割り箸削減は、本当に「エコ」だったのか?

 以下に、当ブログの開設期に書いた駄文(2009年7月)を、わけあって、引用する。

 環境に負荷を与えないため、および資源保護のため、無駄遣いをなくそうという運動があって、そこで標的にされているのが、割り箸とレジ袋の使い捨てである。
 しかしこの二つ以上に無駄な使い捨てがあることに気づいてしまった。
 ストローである。
 たとえば、マイはし持参でないものが飲食店の割り箸を断る結果には、著しい困難が伴うであろう。マイバックを持たないものが、レジ袋を断りつつ大量の食品をスーパーで購入することも、きわめて危険な行為だ。
 しかしマイストローを持たなくても・…コップからじか飲みすればいいのだ。現に、アルコール系飲料や、同じソフトドリンクでもホット系飲料には、誰もストローなど使わない。使おうという発想すらわかないだろう。
 なら、ひとりアイス系飲料でストローを使わねばならない積極的理由はあるだろうか。じか飲みでは氷が鼻の下などに当たる? アルコール飲料でそれが問題とされることがあるか。じかに口をつけることにより、コップをより丁寧に洗う必要がある? それはアルコール飲料やホット飲料ですでにしていることだろう。
 ファストフードなどで使われる、使い捨て容器は、洗浄なしで出荷・入荷しているから、じか飲みはどうも? じゃ、その容器に入った飲料を飲むことは無問題なの。いずれも十分クリアできる問題ではないか。現にアルコールやホットでは・・・・以下同文。
 多分、一番ネックになるのは、比較的無駄遣いに厳しい目を光らせるご婦人方が、「やはり人前でコップからじか飲みは、お下品ですわ」と思っていることだろう。そういう方たちが、オサレなカフェなどでストロー吸いつつ、環境問題を論じても、こっけいだと思うのは、ぼくだけなのかしらん。 ぼくだけなんでしょうね。すいません。
 しかし、割り箸やレジ袋の削減よりは、はるかにしきいが低く、可能性が高いのが、ストローだと思うんだがなあ。環境負荷に意識の高いみなさまも、この夏はカフェなどでストローを遠慮してみては。って、えらそうなこと言って・・・・すいません。

 引用終わり。
 この駄文を書いて、はや3年。気がつけば、牛丼系全国チェーン、ラーメン系全国チェーンでは、みな、リターナルはしを採用、洗浄後も時々異物が着いていたりして(笑)、で、かなり割り箸は削減されているようだが。でも、これ、エコ意識の高まりなの?
 全国系チェーンが割り箸をやめたのは、コスト削減、輸送量削減が原因だろう。チェーン店と違い、スケール・メリットを追及できない個人商店の店では、まだまだ、割り箸が、多い。だが、割り箸削減はエコのブームは、見る影も泣く胡散霧消しました(笑)。日本では、ブームの寿命は、いたって、短い(笑)。
 そうそう、マイはし持参運動なんて、今は、聞くことすらないぞ。女性の意識ブームは、さらに、短い(笑)。
 エコ意識が高くなっているはず?の現代では、コンビニで紙パックの飲み物を買うと、なんだか、もれなくストローがついてくる、逆エコ?化。ストローなんて、頼んでもいないのに、ついてくる。昔は、付いてこなかったよね。
 はしがなきゃ、弁当は食えないが、ストローがなくても、飲み物は、飲めるだろう。昔のぼくが書いているように?、アルコール、ホット・ドリンクでは、ストロー、つかうまい。チューハイ、ハイボール、で出来ることが、なぜ、アイス・コーヒー、オレンジ・ジュースで、できないのか。
 割り箸がエコに反するなら、それ以上にストローは、エコに反するのに、なぜ反ストロー運動の声さえ、上がらないのか。割り箸は、そのままでは捨てられてしまう材木の端材で作られていて、割り箸にならなければ、そのまま捨てられてしまうという。それに対して、ストローは、リッパに石油系材料を消費して、作られているではないか。

 その理由を推測するに、エコ意識運動の主な推進者である女性の皆さんが、だって、コップからの直飲みは、おしゃれじゃないもん、と、思ってるからじゃあ、ありませんか。だったら、アルコールも、ホット・ドリンクも直飲みやめろい、といいたいですね。そうしたらー「えー、アルコールは、直飲みがフツーでしょー。ストローでなんて、ダサーい」なんだろ。もー(笑)。

 しかし、そういう作られたエコ・ブームの真相を探るためには、やはり、割り箸と同じ時期に、悪玉視された、レジ袋という「補助線」を引かねば、ならぬ。
 げんざい、イオンなど大手全国スーパーでは、レジ袋不要の際は、2円引きされる。ぼくが映画を見るためによく行く阿佐ヶ谷、某西友スーパーに久しぶりに寄ったら(すいません、歩行中の暑さ対策で冷房に当たるためです、ごめんなさい)前は2円引きだったのが、廃止、レジ袋の有料制になっていた。
 イオンでは、2円引きに耐えられた(今、現在)が、西友では、耐えられなかった、ということだろうか。
つまり、スケール・メリットの追求が社是とも言うべき全国系チェーン・スーパーでは、まあ、いろいろ種類はあるが、一応レジ袋削減の取り組みを、している。
 しかし、中小スーパー、コンビニ、では、そのような取り組みは、あまり、されていないようだ。中小ではスケール・メリットの追求は、微妙、コンビニでは、「地域の常連さん率」がスーパーほど、高くない点が不利なのか。

 そう、そこで「補助線」としてのレジ袋だった。実は「スーパー」で、「レジ袋」以上に、「こりゃ、レジ袋以上に、、エコ的に、ムダだろう」というものがあるのを、ご存知か。
 エコ問題として、レジ袋は誰もが話題にしたけれど、だれにも話題にされない、そう、「雨の日の傘入れ用の細長い袋」。雨の日、店内にいる数十分だけ使用されて、そのまま捨てられてしまう、かさ袋。
 まだレジ袋は、ごみ袋にしたり、簡単なもの入れにできるが、傘袋は、そのまま、捨てるだけ。雨が降るのは、月に数回だから、見逃されているが、数分程度使って、そのまま廃棄だから、これは、エコ的にかなり問題なのでは。
 「問題にならない」のは、一時期、数件の訴訟が続いたせいだ。店内の水溜りで、滑って、老人が怪我。その損害賠償裁判での、敗訴。これを避けるためには、広大な大規模スーパーでは、床の清掃コストが、増大する。お客様の安全、訴訟リスク、清掃コスト、それらを考えたら、エコなんて、かまってられるかい。なんですね。
 コンビニで傘袋がないのは、狭いスペースなので、清掃コストは、そんなに違いはない。さらに、わざわざ傘袋を用意しても、ささっと買って帰る人は、使わない、という点でしょうか。
 つまり、エコが優先される問題というのは、エコを追求しても、とりあえず、問題はない、というところで、エコが追求されるわけですね。

 ぼくには、エコ的に割り箸が悪玉視されるなら、それ以上に、ストローが悪玉視されないのが、とうてい納得、いかないのです。
 理由は、いくらか、考えられますよ。
1 女性にとって、アルコール以外の直飲みは、抵抗がある。
2 子供にとって、直飲みは、チョー危険。ストローなら、安心。(親目線か)
3 店にとって、ストローが安心。だって、ソフト・ドリンク、実際は半分以上が、氷でしょ。
 でも、これ、エコより、優先されること? より、罪が軽い?割り箸を悪玉にしても?(笑)
 エコ運動って、結局、いつもエゴ運動なんだ、ということ。

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by mukashinoeiga | 2012-07-24 21:09 | うわごと | Trackback | Comments(0)

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