<   2012年 01月 ( 23 )   > この月の画像一覧

廣木隆一「理髪店主のかなしみ」

 渋谷にて。「柄本明の流儀。」特集。02年、吉本興業、オメガ・ピクチャーズ、ケイエスエス。
 町の床屋さん・田口トモロヲは、足フェチのヘンタイさん。23センチのハイヒールを、飽かずに眺めて、妄想三昧。ふと、知り合った、23センチの足サイズの若い女の、脚を、なぜるように、洗う。ハイヒールに注がれたワインを飲み干す。ひさうちみきお原作・出演・ヘタウマアニメ制作。
 カノジョへのプレゼントにハイヒールを買いたい。そういって、靴屋さんの店員に、いろいろなハイヒールを試着させて、どれがいいか、決めたいという。次々試着する、店員(田口の実はあこがれの女)それを堂々と見れる幸せ、足フェチの天国。
 その田口の床屋にまいにち通い、髭剃りを頼む、危ない稼業の男が、柄本明。
 柄本の子分兼運転手が、なんと、千原靖史。金髪・グラサン・ドスの聞いたちんぴら声で、現・千原せいじとは、大違い。TVで見る、アホ声とは違う、ドスの聞いた声、ああ、ほんとは、アホちゃうねんなあ。
 なお、オヤブンの柄本明にフェラするシーンもあり。このひと、役者としても、いいんとちゃう。
 しかし、男の子分にフェラさせるような、危ない男に、柄本明は、ちっとも、見えない。明らかなミス・キャスト。
 映画としては、誠実かつ、いい落ちだが、なんだか、生ぬるい。やはりヘンタイさん・綾田俊樹の、全然ヘンタイさんに見えない凡演こそ、その象徴。
 なお、幼い頃からヘンタイさんな、田口トモロヲ、センダンは双葉よりかんばし?、小学生時代のヘンタイぶり(女家庭教師に、顔面騎乗される)に、子役を使うわけにもいかず、なんと、田口トモロヲが、半ズボンはいた小学生役。気色悪いが、意外と、ひねた小学生役が似合っている?(笑)。

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by mukashinoeiga | 2012-01-31 23:39 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

朝ナマ・橋下VSアンチ橋下を見て、わかった(笑)

 先週末の「朝まで生テレビ」(久しぶりに見た>笑)橋下徹大阪市長VS反橋下の学者・ジャーナリスト連合の、討論を見て、なんか、すっきり、わかりました(笑)。長年の疑問が、氷解しました(笑)。
 なぜ<常識派>(笑)と<左翼>が、理解しあえないか、ということを。

 早速の注。なぜ、ここで<常識派>(笑)と<左翼>という、対立項を使ったかというと、それは、左翼の皆さんの手法を、学習したせいです。
 レオス・カラックスほかの監督作「TOKYO」という映画(感想は前に書きました)に、大量虐殺殺人犯が出てくる。これを死刑にせい、という死刑賛成派のデモがあり、同時に、死刑否定派のデモがある、というシーンで、映画に登場するTVニュース・キャスターは、死刑賛成派のデモを「右翼によるデモ」と報道し、死刑反対派のデモを「市民によるデモ」と報道する。
 出たぁ、左翼お得意のダブル・スタンダード、いっぽうが右翼のデモなら(でも、映像には、一人の右翼らしき人物も見えず、全員一般市民のデモにしか見えない)、もう片方の死刑反対派も、「市民」なんかじゃなく、立派に左翼だろう。こういうダブスタをしょっちゅうやるから、左翼はバカだというのだ。
 で、わたしもバカなので、左翼並みの表現をするわけです。

 話を元に戻します。
 橋下徹は、<民主主義>あるいは<議会制民主主義>というものは、<多数決>によって、物事を決めていくシステムだ、と考えている、と私は、見ました。
 同じく<民主的な選挙制度>というものは、<民意の多数派>が選んだ首長なり議員が、政策を実行するものだ、という風に、橋下は考えている、と。
 いっぽう、香山リカ以下の、反橋下派の左翼諸君は、<民主主義>あるいは<議会制民主主義>というものは、<少数派の意見を尊重する>ことが大事なんだ、ということを主張しているように見えます。<多数派の横暴>から<少数派の自由>を、守ることこそが、<民主主義>、なのだ、と。
 おなじ<民主主義>という言葉を使いつつ、いっぽうは<多数派がメイン>と思っていて、片方は<少数派がメイン>?と、思っているのです。ああ、これじゃ、はなから、議論は、かみ合うはずがない。

 憲法や靖国神社の最高裁判決で、朝日などの左翼メディアが、「傍論」のほうに、報道の主眼を置く理由も、これなのでしょう。つい最近の君が代起立せず教員の裁判でも、多くのメディアは、<大多数の教員への処分は裁判で認められたこと>は特に報道せず、<数人の教員の処分が不当と認定されたこと>を、主として報道していました。

 つまり常識的に考えれば、A<民主主義では、多数派の意見が最大限に尊重されるべき>、B<なおかつ、少数派の意見も考慮すべき>ということだと思うのですが、左翼諸君は、意図的に大前提Aを無視して、Bのみに固執するわけです。
 大阪市民は、多数の民意として、橋下徹を、市長に選んだ。ところが、反橋下派諸君は、このことをまったく理解せず、<橋下が、大阪の民意にそむく存在>なのではないかと、疑っている、と。
 常に左翼諸君が、<大本の民意>を、あからさまに無視して、<少数派の民意>のみに固執する、その理由がわかったので。同じ<民主主義>というコトバを、まったく違った意味に使っていたのです。うーむ、なるほど。
 ただし、そういう左翼諸君が、逆に政権を握ると、ロシア、中国、北朝鮮、その他過去現在の左翼政権の例に漏れず、ひとつとして例外はなく、<少数派>連中を、虐殺拷問監禁暗殺などの弾圧を徹底的に行うことは、<民主主義国家>の比ではない事は、明らかな事実で。
 香山リカや共産党は、自分が権力を握ったら、徹底的に弱者・少数派を弾圧することがわかっているので、自分がそうなら他人も自分と同じに違いない、人間は必ず自分を基準にして、人間全体が、自分と同じに違いないと、思い込むものですから、
 香山リカ「あたしが権力握ったら、あたしに逆らう奴らは、皆殺しよ」→
 他人も、もちろん、あたしと同じことを考えてるに違いないわ。なぜなら、あたしの考えは<絶対的に普遍>なのだから→
 ということは、石原慎太郎や橋下徹が、もしも、権力握ったら?→
「キーっ、今は少数派のあたしたち、虐殺されるの?? キーッ」→
「だから、石原や橋下は、危険なファシストなのよっ」
 自家撞着。
 香山リカたち左翼の皆さんの、心理は、高度の精神分析をせずとも、実に、わかりやすいので。

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by mukashinoeiga | 2012-01-30 21:19 | うわごと | Trackback | Comments(0)

川村毅「ラスト・フランケンシュタイン」

 渋谷にて。「柄本明の流儀。」特集。91年、バンダイ、リットー・ミュージック、ピーエフフィルム。
 出ました、柄本明「空がこんなに青いわけがない」のお仲間。柄本明主演。
 つまり、映画的才能を徹底的に欠いた、第三エロチカ・川村毅が、娯楽映画でありつつ、なおかつ、かっとんだ前衛的映画を作りたい、という身のほど知らずの欲望に邁進した結果は・…。もちろん、凡庸な、紋切り型の、どのショットをとっても、どこかで見たような映画。面白ければまだしも、まったく、刺激されない。
 溝口健二経由のゴダールだったり、寺山修司だったり、鈴木清順だったり、かっとんだ先達たちの映像のパクリに終始する。ああ無残。前衛を目指して、後衛の、また後衛に、に落ち込む。
 そもそも、話そのものが「フランケンシュタイン」「フランケンシュタインの花嫁」のモロパクリ。原田芳雄のマッド・サイエンティストが<超人類>なる、フランケンシュタイン・モンスターのバッタ物を製造するという。これほどあからさまなパクリも稀有か。
 それに絡む、柄本明の娘が、空中浮揚などして超能力者。気分はまったくオウム真理教か。
 自殺礼賛「死のう教」教祖が、上島竜平クリソツ。ひょっとして若き日の本人か。まあ、池田大作しかり、麻原ショウコウしかり、デブの宗教家そのものが、胡散臭いが。宗教家が、太ったら、そりゃ宗教家として、終わっているだろう。
 この種のウチワ受け映画にありがちだが、余貴美子、背むし男六平直政、特別出演の小林恭二、川西蘭、島田雅彦の、狂騒演技も、ちっとも、オモロない。

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by mukashinoeiga | 2012-01-30 20:59 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

木村恵吾「惜春」

 京橋にて。「よみがえる日本映画vol.3 新東宝篇-映画保存のための特別事業費による」特集。52年、新東宝。本特集で、あと1回上映。
 流行歌手・笠置シヅ子と、平凡なサラリーマン・上原謙の夫婦の物語。
 前半の、笠置主演パートは、いかにも笠置らしい、騒々しくも楽しいミュージカル・コメディー風。笠置のリハ風景で、歌って躍る彼女のエンターティナーぶりが楽しめる。夫の上原も、ドタバタ演技に付き合い、結構柄に合っている。コミカルな演技も外さない上原のスマートぶり。
 で、妻の笠置が大阪に長期公演、騒々しい妻の留守の間の一ヶ月間は、とたんに、上原お得意のメロドラマ風となる。
 妻がお手伝いまで連れて行ったために、上原の食事の世話など、臨時に雇われた、山根寿子が、通ってくる。ガチャガチャピンの笠置と違って、家庭的でおしとやかな山根に、上原、ぞっこん。
 上原謙、笠置と山根の二律背反、いかにせん。そういう、プログラム・ピクチャア。
 なに、前半と後半のティストが、まるで違う? 多少いい加減でも、そこが、プログラム・ピクチャアの醍醐味や。
 上原が朝の出勤風景の駅前は、リアルにロケ。夜、上原が山根を送っていく駅前は、セット。単に出勤するだけの朝と、しみじみ愁嘆場のある夜とでは、また、演出意図が違うということか。実景ロケと、セットで、同じ町の朝と夜を再現する。
 朝は実写だから、ちゃんと電車が写る。夜はセットだから、電車は、通過する光と音で表現。このあからさまな違いの描写も、二律背反で、なんとなく楽しい。
 上原、山根、斎藤達雄など、松竹戦前組の、なにげな活躍も楽しい、新東宝映画のよさ。

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by mukashinoeiga | 2012-01-29 23:16 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

今村昌平「カンゾー先生」

 渋谷にて。「柄本明の流儀。」特集。98年、今村プロ、東映、東北新社、角川書店=東映。
 なかなか、エネルギッシュな快作。「黒い雨」などは、今村らしからぬ、おとなしやかな、優等生ぶりっ子だったが、本来の、全盛期の今村が、帰ってきた感じ。
 ただし、ぼくは、今村的ベクトルには、体質的に共感は出来ない。えらい、がんばってはりますなあ、とは思うが、ちょっと、覚めた目で、見ては、いる。
 製作当時に読んだ記事では、確か、本来は、三国連太郎あたりの主演で製作に入ったが、三国が途中降板、新たに柄本明主演で、制作されたという。実際に映画を見てみりゃ、そりゃそうだろう、三国は降板するだろうという内容。
 岡山の漁村の田舎町、その町医者の主人公・柄本明は、とにかく、走る走る。町医者のキモは、足だ、という額も掲げて、走る走る。これは、年配の三国には、とうてい無理な演技、というか実技で、で、それで降板になったのだろう。今村、三国をキャスティングすることが無茶や。逆に言えば、パワフルな壮年である柄本明を主演にすることによって、イマヘイも、メーター振り切った演出が出来るようになったのだろう。
 主役になればなったで、脇役演技とは違う<主役演技>に徹し、柄本明も絶好調。主演・演出の相乗効果が、最高度に発揮され、音楽・山下洋輔の、ご機嫌ジャズも絶好調。<注>
 たいへん素晴らしい。ただし、根本のところは、ぼくの趣味ではないけどね(笑)。
 まあ、多少の誤解もコミでいえば、今村昌平には、小沢一郎のにおいがあるのね(笑)。
 東京出身なのに、東北志向(ま、ちょっと、ふたりでは、ビミョーに、違うけどね)。今村昌平は、現役の映画監督時代は、まあ清貧だったろうが、日本映画学校の校長・経営者になると、とにかく授業料がばんばん入る、ばんばん現金が入ってくる、これまでの清貧時代とは比較にならない現金が入ってくる、ということで、学校をもっと広くして、さらに現金収入を倍増したい、と土地を探し回った、まあ、ミニミニ小沢一郎というのは、強弁か。
 柄本明はいいのだが、彼の共同者・ポン中の同僚医の、世良公則が、シロウトとしては、かなり、がんばっているが、スーパーではない。ここは前年の今村昌平「うなぎ」の役所広司であって欲しかった。
 そして、本作は、麻生久美子の実質デヴュー作と記憶するが、かなりいいんだけど、かつてのイマヘイ・ヒロイン、左幸子、春川ますみ、沖山秀子と比べると、かなり細い。細いなりにがんばっているが、どうなの、この細さは。イマヘイ的には、納得するところなのか。イマイチ、よく、わからないまま、がんばっている麻生久美子には、まあ、感心するが、それは、ベクトル、違うだろう、とも思う。
 しかし柄本明「空がこんなに青いわけがない」でデヴューする夏川結衣より、はるかに幸福な麻生久美子だろう(笑)。
 絶頂期とろとろの、料亭女将松坂慶子も、快。ヘンタイ田口トモロヲも良し。
<注>この映画、かなり音質がよい、普段モノラルばかりの旧作映画のシネマヴェーラも、耳を見張る?再生力。あきらかに、公開当時の東映系劇場よりいいので。

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by mukashinoeiga | 2012-01-28 21:53 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

柄本明「空がこんなに青いわけがない」夏川結衣

 渋谷にて。「柄本明の流儀。」特集。93年、オフィス・シロウズ、サントリー=アルゴ・プロジェクト。
 今のところ、柄本明ゆいいつの監督作品か。夏川結衣のフィルム・デヴュー作でもあるらしい。柄本「監督」は、出演せず、演出に専念も、好感が持てる。
e0178641_2003910.jpg 主演・三浦友和は、おそらく、もっともいい時代の二枚目ぶりを、フィルムに残している。
 山口百恵との共演時代は、若さゆえの、リンパ腺?過多な、<妙に脂ぎった感じ>で、ぬめぬめして、気持ち悪かった。今現在は、肩の力も脂も抜けたが、妙に、インパクトがない。
 本作の三浦友和が、ぼくには、いちばんいいように思える。すっきりさわやか、あくもない、ぬぼーっとした、二枚目。ただし、映画は、シマらないので、出演者は損をしている。

 三浦友和は、中堅サラリーマン、会社の女の子の夏川結衣と浮気中、というか、振り回されている。
 妻・岸本加代子は、自宅をマンションに建て替えることに夢中。その前段階として、義母のガラクタが満載の物置の掃除に夢中。この物置処理シーンに、柄本明はかなり力を入れていて、ドタバタ仕立て、でも、ちっとも、面白くない。監督としての柄本明に、ドタバタシーンは、無理、才能がない。
 同じく、三浦・夏川の痴態ドタバタ・シーンも、本人は力を入れているのかもしれないが、まったく面白くない。才能ゼロ。シロウト監督の無残さを、ひたすら、露呈し続ける。オフィス・シロウズならぬオフィス・シロウト。

 三浦の老母・久我美子。ボケ老人と化しつつある彼女だが、笑顔は、やはり、最高に、可愛い。そして、この天性のアイドル女優に、この明朗明晰なアイドル女優に、次第にボケていく、という<性格俳優向きの演技>は、とうてい、こなしえないのも明らか。というか、明らかに、資質が違うのだし、久我美子の美質と、本作の演技に必要な、複雑なグラデーション演技は、まったく水と油なのであり、そもそも、この役に<永遠のアイドル女優>久我美子をキャスティングすること自体が、間違いなのだ。
 なんせ、デヴューの頃の黒沢明「酔いどれ天使」で、重篤な結核患者の役ですら、これ以上ないくらい健康な、ぷっくら美少女のままだった、筋金入りのアイドル女優なのだ、久我美子は。
 どこまでも、間違い続ける映画。

 夏川結衣、監督の柄本明に怒られ続けた、という記事をなんかで読んだような記憶があるが、これは、明らかに、夏川結衣に罪はない(笑)。明らかに、柄本明カントクに、無理があるのだ(笑)。
 夏川の役は、きわめて感情が波乱万丈すぎる、エキセントリックなザ・オンナ。しかも、リアリズム演技ではなく、きわめて、かっとんだ役で。こんな、複雑怪奇な演技、ポット出の新人女優に、要求すること自体が、間違っている(笑)。さらにいえば、この演技、おそらく、成功したとしても、まったく面白くないだろう、独りよがりな、凡庸さ。柄本明演出に、無理があるのだ(笑)。
 どこまでも、間違い続ける映画。

 そして、今は、ほぼ、完全に見なくなった、恥ずかしい、映画愛(笑)。80~90年代の、中途半端な自称<映画愛>シロウト監督には、たびたび見られた、<小津リスペクト>。
 三浦一家の日本家屋。雑然と物が置かれた廊下、部屋部屋のエンプティ・ショット、フィックス固定カメラで、何回もなんかいも。
 ああ、恥ずかしい。醜悪。なぜ、醜悪か、わかっているのか、<中途半端な映画愛>シロウト監督どもよ。
 彼らは、実際の建築物である、「貧しげ」な日本家屋をロケセットとして使用し、いや、ごくふつうの日本家屋なのだが、それは、撮影用に設計されたものでないゆえに、実際に撮影すると、「貧相」にしか、見えない。
 しかも、貧相な(撮影用に特化された照明でないという意味で)自然光の元に撮影されている。
 小津映画の日本家屋は、微細な撮影用調整が可能なステージ・セットで、しかも、微細な調整が可能な照明のもと、厳格に管理されたショットが撮影された。それゆえに、絶妙な緊張感とあたたかさが、並存した、奇跡的な小津流エンプティ・ショットの数々が生み出された。
 それを「再現」しようとした、80~90年代の、中途半端な自称<映画愛>シロウト監督には、(映画撮影的には)凡庸な、ありもののロケセット、ありものの自然光、それで小津の厳格な管理下のショットを再現しようとするのだから、噴飯としか言いようのない、緊張感のない、だらけた、恥ずかしい、小津オマージュになるのは、やむをえない。
 どこまでも、間違い続ける映画。

 あと、これは、映画的ミスというわけではないのだが。
 夏川結衣はじめ、若い女性たちは、濃い太い眉毛、濃い口紅、時代の流行に左右された、今では古臭いシルエットのファッションで、身を固めていて、今では、ひたすら異質な、姿をさらしている。かえって、その独特な顔の、すっぴんな岸本加代子や、夏川結衣ほど美人ではない、エキストラたちのほうが、普遍な化粧法だったりして。

 映画的才能を徹底的に欠いた、あだ花監督の、凡庸な、しかし、何か、エキセントリックな映画を、(中途半端な)映画愛に満ちた映画を作りたい、というシロウト監督の、凡庸な思い上がり。
 そんななかで、三浦友和の、ぬぼーっとした、存在感のみが、普遍のアイドル女優・久我美子の存在感のみが、光る。 無神経な岸本加代子も、また、監督の凡庸さを、回避する。
 コメディエンヌ・夏川結衣の輝きは、まだ、見出せない。
◎追記◎なお、ほんのワンシーンのみ出演の、個々の脇役が多数出演しているが、さすが、俳優出身監督の強みか、小劇場系を中心として、現在の有名俳優が、多数、その若き日の姿で、出演。台詞のある役者は、全員、知っている、という、稀有なキャスティング。
◎再追記◎製作に、最近再評価の機運の相米慎二、したっぱ演出部に成島出(最近監督作「連合艦隊司令長官 山本五十六」)が、クレジットされている。
 なお、成島出監督、夏川・柄本共演作としては「孤高のメス」などもあるが「油断大敵」が、最高。柄本・夏川最高のコメディ演技、夏川結衣の太もも(笑)最高においしそうなのね。今回の柄本特集で「油断大敵」がないのは、シネマヴェーラの見識を疑うレヴェル。

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by mukashinoeiga | 2012-01-25 23:05 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

「八百屋お七 ふり袖月夜」について、ふたたび

 フィルムセンターのホームページの、「所蔵映画フィルム検索システム」に、たしかに同映画はリストアップされております。
 ただし、

フィルム詳細
製作会社 東映(京都)  製作年月日 1954  形状 16mm  配給 東映
ジェネレーション 上映用ポジ  カラーの種類 白黒
サウンド トーキー(エリア1本)  フィート長 306.07  時間 9

 16ミリの上映可能なプリントのようですが、本来93分のはずの上映時間に対して、9分表示。
 つまり、おそらくは、当時映画マニア向けに市販されていた、16ミリ短縮版のようです。
もし、仮にフィルムセンターで上映されるとしても、「断片」と表記される類で。ですから、これを原版として、DVD等が発売される見込みは、まずないと思われます。うーん、残念。
 フィルムセンターが公式に上映するとすれば、「断片」ですから、期待できるのは、たとえば「美空ひばり生誕100年特集」かなあ。いや、これは、その頃、フィルムセンターが存在していれば、確実に特集は、組まれるかと思いますが、それまで、わたくしは・・・・(笑)。
◎追記◎あまり期待は出来ませんが、非公式な上映を要請できるのは、たとえば、ひばりプロダクションが、断片でもいいから、見せてくれ、とウチワの上映を求めるくらいかなあ。うーん。
◎再追記◎本日、映画を見にフィルムセンターへ行ったのですが、ついでに、ロビー常備の所蔵映画リストの本を見てみたら、ネットにはない四文字が、ありました。
 上映不可。うーみゅ。
 フィルムの経年劣化により、上映(映写機に通すこと)に、耐えられない、と判断されたもののようで。駄目押しですね。フィルムセンターには、きれいで、オリジナルそのままの長編の、美空ひばり映画のフィルムが三十本ほどあるので、さして特徴のない、9分程度の超断片を、わざわざ大金(税金)を使って、ひとこまひとこま、クリーニングして、修復して、リプリントすることは、おそらくないでしょう。
 しかし、ぼく的には、ひばりさんの八百屋お七、ベスト・キャスティング、見たかったなあ。きっと、ぴったり。

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by mukashinoeiga | 2012-01-22 10:04 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

松田定次「八百屋お七ふり袖月夜」kanoさんへの、お返事

 兄弟ブログ<新・今、そこにある映画>にて、kanoさんから、質問をいただきました。
 松田定次「八百屋お七ふり袖月夜」は、フィルムセンターにあるのか、映画は見られるのか、というご質問です。これは、その返事です。
 なお、こちらへのお返事は、できれば、★映画流れ者★までに、お願いします。

kanoさん、ども。
「八百屋お七ふり袖月夜」について、フィルムセンター・サイトで検索したら、見つかりませんでした。ということは、フィルムセンターには、ないのか。
 なお、たいへん長くなりましたので、このコメント欄では、字数制限に引っかかりました。以下は、<昔の映画を見ています>に、書かせていただきます。
そちらをご覧ください。すいません。
 ここで、さらに検索すると、背寒さんという、錦之助ファンのたいへん、詳しいブログ「錦之助ざんまい」を発見。錦之助も、「八百屋お七ふり袖月夜」に主演しているということで。少し、長くなりますが、引用します。

 錦之助が出演した昭和29年から33年までの作品の中には、(A)マスターポジはあってもネガがない作品、(B)マスターポジもネガもない(と言われてる)作品があって、これらの作品が不幸なのである。
 (A)の作品は、ニュープリントを制作する費用が、120万~150万円になる。マスターポジから新たにネガを作るのに100万円以上かかってしまうからだ。私の知るところでは、(A)の作品には、『紅顔無双流 剣は知っていた』『江戸の名物男 一心太助』『風と女と旅鴉』『恋風道中』『紅顔の若武者 織田信長』『あばれ纏千両肌』などがある。
 (B)の作品は、永久にスクリーンでは観られないもので(ビデオ化もされず、東映チャンネルで放映したことのない作品は、絶対に観られない)、ニュープリント制作も不可能である。『唄しぐれ おしどり若衆』『唄こよみ いろは若衆』『八百屋お七 ふり袖月夜』『満月狸ばやし』の4本がそれである。(東映の倉庫にネガかポジが埋もれていていつか発見されることを祈っている。)
 
 ところで、前回のブログで書いたが、この2年で、錦之助の映画のニュープリントが24本出来た。そのうち16本は長年スクリーンで観られなかった作品である。これらはすべて、ネガがあったからニュープリントを作れた作品だった。 
 
 今回錦之助映画ファンの会が東映に依頼して焼いてもらったニュープリントは、『殿さま弥次喜多 怪談道中』(1958年、85分)と『忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻』(1959年、183分)の2本である。制作料は、90分のカラー作品で1本約20万円。したがって『怪談道中』は約20万円、『忠臣蔵』は3時間の長尺で2本分あるから、約40万円。消費税を加えると、総額63万円になる。
 この費用を錦之助映画ファンの会が寄付金を集めて東映に支払うのであるが、東映は上映用プリントのない古い映画のニュープリントをめったに自社の経費で焼いてくれない。だから、ファンの会が金を出して、焼いてもらい、出来たニュープリントは東映に寄贈している次第なのだ。これまでファンの会で6本のニュープリントを東映に作ってもらったが、120万円近くを東映に支払っている。今回の63万円を合せると、ニュープリント代の合計180万円を東映に寄付したことと同じわけである。
 
 こうした事情を書くと、バカなことをやっているとお思いになる方がいるかもしれない。そう思われる方は、東映の台所事情も、現在の東映という会社の過去の遺産に対する考え方も、知らない人だと言わざるを得ない。
 
 ニュープリントを焼いて、映画館に2回貸し出せば、元が取れるのに、東映はそうしたビジネスを決してやらないのだ。昭和30年代の東映時代劇全盛期の映画に対する認識も欠けているし、古い映画はニュープリントを作っても上映機会がないので採算が取れないと考えているようだ。ニュープリント制作に関して東映ほど消極的な会社はない。あれだけたくさんの時代劇映画を作ったのに、現在映画館で上映できない作品が山ほどあるのはこうした訳である。
 大映作品のフィルムと著作権を買い取った角川映画は、昨年暮から始まった「大雷蔵祭」で市川雷蔵の映画を四十数本も自社費用で制作し、上映しているが、私は雷蔵ファンをうらやましく思う。角川映画は、明らかに雷蔵出演作は商売になると踏んで、会社が率先して上映活動を推進している。また、昭和30年代の映画は、東映より松竹や東宝の方が上映用プリントを所有していると思う。東映時代劇映画ファンとしては残念な限りである。
 
 ついでに書いておくが、錦之助映画ファンの会が金を出して作ったニュープリントをなぜファンの会が所有できないのか?なぜ東映に寄贈してしまうのか?ということである。この疑問にお答えしておく。まず、映画作品というのは映画会社が著作権を持っていて、許可なく作品の複製はできないし、複製したものを上映することはできないという法律がある。フィルムセンターや京都文化博物館など公の機関が所蔵している上映用プリントは、原則として館内のみの上映という契約で、しかも上映権つきなので1本につきはるかに高額の費用を税金を使って支払い、映画会社が作ったものなのだ。フィルムセンターが他の映画館に特別に貸し出す場合には、フィルムセンターの審査と同時に、著作権主である映画会社の許諾が必要になる。昨年の錦之助映画祭りではフィルムセンター所蔵の上映プリントを何本か借りて上映したが、所定の手続きを取り、東映の許諾をもらって上映したわけである。
 錦之助映画ファンの会が東映本社に依頼しているニュープリントは、実際には東映系列の東映ラボ・テックという会社で制作しているのだが、東映本社から東映ラボ・テックにニュープリント代の見積りを取ってもらい、その金額を払うことにしている。つまり、東映本社が制作するのと同じ額を払っているわけで、ニュープリントを寄贈する条件でなければ、東映は決してニュープリントを作ってくれないことは言うまでもない。 
 レンタル業者や個人が所有する上映用16ミリフィルムについては、著作権の考え方や上映方法に難しい問題があるので、回を改めて書きたいと思う。

 引用終わり。ということで、背寒さんによれば、kanoさん、お探しの映画は、失われてしまっているようで。残念です(泣)。ですが、また、さらに、詳しく調べて、見たいと思います。
 背寒さんも書いているように、日本のメジャー映画会社のなかで、東映というのは、もっとも、過去の自社資産を大切にしない、バカヤロー会社です。
 先に書きましたように、このモンダイは、もっと調べて生きたいと思います。背寒さんのブログも、いろいろと貴重な証言もあり、早速お気に入りに登録しました(笑)。
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by mukashinoeiga | 2012-01-21 20:36 | 旧作日本映画感想文 | Trackback | Comments(0)

石井輝男「リングの王者 栄光の世界」

 京橋にて。「よみがえる日本映画vol.3 新東宝篇-映画保存のための特別事業費による」特集。57年、新東宝。本特集で、あと1回上映。
 のしあがる新人ボクサー・宇津井健の、挫折と栄光を描く。
 そのボクシング・シーンの熱闘、編集、カッティングの妙。素晴らしい。新人・石井輝男の第一回監督作だが、緊迫感あふれるボクシング・シーンの演出・編集の素晴らしさ。間然とすることはない、というのは、こういうことを言うのか。
 ふつう、邦画が俳優がボクシング・シーンを演じると、ある時代までは、かなりお間抜けな状況になりえたのだが、本作の宇津井健、主要なライヴァル・細川俊夫については、そういう齟齬が、見られない。
 素晴らしい。特に、細川俊夫、文科系へなへな男、卑劣漢、陰険陰謀ヤロウ、セクハラ色敵、の役が多いのだが、こういうスポーツマンタイプは、初めて、見た。いいんだよね。
 宇津井と、足が悪い小学生の妹の交流の描写も、成瀬巳喜男助監督の石井らしいところで。
 恋人役に池内淳子。若いのに、ちょっと、おばさん顔か。その、魚市場の食堂の給仕同僚に、大部屋扱いの新人・田原知佐子(原知佐子の本名)。かわいい。
 なお、同じ大部屋扱いの天知茂、またまた認識できず(笑)。

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by mukashinoeiga | 2012-01-21 00:48 | テリー石井 恐怖奇形番外地帯 | Trackback | Comments(0)

なんなんだ?(笑)

 本日、
>アクセス概要( 期間:00:00:00 ~ 19:56:13 )
>総PV数400 UU数259 平均PV数1.54 PV
と、いう、閑散ブログとしては、まったくの、異常値(笑)。
 で、検索ワードを、確認してみると、

No 検索ワード 数
1 兄とその妹 110
2 映画兄とその妹 7
3 映画 兄とその妹 6
4 橘雪子濡れ場 6
5 ぐれん隊純情派 3
6 DVDラベル 心中天網島 3
7 兄とその妹 映画 2
8 女優 ラブシーン 動画新藤恵美 2
9 島津保次郎 兄とその妹 2
10 昔の映画 2
11 兄とその妹 島津保次郎 2
12 緑の小筐 1
13 美しさと哀しみと 1
14 むかしのえいが 1
15 暗殺 篠田 1
16 大女優 ヌード画像 1
17 黒澤明 醜聞 1
18 悪の愉しさ 1
19 沙羅の花の峠 日本映画 1
20 スウェーデンポルノ

 なに、この「兄とその妹」祭りは?
不可解。関係者は、ぜひとも、、ご説明を(笑)。よろしく、お願いいたします。
◎追記◎結局、
◎昨日1/17アクセス概要( 期間:00:00:00 ~ 23:59:43 )
総PV数710 UU数505 平均PV数1.41 PV
◎本日1/18アクセス概要( 期間:00:00:00 ~ 20:35:30 )
総PV数569 UU数401 平均PV数1.42 PV

 この、当弱小ブログにおける、「兄とその妹」バブル(笑)は、検索元を逆探すると、どうやら、NHKBSで、この日の夜、山田洋次オススメの日本映画何たらという企画で、放映されたせいらしい。
 放映前に、見るべきかどうかの判断のためにか?、評判をリサーチで、それなりに検索され、放映後に、ドドッと検索、ということらしい。
 しかし、これまでさまざまな映画がBSで放映されていたはずなのに、なぜ、これだけ?
 山田洋次おすすめということで、普段戦前映画など見ない人が、見たのか。見たら、ほのぼの映画として、あまりに面白く、いろいろな評判を見たくなったのか。
 しかし、面白い映画は、いくつもある。なぜ「兄とその妹」が、爆発したのか。
 いや、ほかにも、検索が突然爆発する映画はあるのだが、たまたま、今までの爆発映画について、ぼくが書いていなかったために、ヒットしなかっただけなのか。
 よく、わかりましぇん。
 ちなみに、昨17日遅くの段階では、「兄とその妹」で検索すると、キネマ洋装店がまず上位にきて、その少しあとに当ブログ。ところが、本日では、キネマ洋装店と当ブログが、逆転(笑)。
 いやー、キネマ洋装店のほうが、面白い思うがなあ(笑)。 いや、謙遜で言うわけではなく、当ブログの、「兄とその妹」感想は、何回か見たうえで、これまで気づかなかった点を、改めて、書いてる(だけの)ところがあるわけで。
 かくもヒットさせた皆さんの、感想も、聞きたいなあ。
◎再追記◎キネマ洋装店の名誉?のために、追記すれば、当ブログが若干、上回っているのは、グーグルのみ(今は、逆転されているかも)。ヤフーでは、キネマ洋装店の、だいぶ下に当ブログが。つまり、検索サイトによって、得意不得意?があるというか、その検索を選ぶ人の違い?というか、よくわかりませんが。

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by mukashinoeiga | 2012-01-17 20:07 | 業務連絡 | Trackback | Comments(0)