カテゴリ:架空映画妄想キャスティング( 10 )

架空映画妄想キャスティングを特集新設しました

当ブログの特集(カテゴリ)を、また一つ増やしました。
 ま、内容はそのまんまなんですが、もっと妄想していたはずなのに、意外と少なかったなあ。
 特にヤマサツなんて、もっといっぱい妄想していたはず(笑)。ニフティ時代だったのか(泣)。

★Movie Walker★に、タイトル検索で詳細な作品情報あり。簡単な作品解説、あらすじ紹介(企画書レヴェルの初期情報の孫引きゆえ、しばしば実際とは違うが)。

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by mukashinoeiga | 2017-05-08 19:50 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

山本薩夫「ゴミだらけの森友学園」(超暫定版)

架空映画の配役ごっこ(笑)。暫定(笑)。
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森友学園
籠池理事長 西村晃
籠池夫人・ 清川玉枝
籠池息子

安倍政権界隈
安倍昭恵・ 和泉雅子(現在)
安倍晋三・ 石原裕次郎(晩年)
菅官房長官 中村伸郎 

民進党界隈e0178641_18211892.jpg
謝蓮舫・・ チャン・ツィイー(目吊り上がり系)
ノダメ幹事長 上島竜平
辻元清美・ 中山千夏
山尾志桜里 椿鬼奴
小西博之・ 砂塚秀夫
鳩山由紀夫 トニー谷(髭なし)
菅直人・・ 田中康夫

共産党
志位党首・ 東野英心

維新の会
足立康史・ 横山やすし
松井府知事 西川きよし
橋下徹・・ 菅野完

社民党
福島瑞穂・ 横山道代
落選党首・ 有島一郎

海外
トランプ・ ジョージ・ケネディ
プーチン・ 成田三樹夫
メルケル・ 千石規子(丹下キヨ子に変更)
習近平・・ 三波伸介(柳永二郎に変更)
王毅・・・ 戸塚睦夫
江沢民・・ 伊東四朗
金日成・・ 池田大作(中村鴈治郎に変更)e0178641_1822377.jpg
金正日・・ 高木ブー
金正恩・・ なべおさみ
金正男・・ 三波伸介
バククネ・ 若水ヤエ子

東京都界隈 
小池都知事 中村玉緒
石原慎太郎 谷啓
猪瀬元都知事 高木均
舛添前都知事 江幡高志

マスコミ
朝日新聞記者 菅原文太 菅貫太郎 須賀不二夫 菅直人 ペ・ヨンジュン
毎日新聞記者 渡辺文雄 小松方正 佐藤慶 吉沢京夫 桜井啓子 イ・ビョンホン
東京新聞記者 足立正生 重信房子 今井健二 川谷拓三 ソン・ガンホ 
読売新聞記者 遠藤辰雄 天津敏 チャン・グンソク
産経新聞記者 戸浦六宏 南道郎 川地民夫 高木クネ(羞恥ブレイか)

パヨク界隈
菅野完・・ 橋下徹 
シンスゴ・ 中山千夏(一人二役)(久本雅美も可)
香山リカ・ 芹明香
佐高信・・ 織田政雄

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by mukashinoeiga | 2017-04-29 21:28 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(4)

山本薩夫「政権交代~2009夏」(再掲載)

 当ブログのアクセス解析で、妙に古い記事がヒットすると、あれ、こんなの書いていたっけ、と読んでみたくなる。
 読んでみたら、意外と自分受けしたので(笑)再掲載するしだい。ま、ご笑覧。

OLD映画暫定版キャスティング
<自眠党>
麻生総理   成田三樹夫
与謝野薫   中村伸郎
細田博之   織田政雄     
舛添要一   船越英二
古賀誠    宮口精二
中川秀直   加藤武   
鳩山邦夫   加賀邦男
中川昭一   三井弘次
小池百合子  茶川一郎(女装)
小泉純一郎  日守新一
小泉Jr   加藤春哉
安倍晋三   沢田研二(現在の)
安倍アッキー   田中裕子
森喜郎    安倍徹

<眠集党>
鳩山党首   藤木悠
小沢裏党首  天津敏
岡田克也   平田明彦
管直人    斎藤達雄
長妻昭    小沢昭一
渡部恒三   伊藤雄之助

<公迷党>
太田党首   夏川大二郎
池田裏党首  柳永二郎

<社眠党>
福島党首   横山道代
辻本清美   中山千夏
土井たか子  三好栄子

<共惨党>
志位党首   東野英心

<知事・他党>
東国原英夫
橋下徹    下條アトム
森田健作   石立鉄男
亀井静香   上田吉二郎
田中康夫   田中春夫   
田中真紀子  南美江

<マスコミ関係>
朝日政治部  ソン・ガンホ
       イ・ビョンホン
NHK政治部 コン・リー
       チャン・ツィイー

<その他>
お笑い芸人  ビートたけし
国民栄誉賞女優 森光子
ナレーション 鈴木瑞穂

●追記  途中の状態で、あげてしまったため、読み返してみたら東国原英夫がブランクでした。この人の役はとうとう見つけられないため。誰か、いい人がありましたら、映画流れ者にて、教えてください。そのほかの人も、いや、こっちのほうがいいよ、というのがありましたら、よろしく。 (以上引用終わり)

 そういえば、もうはるかかなたの記憶だけれど、亀井静香の対抗馬として、ホリエモンが出たのか(遠い目)。すっかり、抜け落ちている。誰が適役だろう。
ホリエモン  伊集院光

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by mukashinoeiga | 2014-12-14 08:25 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(5)

バカ殿菅VS悪家老小沢

 この<お家騒動>どっちが勝っても、領民は、塗炭の苦しみなのに。
 確信犯的悪意で、この国を貶める男と、無知無能ゆえに、この国を貶める男の、選挙。
 新宿・梅田での公開演説会、あからさまな小沢サポーターの、小沢コールをTVニュースで見ていると、<まったく間違った>ええじゃないか、のノリを感じましたね。
 なお、ぼくが汗かきだから、言うのだが、この炎天下に、ぴっちりスーツを着ている小沢が、ぼくは、信用ならない(笑)。
 汗かきとしては、汗をかかないやつを、ぼくは、信用しない。悪い奴ほど、汗をかかない。
 ええじゃないか、といえば、時代劇。この人たちのノリは、とても現代のものとは、思えないところがある。
 そこで、この人たちを、時代劇に置き換えると、なんとなく、わかりやすくなる。ぼくは昔の映画が好きだから、どうしてもOLD映画寄りになるけど。

●悪家老小沢●安倍徹
●バカ殿菅●川崎敬三


 小沢ともども、ほんの数ヶ月前に退陣したはずの、初代バカ殿・ルーピー鳩山が、キング・メーカーを目指したような、身の程知らずな行動。本人はキング・メーカー気取りかもしれないが、はたから見たら、出来損ないのトリック・スタァだよ。

●お調子者の先代バカ殿鳩山●藤村<ドン・ガバチョ>有弘

 鳩山も、小沢も、菅も、何回でも、トップに戻るよね、民主党の人たちは。 
 左翼の人ってのは、基本的に、引退しないのね。ソ連の人たちも、中国の人たちもみんな、歴代左翼政権の頂点に立つ人は、引退、なんて、てんで考えないよね。日本共産党の宮本顕冶も、キューバのカストロも、もうこれ以上は、年齢的には無理、というときまで、いやでも続ける。ルーマニアのチャウシェスクは、殺されるまで国家元首だった。北朝鮮の人たちも、言わずものがな。 
 つまり、左翼の権力者というのは、すぱっと、やめる、という潔さが、ない。まるきり、ない。
 逆に、小沢や、鳩山、菅らには、<人気の絶頂>で、すぱっと、何の未練もなく第一線から退いた、小泉純一郎や、退陣してから数年たってからでも、<正論を言うだけで>お前が言うな呼ばわりをされる、安倍晋三なんて、信じられないだろう。三ヶ月で、権力者面で、のこのこ舞い戻り、うろちょろしている鳩山に、安倍の神経を5・6本ほど、分けてあげたいほどだ。
 いろいろありまして、ほんの数ヶ月前にやめた人間が、何の反省もなく、ちゃらちゃらと、<最前線>に、戻ってくる。これは、左翼的厚顔無恥、としか、言いようがない。
 つまり、日本的情緒としては、悪事が露見したら、まったく反省しないわけには行かない。それぞれお遍路したり、退陣したり、<一回お休み>して、普通左翼じゃない人は、<一回お休み>したら、本当に未練なく、すぱっとやめちゃうわけだが、左翼の人たちは世界的に、<一回お休み>は、ほんとに<一回お休み>に過ぎなくて、性懲りもなく、また、出てくるわけだ。中国の人やソ連の人や北朝鮮の人たちは、休みなしで権力に恋着するけれど、民主党の人たちは、数ヶ月<一回お休み>すれば、もう第一線に恥知らずに戻ってくる。
 馬鹿と左翼は、死ななきゃ、直らない、のだ。

●悪家老腹心輿石●西村晃
●前原●待田京介
●岡田●天津敏


 もう、民主党のほうが、悪役率高くなっちゃったなあ。
 一方、自民党・谷垣も、だらしない。時代劇なら、このひとはもう、たとえば、悪家老・悪代官の元に、庶民救済の申し入れをしに行って、半殺しの目にあい、戸板に乗って帰ってくるタイプか。

●弱々しい庄屋・谷垣●織田政雄

 織田政雄は、<貧乏ゆえ女中奉公したり、安女郎として売られていった貧乏娘に、さらに金を借りに来るダメ親父>を、得意とした。まあ、谷垣自身は、悪代官に抗議しに行くタマですらないか。せいぜい自転車こいでいるだけか。

(回想シーン)
●悪小沢の師・角栄●金子信雄
●悪小沢の師・金丸●上田吉二郎
●若き田中真紀子●横山道代
●若き小沢●谷啓(追悼がわりに、載せました)
●若き菅●藤木悠
●市川房枝●原泉


 つまり、政治から金を生むシステムを作り、いかに私腹を肥やすか、という一派と。
 ちまちまちくちくと、文句をつけることにのみ腐心し、木を見て森を見ない。国際的地政学より、身の回り半径50メートル内にしか、関心がない、左翼市民運動家上がりの一派の、対決なわけで。
 市民も国民もはなから視野に入らない男と、市民は視野に入るけど、国民にはとんと気づかない男の、あきれかえった<借り物競争>。


 バカ殿「おぬしも悪よのう」
 悪家老「いやいや、殿様こそ」
 バカ殿「ほっほっほっ」
 悪家老「ぶぁっはっはっはっ・・・・なんだ輿石」
 悪臣「ハッ。支那の国から、生口(奴隷)300人の催促が」
 悪家老「おお、それは早速手配せねば」
 バカ殿「生口とは、なんじゃ」
 悪家老「ムっ」
 悪臣「殿、わが国が、毎年支那に送ると、ほれ、先ごろ取り決めた、朝貢の品でござります」
 バカ殿「ああ、そうか、よきに計らえ」
 悪家老「ぶぁっはっはっはっ」
 バカ殿「ほっほっほっ」
 悪臣「いっひっひっひ」

 この時代劇に足りないのは、映画の定番、ふらりと現われる風来坊くらいか。
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by mukashinoeiga | 2010-09-12 07:33 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

増村保造「パンドラの匣」

 川島版、木下版、成瀬版、清順版に続いて、ますますムラムラな「パンドラの匣」を妄想する。
 その登場人物を一覧すれば、

●ひばりの同室患者
ひばり    20歳男子。結核としては軽いほう、ちゃんと養生すれば半年後退院予定。
越後獅子  なにやら大物らしい、年配患者
つくし    まじめな妻子持ち・・・・しかし後にマア坊にラヴレター 
かっぽれ  美男子にして激情家のアンちゃん 何かと感激、興奮、泣いたり怒ったり
固パン    助手たちに人気の学生 
●助手・他
マア坊    18歳の看護婦。くるくる変わる気分屋。ひばりは、いいように振り回される。
竹さん    20台半ばの看護婦。美人で気立てのよい働きもの。実はひばりに・・・・
くじゃく   やたらと厚化粧ゆえこのあだ名の助手
キントト   他に助手として、うるめ、ハイチャイ、となかい、こおろぎ、カクラン、など    
場  長   この健康道場を独自の治療法で運営する院長
ひばり友   ひばりの文通相手。道場にひばりを見舞う好青年
ひばり父
ひばり母
越後~娘  越後獅子を頻繁に見舞いに来る
隣室患者  ひばりたちと、対抗する、にぎやかし集団

 で、増村版キャスティングは、
●ひばりの同室患者
ひばり    川口浩      
越後獅子  井伏鱒二    
つくし     船越英二   
かっぽれ  三島由紀夫    
固パン    大江健三郎       
●助手・他
マア坊    野添ひとみ     
竹さん    若尾文子    
くじゃく    江波杏子    
キントト    目黒幸子          
場  長    高松英郎   
ひばり友   安部公房    
ひばり父   伊東光一  
ひばり母   岸輝子  
越後~娘   小川真由美      
隣室患者   伊丹一三 
        安部譲二 丸山明宏 森田必勝 (子役)      

【当時のゴシップ】今度の大映、増村保造監督の新作は、なかなかの話題作「パンドラの匣」(仮題)だ。 なんといっても「からっ風野郎」のやくざ役に続き、人気作家の三島由紀夫が、執筆多忙のなか、ふただび演技に挑む。今回は三島先生も、生前親交があり、一目置いている太宰治原作だけに力が入るわけだ。
 増村監督も、「今度の役は、二枚目の義侠心あふれる青年の役だからね、なにしろ君にぴったりの役柄だよ」とおだてれば、たちまち出演オーケーの三島先生だ。苦しむのは、人気作家の原稿待ちに列を成す出版社の編集者たちばかり。人気作家のご道楽に泣く泣くの有様だという。
 さて、難航したのは三島先生の役を導く、なにやら大物風の人物、通称越後獅子だ。
 生半可の役者を持ってきても三島先生を指導は出来ない、とばかりさすがの俊英・増村監督も悩みに悩んだ。ここはいっそ、とやけくそで、生前の太宰と因縁浅からぬ、文壇の大御所・井伏鱒二大先生の出演依頼をダメ元でしてみたら、なんと意外にあっさりオーケーの返事。かえって、増村監督も出演依頼に同行した三島先生も、この大御所をどう”演技指導”したらよいのか、混乱しているともっぱらのうわさ。
 なぜ、井伏巨匠が映画などに出演する気になったのか、目下文壇雀の最大の関心事とかで、寄ると触るとこの話題に持ちきりの由。
 それに比べれば、人気者のインテリ学生役に出演オーケーの大江健三郎君の事情ははっきり判明している。この役が「アメリカ進駐軍に異様なコンプレックスを持つインテリ学生」の役と言うことで、監督に内緒で、冗談半分の三島先生の「君も出ないか」という出演依頼に即断でオーケーして、かえって三島先生をあわてさせたという。いまさら冗談でした、とは生真面目な大江先生には言い出しかねた。増村監督も大江君の小説を「偽大学生」で映画化している手前、いや、それは、と言い出せなかった、という。当ゴシップ子も苦衷察するに余りあるわけだ。
 推測するに、万事目立ちたがりの大江先生、義理の兄弟で昨今売出し中の伊丹一三君同様、芸能界デビューを夢見ているものらしい。伊丹君も「演技指導はぼくが引き受けた。付きっ切りで大江を一人前の演技者にしてみせますよ」と自信満々。何しろ将来はご父君の伊丹万作監督同様、いやそれ以上の映画監督になることを目標に夢見ている青年俳優なのだ。三島、大江の演技合戦を期待したい。
 というわけで、文士劇ならぬ、文士映画となりそうなこの映画、先生方の演技が多少固くても、若尾文子くん、野添ひとみら大映映画の名花たちも出演する。話題の一助に如何。(着た切り雀)

 【当時のゴシップ】では、安部公房についてはまったく触れられてはいないが、当時無名のせいか、あとから急きょ決まったからなのか。もちろん安部譲二、森田必勝はまったくの無名なので、クレジットもされていない。しかしこれが縁になったのか、安部がモデルの三島小説が、後に大映で映画化されることになる。田宮二郎「複雑な彼氏」だ。
 まあ、阿部公房が、好青年の役を演じることにはまったく無理があるのだが、川口、若尾のごく自然な映画演技のなかで、神経症的小芝居が浮いているのは当然のことだ。三島演技については「空っ風野郎」から<数段向上している>、というほかはない。重鎮井伏鱒二は・・・・そもそも原作では結構せりふが多い役なのに、映画では、うむ、とか、ああ、とか、いかん、とか、言葉が少ない・・・・重鎮な・・・・演技ともいえない演技で・・・・。
 そういう文士連中の、ガチャガチャ演技の中で、さすが、大映演技陣は、ちゃんと自分の芝居を保っている。特に、若尾は例によって絶品。
 なお【当時のゴシップ】では、太宰と三島に親交があった、と書いているが、最近石原慎太郎のエッセイに、
 (大意)<三島は太宰の会合にわざわざ出かけて、太宰に言ったという。「あなたの会に僕が今日来たのは、あなたが好きなためじゃない、ということをいいたいためだ」。すると太宰は「ふふふ、わざわざ会いに来るというのは、本当はぼくのことが好きなんじゃないか」>(本当に記憶に頼った大意)。
 ふたりの自意識過剰男の応酬は、読んでいるだけで面白い。したがって、なぜ三島が太宰原作の映画に出たかは不明だが、「今度の役は、二枚目の義侠心あふれる青年の役だからね、なにしろ君にぴったりの役柄だよ」に、敏感に反応したゆえだろう。三島のフシギなコンプレックスは、いつ見ても、ほほえましい。異様だけどね。
 で、大江チェンチェイの演技だが、増村はじめスタッフが頭を抱えているようすが目に浮かぶ。声が、明らかに伊丹十三の吹き替えだからだ。吹き替えざるを得ない、激マズ演技だったのだろう。これが本当のチェンジリング、取り替えっ声、か。
 映画は、川口、若尾、野添の、いつもの増村映画の快感と、へたへたの文士劇の、フシギな、あわいともいえないあわいが、まあ、珍で。なおタイトルは 「悶える病い」と、変更されている。


◎こんなのも、あります(笑)◎
★鈴木清順「パンドラの匣」★
★成瀬巳喜男「パンドラの匣」★
★木下恵介「パンドラの匣」★
★川島雄三「パンドラの匣」★
◎本当の映画化作品◎
★吉村廉「看護婦の日記」★
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by mukashinoeiga | 2009-12-27 00:50 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

鈴木清順「パンドラの匣」

 川島版、木下版、成瀬版に続いて、清順版「パンドラの匣」を妄想する。
 その登場人物を一覧すれば、

●ひばりの同室患者
ひばり   20歳男子。結核としては軽いほう、ちゃんと養生すれば半年後退院予定。
越後獅子  なにやら大物らしい、年配患者
つくし   まじめな妻子持ち・・・・しかし後にマア坊にラヴレター 
かっぽれ  美男子にして激情家のアンちゃん 何かと感激、興奮、泣いたり怒ったり
固パン   助手たちに人気の学生 
●助手・他
マア坊   18歳の看護婦。くるくる変わる気分屋。ひばりは、いいように振り回される。
竹さん   20台半ばの看護婦。美人で気立てのよい働きもの。実はひばりに・・・・
くじゃく  やたらと厚化粧ゆえこのあだ名の助手
キントト  他に助手として、うるめ、ハイチャイ、となかい、こおろぎ、カクラン、など    
場  長  この健康道場を独自の治療法で運営する院長
ひばり友  ひばりの文通相手。道場にひばりを見舞う好青年
ひばり父
ひばり母
越後~娘  越後獅子を頻繁に見舞いに来る
隣室患者  ひばりたちと、対抗する、にぎやかし集団

 で、清順版キャスティングは、
●ひばりの同室患者
ひばり    山内賢  
越後獅子  玉川伊佐夫  
つくし    宍戸錠
かっぽれ  野呂圭介  
固パン   高橋英樹    
●助手・他
マア坊   和泉雅子  
竹さん   野川由美子 
くじゃく   松原智恵子  
キントト   初井言栄      
場  長   緑川宏  
ひばり友  和田浩二  
ひばり父  芦田伸介
ひばり母  高峰三枝子
越後~娘  伊藤弘子 
隣室患者  桑山正一
       江角英明

【当時の評】木下、成瀬など名匠の映画に、日活アクションの娯楽監督が挑戦した。面白い試みだ。しかしこれはなんとしたことか。何の工夫もない、日活お得意のバンカラ青春ものに終始した。結核患者なのに病院内を大騒ぎなのは、川島監督作以上。誰一人として病人に見えないのは、あまりに情けない。これをごまかすため、下手な隈取などして、これで病人に見せようというのだから、なんとも図々しい。
 だいいち、全員が歌い踊る、ミュージカルもどきが、この映画に必要なのか。あまりに志が低すぎる。
 川島版「喜劇 駅前入院」で浪花千栄子、木下版「パンドラ園の乙女」で東山千栄子、成瀬版「飛行機雲」で中北千枝子、など代々?名女優が演じている孔雀役を、若い松原智恵子に演じさせるのも、不見識。彼女にもかわいそうである。

 当時の清順評としては、一部マニア誌を除いて、こんなもんであろう。
 だが、これは恐るべき傑作である。
 特に、白黒シネスコ画面いっぱいに展開する、キムタケ美術が見事。見事に狂っている。だいいち、昼間のシーン夜のシーンで、同じ病室のはずが、まるきりセットを変えているのだ。いくつかベッドの配置を変えているどころではなく、本当に別のセットとしか思われない。まあ、基本ベッドしか要らない簡素の病室では、あまり予算はかからなかっただろうが、しかもメインのセットは二階までちゃんと作っていて、それを清順演出は縦横無尽に使い倒している。特に夜のシーンの圧倒的素晴らしさ、時に繊細な、時に光量マックスの月光の、なんという。それなりに繊細の光の動きを見せるスピルバーグも、市橋容疑者のように裸足で逃げかねないすさまじさ。 
 奇怪な厚化粧の孔雀・松原智恵子も素晴らしい。「悪太郎」シリーズに続いての、主役三人も、いい。
 これも形相が変わっているので、一応?つきの緑川宏。清順映画にいくつか出ている日活大部屋俳優。代表作は、なんといってもこの一本、清順「けんかえれじい」の北一輝役。北村一輝じゃありませんよ。この彼が、場長として、ほとんどせりふはないものの、繰り返し病院内の窓辺や、柱の影にたたずむ。清順「河内カルメン」破戒僧や、清順の助監督経験がある監督(名前度忘れ)の「少女地獄」校長で印象的な、桑山正一隣室患者も徘徊し、奇っ怪感を増している。
 なお、タイトルは「パンドラ娘と野郎ども」に変更されている。

●追記● 【当時の評】で、不必要とされたミュージカルもどきには、次のナンバー。
♪高橋英樹と日活男声ボーカル「入院心得数え歌」
♪和泉雅子「洗面所で会いましょう」
♪山内賢&和泉雅子「二人の健康道場」
♪通りすがりのギターを抱いた牧童(カメオ出演の小林旭)「南北東西あとにして」
 ぼくにsongsf4s.exblog.jpなみのパソコンテクがあったら、この歌の数々も貼り付けられるのだが、まったく残念だ。これだけの歌をぶち込んで、青春の哀歓に訴え、なおかつ奇ッ怪なモダンホラーでありうるのが、すごいやね。
 なお、清順は東京出身ながら、旧制弘前高校に行く。太宰や川島とは逆の体験ながら、緑川宏?に、結婚と称して拉致される野川由美子が、ぱっくりと院内に出来た恐山に逃げ込むや、
♪野川由美子&初井言栄「私は恐山の女」を歌う。桜吹雪が舞い、腐りかけの林檎の実が乱舞する。ここに、その青森体験が生きたというべきか(馬鹿)。

◎こんなのも、あります(笑)◎
★成瀬巳喜男「パンドラの匣」★
★木下恵介「パンドラの匣」★
★川島雄三「パンドラの匣」★
★増村保造「パンドラの匣」★
◎本当の映画化作品◎
★吉村廉「看護婦の日記」★
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by mukashinoeiga | 2009-12-20 09:11 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

成瀬巳喜男「パンドラの匣」

 川島版、木下版に続いて、成瀬版「パンドラの匣」を妄想する。
 その登場人物を一覧すれば、

●ひばりの同室患者
ひばり   20歳男子。結核としては軽いほう、ちゃんと養生すれば半年後退院予定。
越後獅子  なにやら大物らしい、年配患者
つくし    まじめな妻子持ち・・・・しかし後にマア坊にラヴレター 
かっぽれ  美男子にして激情家のアンちゃん 何かと感激、興奮、泣いたり怒ったり
固パン    助手たちに人気の学生 
●助手・他
マア坊   18歳の看護婦。くるくる変わる気分屋。ひばりは、いいように振り回される。
竹さん   20台半ばの看護婦。美人で気立てのよい働きもの。実はひばりに・・・・
くじゃく   やたらと厚化粧ゆえこのあだ名の助手
キントト   他に助手として、うるめ、ハイチャイ、となかい、こおろぎ、カクラン、など    
場  長   この健康道場を独自の治療法で運営する院長
ひばり友   ひばりの文通相手。道場にひばりを見舞う好青年
ひばり父
ひばり母
越後~娘  越後獅子を頻繁に見舞いに来る
隣室患者  ひばりたちと、対抗する、にぎやかし集団

 で、成瀬版キャスティングは、

●ひばりの同室患者
ひばり    加山雄三  
越後獅子  山村總  
つくし    森雅之
かっぽれ  加東大介  
固パン    岡田英次    
●助手・他
マア坊    星由里子  
竹さん    司葉子  
くじゃく   中北千枝子  
キントト   杉葉子      
場  長   小沢栄太郎  
ひばり友   仲代達矢  
ひばり父   笠智衆
ひばり母   杉村春子
越後~娘  香川京子  
隣室患者  小林桂樹
        小倉繁

【当時の評】川島監督のアチャラカ版、木下監督の美少年モノに続いて、成瀬も映画化。これほど繰り返し映画化されるものか、といえば太宰原作としても軽量級で、いささか腑に落ちない。だが今回の成瀬が、一番落ち着いていて、鑑賞に耐えうる。
 高峰秀子は、木下成瀬木下成瀬と、両巨匠の作に交互に出演している。今回も成瀬は当初高峰をヒロイン役に所望したが、彼女はすでに木下版で同じ役だった。これに「あたしゃ、同じ役を続けては、いやだよ」と高峰が嫌った。
 実際のところ木下版の出来に辟易しているらしい。まあ、女優には面白味のない役だったろう。で、結局司葉子になったという次第。同じく場長役には上原謙、これまた木下版と同じ。こちらのほうは、成瀬も上原も、図太く構えていてオーケーだった。上原も「私はかまいませんよ。同じ役といっても、成瀬さんには成瀬さんの味がありますからね」と、闘志を燃やした。加山との親子共演ということもあるし、話題性は十分だ。だが、これも高峰案と時を同じくして、流れた。どこぞから筋違いの抗議があったとかなかったとか。代役は、上原と似ても似つかない小沢栄太郎。どうして小沢なのか、いささかなぞだ。


 「いささかなぞだ」と書いてますが、皮肉のつもりなのでしょうか。
 ま、それはともかく、これは成瀬の隠れた傑作といってもいい出来。ユーモア、哀歓共に申し分なく、多少年齢が高いキャストを除くと、太宰原作の精神に最も近い。成瀬らしく、中北千枝子の孔雀が絶品。まじめになればなるほどおかしい森雅之もいい。
 なお、タイトルはやはり「飛行機雲」に変更されている。

◎架空映画感想駄文◎
★川島雄三「パンドラの匣」★
★木下恵介「パンドラの匣」★
★成瀬巳喜男「パンドラの匣」★
★鈴木清順「パンドラの匣」★
★増村保造「パンドラの匣」★
◎本当の映画化作品◎
★吉村廉「看護婦の日記」★
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by mukashinoeiga | 2009-12-06 09:21 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

木下恵介「パンドラの匣」

 川島版に続いて、少年主演の映画といえば、このひと、の木下版「パンドラの匣」を妄想する。
 その登場人物を一覧すれば、

●ひばりの同室患者
ひばり   20歳男子。結核としては軽いほう、ちゃんと養生すれば半年後退院予定。
越後獅子 なにやら大物らしい、年配患者
つくし    まじめな妻子持ち・・・・しかし後にマア坊にラヴレター 
かっぽれ  美男子にして激情家のアンちゃん 何かと感激、興奮、泣いたり怒ったり
固パン    助手たちに人気の学生 
●助手・他
マア坊   18歳の看護婦。くるくる変わる気分屋。ひばりは、いいように振り回される。
竹さん   20台半ばの看護婦。美人で気立てのよい働きもの。実はひばりに・・・・
くじゃく    やたらと厚化粧ゆえこのあだ名の助手
キントト   他に助手として、うるめ、ハイチャイ、となかい、こおろぎ、カクラン、など    
場  長   この健康道場を独自の治療法で運営する院長
ひばり友  ひばりの文通相手。道場にひばりを見舞う好青年
ひばり父
ひばり母
越後~娘  越後獅子を頻繁に見舞いに来る
隣室患者  ひばりたちと、対抗する、にぎやかし集団

 で、木下版キャスティングは、

●ひばりの同室患者
ひばり    石浜朗  
越後獅子  宇野重吉
つくし    三国連太郎
かっぽれ  川津裕介  
固パン    田村高広    
●助手・他
マア坊    岡田茉莉子  
竹さん    高峰秀子  
くじゃく   東山千栄子  
キントト   岡村文子      
場  長   上原謙  
ひばり友  三上真一郎  
ひばり父  菅井一郎
ひばり母  田村秋子
越後~娘  久我美子
隣室患者  小沢栄太郎
       三井弘次

 木下美少年の極めつけ、もうこのひとしか考えられない石浜朗が、ひばり。フランキーなど問題外の直球ど真ん中。しかし、当時の批評は、イマイチ歯切れが悪いのね。
 それもそのはず、石浜ひばりは宇野重吉のベッドにやってきては、宇野の手を握って、うるうる涙ぐみ、好漢・三国のベッドにやってきては、三国の手を握って、うるうる涙ぐみ、好青年・田村のベッドにやってきては、田村の手を握って、うるうる涙ぐみ、川津のベッドにやってきては、川津の手を握って、うるうる涙ぐみ、場長・上原とも、手を握っては、うるうる涙ぐみ・・・・
 原作は、ひばり・マア坊・竹さんの三角関係ラヴコメなのだが、ひばりはちっとも女性に関心を示さず。高峰秀子の竹さんは、<大人の女>というよりは、母的役割になっている。
 助手に、松竹の看護婦といえばこのひと、愛染かつら全シリーズ(含む他社作品)の看護婦長・岡村文子、厚化粧助手に、まさかの東山千栄子、木下はおばあちゃん女優(失礼)をいじるのが好きだから、お茶目なシーンになっている。
◎追記◎なお、本作は「パンドラ園の乙女」と改題されている。

◎架空映画感想駄文◎
★川島雄三「パンドラの匣」★
★木下恵介「パンドラの匣」★
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★鈴木清順「パンドラの匣」★
★増村保造「パンドラの匣」★
◎本当の映画化作品◎
★吉村廉「看護婦の日記」★
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by mukashinoeiga | 2009-11-29 19:14 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

川島雄三「パンドラの匣」

 生誕百年ということで、太宰治の映画化がいくつか。
 根岸吉太郎「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」(「今、そこにある映画」にて感想)は、見たものの「パンドラの匣」には食指が動かぬ。なんてったって天下の大愚作「パビリオン山椒魚」の監督だもんなあ。
 と、いうわけで、ありうべき?「パンドラの匣」を妄想してみよう。
 太宰治の快作中編小説「パンドラの匣」は、昭和20年の秋に新聞連載された。時代相をジャーナリスティックに捉えた部分は、新聞というメディアに連載されたせいかもしれない。
 主人公は、喀血したのだが、両親には隠していた。しかし、この年の8月15日の玉音放送、その方の声を聞いて、気分が不思議とすっきりして、父母に自らの喀血の事実を告げる。かくて、彼は地方の山の奥の結核サナトリウム<健康道場>の住人となる。
 と、いうと、いささか暗い話に思われるかもしれないが、この小説のノリは、まるで学園もののラブコメのようなのだ。主要登場人物は三人。

ひばり  20歳男子。結核としては軽いほう、ちゃんと養生すれば半年後退院予定。
マア坊  18歳の看護婦。くるくる変わる気分屋。ひばりは、いいように振り回される。
竹さん  20台半ばの看護婦。美人で気立てのよい働きもの。実はひばりに・・・・

 この<健康道場>では、入院患者も看護婦(助手と呼ばれている)も、あだ名で呼ばれている。男の子なのに、ひばり、というあだ名からして、今でいう<萌え>な感じだが、結核としては軽症というところが、明るさのもとに、なっている。しかも、マア坊からも竹さんからもモテモテ状態。
 この三人は、それぞれ、男子アイドル枠、女子アイドル枠、美人女優枠、と言うことで、きわめて青春アイドル映画的である。なぜこれまで映画化されないのかフシギなくらいである。
 では、ありうべき映画を妄想するに当たって、他の登場人物も紹介する。

●ひばりの同室患者
越後獅子  なにやら大物らしい、年配患者
つくし    まじめな妻子持ち・・・・しかし後にマア坊にラヴレター 
かっぽれ  美男子にして激情家のアンちゃん 何かと感激、興奮、泣いたり怒ったり
固パン    助手たちに人気の学生 
●助手・他
くじゃく    やたらと厚化粧ゆえこのあだ名の助手
キントト   他に助手として、うるめ、ハイチャイ、となかい、こおろぎ、カクラン、など    
場  長   この健康道場を独自の治療法で運営する院長
ひばり友  ひばりの文通相手。道場にひばりを見舞う好青年
ひばり父
ひばり母
越後~娘  越後獅子を頻繁に見舞いに来る
隣室患者  ひばりたちと、対抗する、にぎやかし集団

 ね、面白そうでしょ(押し売り)。
 では、川島雄三版「パンドラの匣」を妄想する。まず、キャスティングから。

●ひばりの同室患者
ひばり   フランキー堺
越後獅子  伊藤雄之助
つくし    三橋達也
かっぽれ  桂小金治
固パン   小沢昭一
●助手・他
マア坊   団令子
竹さん   淡島千景
くじゃく   浪花千栄子
キントト   淡路恵子  
場  長   森繁久弥
ひばり友  小林圭樹
ひばり父  フランキー堺(二役)
ひばり母  清川虹子
越後~娘  池内淳子
隣室患者  山茶花究
        三木のり平

【当時の評】監督の川島雄三は、原作者太宰治氏の同郷者である。しかも上京の後は、江戸偽作派と称し、くだらない喜劇映画をも作ってきた。ここいら辺のところも、含羞のコメディアンを気取る太宰氏と似ていなくもない。「女は二度生まれる」や「雁の寺」など、良質な文芸映画も撮れる御仁である。太宰治を映画化するにあたって、もってこいの人物かと思われた。
 しかるに、なんとしたことか。これでは、まるで、いつもの東宝どたばた喜劇そのものではあるまいか。絶対安静にしていなければいけない結核患者たちが、フランキーはじめ病院内を走り回ったり、枕投げの大騒ぎを起こしたり、大喧嘩をしたり、もはやあいた口もふさがらぬ。だいいち純情青年役に、老けも老けたりフランキーである。なにをかいわんや。
 フランキーと団、森繁と淡島が、玉川上水べりで逢引き、というのも、本人としてはしゃれているつもりなのか。ひどすぎる。狂気の沙汰である。


 う~む。川島、いきなりの暴投でありますね。確かに青春純愛コメディとは似ても似つかぬものに。同郷の先輩である太宰をまじめに映画化することにテレがあったのか。しかし、これはこれで「貸間あり」に続く、なかなかの快作コメディであり。
 森繁を場長役にしたために、本来は出番の少ない場長が大活躍。原作ではまじめな医者だったものを、助手さんたちにセクハラしまくりの人物に。淡島だけでなく、淡路ともデート。フランキー・淡島・団・淡路・森繁の五角関係コメディとなってしまった。
 そして、デートは必ず玉川上水。そして、必ずデートのどちらかが入水心中を迫るという。なお、このデートシーンには、いつも着流しの男が女と出没している。つまり、太宰治らしいのだが、これがどう見ても太宰には見えない中村是好、連れている女も丹下キヨ子、塩沢とき、横山道代と、毎回違う。フランキーや森繁が現われるたびに、心中を邪魔され、右往左往したあげく、毎回玉川上水にハマって、ずぶぬれ、というばかばかしさ。
 もはや太宰原作とはまるきり無関係だが、川島コメディとしては十分楽しめる。
●追記●引用モレがありました。
『本誌既報<撮影所制作状況>では「パンドラの匣」であったが、公開の際「喜劇 駅前入院」に変更された』。「パンドラの匣」ではいかにも硬いし、喜劇とは思われないタイトル、しかももはや太宰とはかけ離れた内容ゆえの題名変更か。しかし駅前シリーズ常連の伴淳が出ていないのに、駅前とは、苦しいところだ。

◎架空映画感想駄文◎
★川島雄三「パンドラの匣」★
★木下恵介「パンドラの匣」★
★成瀬巳喜男「パンドラの匣」★
★鈴木清順「パンドラの匣」★
★増村保造「パンドラの匣」★
◎本当の映画化作品◎
★吉村廉「看護婦の日記」★
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by mukashinoeiga | 2009-11-29 08:31 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)

山本薩夫「政権交代~2009夏」

OLD映画暫定版キャスティング

<自眠党>
麻生総理   成田三樹夫
与謝野薫   中村伸郎
細田博之   織田政雄     
舛添要一   船越英二
古賀誠    宮口精二
中川秀直   加藤武   
鳩山邦夫   加賀邦男
中川昭一   三井弘次
小池百合子  茶川一郎(女装)
小泉純一郎  日守新一
小泉Jr   加藤春哉
安倍晋三   沢田研二(現在の)
安倍アッキー   田中裕子
森喜郎    安倍徹

<眠集党>
鳩山党首   藤木悠
小沢裏党首  天津敏
岡田克也   平田明彦
管直人    斎藤達雄
長妻昭    小沢昭一
渡部恒三   伊藤雄之助


<公迷党>
太田党首   夏川大二郎
池田裏党首  柳永二郎

<社眠党>
福島党首   横山道代
辻本清美   中山千夏
土井たか子  三好栄子

<共惨党>
志位党首   東野英心

<知事・他党>
東国原英夫
橋下徹    下條アトム
森田健作   石立鉄男
亀井静香   上田吉二郎
田中康夫   田中春夫   
田中真紀子  南美江

<マスコミ関係>
朝日政治部  ソン・ガンホ
       イ・ビョンホン
NHK政治部 コン・リー
       チャン・ツィイー

<その他>
お笑い芸人  ビートたけし
国民栄誉賞女優 森光子
ナレーション 鈴木瑞穂


●追記  途中の状態で、あげてしまったため、読み返してみたら東国原英夫がブランクでした。この人の役はとうとう見つけられないため。誰か、いい人がありましたら、映画流れ者にて、教えてください。そのほかの人も、いや、こっちのほうがいいよ、というのがありましたら、よろしく。
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by mukashinoeiga | 2009-08-02 22:34 | 架空映画妄想キャスティング | Trackback | Comments(0)