂宴


★林美雄さんのこと(1) ( その他映画 ) - 牡丹亭と庵の備忘録 - Yahoo!ブログ★
数年前の某日、新宿の『鼎』という居酒屋に懐かしいメンバーが集結した。
映画評論家の植草信和(元キネマ旬報編集長)、フリーライターの邨野継雄(元週刊朝日記者)、元文化放送アナウンサーのいぬいみずえ、CM制作会社を経営するプロデューサーの横田栄三、それに私の五人。
ここに元TBSアナウンサーの林美雄さんが加われば、その名もシャレのめした『映画スターファン倶楽部』の勢ぞろいである。だが、残念ながらその林さんの姿はない。
早すぎた彼の死からしばらくした夜の、それはささやかな追悼飲み会だった。
1975年、今から三十五年前の1月19日、場所は新宿厚生年金会館大ホール。そこでこの六人のメンバーは、『歌う銀幕スター・夢の狂宴』と銘打った、たった一夜かぎりの祭りの花火を打ち上げた。
これは、当時まだ二十代の若者だった映画ファンたちが、愛する銀幕スターに捧げたオマージュの、汗と涙の物語である。と、往年の田口トモロヲ氏風にパロってみたところで……。(笑)
林美雄さんに初めて会ったのは、前記の笠原さん同様、当時レギュラーで執筆していたスポニチのコラム、『キャンバスNOW』の取材でだった。
その頃、日本映画への偏愛を方々に書き散らしていた私に、一番気にかかる存在が林美雄という人物だった。
TBSの深夜放送、『パック・イン・ミュージック』で、藤田敏八監督の『八月の濡れた砂』を絶賛し、『無頼シリーズ』の渡哲也に心酔し、『野良猫ロックシリーズ』の原田芳雄に熱狂する彼の趣味嗜好が、私の好みと見事に一致していたからである。
赤坂一つ木通りの、旧TBS前にあった喫茶店で待ち合わせた林さんは、嬉しいことに私の書いたものを逐一読んでくれていた。
彼もまた、同じような独断と偏見に満ちた奴がいるものだと呆れ、いつか会いたいと願っていたというのである。
たちまち意気投合して、数時間におよんだ映画談義の最後に、その林さんが思いがけないことを口にした。
毎月一度、彼が担当する『パック……』に出演して、映画についてのあれこれを喋ってくれないかというのだ。
ギャラは只なのが申し訳ないが、送りのタクシーだけは出すようにするからという条件に、一も二もなく頷いた。
九州の片田舎で、大学受験のための不毛な勉強を続けている頃から、同世代者の多くがそうであったように、深夜放送は私の心の糧だった。
オールナイト・ニッポンの亀渕昭信、斎藤安広氏に始まり、TBSの那智チャコパックに笑い転げ、無事上京してからも、セイヤングというよりは“走れ歌謡曲”の落合恵子、いぬいみずえさんといった局アナたちのDJに聴き入り、そして林さんの“緑ブタパック”に到達した。
余談だが、敬愛する先輩のかぜ耕士さんや、WAHAHA本舗の喰始さんは、同じ頃“走れ歌謡曲”でレコード回しのアシスタントをやっていたのだが、これはまた別の話として。
その林さんとマイクを挟んで喋れるのだ、何の異存があるだろうか……。
月一の水曜日(だったと思う)の深夜、TBSのラジオ局舎に顔を出した私は、まず名物コーナーの“下落合緑ブタ本舗”提供のパロディCM録音に駆り出された。
もはや記憶は遠いが、“タマ下駄”、“仁義なき肩たたき”等、抱腹絶倒のリスナー投稿作品に、大乗りでCMナレーションを務めた光景がよみがえる。
後年になって、その時の放送を聴いていたという業界の後輩に何人も出会い、面はゆい思いをしたのも、今となっては誇らしいような恥じ入るような、若き日の一コマだ。
その林さんがある日、帰り際の私を引き止めて話があると言う。
「渡哲也さんとか菅原文太さんとか、好きな役者さんたちに出演をお願いして、歌を歌ってもらうイベントをやりたいんだけど、Tさん手伝ってくれないかな」
それが伝説の一夜かぎりの祭り、『歌う銀幕スター・夢の狂宴』の始まりになった。
1974年の初夏の早暁だったと記憶している……。
以下2に続く。
※写真は三十数年前の旧TBS前を歩く私と林美雄さん(背景のマークⅡといかにもな長髪が笑える)
この写真は『某林美雄系コミュニティ』に、あろうことか私の姿をトリミング(@_@)した上で、無断使用されているそのオリジナルですが、N氏というれっきとしたプロのカメラマンが撮った一枚で、きちんとした著作権の下に管理されていることを付記しておきます。
e0178641_23281743.jpg

 しかし「長い間役者をやって来たが、○○より下に名前が載せられたのは初めてだ」と、クレームをつけた役者は誰なんだ(笑)。
 順当に考えれば、キャリアは長いが、より人気の出なかった役者ということになるが・・・・。

★林美雄さんのこと(2) ( その他映画 ) - 牡丹亭と庵の備忘録 - Yahoo!ブログ★
★林美雄さんのこと(3) ( その他映画 ) - 牡丹亭と庵の備忘録 - Yahoo!ブログ★
★林美雄さんのこと(4) ( その他映画 ) - 牡丹亭と庵の備忘録 - Yahoo!ブログ★
★林美雄さんのこと(5) ( その他映画 ) - 牡丹亭と庵の備忘録 - Yahoo!ブログ★

 何度もいうが、たかが(笑)ラジオ・アナウンサーとはいえ、メディアの人間がかかわっていたのに、正式の録音、映像を残していないとは、なんて不器用なんだ(笑)。
◎追記◎ぼくも、当時林美雄パックは、聞いていました。しかし、ぼくの当時の関心は、パック1部の那智チャコパックで爆笑することにあり、そのあとの2部は、ついで聞き。ついでに聞いていて、眠くなったら、そのままフェイドアウト。途中でラジオを消して、むにゃむにゃ。
 だから「緑ブタ本舗」や「苦労多かるローカルニュース」なんてパロディものは、印象にあるですが、コドモすぎて日本映画への関心もそれほどなかった身としては、林美雄の日本映画応援パートについては、まったく記憶になし(笑)。
 いや、当時、そういう部分も聴いていたとは思うのですすが、今の印象記憶は、まったくの皆無(笑)。うーん、もったいなさすぎだぁ。

★新・今、そこにある映画★日本映画・外国映画の、新作感想兄弟ブログ。
★映画流れ者★当ブログへの感想・質問・指導・いちゃ問はこちらへ

★人気ブログランキング・日本映画★
にほんブログ村 映画ブログ 名作・なつかし映画へ
★にほんブログ村・名作なつかし映画★
[PR]

by mukashinoeiga | 2015-04-14 23:28 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(4)