富本壮吉「B・G物語 易入門」他

丸林久信「女探偵物語 女性SOS」
阿佐ヶ谷にて。「輝け!にっぽんのお仕事ガール」特集。58年、東宝。
 白川由美(若い頃は苦手だったが、最近かわいいと思うように>笑)主演の58分の中編添え物。同僚に佐原健二、の私立探偵事務所モノ。
 お嬢さん(例によって、かわいい峯京子)がプレイボーイ・平田明彦にだまされていると言う母親の依頼。ところが、調べてみると、超堅物・平田の名前をかたっている平田の従兄弟・土屋嘉男が怪しいようだ。
 まあ、白川由美、峯京子の可愛らしさが光る、小品。小品だが、小品佳作では、ない。
 しかし、まさに、小品ならではのお気楽さ、快に満ちている。

筧正典「お姉ちゃんに任しとキ!」
 阿佐ヶ谷にて。「輝け!にっぽんのお仕事ガール」特集。60年、宝塚映画。
 中島そのみ、団令子、重山規子の、<ザギンのチャン姉>トリオが、東京大阪の、自動車レースに臨む。いかに最低ガソリンで、大坂までたどり着くかのレース、に、三人で一台の車に、乗っちゃだめだろ。せいぜいふたりだろ。発想が、おかしいだろ。けたたましいが、凡作なのは、いうまでもない。
 この、どう見ても新東宝テイストのボンクラ映画、高島忠夫はでているのに(笑)、由利徹が出ていないのが、玉にキズ。 

富本壮吉「B・G物語 易入門」
 阿佐ヶ谷にて。「輝け!にっぽんのお仕事ガール」特集。62年、大映東京。
 当時(たぶん、カッパブックスあたりで)ベストセラーの黄小娥「易入門」というエッセイの映画化。
 冒頭、映画の撮影現場で、田宮二郎と原作者が雑談。案の定、当分、田宮は登場せず。後半、やっと出てくる。
 スタアの出演を極力押さえた、低予算、擬似スタア映画のテクニック。
 万里昌代、渋沢詩子、宮川和子(「なぜか」大映名物脇役・潮万太郎に、似た「新人女優さんね>笑)ら、当時のBGたちが、ボンクラ課長・中条静夫の後任に、イケメンやり手課長の田宮がやってきて、易を頼りに、BGたち、イケメン課長にアタックの図。のラヴコメ。
 なんだけど、田宮イケメンは、やっぱり、ほんとに、スーバー。だが、大映女優たちの、あまりに華のなさ。がっかり。二線級大映女優に、ヒロイン女優が、いない。せっかくのタミヤの、いやタカラの持ち腐れで。
 しかし、たとえ凡作であっても、大映お気楽プログラム・ピクチャアの、絶対の安定感!

小林悟「黒幕」
 阿佐ヶ谷にて。「輝け!にっぽんのお仕事ガール」特集。66年、創映。配給松竹。
 清水将夫社長の製薬会社、ときに法律違反な「営業活動」をする、「特殊任務」課の、天知茂。
 大阪のライヴァル製薬会社、佐賀潜社長(なんと、原作者のミステリ作家が、かなりの出番の快演!)の、これまた、非正規営業活動ヤクザ・高宮敬二との、アクション。
 なかなか面白いが、ピンク映画監督・プロダクションの、いかにも安っぽい16ミリ映像(だろう。当時の16だから、画素が荒い)。
 ニヒルな天知は、後年と同じだが、アーパー娘、塾女、同僚の営業スパイ・松尾嘉代と、あんなこともこんなことも。
 ひたすらニヒルなむっつり顔で、セックスシーンなので、とにかく、おかしい。
 特に、あの、天知の、むっつり顔で、アーパー娘とお花畑(文字通りに>笑)で、セックスシーンは、あまりに、おバカ(笑)。
 当時のバイアグラとも言うべき強壮剤を開発するのが、殿山泰司。そのバカ息子が、左とん平と言うのも、ナイス。
 なかなかの珍品なり。しかも、推理小説作家にして弁護士・佐賀潜の、まるで新東宝C級脇役のような、味わいは、ただ事では、ない(笑)。

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by mukashinoeiga | 2012-09-08 01:13 | 旧作日本映画感想文 | Comments(0)

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