大林宣彦&秋吉久美子@池袋新文芸坐トークショー大林宣彦映画祭2017

闘病中でも饒舌な大林宣彦(笑)。
e0178641_514454.jpg 池袋にて「新作『花筐/HANAGATAMI』完成記念! ワンダーランドの映画作家 大林宣彦映画祭2017」特集。
 本特集の大林映画は、最近作は敬遠して(笑)ほぼほぼ見ているのだが、その初日に、未見のTVドラマ「可愛い悪魔」(1982/112分/16mm/TV作品)を見に行く。同時上映は「異人たちとの夏」(1988/108分/35mm)。
 で、この両方に出ている秋吉久美子のトークショーもあり、「安倍さんに頼んで、ノアの方舟に乗せてもらいたい」など元祖不思議ちゃんらしい?トーク。
 で、司会の樋口尚文が「実は大林監督がおいでになって最後列に座っておられます。現在がんなどの闘病中で、本来ならこのステージに上がってトークに参加していただきたかったのですが、この(ステージへの)階段を昇ることも危険な状態なので、席に座ってご挨拶してもらいます」
 ということで着席しながら、しゃべる大林監督。観客はいっせいに後ろを向き、監督の姿を探す(笑)。
 声はかすれ、衰えているが、とにかく、例によって延々としゃべるしゃべる。秋吉久美子が「あたしは話が長い」といっていたのを受けて「僕は久美子ちゃん以上に話が長いので」と、病を押して延々しゃべりまくり、秋吉久美子トークのはずなのに、後半ほとんど久美子トークなく時間切れ(笑)。
 二三の心ない観客が「ステージに上がればいいのに」「立ってしゃべればいいのに」とつぶやく声が意外と大きく聞こえる。

 大林監督のコメントは、
 「異人たちとの夏」では「当初は、久美子ちゃんは、名取裕子さんの役にキャスティングされていた。それをぼくがこれはちがう、と風間杜夫のおかあさんの役に変更した」
 「可愛い悪魔」でも「当初久美子ちゃんが犯人役に想定されていたが、被害者役に変更した」
 これはその前の秋吉の発言、
「最初「可愛い悪魔」という台本を見たら、この「可愛い悪魔」があたしの役なんだと、思ったら、違った」
「(「異人たちとの夏」で)なんで、あたしが下町のお母ちゃんなのか疑問だったが、初日にあのセットに入ったら、すっと溶け込めた」
を、受けたものか。
「これからぼくも30本は映画を撮りたい」といい、秋吉久美子は手で顔を覆って涙ぐむのだが、女優の演技と疑われるので、これは個人的にやめてほしいと、思いました(笑)。
 最後に、マイクを返された大林が、席から立ち上がり、秋吉へのエールの想いで地声で「はい、よーい、スタート!」

(なお、各発言はぼくのあいまいな記憶力によるうろ覚えで、全く正確性を欠いた記述であることをご理解いただきたい)
 「可愛い悪魔」「異人たちとの夏」については、後日感想を駄文します。

e0178641_5143759.jpg なお映画.com「大林宣彦映画祭2017」9月3日開幕!秋吉久美子、最初はイヤだった「異人たちとの夏」で検索していただけると、別取材の秋吉久美子発言が読め、こちらも面白い。
[映画.com ニュース] 末期がんを宣告されながら、第43作となる最新作「花筐」(12月16日公開)を完成させた“映像の魔術師”大林宣彦監督。そんな大林監督にエールを送ろうと企画された「~ワンダーランドの映画作家~ 大林宣彦映画祭2017」が9月3日から同17日まで東京・池袋の名画座「新文芸坐」で開催される。DVD化されていない貴重な作品を含め全29作品を上映。大林作品ゆかりの俳優によるトークショー(聞き手は、すべて映画監督、映画評論家の樋口尚文氏)もある。9月3日に登壇する女優の秋吉久美子に、大林作品の舞台裏や魅力を聞いた。(取材・文・写真/平辻哲也)(以上前文引用終わり)

 そういえば、はるか昔、旧文芸坐の寺山修司オールナイトに行ったら、想定外?の寺山修司トークがあり、聞けば入院中の病院から抜け出して文芸坐に来たという。文芸坐、病人に無茶しすぎ(笑)。

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by mukashinoeiga | 2017-09-06 05:16 | いつか見た時をかける大林宣彦 | Trackback | Comments(0)

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