カテゴリ:清順の光と影すべって狂ってる( 20 )

鈴木清太郎(清順)「浮草の宿」二谷英明山岡久乃春日八郎木室郁子安部徹小沢昭一高品格深江章喜

らしさとらしくなさの混載。神保町にて「女優は踊る―素敵なダンスのある映画」特集。56年、日活。再見。でも、ほとんど忘れている(笑)。
 清順らしいカッとんだショットが、当時の水準的な描写の中に、時折顔を出す。とはいえ、その水準的な描写もまた、鮮烈だとは、ひいき目か(笑)。
 冒頭山岡久乃が愛人二谷英明を失って、バーカウンターに酔いどれて突っ伏す。
 店の、ではなく、映画の照明が暗転して回想の二谷の顔が漆黒から浮かび上がる。安いデジタルではなく35ミリフィルムのクオリティーで見たかった。

 なお、一番笑ったのは…

e0178641_1613922.jpg3. 浮草の宿 (神保町シアターHPより)
S31('56)/日活/白黒/スタンダード/1時間14分
■監督:鈴木清太郎(清順)■脚本:山崎巌■撮影:中尾利太郎■音楽:江口夜詩■美術:佐谷晃能■出演:二谷英明、山岡久乃、春日八郎、木室郁子、安部徹、小沢昭一、高品格、深江章喜
横浜の港町を舞台にした二谷初主演作で、春日八郎の同名ヒット曲に因んだ歌謡映画。踊子達が酒場で所狭しとカンカンを踊るシーンは、異国情緒を漂わせるモダンな演出が光る。山岡の宝塚仕込みの華麗な身のこなしにもご注目あれ!*デジタル上映

…二谷英明がホテルに帰ってくる。ドアの鍵を回すと開いていて電気が点いている。
 かつての弟分・小沢昭一が訪ねてきたのか、と二谷は小沢に語り続けるが、小沢の気配は、ない。
 従来の映画作法なら、ここで殺し屋が出てくるところだが、その気配は、肩透かし。
 ふと窓を見ると、外に山岡久乃が立っている。招き入れる。
 次のショットでは、殺し屋の宮崎準が二谷の部屋のドア前に佇む、いったん間合いを外し、廊下突き当りの窓でタバコを吸いつつ、窓外を見る。
 見下ろした眼下に、流しの春日八郎がギターつま弾きつつ唄っているさまが俯瞰で捉えられている。
 殺し屋の背後の壁には3階の表示
 3階の部屋で、窓外の歩道に立つ山岡久乃を迎え入れることは不可能だから、鈴木清順「暗黒の旅券」(感想駄文済み)で岡田真澄E・H・エリック兄弟二人一役をやったように、二部屋一役?を、やったのか、と(笑)。さすが一見無駄とも思える工夫の清順だ。

 このほかで、目についたのは二谷が対立する安部徹の子分たちに拉致されて、はしけ船に連れ込まれ、対岸に上陸し、倉庫街を延々連れまわされる一連のシークエンスを通常の映画的時間軸に沿って処理している。これでは当たり前すぎると、のちに歌舞いて行くのか。
 春日八郎がやたら歌いまくるのが、のちの清順流オペレッタの数々に、つながる。
 上映が終わりロビーに出ると、清順組助監督と思しい二人が、
「小道具(のアップ)から(キャメラを)引いたり、(キャメラを小道具に)寄ったりするのを一番嫌ってたのに(本作では、やっている)」
 と、なかなか興奮していました。要するに清順トライアル&エラーの時代。って清順いつでもそうか(笑)。

e0178641_16143119.jpg 本作肝心?の山岡久乃は、恐らくそのキャリア唯一のヒロイン役。神保町ご推奨のダンスシーンはさほど多くなく、いかんせんヒロイン女優としては、顔立ち、演技とも華が全くなく見ていて楽しくない。白木マリや筑波久子当たりの代役かと。
 その代わり妙に顔立ちが清順好みの和泉雅子似の第二ヒロイン木室郁子がかわいい。
 器械体操やっていたの、と橋の欄干で自在に歩き回る。清順組助監督の座談会で、下に何の保護具も置かずびっくりした、というがほんとに器械体操をやっていて、それを活用したのだろう。清順演出も相まってなかなか愛らしいシーンになった。

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by mukashinoeiga | 2017-04-27 16:21 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(2)

鈴木清順追悼が4月~7月まで4か月も!どんとしんく、ふぃーるザ清順!

わが最愛映画監督の追悼上映が池袋と神保町で時間差開催!
e0178641_20555023.jpg しかも日活と三社すり合わせをした模様。どうやら一本も重複していないようだ。
 数作個人的に好みでない(笑)映画もあるが、全作きわめてクレイジーに歪んで、クレイジーにカットんで、クレイジーに面白くて、クレイジーに素晴らしい。
 清順未体験者は、ゼヒゼヒ名画座に通うべし!
 というのも、清順はシネスコの画面すべてに情報と情緒を埋め込む。
 シネスコ画面の右上隅にも左上隅にも右下隅にも左下隅にも画面中央右側にも左側にも情報と情緒を埋め込む。
 デジタルデバイスの小さな画面では、追いきれない情報量であり、情緒量なのだ。
 その快を追い求めるべし。
 ブルース・リーも言っている。
 どんとしんく、ふぃーる。


e0178641_20541972.jpg◎池袋新文芸坐
4/23(日)~5/8(月)
追悼 鈴木清順 清順美学・その胎動期から開花まで
4/23(日)
関東無宿(1963/93分)
11:50/15:25/19:00
刺青一代(1965/87分)
10:10/13:45/17:20/20:55
24(月)
俺たちの血が許さない(1964/97分)
11:40/15:20/19:00
河内カルメン(1966/89分)
10:00/13:40/17:20/21:00
25(火)
裸女と拳銃(1957/88分)
12:00/15:30/19:00
暗黒の旅券(1959/89分)
10:20/13:50/17:20/20:50
26(水)
青い乳房(1958/90分)
9:45/12:55/16:05/19:15
すべてが狂ってる(1960/72分)
11:30/14:40/17:50/21:00
27(木)
「13号待避線」より その護送車を狙え(1960/79分)
12:10/15:35/19:00
俺に賭けた奴ら(1962/90分)
10:25/13:50/17:15/20:40
28(金)
らぶれたあ(1958/40分)
11:30/14:10/16:50/19:30
「恐怖劇場アンバランス」木乃伊の恋(1973/45分/BD)
「日曜恐怖シリーズ」穴の牙(1979/45分/16mm)※『木乃伊の恋』と『穴の牙』は続けて上映
9:45/12:25/15:05/17:45/20:25
以下 レイトショー(夜のみ)1本立て
4/29(土・祝)4/30(日)・5/1(月)
ツィゴイネルワイゼン(1980/144分)
2(火)3(水・祝)・4(木・祝)
陽炎座(1981/139分)
6(土)7(日)8(月)
夢二

e0178641_20565690.jpg◎神保町シアター
《速報》特集企画「追悼企画 映画監督・鈴木清順の世界」開催決定!
2017年6月10日(土)~7月6日(木)
主に日活作品を中心に、デビュー作『港の乾杯 勝利をわが手に』から遺作『オペレッタ狸御殿』まで全20作品を上映いたします。ご期待ください。

【映画監督・鈴木清順の世界】
6/10土~6/16金①
『港の乾杯 勝利をわが手に』1956年
『暗黒街の美女』1958年
『踏みはずした春』1958年
『影なき声』1958年
『密航0ライン』1960年
6/17土~6/23金②
『散弾銃の男』1961年
『百万弗を叩き出せ』1961年
『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』1963年
『野獣の青春』1963年
『悪太郎』1963年
6/24土~6/30金③
『花と怒涛』1964年
『肉体の門』1964年
『春婦傳』1965年
『悪太郎伝 悪い星の下でも』1965年
『東京流れ者』1966年
7/1土~7/6木④
『けんかえれじい』1966年
『殺しの烙印』1967年
『悲愁物語』1977年
『ピストルオペラ』2001年
『オペレッタ狸御殿』2005年

Seijun Suzuki: The Chaos of Cool

 Chaos of Coolは、それなりに清順を表していると思うが、いまいち言いえて妙感が足りないなあ(笑)。

Seijun Suzuki

このクリップは意図的にだと思うがあえて?清順的ベストショットを外し、ベターショットで構成している。クレバーなのか盆暗なのか。
 清順デモの写真に写っているのはハスミンか(笑)。

鈴木清順監督"浪漫三部作"予告編
Deep Seijun - Soundtrack of Suzuki Seijun's Taisho trilogy(鈴木清順 大正三部作 サントラ)

2013/05/07 に公開
ツィゴイネルワイゼン/Zigeunerweisen
1.ツィゴイネルワイゼン 00:00
2.骨のテーマ 05:27
3.数え歌 06:23
4.春の唄 07:01
5.狐の穴の中 08:03
6.中砂の唄 10:34

陽炎座/Kagero-za
7.陽炎座のテーマ 13:19
8.三度目の偶然 15:10
9.葬列 16:50
10.夜ン堀リ 20:36
11.和田のテーマ 21:24
12.麗人の唄 22:04
13.背中合わせの松崎と品子 23:20
14.陽炎座のワルツ 25:29
夢二/Yumeji
15.カフェ宵待草28:02
16.十五夜の晩に(しょっぱいな節) 30:10
夢二の秘密
17.蘭灯 作詞/竹久夢二 作曲/本居長世 30:43
18.別れし宵 作詞/竹久夢二 作曲/本居長世 31:42
19.なみだ 作詞/竹久夢二 作曲/山田耕筰 33:02
夢二
20.宵待草 作詞/竹久夢二 作曲/多忠亮 34:26

Tatsuya Nakadai on SANJURO

このシリーズもセンスあるなあ。

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by mukashinoeiga | 2017-04-17 20:57 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(1)

鈴木清順VS宮崎駿「ルパン三世」をめぐる歴史的対立!?

巨匠同士の名対決か(笑)。これは面白い(笑)。 
追悼・鈴木清順監督/ルパン三世に敗れた職人監督
 mixiユーザー(id:1846031)さんの文章は、あまりに長文なので全文引用しないが、以下抜粋引用します。 
 ぼくの技術力では、直接貼り付けられなかったので(笑)全文はタイトル検索で見つけてください。

e0178641_352167.jpg なお『ルパン三世』第1シリーズは、当時まだ子供だったぼくは第1回から見ていて、そのアダルトな作風のアニメに大興奮したものです。
 当然原作漫画は知らないのに、なぜ第1回から見ていたのか、今では全く不明ですが、たぶん幼少のころから(笑)ミステリ好きだったので「ルパン」の名にひかれたのかな?

(以下mixiユーザー(id:1846031)さんからの抜粋引用)
 TVアニメ『ルパン三世』第2シリーズに「監修」として、鈴木清順の名前がクレジットされているのを見た時には、これは本当にあの鈴木清順なのかと驚いたものだった。
 考えてみれば、『ルパン三世』第1シリーズから関わり、第2シリーズではシリーズ構成も担当した脚本家の大和屋竺は、日活時代からの鈴木清順の直弟子であり、清順監督を筆頭にして結成された脚本家グループ・具流八郎の一人でもある。大和屋の他に、山崎忠昭や宮田雪といった、日活アクションを支えてきた仲間たちによって立ち上げられた『ルパン三世』シリーズに、清順監督が参戦するのはごく自然な流れだった。清順監督は、さらに最若手の弟子として、浦沢義雄も『ルパン三世』でデビューさせている。
 清順監督の「監修」という立場がどの程度のものだったのか、名前貸し程度に過ぎなかったのか、長らく謎ではあったが、飯岡順一の『私の「ルパン三世」奮闘記』によって、毎回シナリオ会議に参加して指示を出すほどに熱心に関わっていたことが語られている。原作やアニメ初期のシリアスさこそ失われてしまったが、破天荒なエンタテインメント性は、清順グループによって支えられることになったのだ。
 しかし、そこに再び宮崎駿が「乱入」してくることになる。
 清順グループも、宮崎・大塚も、お互いに「自分たちこそがルパンのオリジナルを築いた」という矜持がある。それがぶつかり合うのだから、タダですむはずがない。
 先述した『私の「ルパン三世」奮闘記』に、鈴木清順と宮崎駿の緊迫したやりとりが記されている。『アルバトロス』の絵コンテに、「どこが面白いか分からない」と突っ込む清順監督に対して、宮崎駿は「テレビアニメなんてこんなもんです」と嘯く。筆者の飯岡順一は清順監督寄りで、プロデューサーの藤岡豊の覚えめでたい宮崎駿を恨んでいる嫌いがあるから、どうしても宮崎駿が不遜に見える書き方をしているが、客観的に見れば、清順監督のツッコミの方がただの言い掛かりのイチャモンである。
さらには自分たちが用意した最終回の脚本も、宮崎駿に乗っ取られる形になった。しかもその内容は、「これまでの第2シリーズのルパンは全部偽物で、本物のルパン一味が偽物をたたきのめす」という話であった。これで清順監督が怒り狂わないわけがない。
 しかし、『アルバトロス』と『愛しきルパン』は、第2シリーズ中でも屈指の名編として評価されている。この勝負の軍配は、完全に宮崎駿に上がっていた
 ところが二人の「勝負」はこれで終わったわけではなかった
 もはやルパンに興味も関心もなくなっていた宮崎駿は、その企画を旧知の押井守に押し付ける。押井は後に『天使のたまご』『機動警察パトレイバー THE MOVIE』の原型となるプロットを提出するが、これがよみうりテレビや配給の東宝に「訳が分からない」と修正を求められる結果になる。それを拒否した押井は監督を下ろされたが、映画公開の日程は既に決められていた。
 急遽、監督を依頼されたのが鈴木清順で、吉田茂承との共同監督で、突貫作業で作り上げたのが『バビロンの黄金伝説』である。(抜粋引用終わり。文字変色は、引用者である当ブログによる)

 いやア、面白いなあ(笑)。これ、追悼企画として、バトルのドキュメントを、宮崎駿、押井守の証言などで、ドキュメントとして作ってくれないかな。まあ、亡くなっているもの多数の「清順グループ」には、分が悪いだろうけど。
 ちなみに、公開当時に見た鈴木清順・吉田しげつぐ「ルパン三世 バビロンの黄金伝説」は、面白くもおかしくもない大失敗作でした。
 これなら「訳のわからない」と判断された押井守のほうが、絶対に傑作になっていただろう(笑)。

ルパン三世 バビロンの黄金伝説 予告

【なつかCM】 TOTO ウォッシュレット 戸川純 鈴木清順

 いまや、当たり前のウォシュレットも、こういう異端の(笑)ヘンテココンビのヘンテコCMから、出発したのですな。

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by mukashinoeiga | 2017-03-03 03:19 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(0)

鈴木清順「殺しの烙印」最大の謎(笑)宍戸錠真理アンヌ

 つくづく不思議で、日本映画史の謎の一つというべき(笑)は、鈴木清順「殺しの烙印」の前半部分は、ギャビン・ライアルの大傑作小説「深夜プラスワン」(早川文庫)の、まるパクリなのに、いわゆる具流八郎という脚本グループの一人である、キムタケが聞かれても、それ何のこと、とピンと来ていないことだ。
e0178641_2051856.jpg あるいは、ギャビン・ライアル側が訴えれば、多額の賠償金が発生するわけだから、おそらく海千山千のキムタケは、とことんすっとぼけざるを得ないのかもしれない。
e0178641_20515436.jpg 「殺しの烙印」を何度も見、「深夜プラスワン」を何度も読んだぼくからすれば、このコラボ(一方的だけれど)は、とってもゴージャスなんだけど、一体パクったのは、誰だ(笑)というのも、知りたい。
 早川ミステリにあんまり言及していない清順でないことは、たぶん確かだと思うが、そもそも清順に、この件を誰も聞いていない、というのも不可解。
 まあいえることは、清順ファンは「深夜プラスワン」を読むべし、ライアルのファンは「殺しの烙印」を見るべし、とっても楽しいよ、と。

鈴木清順さん慢性閉塞性肺疾患のために亡くなっていた
2017/02/22 に公開
「ツィゴイネルワイゼン」などの作品で知られる映画監督の鈴木清順さんが13日午後、慢性閉塞性肺疾患のため、都内の病院で死去

鈴木清順 TVドキュメンタリー 1
2011/03/19 にアップロード
5,6年前のもの。最初の十数分は録画出来ませんでした。
VHS録画なのでノイズが酷いです。続きあります。

鈴木清順 TVドキュメンタリー 2

Seijun Suzuki interview

An interview with Suzuki Seijun: Director of Tokyo Drifter

 太地喜和子と清順は、結構合ったと思うし、あるいは常連になってたかもしれず、つくづく残念なり。

 しかし清順、外国からのインタヴューには、率直にこたえてるなー。いつもの韜晦したしゃべり方でないのが、笑える。

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by mukashinoeiga | 2017-02-27 20:53 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(0)

鈴木清順『四谷怪談』関根勤小堺一機鳥越マリ

『四谷怪談』鈴木清順
2017/02/22 に公開 1987年に放送された短編・・・。

e0178641_185189.jpg 短編ゆえ、面白いのか、面白くないのか、よくわかりませんが(笑)。
 長編のような若干のタメがないので、ちょとつらい。
 しかし個々のショットは、鈴木清順「オペレッタ狸御殿」より、確かに、キレが、良い。小堺関根の切れの良いタップダンスも絶妙。
確かに自己模倣の連続かもしれませんが、これは日活以降の清順ベストに加えてもいいかも>お邪魔ビンラディンさん。
 しかし女装姿が意外に似合う小堺さんですが(下の写真でも、ゲイっぽい)、本物の女優さんでは、とか、歌舞伎の女形では、と、妄想は膨らむばかり。
 ただ、刃を伝う毒薬が無色透明というのは、清順「美学」的には、ちと残念。

 かねて中川信夫「東海道四谷怪談」が、鈴木清順映画の祖型ではないかと疑うものとしては、中川への、一種の「返歌」として、興味深く見ました。
 しかし、こんな短編ですら、清順。うーん。
 言ってみれば、たかがTVのコントに、おそらく東映京撮に人気者を行かせて、撮影。うーん、バブルやなあ。おそらく担当者が清順好きで、通した企画なんでしょうが、それほど好きなら、TV局製作の映画にしてほしかった(笑)。脚本や美術は、だれや。

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by mukashinoeiga | 2017-02-26 18:51 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(2)

えっこれも「東京流れ者」?渡哲也(笑)

東京流れ者/松原智恵子・渡哲也(テイチクバージョン)

e0178641_132653.jpg 23区をはみ出して、って、この詞は、あまりにひどすぎないか(笑)。
 東京の地名を織り込むなんて、小林旭の「恋の山手線」の二番煎じか(笑)。
 ということで、最愛監督・鈴木清順への、追悼は続く。
 なお、当ブログの掲示板「映画流れ者」でも、ちらちらと、触れておりますので、よろひく。

 なお、下の「そぞろ歩きはナンパでも心、にゃ硬派の血が通う」てなのが、どうやら本作の原点らしい。
 ま、東京の流れ者は、多種多様ということですか(笑)。
 それこそ、清順か。




東京流れもの /藤圭子


東京流れもの 門倉有希
 もう、なんでもありだな(笑)。

東京流れ者 渡哲也


東京流れ者


津軽三味線 !!東京 流れ者のテーマ!! Tokyo Drifter Theme Performed on Tugaru Jamisen!


◎追記◎以下コメント欄のお邪魔ビンラディンさんからの、ご指摘を受けて。
Hiroko Takekoshi 竹越ひろ子 ‎– 東京流れもの/放浪 1965 King Records ‎– BS 274

東京流れもの / 竹越ひろ子


田端義夫 関東流れもん

 渡哲也版でもあった「男五尺」って、一尺は約30センチだから、五尺は約150センチ。江戸時代か。少なくとも渡哲也はそうじゃありませんから、語呂がいいからと、「昔の決まり文句」としてテキトーに歌っているのか。
 六尺だと盛り過ぎだし、これも決まり文句の「五尺五寸」では語呂が合わないし、哲也には低すぎる、ということか。パタヤンは、ニアリーかな。

関東流れ者 松方弘樹

 ザギンエンコにジュクですか。東京流れ者そのままですな(笑)。

ああせつなき我が心 克美しげる

 ここまでいくと、ほとんどパクリに近い(笑)。
 いくら「東京流れ者」「東京流れもの」「~流れもん」が、作曲者不詳とはいえ、これじゃ、いい曲なんだけど作曲者がいないので、著作権フリーで、安くレコードにできる状態じゃないですか(笑)。
 そもそも作曲者不詳なのに、タイトルは「~流れもの」で統一されている、って、どんな状態なのか(笑)。
 もう作曲者不詳だからって、皆さんレコード各社、利用し放題じゃないですか(笑)。

東京流れ者/松原智恵子・渡哲也

 正統派?清順哲也版東京流れ者。

ブルー・レディー (1968) 松原智恵子

 アイドル歌謡としては、水準以上の出来では(笑)。
 映画「東京流れ者」では、別歌手の口パクという、ある意味屈辱を受けたわけだが、音痴というわけでもあるまい。声質から、大人のメロ歌謡に、不向きということなのだろうか。ちょっと、かわいそう。

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by mukashinoeiga | 2017-02-24 01:22 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(2)

マイ最愛監督鈴木清順死すwith『ラ・ラ・ランド』

まあ老齢であり、予想されていたことでもあり、特にショックもないのだが、ぼくの最愛の映画監督だった。
e0178641_20175497.jpg 映画芸術の最新号が、大正浪漫三部作のプロデューサー荒戸源次郎追悼特集をしていて、そこに清順の寄稿がないことも、納得だったな。
 しかし若い荒戸より、より生き延びたのも、まあ、さすが(笑)。
 若いころから、あの仙人めいた風貌なのだから、百歳でも映画を監督していたオリヴェイラ並みに、作ってほしいと思っていたのも事実だ。
 風狂仙人で、あってほしかった。

日刊スポーツによると、2017年アカデミー賞で歴代最多タイの13部門で14ノミネートされているミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』の デイミアン・チャゼル監督は以下のように語っている。(以下、ネットから引用)

言われてみれば、絵コンテの段階から入っていたかも知れないなぁと思うのは、鈴木清順さんの「トウキョウドリフターズ(東京流れ者)」。非常にワイドで撮っているところとか、ポップアートのような色合いとか、非常にミュージカル的なんですけども、銃が入っているミュージカル。もしかしたら多分、これが隠れたオマージュであり、少なくとも米国では誰も、この映画について言及していません。
(日刊スポーツ『「ラ・ラ・ランド」監督、渡哲也主演映画オマージュ』  2017/01/27)(以上引用終わり)
『ラ・ラ・ランド』本予告

↑原色一色のドレスを見ると、鈴木清順「肉体の門」みたいだが。
 なお、日本語の語感としては、ラ・ラ・ラ・ランドと、三度繰り返さないと、言いにくくってしょうがないなあ(笑)。

 以下も、長々と他人の文章を引用するのは、いささか気が引けるのだが、最愛の監督なので、許してね。許されないか(笑)。

映画監督 鈴木清順さん死去 2月22日 14時45分
映画「ツィゴイネルワイゼン」など不条理な世界観を独特の映像美で描き、国内外で高い評価を受けた映画監督の鈴木清順さんが、東京都内の病院で亡くなりました。93歳でした。
鈴木さんは大正12年に東京で生まれ、助監督を経て、昭和31年に日活の映画「港の乾杯 勝利をわが手に」で監督としてデビューしました。
アクション映画のほか、仁侠映画の「関東無宿」や人気小説を映画化した「肉体の門」など、独特の色彩感覚で映像美を追究した映画作りは「清順美学」とも言われ、人気を集めました。
昭和42年、組織に追いかけられる殺し屋を描いた「殺しの烙印」を発表したあと、作品の内容や興行成績をめぐって日活の幹部と対立して解雇されました。
これに抗議したファンやスタッフらがデモを行うなど一時は社会問題に発展し、鈴木さんは10年間にわたって映画界を離れました。
復帰後、昭和55年に発表した「ツィゴイネルワイゼン」は、大正レトロの雰囲気が色濃く残る昭和初期を舞台に、あの世とこの世の境を漂うような不条理な世界観を独特の映像美で見せて、ベルリン国際映画祭で審査員特別賞を受賞したのをはじめ、数多くの映画賞を受賞しました。
その後に製作された、故・松田優作さん主演で絢爛豪華な舞台セットや不思議な世界観が話題となった「陽炎座」と、沢田研二さんの幻想的な美しさが引き立つ「夢二」の2作品を合わせて「大正浪漫三部作」と呼ばれる作品は、鈴木監督の代表作として知られています。
その後も、「ピストルオペラ」や「オペレッタ狸御殿」など、斬新な映像表現の作品を作り続けるとともに、白いひげと柔和な風貌でテレビドラマや映画、コマーシャルにも出演し、俳優としても活躍しました。
鈴木さんは、最近では、おととしの春にドキュメンタリー映画に出演するため、インタビューを受けていたということですが、今月13日、都内の病院で慢性閉塞性肺疾患のため亡くなりました。93歳でした。
大谷直子さん「みんなの尊敬を受けていた」
映画監督の鈴木清順さんが亡くなったことについて、映画「ツィゴイネルワイゼン」に出演した女優の大谷直子さんは「撮影は、全編、鎌倉で合宿のような状態でしたが、監督は、あの風貌のまま、ひょうひょうとされていて、スタッフの中に溶け込んで、みんなの尊敬を受けていらっしゃいました。撮影中は冷静で、大声を出さない印象で、私はまだ20代の生意気ざかりでしたが、監督に『この役ってどうしたらいいか、よくわからないのよね』なんてよく質問していました。監督は『いいんだよ、お嬢さん。僕の言うとおりにしていれば大丈夫だよ』とおっしゃるばかりで、監督の手の上でころころ転がされているようにスムーズに撮影が進んだのがとても印象的でした」と話していました。
そして、「映画史に残るすばらしい作品をたくさん残され、93年という長い人生を生ききったんだと思います。本当にご苦労様でした」と話していました。
高橋英樹さん「ユニークな演出法で勉強になりました」
鈴木清順さんが監督を務めた映画「けんかえれじい」に出演した高橋英樹さんは「日活時代に『けんかえれじい』をはじめ、さまざまな作品でお世話になりました。ユニークな演出法で、当時の若い私にとりましてはとても勉強になりました。ご冥福をお祈りいたします」とコメントしています。
渡哲也さん「演出方法がすごく斬新」
映画監督の鈴木清順さんが亡くなったことについて、「東京流れ者」で主演した俳優の渡哲也さんは「監督に出会ったのは、私が映画の世界に入ってまもないころで、まだ、芝居の「し」の字もわからない時でした。監督からは演技を手とり足とり教えてもらいました。ご一緒したコマーシャルの撮影でも、台本にはなかった踊りをいきなり入れるなど、演出方法がすごく斬新だったのが思い出に残っています。ご冥福をお祈りしてます」とコメントしています。
由紀さおりさん「発想がとても独特」
鈴木清順さんが監督を務めた「オペレッタ狸御殿」に出演した歌手の由紀さおりさんは「出演した映画は俳優の平幹二朗さんと共演したのも思い出で、平さんが旅立たれ、監督も旅立たれて、とてもさみしい思いです。監督からは現場で、『妖怪の役なので、あめ玉を口に入れてセリフを言ってほしい』と言われて、とても驚いた記憶があります。監督の発想はとても独特で、映像の演出も赤とグリーンの色のあでやかないい意味でショッキングな色彩の感覚を持っていました。ご冥福をお祈りいたします」と話していました。
小林旭さん「想い出がありすぎて 言葉がありません」
映画「関東無宿」などに出演した歌手で俳優の小林旭さんは「日活時代から語り尽くせぬほどの想い出がありすぎて、言葉がありません。ただただご冥福をお祈り致します」とのコメントを出しました。

映画監督 鈴木清順さん死去  2017年2月22日14時45分


 おそせらく世界で唯一デモをしてもらった映画監督、そしてぼくを含めて、人生を狂わせた(笑)映画監督なんですね。
 当ブログは、過去に鈴木清順を見過ぎたため、このブログを始めてからは、あんまり見ていません。ですので当ブログの清順感想駄文は、あまりなく、その点では、師匠(勝手に、そういってるだけ)に申し訳なく思っております。
 今後、可能な限り充実していく所存(笑)というのも、変なのですが。
 しかし、亡くなった方への、一応追悼駄文駄文なのに、こんなに(笑)が、多くていいのか(笑)。
 さすが仙人(笑)。さすが清順(笑)。

1983年 資生堂CM ヘアカラー「お久しぶり」


Zigeunerweisen 「ツィゴイネルワイゼン」 Trailer 予告編


◎追記◎上記日刊スポーツの引用記事で、「東京流れ者」の英題が、「トウキョウドリフター(東京流れ者)」って。ドリフのコントか。さすが嘘つき朝日新聞系列の日刊スポーツらしい捏造記事か、とも思うが、単なる誤植でしょうね(笑)。

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by mukashinoeiga | 2017-02-22 20:18 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(0)

鈴木清順は、かっぱえびせんか

 ネットをうろついていたら鈴木清順botというのがあるのを知った。
 「鈴木清順かんとく自身の文章や発言を引用し三時間毎ツイートします。自動返信(ランダム・リプライ)兼備。何か御指摘などある方は@rigyaku迄。」というもの。
 で、これを、読みだすと、やめられない止まらない(笑)。一例。

鈴木清順bot ‏@seijun_bot 8月5日
和泉雅子が誰を恋人にするか、別の興味がある。恋人に決まった野郎のとこに俺は殴り込みをかける。そん時は雨は降らさねえぞ。そん時は、桜の花の満開の日にきまってらあ……。

 →「別の興味」の「別」とは、どういう意味だ? よく、わからんが、仮に和泉雅子の「恋人」が「南極」だったら、南極に殴り込みか。ただ、南極には、桜は咲くマイ。しかし、こんな発言、現在だったら、中年監督が若い女優にしたら、立派なセクハラ、ストーカー行為で逮捕では(笑)。

鈴木清順bot ‏@seijun_bot 8月4日
日活のスターと違って全然動けない。アクションがてんで駄目だ。(松竹系アクション俳優について)

 →しかし「松竹系アクション俳優」って具体的に誰のことか、さっぱりわからんが(笑)。

鈴木清順bot ‏@seijun_bot 8月4日
おさまらないのは映画にとりつかれた若い人たちで、才能の見せ場がほとんどない。「暗くなるまで待てない」という青春映画を自力でつくったO君という若い監督は、もとをとるのに血へどを吐いたくせに、例の医科大学裏口入学からがぜん勢いづき、次の映画づくりに虎視たんたんである。

 →O君、例の医科大学裏口入学って(笑)。 

鈴木清順bot ‏@seijun_bot 8月3日
私は明治維新が大嫌いだ。明治も嫌いだ。明治、大正、昭和と並べると、大正が一番いい。それは私の生れた時代だからだ。何より天皇が英邁だったからだ。

 →んー、ぼくも大正がいいな(笑)。

鈴木清順bot ‏@seijun_bot 8月2日
女房は、女房が働いている間僕が何もしないで家でごろごろしてたと今でも言い張るんだよ。だけどね、僕だって酒を飲むくらいの働きはしてたんだ。主な仕事は女房の迎えだったけどね。

 →これは、最初読んだとき、酒を飲むのが「仕事」、っていう意味かと思ったが、ご飯を食べる稼ぎはないが、酒を飲む程度は稼いでいた、という意味かと。でも、どっちにしても、ダブルミーニングで、面白い。

鈴木清順bot ‏@seijun_bot 8月2日
「可哀そうなは惚れたってことよ」という科白を言わせたとき、彼女の返し言葉が「腹が空いたはお昼ってことよ」だ。監督は腹具合など考えないで仕事をするが、役者やスタッフはそうじゃない。雲呑ってアダ名を僕につけたのも彼女なんだ。おきゃんで茶目っ気たっぷりの下町っ子だったね。

 →なんだ、和泉雅子が好きだったんじゃないか(笑)。キスはこうやるんだ、という「演技指導」を和泉雅子にしようとして未遂に終わった、という逸話は、本当だったんだな(笑)。黒沢明男性エキストラキス事件と好一対(笑)。しかしワンタンなんてあだ名、あまりにビミョーすぎて、馬鹿にしている気配はあるものの、対応に困るネーミング。

鈴木清順bot ‏@seijun_bot 7月29日
だからよく(藤田)敏八さんが言ったよ、「鈴木さんはズルい。どこにいるか分からないのに芝居させて繋ぎ合わせる。位置関係の説明をしない」と。でも映画はそれでいいんですよ。説明しなくたってね。それよりもこころ掛けなければならないもの。ショッキングなショット。ショットのサスペンス。

鈴木清順bot ‏@seijun_bot 7月28日
改名したのは、大部屋の俳優さんたちとお互い芽が出ないからって占師にみてもらいに行ったら、この名前を付けてくれた。ところが、相変わらずぱっとしない。十年たたなきゃ駄目だって言う。それが十年目に会社をクビですからね。うまくできてますよ。


◎おまけ◎和泉雅子、年経るごとに、だんだんオーヴァーアクト過剰になって、山内賢もドン引き(笑)。
 ベンチャーズの軽快な曲に、チャラいともいえる歌詞を乗せた永六輔の、才能よ。
日活映画「二人の銀座」 和泉雅子 山内賢(追悼投稿)


『二人の銀座』 和泉雅子 山内賢


二人の銀座


二人の銀座 山内 賢&和泉雅子 2005 32 UPH‐0081


山内賢さん、和泉雅子「東京ナイト」


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by mukashinoeiga | 2016-08-11 23:43 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(0)

鈴木清順「けんかえれじい」

 池袋にて。「検証日本映画Vol. 15 川島雄三と鈴木清順 絶対熱烈支持宣言」特集。66年、日活。
 もう10回ほどは見ているので、あらためて見る必要はないのだが(笑)特集を紹介した手前?一度くらいは行くか、というところで(笑)。で、たまたま、見にいけたのが、この2本立てで。
 さして新発見はないものだが、日曜だというのに半分も埋まっていない新文芸坐。旧文芸坐時代の特集オールナイトでは、満場の拍手と檄が飛んだものだが、それも今は昔。

e0178641_1052267.png で、もはや、「けんかえれじい」について、リリシズムだの、リリシズムと表裏一体の戦前右翼的バンカラ的ヴァイオレンスだの、当たり前の感想を述べる段階でもないので(笑)そういうことは、初見のかたに期待していただきたい、というところ。
 ちなみに、たった一度の映画出演により注目され、絶賛される本作のヒロイン、浅野順子を、ぼくは好きではない。なんだかあごがでかくない?(笑) たしかに、ひとみきらきらのアイドルでは、あるんだが。

 で、今回、気になったのは、やはり、あの場面だ(笑)。
 イースターの夜、キロクと道子さんが手をつないで、の帰り道。桜並木。後世に語り継がれる名場面のひとつだ。
 で、その桜並木の道に平行して、片側は土手道である。そこにOSMS団団長タクアンが、いる。無名大部屋?片岡光雄の、絶品だ。
 オナゴと手をつなぎあっているキロクを、その軟派な行為はなんだ、と叱責するタクアン。
 すると、思わず逆走して、土手に乗り、さらに走ってタクアンのモトに駆け寄るキロク。
 一芝居あって、タクアンが去る際に、持っていた竹刀だったかで、桜の枝を、たたく。すると、紙製の桜の花びらが、はらはら舞い落ち、そこに叙情的な音楽。
 ああ、なんというセンチメンタルな名場面。その快楽。
 ここから清順といえば桜、桜といえば清順、という「伝説」が始まったのであり、のちに鈴木清順「春桜ジャパネスク」なる、つまらぬ凡作をヴィデオ撮りすることにさえなり、さらに鈴木清順「ツィゴイネルワイゼン」では、とっくに上映が始まっているのに、わざわざ桜を再撮影に行き、途中で差し替えするという、前代未聞の執着振りと、相果てる、その原点となった。

 しかし、のちに特権化されたこのシーンを冷静に見てみるに、桜並木は完全に背景であり、一度も桜がアップされることは、ない。
 単なる背景に過ぎないものがクローズアップされ、注目されたのは、ひとえに白黒画面にマッチした造花の妙と、リリックな音楽、タイミングよく降り注ぐ、散る桜。
 そういうセンチメントはわからぬでもないし、事実、何度もなんどもこの場面で、はらはら舞い落ちる桜に、こちらも貰い泣きならぬ、貰いはらはらになったのも事実である。
 しかし、紙製の模造桜、アップなしの、この名場面が、実写の桜で、花々のアップてんこ盛りの、凡庸な清順桜伝説に、あい果てる、この不思議というか、残念というか。実際、後々の実写の清順桜には、「けんかえれじい」のペーパームーンならぬペーパー桜以上に、感動したものは、ないのだから。清順といえば桜、とは、明らかに過剰な偽りで、あろう。

 そして、おそらく、清順とキムタケが、このシーンに眼目を置いたのは、背景の桜ではなく、土手ではないか。
 このコンビのさまざまな中二階趣味?から見てみるに、桜並木と並行してある、小高い土手、高橋英樹がそこに登るのに、わざわざ並木道を逆走して、土手に上り、また走って、タクアンにはせ参じる、というほとんど無意味なアクション。そこにこそ、土手と桜を仕掛け、それに乗った清順演出の本目が、あったと、思う。
 ところが、この中二階趣味?アクションは、無視されて、桜にいってしまった。ふたりは、内心、ずっこけたのでは、ないか。

『けんかえれじい』 予告編

 本篇では未使用、または再撮影された結果、ホンペンでは見られない貴重なフッテージが、後半にある。
 特に道子がキロクを会津に訪ねるシーンが、
◎本篇→大雪の冬、夜、屋内
◎予告→晴天の雪なし、昼間、屋外
 と、まったく正反対
 おそらく新藤兼人脚本どおりに撮ったものが、予告で再利用されたのだが、このシーンを、清順は、気に入らない。なんだか、ありきたりの青春映画そのものじゃないか、と。
 春、真っ盛りの青春の血潮は、桜とともにあり。散る桜の美しさよ。
 で、あるならば、青春の終わり、恋焦がれる女との別れは、降り注ぐ大雪のもとであっても、よいのでは、ないか、と。
 会津は東北である。東北を舞台にした映画なら、当然雪を出すべきではないか、と旧制弘前高校出身の清順は、考えたはずだ。
 会津を舞台にした新藤脚本に、雪のシーンがないのは、おかしい、という至極真っ当な考え。
 ラストシーンは、当然雪のシークエンスで、あるべきである、と。
 そして、この映画の舞台となるジェネレーションで、雪といえば当然、226事件か、という連想があり、226事件といえば、北一輝か、と、そういう連想の流れが、再撮影と、なったのでは、ないか。
 そこで、病欠していた清順映画常連の大部屋俳優・緑川宏をなんとしても呼べ、ということなのでは、ないだろうか。

けんかえれじい15分

 いにしえのTV録画の、しかも前半の岡山時代をほとんど無視の、しかもヒロインも、あまたある名面治面も無視の、乱暴なダイジェスト。しかし、この素人芸は素人芸として、なかなか味がある(笑)。

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by mukashinoeiga | 2015-07-19 10:09 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(0)

鈴木清順「東京流れ者」渡哲也松原智恵子二谷英明川地民夫郷鍈治北竜二木村威夫

e0178641_1261173.png 池袋にて。「検証日本映画Vol. 15 川島雄三と鈴木清順 絶対熱烈支持宣言」特集。66年、日活。
 もう10回ほどは見ているので、あらためて見る必要はないのだが(笑)特集を紹介した手前?一度くらいは行くか、というところで(笑)。で、たまたま、見にいけたのが、この2本立てで。
 さして新発見はないものだが、日曜だというのに半分も埋まっていない新文芸坐。旧文芸坐時代の特集オールナイトでは、満場の拍手と檄が飛んだものだが、それも今は昔。
 クレジットのいちいち(主演だけでなく、常連の野呂圭介なども)、名場面のいちいち(また、清順映画には、これが多いのよ名場面)あげくのはてには色が変わるたび(また、清順映画には、以下同文)に拍手、そんなオールナイト体験を何回かしたのも、貴重な思い出(笑)。

★東京流れ者 by 渡哲也 OST『東京流れ者』より その1 : Songs for 4 Seasons★
 このことは、Songs for 4 Seasonsという名ブログの、一連の記事でも紹介されている。
 Songs for 4 Seasons氏いわく、この体験を、映画とは、ホットメディアかと思った、というのに、爆笑いたしました。
 いずれにせよ、このブログの一連の清順語り、映画語り、音楽語りは、きわめて、スノッブ(笑)で、皮肉が利いていて、面白い。大オススメです。

 さて、こういう素晴らしいブログを紹介したあとに、自分のお粗末なブログを引用するのは、正直、気恥ずかしい以外の何者でもないが、
★小津漬の味10 <小津家の兄妹>あるいはまとめに走らない、まとめ★
 あまり小津が好きとは思えない、元松竹助監督・鈴木清順『東京流れ者』は、実は小津大意識大会なのではないか。
 まずストーリーが、「親分と一緒にいるだけで幸せ」な子分・渡哲也が、庄内、佐世保、と地方を<流れる>話。行く先々でトラブルに巻き込まれる。最後は親(分)の死で終わる。親でなく子が流れるわけである。親・子逆転、東京・地方逆転の清順版『東京物語』。
 東京タワーと大きな枯れ木のツーショットは、『秋日和』の最初のショットたちを思わせる。 (注1)
 雪の中の赤い郵便ポスト、赤いスーツ、とやたらと点描される赤は『彼岸花』の赤いヤカンを思わせる。
天井を区切る独特な赤いライトは『秋刀魚の味』の岸田今日子のトリスバーの、天井近くの赤いライトを想起させる。ネオンサインのみで画面を埋めるのは、小津の看板好みを思い出させる。
 最後に死ぬ、裏切り者の親分に、後期小津常連で、小津に「ちょいと似てる」北竜二。小津殺しか。
 そしてこの『東京流れ者』、清順にしては、異様にローアングルが多い気がするのね(笑)。 (注2)
 そもそも、小津安と清順は、世界娯楽映画史上、どちらかが1位か2位かというくらい、ショットとショットのつながり、シーンとシーンのつながりが「でたらめ」というより、「デジタル」な、かつ極めてユニークな映像重視の映画作家であり、なおかつ意図的なまでの原色重視なのだから、結果として似てくる場合もあるのかもしれない。 (注3)
 なお、鈴木清順のインタヴュー記事で印象に残っているのは、小津との係わり合いを聞かれて、助監督仲間で安酒を飲んでいたら、小津がやってきて、もっといい酒を飲めといわれたという。助監督の安い給料で飲める酒を飲んでいたのに、金持ちの巨匠にそう言われて、若き清順たちは反発したという。同じような話を山田洋次も回想している。助監督仲間と安い食事をしていると、やはり小津が、いいものを食え、といったという。山田たちも助監督の安い給料で食べるような食事を・・・・以下同文。(引用終わり)

 清順も含めた、当時の松竹若手助監督らが、みんな反発していた、戦後の諸問題・感性を無視しまくった「箱庭」作りの老匠・小津と、先鋭的な斬新さゆえに異端視された清順が、実は、とっても、映像的にも編集的にも、似ているのではないか、という話は、実は、あんまり読んだことがないので、自分で書いてみました、拙いねえ、というところで。

e0178641_1271967.jpg で、今回新文芸坐で確認した点をいくつか。
(注1)雑然とした本の山のなかから、イマイチ探しきれないのだが、あまりよそでは読んだことのない、たいへんな知識量の映画評論家?が、キムタケに聞いた大部のインタヴュー集で、渡哲也が何度も何度も見る、きわめて印象的な枯れ木のバックにあるのは、東京タワーではなくて、赤坂に当時あったTBS電波中継タワーでは、ないか、という問い。
 キムタケは、(たぶん)きょとんとした顔で、そうだよ、それが、何か、といった趣? おそらくキムタケは、当時TV局にも出入りしており、赤坂あたりの実店舗のデザインも手がけていたであろう、いわば赤坂は庭同然、東京タワーと、東京放送赤坂テレビ鉄塔(TBS旧タワー、かつて港区赤坂5丁目の本社敷地内にあったという)を、混同するなんて、ありえない、どんな、田舎モノだ、という想いなのでしょう。
 しかし、ぼくも含めた、すべての田舎モノは、渡哲也が何度も何度も見ている枯れ木とタワーは、何の疑問も疑いもなく、東京タワーなんだ、と思っておりました。
 殺し屋は、殺し屋だから、人を殺す。女たらしは、女たらしだから、女をコマす。
 映画「東京流れ者」に出てくるタワーは、何の疑いもなく「東京タワー」である。そうじゃありませんか(笑)。
 しかし、今回池袋で、何十回目の再見(笑)で、改めて、これは、東京タワーではない、どう見ても、ひょろひょろの、東京タワーとは別モノの、なんちゃってタワーだと、初めて、確認いたしました(笑)。遅いよ田舎モノ。

 事実、以下のユーチューブ動画でも確認できるのだが、アヴァンタイトルのちの、オープニングの渡哲也歌唱主題歌とともに流れるクレジット映像に、確かに、東京タワーが、他の東京ランドマークとともに、一瞬インサートされる。
 最初に堂々東京タワーの実写映像を映し、しかも映画のタイトルは「東京流れ者」だ。
 そして、何度も、渡哲也がうら寂しく眺めるタワーが出てて、どうせお前ら田舎モノは、TBS電波中継タワーを、東京タワーと、見誤るんだろう、そういうふうに「誘導」してやるぜー、ふふふ、と、おそらく清順は、ほくそ笑んだのに、違いあるまい(笑)。

 おそらく、東京タワーと、程よい枯れ具合の枯れ木の2ショットを得られれば、東京タワーでロケしたのだろうが、そんな都合のよい枯れ木は東京タワーの周りになく、TBS電波中継タワー周りのロケハンで、見つけた。
 こいつあ、利用せざるばなるまい、と清順は(くりかえす)ほくそ笑んだのだ。
 偽りの東京タワー。それを「東京流れ者」なるタイトルの映画のなかで、随時引用すれば、映画的田舎モノは、みなみな、東京タワーと「錯覚」するであろう、と。
 しかも、愛する親分が、実は場合によっては自分を「切る」ことも辞さない「偽りの親分」で、あったことも、枯れ木とタワー、親分と自分のダブル・ミーニングに、しうる、と、思ったのでは、ないか(笑)。
 さすが、枯れ木に花を咲かす、意地悪花咲か爺さんだ。うーん。

上記画像説明 1977年8月撮影。TBSの旧ロゴも見えます。
「送 信 塔 見て歩き 東京地区 旧送信塔」というブログから引用)

e0178641_19202581.jpg(注2)江角英明親分と、北竜二親分が、ゴーゴー喫茶内部で、哲也切りも含む「談合」をするシーン、その椅子に座っているシーンが、異様である。これは、和室でのローポジに特徴がある小津映画を意識して、では登場人物が椅子に座っているシーンで、いわば洋風ローポジをやってみたら、ちょっと異様なシーンが、撮れた、撮れるだろう、という実験なのでは、ないか。
 小津のローポジと、清順好みの「中二階」多発は、どこかで、繋がっているような、気がしないでもない。

(注3)小津は、毎度毎度の、娘の結婚話ばかり、と揶揄される。映像の手数は多いが、お話は、どうでもいいタイブ(実は、小津映画の結婚は、通常の結婚とは、違うのではないか、ということも当ブログの特集小津漬けの味で展開しているのだが、それは、また、別の話)。そして、清順映画も、お話は、いたって凡庸。
 「東京流れ者」公開当時にキネ旬の映画評で載ったのは、「(大意)こんな何の工夫もない話を、十年一日のごとく作っていて、恥ずかしくは、ないのか」、というもの。
 いや、「東京流れ者」には、「工夫」しか、ないじゃないか、と誰しも思うと思うが、それは映像的ギミックの工夫であって、ストーリー、せりふは、きわめて紋切り型である。脚本上は何の新味もないストーリー、何の新味もない紋切り型のセリフのオンパレードである。
 映像派たる、小津も清順も、ストーリーには、何の興味も、ないのは、明らかである。
 ぼくには、このふたりは、映像上の、近親者に、思えて、ならない。

 なお、金融ブローカー日野道夫の事務員・浜川智子(もっと活躍してもよかった、吉永小百合を派手にした美形)ガ、読んでいる漫画週刊誌がオバQ。もちろん当時の人気漫画というところで選ばれたのだろうが、常に幽玄境のあわいを描く清順としては、あるいは、お化けの漫画、ということで、意図的に出したのでは、ないか。

 それで、思い出した。ほかの清順映画と同様、この映画でも、当時の実在の商品、ヘアドライヤーヤら何やらがバンバン実名ででてくるが(むろん三流監督扱いの清順が、タイアップを断りきれなかったという事情を、やけくそで、あえて強調する、タイアップをバカに仕切った作戦なのだろうが)、これも日本映画の慣習(企業名はおおむね仮名)に反して、大林組などの実在の企業名を、ことさらに出した小津の反骨精神?とも、通底するのではないだろうか。

オープニング - 東京流れ者 (1966)

『東京流れ者』 予告編

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by mukashinoeiga | 2015-07-13 01:42 | 清順の光と影すべって狂ってる | Trackback | Comments(4)