小津安二郎映画音楽サセレシアの原点ミスタンゲット「サ・セ・パリ」「バレンシア」聞き比べ
小津映画の謎。斎藤高順の繊細さ。
イッコ前の駄文東芝ネットCM満島ひかり「ピンときちゃった!」 2は音楽が小津っぽいへの、まさにサセレシアさんのコメントで、そういえばサセレシアは何十回となく耳にしているが、その元ネタは一度も聞いたことないのに気づいてしまった(笑)。
そこで便利なネット時代のこと、検索すれば、すぐにわかるわけです。
ミスタンゲット ♪サ・セ・パリ♪
思っていたより、勇壮なマーチ風でびっくり(笑)。
Ça c'est Paris - Maurice Chevalier
こちらはぼくのイメージするフランス地歌としての陽気系シャンンソンそのもの。
モン・パリ&サ・セ・パリ/小柳ルミ子
小柳版は歌謡曲っぽいな。
Mistinguett - Valencia (La chanson française)
ヘタウマ風だな。
小津安二郎映画音楽集 東京暮色 サセレシア 斎藤高順作曲
明るい一方のミスタンゲット「サ・セ・パリ」「バレンシア」が「サセレシア」に窯変して、明るくも哀調を帯びた曲になった。日本的湿度が加わったせいか。単純明朗な曲調に別のニュアンスが加わった。
小津/斎藤の曲は、明朗にしてメロウ。
西洋文化が、日本に入って魔改造される一例か。
La Java de Doudoune : Mistinguett et Gabin..
ギャバンも歌うスタアだったのですな。意外。フランス版志村喬か(笑)。
Jean Gabin & Fréhel, "La môme caoutchouc" 1932.
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by mukashinoeiga | 2017-10-14 03:48 | 小津安二郎映画の正体小津漬の味 | Comments(0)