<   2013年 01月 ( 14 )   > この月の画像一覧

ここは地の果てアルジェリア/おもにちあきなおみ














 以上は、主に、
★ちあきなおみ/ユーチューブ★
に、よりました。
◎追記◎それぞれのクリップ、終わると同時に別のちあきなおみの曲が自動再生。ナイス。

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by mukashinoeiga | 2013-01-31 23:32 | 業務連絡 | Trackback | Comments(1)

安倍政権を一言で表すベスト記事

 今のところ、安倍政権に対しての、いいところ悪いところ含めて、もっとも、公平かつわかりやすい解説だと思う。
★「外交の最少失点」と「経済の最高得点」目指す安倍首相★

「外交の最少失点」と「経済の最高得点」、現状の安倍政権の目指すところを、要約した言葉として、これは、素晴らしい。
 なお上記記事は会員にならないと、続きを読めないのですが、会員でない方は、

時事ドットコム「外交の最少失点」と「経済の最高得点」目指す安倍首相

で、検索すると1~7全文が読めます。

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by mukashinoeiga | 2013-01-29 00:25 | うわごと | Trackback | Comments(0)

柳瀬観監督 青春歌謡映画(舟木一夫主演)時代を語る

柳瀬 観(のぞむ)監督 日活青春歌謡映画(舟木一夫主演)時代を語る



 地方のラジオ放送素材のようですが、柳瀬観クラスの、こういう素材は、珍しいので、特にすごい内容ではないけれども。ということです。



★柳瀬観「北国の街」感想駄文★

★柳瀬観★

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by mukashinoeiga | 2013-01-27 19:58 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)

和泉雅子&「支那滅裂」@夕刊フジ

 今夜の、ひとり居酒屋のお酒のお供に、本当に久しぶりに夕刊フジを、買ってみた。日ごろは、「笑マスコミ」日刊ゲンダイで爆笑することが、多いのだけれど。
 で、その本題の前に。

 三田明は、正直関心外なのだが、例によってめちゃくちゃかわいい和泉雅子。特に、このクリップのラストにあるショットは奇跡的な素晴らしさ
 同様なショットは「バタアシ金魚」の高岡早紀にもあったが、それとは比較にならない素晴らしさ。スパシーボ。
 なお、歌・助演は三田明だが、和泉の相手役は、山内賢。「悪太郎」その他でも、名コンビ。

 ということで、本日の夕刊フジで、驚いた?ことが、二つ。
「自伝集中連載/和泉雅子 第1部」というのが、本日は、14回目という。なぜか、たまたま見つけた本日の回が、鈴木清順「刺青一代」「悪太郎」の話というのが、清順ファンとしては、うれしい。ま、中身は、昔から彼女がインタヴューで語っていたことと同じで、新味はないが。
 インタヴュアーの産経記者は、舟木一夫連載もやられた方ということで、またまた舟木つながりか。

 本日、驚いたこと二つ目。
 トップ記事「米軍 尖閣臨戦 最強戦闘機を配備」に、驚くべき?エピソードが(笑)。
<(中国)空軍の高官が、パイロットに対し、自衛隊機を打ち落とせば「報償として3000万円を支給する」とも檄を飛ばしている(外交筋)>
<海軍でも好戦ムードが高まる。空軍への対抗意識もあってか、「海軍高官が『日本の潜水艦を撃沈したら、乗組員に対して、1000万円支給する』と宣言した。空・海両軍のあおり合戦の様相を呈している(同)>
 アホや(笑)。
 もし、この、限りなくヨタ話に近い話が、「事実」だとすれば、支離滅裂ならぬ、支那滅裂。しかし、外交筋って、ダレ(笑)。
 近代以降の軍隊は、国のため、郷土のために、私利私欲を捨てる、というシステム。近代国民国家の、国民としての、義務。
 それは、特に金銭的報酬を求めての、戦争では、ない。一部の戦争成金ではない限り。
 さすが、中国の人民解放軍は、国軍ではなくて、共産党の私軍だというだけはある。軍功あった者に報償を払う、普通の国では、すでに中世で終わっていることを、21世紀のこんにち、いまだ続けようというのだ。
 発想が三国志時代そのままで止まっている。これで、本当に21世紀の、現代戦争が、出来るのか。
 敵ながら?心配だ(笑)。
 絶対に、過剰な虐殺も、するだろう。
 「第一次」日中戦争で、旧日本軍が行った、数々の、陰惨かつ残虐な虐殺、と、されるもの、と、中国が主張するものは、実は、近代日本人の発想にない、どちらかというと、中国人の発想そのものの、虐殺だった。
 人は、自分がするようなことを、他人も、やっぱり、するだろう、としか、発想できない。
 近代日本史の、ほかの部分では、存在しないような<虐殺>が<存在>する不思議。

 なお、最初の映画は、
★柳瀬観「若い港」64年、日活★
 の、ようだ。これも見比べてみると、同じ映画も、素材の切り出し方で、センスの有無が、丸わかりなのは、面白い。あ、でも、なんか、テイスト違う。出演者が同じ、別映画か(笑)。
◎追記◎和泉雅子関連では、以下の記事もあります。
★美少女対決:和泉雅子・吉永小百合そして安達明★
★Youtubeでたどる私の和泉雅子と舟木一夫★

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by mukashinoeiga | 2013-01-25 01:33 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)

八木美津雄「背後の人」ほか

 阿佐ヶ谷にて。「現代文学栄華館 昭和の流行作家たち2」特集。
 この特集では、すでに2本、★島耕二「渇き」★★村山三男「悪魔からの勲章」★と、つい最近見たばかりの映画に、足を運んでしまった(笑)。タイトルが強く印象に残らない大映東京プログラム・ピクチャア、しかし大映東京は、必ず見たい、ぼくのぼんくらな記憶力と、ぼくのぼんくらな大映愛(笑)が、そうさせるのだ(笑)。うーん。
 ということで、その他、特に一本の駄文として独立させるほどもない、いくつかの作の感想を。

八木美津雄「背後の人」
 阿佐ヶ谷にて。「現代文学栄華館 昭和の流行作家たち2」特集。65年、松竹大船。
 みていて、うんざりするほどの、だめな、戦後松竹メロドラマの典型。
 戦時の砲弾破片摘出手術を受けた池部良は、入院中に、看護婦・桑野みゆきに一目ぼれ。若い娘にほれた、やさぐれ中年、池部は、交際の障害となっているらしい、桑野の兄・岡田英次の過去を、探っていく。
 非常にセンシティヴな過去があり、逃亡の身の岡田は、革命的警戒心で、世間から、隠れている。
 そこを、無分別、無思慮に、突っつきまわす池部。その無分別を、何らかの意図がある対敵行為と誤解する岡田。
 ここから、悲劇が発生するのだが、まあ、凡作。
 かつて、戦後すぐの日本映画を輝かせた、両二枚目、池部、岡田も、映画がダメなこともあって、無残な老いをさらけ出している、というのは、言い過ぎでもない。

蔵原惟繕「地獄の曲り角」
 阿佐ヶ谷にて。「現代文学栄華館 昭和の流行作家たち2」特集。59年、日活。
 ホテルボーイ・葉山良二は、金持ちそうな客の情報を、ヤクザ・高品格に流し、その客をカツアゲさせ、情報手数料をもらっているチンピラ。
 そのホテルで役人が殺され、大金のにおいをかいだ葉山は、暴走していく。まあ、そこそこな、凡作。
 いつもは、軽いお笑い担当の大泉滉が、珍しく葉山の相棒という、シリアスな役。
 南田洋子が、悪女役。例によって、さしてうまい演技でもなく、さしてオーラがあるわけでもない。なぜ人気があるのか、わからないひとり。

野村孝「明日の花嫁」
 阿佐ヶ谷にて。「現代文学栄華館 昭和の流行作家たち2」特集。62年、日活。
 壷井栄原作だから、小豆島から、神戸の短大に進学する吉永小百合。しかし、78分に、小百合の学園生活や、小百合母・奈良岡朋子と、かつての恋人・宇野重吉との再会、小豆島の青年・浜田光夫との交際と、盛り込むものだから、消化不良の凡作に。
 しかも、空間的メロドラマ(小豆島と神戸)、時間的メロ(現在と奈良岡の過去)まで盛り込む、無理スジ。
 80分以内で、豪華幕の内弁当を作れるのは、大映だけ。日活には、無理。小百合も、輝かない。

田中重雄「献身」
 阿佐ヶ谷にて。「現代文学栄華館 昭和の流行作家たち2」特集。61年、大映東京。
 ところが、本作は、大映東京にも、かかわらず、スカスカ。ここまで、スカスカなのは、大映東京にも、珍しい。95分中、20分は、長い。
 昔かたぎな叶順子は、愛人として、不実な川崎敬三に、つくす。しかし、その叶の心の隙に、熱血検事・宇津井健が、忍び込む。
 この川崎敬三が、珍。冷徹・冷血な不実さで、女を渡り歩くのを、表現するのに、まるでロボコップみたいな生硬演技。こんなロボコップじゃあ、中田康子など愛人たちに、モテモテというのは、説得力がない。
 さらに、宇津井健が、これは例によって、いつもながらの、清潔な正義感青年。硬骨一本やり。これまた、ロボコップ、演技も、例によって生硬で。
 ロボコップとロボコップにはさまれて、もだえる叶順子。バカやろー(笑)。ロボコップに、悶えるか大映ヒロインが(笑)。
 叶も川崎も宇津井も、それぞれは、それなりにいいのだが、主役三人を、すべて大映二線級で固めるから、残念な結果に(笑)。
 若尾、船越、田宮か川口、でキャストを組めば、おそらく、いつもの、大映東京ゴージャス・メロドラマに、なったことだろう。
◎追記◎例によって、食品の名前に、無差別にリンクを張る、エキサイト・ブログ。キスと書いたら、たいていは魚のキスじゃない。医者の卵は、たいていは鶏の卵じゃない。小豆島と、小豆は、あまり関係がない。本当に、エキサイト・ブログはバカ。


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by mukashinoeiga | 2013-01-22 09:33 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

原田治夫「明日から大人だ」

 阿佐ヶ谷にて。「教室群像 映画のなかの「学び」の風景」特集。60年、大映東京。
 不良女子高生を目的とした、全寮制女子高の物語。
 戦前フランス映画の大ヒット作★「格子なき牢獄」★以来、なぜか、細々と作られている不良少女高生女子学園もののひとつ。
 なぜか、ある割合で作られる映画のサブ・ジャンル。男子なら、今に至って作られる、番長もの、不良ヤンキーもの、その女子版といったところか。映画は、優等生だけでは、物足りない、というところ?
 本作、主人公の弓恵子は、はつらつとしているが。鬼教官役に倉田マユミは、さすがに柄に会っている(笑)。
 主人公たちを導く、理想に燃えた、若い新任女教師という定番だが、小野道子では、キャラが弱すぎ。
 まあ、凡作。特に云々するほどの映画でもなく、駄文を書くのが、遅くなった、生徒の一人に、相変わらず、若さが似合わない、江波杏子。

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by mukashinoeiga | 2013-01-22 08:07 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

中国軍指導部が全軍に指示 「戦争の準備をせよ」

 うーん。相変わらず、おバカな国だなあ。

中国人民解放軍を指揮する総参謀部が全軍に対し、2013年の任務について「戦争の準備をせよ」
との指示を出していたことが明らかになった。14日付の軍機関紙、解放軍報などが伝えた。
また、国営中央テレビ(CCTV)など官製メディアは最近、
連日のように日本との戦争を想定した特集番組を放送し、軍事的緊張感をあおっている。
沖縄県・尖閣諸島周辺での自衛隊との軍事衝突を意識して、
習近平新指導部がその準備と雰囲気作りに着手し始めた可能性がある。

解放軍報によれば、総参謀部が全軍に向けて出した2013年の「軍事訓練に関する指示」の中で、
「戦争準備をしっかりと行い、実戦に対応できるよう部隊の訓練の困難度を高め、厳しく行うこと」と記されている。
総参謀部は昨年も訓練指示を出していたが、「軍の情報化や部隊間の横の連携の重要性」
などを強調する内容が中心で、今年のような戦争を直接連想させる表現はなかった。

中国指導部が戦争準備に向けて大きく一歩踏み込んだことがうかがえる。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130114/chn13011419050004-n1.htm

 まるで、大日本帝国、満州関東軍の、超劣化パロディを見ているようだ。軍幹部からして、トイ・ソルジャー。
 白髪三千丈の国の軍隊が、売国民主党三年余の劣化政権で、さんざん鳩山や菅や仙石たちに甘やかされた結果の、オーヴァートーク。
 しかし、ぺらぺらとした上滑りな暴言妄言と侮っていては、いけない。最前線のバカが、つい「手をすべらせたら」、少なくとも、小戦闘の小競り合いは、発生してしまう。
 「火に油を注ぐ」ことが、常態化しているので、「つい」ということは、必ず、あるのだ。

 この中国の<遅れてきた帝国主義>は、数世紀にわたって、抑圧されてきた国家が、再び経済的優位性を取り戻した結果の、いわば<遅れてきた青春の知恵熱>みたいなものだから、理屈では、解消できない。
 もはや、どんな理屈を言っても、聞く耳は、持たない。
 一人っ子政策のおかげで、男子優先、女児は間引きされてきた。中国の男女比はゆがめられ、圧倒的な<男あまり>状態。若い男性の比率が多い国は、本当に危ない。
 たとえば中東、女性には自転車に乗ることも、自動車に乗ることも許さないような宗教戒律が、現代でも、当たり前に生きている。
 圧倒的な女性抑圧、男性優位が骨がらみになっている<精神的男あまり>状況こそが、内戦、自爆テロ、異民族・異宗教敵視を多発させ、治安が一向に安定しない理由とも思われる。
 アルジェリアなど、アフリカ諸国にも、似た傾向があるように思う。

 もはや、<暴発>は、避けられない。青春期に起こる、はしかのようなものだ。
 それは、今年なのか、数年後なのか、数十年後なのか。
 ただ、その<暴発>発生は、遅らせれば遅らせるほど、こじれて、悪化するだろうと思う。
 避けられない以上、それをどう小規模にとどめられるかは、<すでにはしかは、済ませた国>の知恵しだいだろう。でも、日本は、こういう対外国的な<大人の振る舞い>が、ぜんぜん苦手な国なんだよね(笑)。
 それにしても、かの国の軍幹部がここまで言い、国民もそれを熱狂的に支持している状態なのに、この国の左翼メディア、左翼政党は、まったく口を、つぐんでいる。自衛隊やアメリカ軍に関しては、ほんのちょっとのことでも「軍靴の足音が聞こえる」と非難するやつらが、もはや足音どころではない状態なのに、沈黙を守っている。
 お前らのことだよ、朝日新聞、社民党。それとも、若宮啓文や福島みずほにとって、人民解放軍の軍靴の足音は、甘美な響きなのだろうか。
 今この時期の中国に行って、過去の日本軍の悪行(と、中国が主張するもの)のみを「反省」し、中国の現在の、帝国主義を隠さない状態に、「反省」を促さない、ルーピー鳩山らにも、人民解放軍の軍靴の足音は、気にならない。
 これから訪中するらしい自称「平和の党」公明党も、人民解放軍の軍靴の足音は、気にならないのだろうか。

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by mukashinoeiga | 2013-01-20 08:08 | うわごと | Trackback | Comments(0)

川崎徹広「陽のあたる椅子」

 阿佐ヶ谷にて。「現代文学栄華館 昭和の流行作家たち2」特集。65年、東宝。
 これは、隠れた小傑作ではないか。素晴らしい。1/15(火)まで、上映中。
 川崎徹広監督といえば、昨年の年末年始に、同じ阿佐ヶ谷で上映された★川崎徹広「豚と金魚」★が、大変面白くて、印象にのこっている。「ブタキン」は、ノー天気おばか映画コメディーとして面白かったのだが、本作はスリリングなサスペンス人間ドラマとして、面白い。なかなか、やるではないか。川崎徹広、注目したい。
 名物脇役役者・加東大介が主役を張った数少ない作は、みんな面白い、というのは、もはや、定説か。本作も、主演男優賞モノだよね。
 「ブタキン」の監督であり、タイトルといい、よくある源氏鶏太系C調サラリーマンモノ人情コメディかと思ったら、さにあらず。映像のいちいちに、サスペンスみなぎらせた、スリリングな一作であるとは。にくいぜ。
 むしろ鶏太というより、清張か。
 加東大介、まじめ一方のカタブツ庶務係長。それが、ある事件を契機に経理課長に。
 経理部員が横領を働き、田島義文課長が降格、清水元部長は、加東大介の昇格に強行反対、ところが加東新課長が挨拶に見えるや、「昇格おめでとう。君を推薦した甲斐があったよ」と、手のひら返し。
 誰もが、心を偽り、ひとが人に、一物腹に持つ。面白い、面白い人間ドラマ、この厚み。
 オープニング・クレジットからして、東宝らしからぬ、むしろ大映ティスト。傑作鈴木英雄「その場所に女ありて」を、さえ思わせるタッチでスタート。やるなあ、と思っていたら、本当にやっているのだ。うーむ。
 横領経理部員の妻・白川由美も、いいなあ。究極のサゲマン妻かと思ったら。
 誰もがだれも、思惑違いを胸に、秘めている。ちょっとずつ、思いがずれている。極上心理サスペンス。
 地味な脇役の充実。さりげなく、並行描写される、ヤリマンBG北あけみカップルの、伏線回収。すばらしい。

 カタブツなサラリーマン・加東大介の変遷が、とても素晴らしい。一種の凄みを感じさせなければならない、有島一郎が、彼特有の軽さなのが、カキンか。山茶花究では、どうだったか。

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by mukashinoeiga | 2013-01-12 01:33 | 傑作・快作の森 | Trackback | Comments(0)

千石規子と黒沢と小津:その異常な?三角関係?(再録)

 先月は、大島渚「帰って来たヨッパライ」が、当ブログでは一番検索でヒットした。
 今月にはいると、なぜか「真空地帯」祭り。
 一時は検索ベストテンの過半数が「真空地帯」、山本薩夫、関連で。いったいなんなんでしょ。
 確か今年は、ヤマサツ生誕100年に当たるので、TVででも、やったのだろうか。その方面には疎いので。
e0178641_0503993.jpg 数は少ないが、先月、千石規子の「裸」「色気」というのも、ありました。
 千石規子といえば、垂れ目の、いつもぐちぐち小さい愚痴をつぶやく、いささか陰気なおばさん、というのが、パブリック・イメージだろう。あまりに「小口」すぎて、かえって笑ってしまうというか、陰気な中にもユーモアがあり、貴重な性格女優で。
 しかし、彼女にも若いころがあり、といっても、たぶん新劇系の女優さんなので、映画出演は、そんなに早くない。若くても、老け顔だし。
 しかし、そういうイメージの彼女を、セクシーガール?として、演じさせた奴ら(笑)がいる。
 黒沢明「醜聞スキャンダル」で、画家・三船敏郎の、ヌード・モデル。もちろん、当時の映画だから、ちらりとも肌を見せないが、「最近、あたしをちっとも描かないわね。もう、あたしの裸に興味ないの」と、三船を責める。あるいは、三船に、愚痴る。
 黒沢明「静かなる決闘」では、医師・三船に思いを寄せる看護婦。
 黒沢は、ずうっと、「女を描けない」と、批判されてきた。ぼくは、「描けない」のではなくて、「女に関心がない」んだと思う。あるいは「性的存在」としての女に関心がないというべきか。黒沢が唯一撮った女性ヌードが、何度も言うが「八月の狂詩曲」の、村瀬幸子のおばあちゃんヌードだった。
 これは、男性映画監督としては、極めて異様というか、異質というか。あるいは、もともと画家であるのに、そうなのであれば、かなり<異質>といっていいのではないだろうか。
 その黒沢が、若い女の生々しさを描く場合に、千石規子を起用する。
 黒沢の女優描写は、きわめて限られている。
e0178641_0533123.jpg 理想を体現する女として「わが生涯に悔なし」原節子、健康美少女として「酔いどれ天使」久我美子、一応、営業対策や物語上の要請として女優を出さなきゃいけないから出すんだけど、あんまり個性発揮して、オレの映画を邪魔しないでね要員女優として「天国と地獄」「悪い奴ほどよく眠る」「まあだだよ」香川京子、怖いおばさんとして「蜘蛛之巣城」「用心棒」山田五十鈴、などなと。
 黒沢、どう見ても、<男目線>で、女優を、見ていないよね。
 晩年の「乱」だか「影武者」で、エキストラ武者の若い男性に、リハーサル中、公然とキスしただとか、舌入れただとか(笑)、くだんねーゴシップが一時あったけれど、アレはどうなったのか(笑)。
 一方、小津は「女を描けない」とは、言われなかった。女優王国・松竹の、後年は「ホームドラマ」専門作家だから、女を描けなかったら、商売にならない。しかし、戦前は、モダンガアルも描いた小津も、戦後は、原節子など<聖女>か、三宅邦子など<家庭婦人>か、杉村春子など<おばさん>か、東山千栄子など<おばあちゃん>か、岡田茉莉子など<おきゃん娘>か、なんだ、結構、パターンあるか(笑)。
 少なくとも黒沢より、女を描いているな(笑)。
 そうは言いつつ、戦後は、あまり<セクシーガール>を、描いていない。
 唯一の例外が「早春」岸恵子と「宗方姉妹」の、千石規子。
 五反田あたりの、場末の飲み屋の女。常連の藤原釜足あたりを、例によって、ぶちぶち文句を言って、いびっている。でも、なんというか、くたびれた、場末感ある、女の色気が、そこはかなく、あるんだよね(笑)。女のナマっぽさを感じさせる、数少ない小津映画の女性だろう。
 ナマっぽい、疲れた、女の、そこはかとない、あえやかな、色気。これこそ、千石規子の色気?
 原節子の<紀子>に、対抗する、正反対の女が、千石<規子>という、例によっての、小津的親父ギャグなのだろうか(笑)。
 この映画の、つんと澄ました、田中絹代・高峰秀子の美人姉妹の喫茶店には行きたいとは思わないけれど、この場末の飲み屋で、たそがれた千石規子に、藤原釜足とともに、ぶちぶち言葉いじめされたいとは思う(笑)。
 こういう<下世話な色気>ある女が、小津の映画に出てくるとは。正確には女の<ナマっぽさ>。
 いや「秋刀魚の味」の、笠智衆が通いつめる、トリスバーの岸田今日子も、捨てがたいが、色気というよりは、カエルの妖気めいているからなあ岸田今日子は。
 岸田今日子と岸田森は、爬虫類めいて、とても哺乳類とは思えんよなあ。
  生身の女を描かない、黒沢と小津が、たまにそういうナマ感ある女を描くときに必ず出てくるのが、そう、千石規子。
 ある意味、というかどの意味でも、黒沢・小津映画の最高のミューズといえる原節の対極にある人だよね。
◎追記◎当駄文に、昨日、異常なアクセス数があったので、小津のページにも、加筆再録いたしました。だから、冒頭の先月というのは、2011年10月のことです。

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by mukashinoeiga | 2013-01-11 22:25 | 小津安二郎映画の正体小津漬の味 | Trackback | Comments(0)

三池崇史面白いの?と、お嘆きの貴兄に

 日本映画の異端児として評価の高い三池崇史監督。しかし、実際見てみると、そんなに、面白くも、過激でもない。ナンなの、この過大評価は?と、お嘆きの貴兄に。
 いや、一時期、三池に狂った、狂信者になったワタクシめが断言するが、
 三池崇史は、1990年代後半に、限る。
 2000年問以降~現代の、三池映画は、そこそこかっとんでいるが、もはや、それほどスーパーでは、ない、という程度だ。
 そこで、オススメするのが、シネマヴェーラ渋谷「暴力(ヴァイオレンス)の90年代」特集(1/19~2/8)だ。
 めったに上映されないが、圧倒的にスーパー素晴らしい「極道戦国史 不動」「新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争」「Dead or Alive犯罪者」や、格落ちだが、それでも素晴らしい「極道黒社会Rainy Dog」「Dead or Alive Final」は、必見だ。
 あと、北野武の、近作とは比較にならないほどの傑作(ただし、やはり、今とはまったく違うクサミあり)「その男、凶暴につき」「3-4X10月」もありーの、ビーバップハイスクール原作の漫画家・きうちかずひろの快作「鉄と鉛」 、やや落ち快作「共犯者」ありーの、石井隆はいつだっていい「ヌードの夜」「GONIN」「GONIN2」「黒の天使Vol.2」もありーの、大快演=大怪演役所広司の傑作細野興辰「シャブ極道」と、特集のほぼ全作が、傑作快作というもの。オススメです。

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by mukashinoeiga | 2013-01-11 04:06 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)