<   2012年 11月 ( 13 )   > この月の画像一覧

脱・減・反政党は、よくないぞ

 大津中学生いじめ自殺事件を、そんなこまいこと、しかも下手すれば日教組に累が及ぶと、何の関係もないとばかりに、何の力も発揮しなかった、滋賀県知事某が、小沢某と結託して、新党を立ち上げ、政局は、ますます混沌として来た。

1 大阪市長、大阪府知事、名古屋市長、滋賀県知事、は、その職を堅持しつつ、全国政党の党首、ないし準党首になるという。公務員は兼職禁止である。首長は、その限りに当てはまらないのかもしれない?だが、それで倫理的、法律的に正しいのか。のちのち、地方首長としての、職務怠慢の訴訟を、起こされないのか。特に衆院選期間中は、ほとんど地方行政の長としての、職務をおろそかにするのではないか。
 国政選挙にかまけていては、当然、市政、府政、県政は、影響を受けよう。その訴訟負担に耐えうるのか。当然訴訟に負ければ、その費用を負担するのは、市長、府長、知事などの個人ではなく、それぞれの税金であろう。
 なぜ、石原慎太郎のように(笑)すっきり知事職を、辞めないのか。
 橋下大阪市長、松井大阪府知事、河村名古屋市長は、着任したばかりということもあって、辞めづらいのだろうが、滋賀県知事某は、確か、二期目では、ないか。ちがうか。何を、現在の地位に、恋着しているのか。

2 マスコミでは、日本維新の会が第三極Aチームで、日本未来の党がBチームだという。AKBかよ。じゃ、共産党やら社民党やらの雑党も、K(共産系)チームを結成しなきゃ。

3 相変わらず、裏方志向というか、黒幕志向というか、お天道様の出ている昼間は苦手なドラキュラというか、小沢一郎が、「国民の生活が台無し」が不人気ということもあって、またまた党首を逃げて、黒幕に出戻った。後ろ暗さだけは、天下一だな、小沢一郎。
 こんな後ろぐらい、お天道様にそむく、小沢某は、日の丸を象徴とする、この国の指導者には、合わないよなあ。

4 気になるのは、脱原発(卒原発)、反増税、反TPPの、第三極だ。
 辞めたい、減らしたい、脱したい、というメイン主張。何なの、その後ろ向き
 票を取りたいなら、明日はこうしよう、これからこういうことが可能になるよ、こんなことができるよ、と、前向き思考の考えをするのが、ありうべき「政治」なのでは、ないか。あれもこれもやめようよ、もっと生活縮小しようよ。電気、使いすぎだよ、いらないよね、もっと、いろいろもろもろ、縮小しようよ、これで、票が取れる、と考えることが、いかにも、左翼、いかにも戦後レジーム既得権益者ということか。

5 そんな後ろ向き発想は、これから、だんだん中国、韓国の後塵を拝していこうよ、という左翼特有の考え方だろう。

6 日本の「左翼」の定義は、きわめて、簡単。
 地球儀で見て、日本の左側、ロシア、中国、南北朝鮮の、日本の「左側」を、日本より、上におく、それが左翼の特徴だ。

7 日本の原発を止めても、まさに日本の「左側」中国、韓国の原発が不具合を起こせば、風向きによっては、日本も影響を受ける。風評的ダメージは、大きいだろう。
 また、原発は、稼動していても、止めていても、福島への津波クラスが起これば、影響は、一緒だという。
 あるいは、水力以外の、風力、太陽熱、等の新発電システムは、効率が悪すぎて、事実上、国レヴェルの電力向上には、対応できないという。

8 そんな縮小傾向に対抗してか、みんなの党が、所得割り増し政策を発表。笑った。

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by mukashinoeiga | 2012-11-29 23:32 | うわごと | Trackback | Comments(0)

田中重雄「ごめん遊ばせ花婿先生」

 阿佐ヶ谷にて。「教室群像 映画のなかの「学び」の風景」特集。58年、大映東京。
 好青年教師・菅原謙二が、「かかあ天下と空っ風」が特徴の某地方の高校に赴任、その一年間を、描く。
 かかあ天下の気風と、元地元名門女子高が共学になったということから、男子学生は、女子学生に頭が上がらず、だらしない。
 これではいかんと、熱血菅原先生、学生相撲のチャンピオンであったことから、相撲部を創設、男子学生を鍛える算段。

 なんだか後のTV熱血青春もの「俺は男だ」その他、とそっくりだが、ベタといいつつ、熱血教師モノの王道か。
 初日から、早速生徒にあだ名を頂戴するのは、夏目漱石「坊ちゃん」以来の、もはや伝統芸。
 生徒の一人の親代わりの姉に、芸者がいて、彼女と「醜聞」を騒がれるのは、石坂洋次郎/今井正「青い山脈」がモトか。
 日教組の組織ぐるみの悪事が露見する前は、一応、聖職者だった教師と、性職者の芸者の組み合わせが、やはり作家心をそそるのだろうか。
 ちなみに男勝りの高橋とよ校長、こびへつらいの教頭・田中春夫コンビも、ベタ。
 同僚女教師に叶順子、芸者に左幸子って、ふつう逆じゃん。
 無意識過剰なくらい定番中の定番ながら、ホクトツな演出と、好漢・菅原謙二の魅力で、乗り切るプログラム・ピクチャアの一篇。ベタであればあるほどよい、その典型。

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by mukashinoeiga | 2012-11-26 01:55 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

河村・亀井新党がだめな理由

 石原慎太郎に捨てられた河村たかしが、石原慎太郎を捨てた?亀井静香と合体して、長い党名の新党が結成された。
 もう、何が、なんだか、わからない(笑)。
 野田某が安倍晋三自民党総裁に、党首対決で、12/16解散を突如表明したときに、小泉進次郎がいみじくも、言った。
「これから、バトル・ロワイヤルが始まる」と。
 さまざまなところで対抗する勢力が衝突し、合従連衡があり、裏切りがあり、画策がある。
 まるで深作欣二「仁義なき戦い」のミニチュア版といったところで。それが、同じく深作欣二「バトル・ロワイヤル」の様相をも呈す。
 ま、おんなじことなんだけれどね。ヤクザも中学生も、現代政治家も、似たりよったりか。面白いっちゃ、面白い。ま、それで国民や国が豊かに幸福になるかどうかは、別問題というところが、悲しいところではありますが。深作や笠原が、今、生きていれば、なんというか、聞きたかったですね。

 で、亀井・河村新党が「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」。うーん(笑)。。
 かつて「たちあがれ日本」が出現したとき、こんなに長い党名、略称は、どうするんだ、とマスコミを賑わしたが、さらに長いでは、ないか(笑)。しかし、今は、話題にすらならない。揶揄すらされないのでは(笑)。
 「たちあがれ日本」のときは、即座に、ぼくは、これは、「たち日」になるな、と思いました。というのは、こういうネーミングというのは、先例に支配される。似たような、有名なネーミングがあると、それにひきづられて、後発のネーミングが決まってしまう、という法則?が、あるようなのです。この「たち日」の、先例となった有名ネーミングは、もちろん「日立」ですね。

 余談ですが、似たような先行ネーミングに、影響を受ける例として、ガソリンでなく、電気で走る自動車は、電気自動車、自転車は、電気自転車と呼ばれますが、バイクは、なぜか、電動バイクと呼ばれます。先行ネーミングは、言わずもがなですな(笑)。もっとも電気自転車は、電動アシスト自転車などとも呼ばれますが、長すぎて、始末に悪い。
 さらに、安部、安倍の苗字の方たちは、必ずチャン付けで呼ばれる。亀井などの亀がつく姓も亀ちゃん、ゴクミ以後、久美子という名前のアイドルは、みな「~クミ」となり、キョンキョンのあとの深田恭子も、深キョンと、なんだみんな世襲が好きなんじゃないか(笑)。

 で、話を戻して、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」。略称は、「減・反・脱」、ということで「減反脱」というのは、どうだ(笑)。
 先行ネーミングは、もちろん後ろ向きな農業政策の「減反」。
 ねちねちとした、ボヤキを得意とする亀井静香と、しょんぼりしょぼい感の似合う河村たかしの、いかにも、後ろ向きさにふさわしい、これほどマイナス札を集めた政党名は、珍しいということで
 普通政党名は、自由民主党とか、公明党とか、日本維新の会とか、幸福実現党とか、共産党とか、たちあがれ日本とか、太陽の党(笑)とか、なんらかの理想を伴った明るさ志向、未来志向が多い中で、これほど後ろ向きなネーミングは、正味なはなし、珍しいで、はっきり言うて(笑)。
 減らして、反対して、脱出しようという「減反脱」党。うーん、暗い、後ろ向き過ぎる(笑)。
 捨てられたものたちの、ボヤキ気味の、引かれ者の小唄そのもののネーミングで。これで、票が取れるとは、おこがましい。
 ぼやき漫才で、ボケと突っ込み両方がぼやいているような、亀井静香と、河村たかし。うーん(笑)。
 ちなみに「国民の生活が第一」も、理想なんてくそ食らえ、現実の生活で精一杯、という身もふたもなさ丸出しで、政党名としては、どうなんだ(笑)。

 あっそうか。
 石原慎太郎、河村「減税日本」を切って捨てるときに、タイトルが悪い、ネーミングが悪いと、なんだか場違い風なトンチンカンなことを言っていたように感じたが、「太陽の党」とか「たちあがれ」の石原だけに、「減」税なんて、後ろ向きかつ、ワンイッシューな党名が、気に入らなかったのか。そらまあ、「たちあがれ日本」や「太陽の党」に比べれば、はるかにはるかに、後ろ向きで、ちっさいよね。
 さすが、機を見るに敏な流行作家でもある石原だ。確かに「減税日本」タイトルが、悪い。で、今度は、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」。さらに悪化した(笑)。河村、亀井、ともに、流行作家にも、流行政治家にも、なれんよな。

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by mukashinoeiga | 2012-11-23 01:33 | うわごと | Trackback | Comments(0)

小津安二郎ファンは一見の価値あり

 ネットをうろついていたら、興味深いフッテージ集を、見つけた。
 ちょっと、面白い。

★Ozu - Color "Pillow Shots" ★
 タイトルどおり、小津のピロー・ショットを、かなりプロフェッショナルに、つなげている。大変面白い(ただし、スーパーではない)。
 おそらく外国人がアップしたものなので、いささかの「隔靴掻痒感」は、逃れられない。
 しかし、それにしても、よく出来ている。
 これを見ていると、いかに小津映画が、そのワンショット、ワンショットが、ユニークかつ美しい、唯一無二のものかということが、改めて、わかる。

 小津ファンは、必見。楽しい。
★Ozu-san.com★

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by mukashinoeiga | 2012-11-20 21:33 | 小津安二郎映画の正体小津漬の味 | Trackback | Comments(0)

慎太郎が河村たかしを切った意味

 石原慎太郎「太陽の党」が、河村たかし「減税日本」と、ニコニコ記者会見した数日後に、橋下「維新の会」と合流するべく、河村「減税」を、切って、捨てた。
 捨てられた河村たかしが、しょぼんとして、打ちひしがれた感じで、なんだか暗い場所のシャッター前で、TVに写っているところを見ていたら、特に河村に好意を持っていないぼくでも、ちょっと、同情してしまった(笑)。卑怯や(笑)。
 特にこのひとは、悪相にもかかわらず(失礼)、打ちひしがれた感じが似合うキャラだから、ぴったしサマになっているのだよね(笑)。

 日本人は、こういうキャラに、意外と弱い。
 たとえていえば、石原慎太郎が言及した、源義経とか(笑)。判官びいき。
 時の権勢を誇る勝者も、賞賛するが、同時に、道半ばで倒れた敗者をも、愛でる。
 いや、何も、河村たかしが、敗者と決まったわけではないのだが(笑)。

 さらにたとえていえば、石原慎太郎が、河村たかしと、将来を約束したら、橋下徹が「俺のほうが河村より金持ちで、権力もある。河村なんかとの、婚約なんか、すぐに取り消せ!」と、石原に迫ったら、慎太郎も、橋下の金だか権力だか、将来の安定だかに、目がくらんで、貧乏な河村を捨て去ったというような?(笑)
 「金色夜叉」寛一お宮か。おみゃーおみゃーの河村が、お宮でなくて、寛一の側なのは、ちと、筋違いだが(笑)。
 あるいは、「東海道四谷怪談」の民谷伊右衛門とお岩か。顔からしたら、河村たかしがお岩か(笑)。
 議員になって、市長になって、それなりに成功しているにもかかわらず、みょーに、傘張り浪人なイメージの河村たかし。

 あるいは、石原慎太郎も、昨日の仲間を簡単に見捨てるイメージが、これでついてしまった。
 これと対照的であると、思い出すのは、「第一次」安部政権が、「郵政造反組」を、「復党」させて、世間から大批判を浴びた件だ。
 小泉郵政選挙大勝を、受け継いだ安部自民党は、勢力的には磐石であった。何も、少数の造反組を復党させる数的意味はなかったのに、仲間だから、という理由で復党させて、世間の「顰蹙」を買った。
 さらにいえば、小川栄太郎「約束の日/安倍晋三試論」が、描き出した「物語」。事務所費を「ナントカ還元水」でごまかす、「悪徳政治家」松岡農水大臣は、別に自殺する必要はなかった、単に大臣辞任するだけでよいのに、なぜまた自殺なんかしたのか。その「理由」を語りつむぐ、小川栄太郎の鮮やかな手並み。これは、ぜひ同書を読んでいただきたい。面白いし、あっと驚く。

 「減税日本」の、ネーミングがよくないなんて、婚約してすぐあとに、態度を豹変、「でも、やっぱ、ブスだよ。名前もかわいくないし」と、切って、捨てるようなもので。
 石原太陽と、橋下維新の「野合」よりも、
「野別」のほうが、後で、効いてくるのかもしれない。で、なければ、おかしいと、思う。
慎太郎、武士に二言はないのだぞ(笑)。

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by mukashinoeiga | 2012-11-18 22:20 | うわごと | Trackback | Comments(0)

「政局」は、やっと、動いてきた(笑)、が

1 今週の党首討論にて、安倍晋三自民党総裁が、野田佳彦総理から、「11/16解散」の言質を取った、その後、「国民の生活が台無し」小沢一郎が、減税何チャラの、予定稿通りの生ぬるい党主討論を行ったという。
 つまり、総理が解散を言明した直後の質疑で、「突然の変化」に対応出来ない「原稿どおりの質疑」しか、出来なかったわけだ。
2 小沢一郎「国民の生活が台無し」の、対応能力、即戦力のなさが、また、改めて、露呈したということだろうか。
 このひとは、「政局」には、敏感に反応するが、「政治」のセンスはゼロである、というのが、いわゆる一般評ではあったが、今度は「政局」にすら、ドンであったことが、図らずも、あきらかに。まあ、小沢一郎は、所詮、この政局の大変化にあっては、脚注程度の扱いというべきで、あったということで。
 ああエラそうだな、自分(笑)。これを、小沢一郎の不運と強弁する、日刊ゲンダイは、どれだけ、小沢一郎を「盛る」のであろうか。 

3 昨日は、河村たかし「減税日本」と合流したはずの、石原「太陽の党」は、次の日、本日、橋下「維新の会」と合流するについて、「減税日本」を、切って、捨てるという。なんと言う、がらがらポン、離散集合か(笑)。
 さすが「太陽族」石原慎太郎、学生感覚遊び感覚で、昨日の友は、今日の敵。
「俺があんたの友達だって? 冗談じゃないぜ。一時の気まぐれさ。明日は明日の風が吹く。面倒くさいのは、ごめんだぜ」

4 結局、政党は14だか15だか16だか。またまた、これから、離散集合があって、減るのか増えるのか知らないが、たとえば、これからTVやら、党首討論会なんかを、どうやって運営したり、仕切ったり出来るのか。せいぜい1時間弱のTV代表討論会が、十数人の「党首」が「一堂」に会して、どう、ディスカッションするつもりだ(笑)。
5 民主党、自民党の「二大政党」制でも、「決められない政治」が続いてきた。なのに、これだけ少数政党が乱立してしまったら、どういう選挙結果であっても、ますます「決められない政治」に、なるではないか。
 正味なはなし、「キャスティングヴォートを握りたい少数政党」ばかりになって、ますます「政局」優先の、「決められない政治」になるばかりでは、ないか。 
6 第三極は、「ある程度」は、必要だが、これだけ多いと、はっきり言って、邪魔。整理してほしい。
 石原慎太郎、第三国人は、罵倒して、第三極は、いいのか(笑)。

7 とにかく良いも悪いも、大政党ですらも決められない政治になりがちなのだから、「雑魚政党」に票が分散したら、余計、政治は、前に進まないだろう。
8 「体制翼賛体制」は、悪いが、「泡沫政党乱立」は、もっと、悪いだろう。
 整理しろ! 「泡沫政党」には、投票するな!
 しょせん、将来の歴史書で、脚注扱いの泡沫政党には、くれぐれにも、投票しないでくださいよ。お願いですから(笑)。

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by mukashinoeiga | 2012-11-17 00:23 | うわごと | Trackback | Comments(0)

春原政久「七色の花」

 新潮ムック「原節子のすべて」付録DVDにて。50年、東横映画京都、配給=東京映画。
 東京映画といっても、カンパニー・ロゴは、磯岩に砕け散る、いや当時は、雲多い空が背景の、東映三角マーク。
 新潮45別冊の本体「原節子のすべて」には、オビの宣伝コピーに、

「美女」のそばには「怪物」がいた
 それは小津監督ではない。
 彼女は、別の<ある男>に呪縛されていたのだ。
 知りたくはなかった「永遠の処女」の真実。

引退、独身生活、土地売買、そして本当の恋人。
 謎に満ちた「伝説の女優」の真実が、今初めて明かされる。

という、いかにも、週刊新潮の会社らしい、えげつなさで。 
 というか、この付録をつけたいための、本体のキャッチーさという気もするのですが。制作映画会社にもフィルムセンターにもない、本作のプリントを、関西のコレクターから借りてDVD化とのこと。このコレクター氏、ほかにもっていないのか、隠し玉。
 さて、当年のキネマ旬報ベストテン第10位の本作。
 制作マキノ光雄、中山義秀の朝日新聞連載小説の映画化、いかにも連載小説らしい、行き当たりばったりのメロドラマだ。
 あるいは注目すべきは、共同脚本のメンツか。八木保太郎、新藤兼人、清島長利(この人だけ未詳)、船橋和郎という、単独脚本でも、豪華な実力派たち。脚本家協会記念の共同作業というところらしい。行き当たりばったりの、大勢の登場人物たち、その、それぞれの思わせぶりな<伏線>回収ゼロ。いかにも新聞連載メロドラマらしい。
 撮影は、のちの鈴木清順「ツィゴイネルワイゼン」永塚一栄、音楽伊福部明。

 驚くべきことに、主演(クレジットのビリング1位)ハラセツが、冒頭30分ほど、一度も姿を見せず。約100分の映画で、ハラセツは実質20~30分くらいしか、出ていないのではないか。詐欺やで。
 けれど、出ている瞬間瞬間のハラセツは絶美
 少し前に感想駄文の吉村廉「白雪先生と子供たち」と同年作だけに、ハラセツの美貌、絶対の全盛期だけのことは、ある。
そして、この映画、OLD映画ファン必見の要素が、満載なのだ。
 出番が少ない、ハラセツの代わり、後年、むんむんムレムレのセクシー熟女専門女優と化した、角梨枝子が、なんともキュートなヒロインぶり。
 今の女優でたとえれば、貫地谷しほりをめちゃくちゃ美人&キュートにした感じ。大きな目、コケティッシュな、くるくる変わる表情。
 回想シーンでは、セーラー服姿すら披露(笑)。
 復員兵の竜崎一郎に、セーラー服で抱きつき、
「あたしと、遊んでー」
「遊んでーって、君、いくつ?」
「あたし、十六よ」
「うそだろ?(どう見ても、サバ読んでるだろ)」
「ほんとは、十五なの」
 おいおい(笑)。でも、かわいいから許す、角梨枝子。

 最初の30分は角梨枝子が、ヒロインだが、全体を通してのヒロインは、なんと何と、杉村春子だ!
 人気作家・竜崎一郎は、絶美・ハラセツ、絶対キュート・角梨枝子をさしおいて、なんとなんと、杉村春子に、猫まっしぐら。
 まさかの、ハラセツよりツノリエより、杉村春子にむんむんムラムラ。
 おかしくない?
 しかも竜崎一郎とキスシーン二度も! まさかまさか、杉村春子のキスシーンを見ることになるとは(笑)。
 しかも、「いやあん、小萩、こわーい」などと、嬌声を上げる杉村春子。小萩とは、彼女の役名なのだが、会話上の主語を、自分の名前で言う女子を演じる杉村春子!
 いやあ、あまりの展開に、いかにコメディ監督春原政久とは、いえ(笑)。しかし、杉村春子は、いかなる意味でも、性的魅力を感じさせない。どんな演技力をもってしても、セクシーさ絶無。いや、演技力で盛ったとしても、年増おんなの性的魅力が、絶無。ひたすら、居心地は悪いが、コメディーとしてみれば、立派に、面白い?
 特に「パパさん」三島雅夫と、竜崎一郎、杉村のくだりは、エルンスト・ルビッチの艶笑コメディを思わせるというのは、ほめすぎか。
 ちなみに、三島雅夫、戦後より戦前のほうが、年をとってからよりは、まだ若い方が、髪の毛の量が少ないこと、滝沢修と双璧だが、本作の三島、つるっぱげパトロンを、地毛を生かして?快演す。
 キャストは、まだまだ東映プロパーの専属俳優がいないながらも、(現在の視点から見れば)なかなか豪華。新劇俳優が多い。
 青山杉作(木下恵介「お嬢さん乾杯」でもハラセツの父)、清水将夫、千秋実、井沢一郎(かなり苦しい学生役)、何故か丹阿見弥津子に関心を示す金子信雄、など、新劇系を中心にして、なかなか豪華なキャスティング。

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by mukashinoeiga | 2012-11-13 01:05 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

井上梅次「暗黒街大通り(メインストリート)」

 阿佐ヶ谷にて。「娯楽の達人 監督井上梅次の職人芸」特集。64年、東映東京。ニュープリント。
 戦前東京。鉄砲玉ヤクザ・大木実は、金子信雄組長に頼まれて、愚連隊上がりの新興ヤクザ・安部徹の賭場を、荒らしまくる。結果、その「報復」で、殺されてしまう。ま、ここで「報復」が、カッコ付きなのは、お察しください(笑)。ワリとある、どんでん返しの、ひとつ。
 で、大木実の遺児三兄弟の少年たちが、成長すると、
 戦後東京1964年、高倉健、梅宮辰夫、待田京介の、悪で、いなせな三兄弟となる。「父親の仇」安部徹を目当てに、「父の仇」の敵である金子親分の組の傘下となる。
 ここに、大抗争勃発。
 まつろわぬ三兄弟の、底辺から実力でのし上がっていく、兄弟愛。
 しかし、そこには、絶対的な兄として、リーダーとして、抗争に邁進する兄・健さんに対して、いや、おれたちゃ私生活も大事、女との愛やら生活も、大事なんだという弟たちとの、齟齬も確かに描かれる。
 健さんは、金子の娘・三田佳子と、ほのかな愛。梅辰は、人気歌手・中原早苗と、肉食系愛。末弟・京介は、あばずれ娘・緑魔子との純愛。この緑魔子が、実は安部徹の娘というのは、誰もがみんなウラではつながっている、というメロドラマのお約束。
 抗争と、メロドラマが、ハイブリッドに展開していく。ソツのないイノウメ演出の、確かさ。すばらしい。
 ただし、絶対的な<感情の魔術師>マキノでこそ、見てみたかった、お題目で。ないものねだりだけれど。
 そして、やはりマキノではないので、禁欲的な健さんが、本作では、いまいち、しまらない。
 悦楽主義のイノウメだから、欲望主義のウメタツ、ひょーきんな快楽主義者マチキョンが、親父の仇討ちより、女との平穏な暮らしが大事という、人生の方向が強く打ち出されて、まあ、それはとても当たり前のことなんだけど、健さん的には、いささか、残念に、孤立していく。
 ここら辺が<滅私奉公>な、あるいは<世界に包み込まれるヒーロー>を得意とする健さん、東映DNAと、相性がまったく違うイノウメとの、限界か。
 あくまでクールに、悦楽主義で行きたいイノウメと、ホットに禁欲主義的に行きたい健さん。大通りメインストリートというよりは、すれ違う裏路地の展開か。
 健さんはさえないが、ウメタツ若くて、超カッチョいい。目を見張る。三田佳子は、凡庸なお人形さんで。
◎追記◎大木実の古女房(つまり、健さんたちの母)という、出番も少なく、扱いも地味~な、役に、なんと千原しのぶ。東映時代劇全盛期の、華やかなりし<東映城のお姫様女優>、しかも仇っぽさ天下一品の千原しのぶの、この扱いは、涙が出るどころじゃないデー(泣)。
 千原しのぶファンとしては、ショーゲキで。
 東映プロパーの監督でないからこそ、なしえたキャスティング。ひどい。

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by mukashinoeiga | 2012-11-10 00:00 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

井上梅次「夜の熱帯魚」

 阿佐ヶ谷にて。「娯楽の達人 監督井上梅次の職人芸」特集。69年、松竹。
 銀座のバー。
 美人な香山美子ママ。
 人気ナンヴァー1ホステスに、松岡きっこ。しかしこのふたりは、そりが合わない。
 案の定、きっこは、ママを裏切り、ライヴァルのバーに、子分のホステスたちをひきつれて、移籍していく。
 こういう風俗ドラマであっても、そつのないイノウメ演出のうまさで、ウェルメイド、飽きない面白さ。
 香山ママは、偶然酒席をともにした無名劇団員の天然娘・野川由美子を、ポストきっこの人気ホステスの素質がある、と見抜き、素人娘を、バーの女に染めていく。女の欲望と出世の三つ巴。
 やがて、野川由美子も、香山を裏切っていく。
 面白い。井上梅次、男のドラマだけではなく、女のドラマも、うまい。
 もうけ役、藤岡琢也。藤岡重慶じゃないよ。名前と男くささは、似てるけど。
 ホステス移籍スカウト兼ホステスよろず相談屋。なんだか、やけに、かっこいい。映画時代の藤岡琢也の代表作ともいうべき。ああ、そういえば三隅研次「古都憂愁 姉いもうと」の琢也も、よかった。もっと活躍してほしかった人。
 いっぽう香山美子とも、松岡きっことも、野川由美子とも出来てしまう歌手・広川太一郎、新人とクレジットされるのだが、のちの名声優も、何のオーラもない、凡庸演技。歌も印象に残らないが、演技も、なんら印象に残らず。同じく、ハイティーンのゴーゴーガール・奈美悦子も、印象に残らないオーラ。
 香山美子、きっこ、野川由美子、琢也で印象に残る映画。
◎追記◎新人・広川太一郎が歌うスナックで、次に歌うのは由紀さおり「夜明けのスキャット」。夜の店で歌うのに、由紀さおり、まるでバスガイドの制服みたいな、ダサくて、お色気ゼロの服というのが、笑える。「夜明けのスキャット」というのは、アーアーアーだとか、ウーウーウーだとかの、女性のあえぎ声の、お品のいい言い換え表現なのに、歌うのは清楚な由紀さおり。このギャップが、ちゃんと、わかってらっしゃるイノウメ演出「の熱帯魚」のお得感なのであった。

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by mukashinoeiga | 2012-11-07 22:46 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

吉村廉「白雪先生と子供たち」

 阿佐ヶ谷にて。「教室群像 映画のなかの「学び」の風景」特集。50年、大映東京。11/10(土)まで上映中。16ミリ・プリント。
 「学び」とか「気づき」とかの、変態的体言止めの怪しげ、かつ気色悪い日本語を使いたがるのは、たいてい左翼であるので。案の定、本作は「協力・日本教職員組合」。出たな、妖怪(笑)、輿石モンキー、てなもんである。
 もっとも、さすが阿佐ヶ谷ラピュタ、こういう左翼調の特集タイトルにもかかわらず、やる映画は、まじめな映画だけではなく「十代の性典」「学園祭の夜 甘い経験」「われら劣等生」「バツグン女子高校生 16才は感じちゃう」なんて硬軟混ぜ合わせ。ここが、ラピュタの、いいところ(笑)。

 田舎の小学校が舞台。生徒たちは、学校内(モチロン当時だから、フローリング(笑)板敷きの床)に、室内は、なんと全員はだし。登下校だって、突っかけの下駄やわらじ、サンダルみたいなもの。敗戦から五年後のこととて、親もいない浮浪児が廃屋に住み着き、学校にもいけない状況。
 そこの若き教師が原節子。白雪先生というから、てっきり白雪姫が由来かと思ったら、山の頂の白雪みたいに清楚な先生という意味だったとは。

 この原節子が絶美。若き生真面目な女教師を、まじめに演じれば演じるほど、その美しさは際立つ。
 で、ハラセツ、いきなり風邪で寝込むのですが。あるいは、生徒のことを思って、眠り浅いシチュもあり。
 で、若くてセクシーなハラセツが、寝ているシーンが、なぜか、多い、と。
 この女優さん、あんまり、仰向けに寝ているシーンが、少ない女優さんなので、まぢめな教師ドラマなのに、いやそれゆえかえってか、その寝顔がセクシー。ほんとに、ハラセツの映画を何十本も見ているぼくでも、はっとする。
 寝顔がサマになるのだ、ハラセツ。
 風邪で熟睡のハラセツに、添い寝する、孤児の男の子。この男の子が、意外と、二枚目大人顔(この映画、子役男子の顔と演技が、みな、素晴らしすぎる!)なので、小学生男子と女教師の添い寝の、その顔の「近づき」(左翼語を、まねしてみました)が、きわめてセクシーな禁断映像に見えてしまう。本当に、この顔の「近づき」は、やばい。やばすぎる。映像のマジック。
 ハラセツ、小津安「晩春」での老父・笠智衆との、ひとつ部屋での、並んでの睡眠シーンも妖しかったが、それ以上に、本作の小学生男子による添い寝ショットも、妖しすぎる。何なの、この、予期しない、禁忌キッズな、タヴー・ショットとは、と思えてしまう。

 さて、この小学校のPTA会長が、人はよいのだが資本家で、学校近隣で染料工場を稼動する。ここから出た工場排水が、学校敷地の広大な池に流れ込み、生徒が大事に育てていた鯉が、ほぼ全滅。公害という言葉は一言も出てこないのは、時代だが、しかしそれ以上に、この公害被害を是正するよう訴えるハラセツを、歯牙にもかけない、この態度が、今から見ると、とてもおかしい。不思議だ。公害出しておいて、何の反省もない。時代といえば時代だが。
 資本家の工場が工業排水を川に垂れ流していても、そんな小さな問題と、問題視されなかった時代のリアル。
 それに抗議したゆえに学校を辞めざるを得なくなったハラセツを強調するがごとく、資本家=PTA会長を、なんら責めない校長、教員たち。まるで、今の東電の罪をほっかむりする民主党政権みたいで。ああ、左翼は、日教組丸抱えや。民主党、60年たっても、変わらんなー。
 いや、あだしごとはさておき。
◎追記◎ネットを見ていたら、某ブログの本作記事に、(以下引用)

名作「二十四の瞳」に先行する、教育テーマの秀作。
とにかく、この世のものとも思えない、原節子のオーラが立ち上るような美貌がすごい!
病気で、床に付いている雨宮先生の顔をアップするシーン等、まさしく童話の眠れる「白雪姫」そのものです。
余談ですが、本作に出演していた子役の中に、今は落語家となっている、林家木久蔵師匠がいたらしい。

 ほんとうかい。本作の男子子役はみんな、それぞれいい表情をしているのだが、木久蔵師匠(って、いつのブログだ>笑)なら、あの、ひょうきんな顔の子か?


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by mukashinoeiga | 2012-11-05 03:34 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)