「ボクたちは、生活保護芸人でーす」

 最初に余談だが、現在発売中の「週刊ポスト」。毎週テーマが変わる対談は、今週「石立鉄男ドラマ」。対談者は、杉田かおると、松木ひろしのふたり。
 もっとも、石立ドラマを語るに、ふさわしい二人だ。杉田かおるは「パパと呼ばないで」で子役デヴュー、続いて「雑居時代」でも共演し、ブレイク。松木は、映画脚本時代は、平凡であったが、一連の日本TV石立主演シリーズのすべて「気になる嫁さん」「おひかえあそばせ」などなどで、シリーズを主導した脚本家。かつて、この石立ドラマの数々で、楽しませてもらった者として、ホントに楽しい対談でした。

 では、余談を終わって、次の余談(笑)。
 河本某の、自分の母親だけでなく、伯母、姉一家、さらには妻の母親まで、一族ぐるみで生活保護を受けている、という問題だ。これを<芸能の可能性>として、考えてみたい(えらそうだな(笑))。
 一族ぐるみで、国民の税金で、メシ喰ってきた、という。国民の税金で一族が養われているというのは、河本某は、ほとんど公務員といっていいのでは? 国立お笑い芸人
 で、こうなると、お笑い芸人としてのハードルが、かなり高くなっているのでは、ないか。芸人と、公務員は、はっきり言って、水と油だからである。
 早い話が、グルメ番組で、高級料理を試食したりしても、自分だけいいモン喰って、一族は生活保護かい、という空気に、なるだろう。
 チャリティー番組で、募金募っても、ひとの寄付金心配してる場合と、ちゃう、自分や嫁の、オカンも、心配したりぃや、ということになる。
 これまで、鉄板の「すべらない話」であった、貧乏話、オカンや姉ちゃんの、とっぴな言動、エピソードも、しらける方向か「だだすべりな話」に、なってしまう。貧乏なりの人情一家、というのに、生活保護をみんなで受けるために、別々の家庭生活、てな、妙な空気に。
 後輩芸人におごって、豪遊、なんて話も、そんな金があるんなら・…なんてことに。子供がかわいい、なんて話をしても、自分の子供だけにリッチな暮らしさせて、自分と嫁のオカンは、生活保護かい、というフンイキになるだろ。
 日本のTV芸人が、じぶんの身近なエピソードのトーク芸を、得意芸としてきた、自分のプライヴァシーを切り売りしてきた、そのとき、そのプライヴァシーが、シャレにならなくなったら、どうするのか。
 日本初の?<国立お笑い芸人>として、どんな、すべらない話を、今後、していくのか?
 <お気楽なフンイキ>が<メルトダウン>して、これまで好意的な目で見られていたギャグとエピソードが<がれき化>したあとに、プライヴァシーの切り売りを、中心として、生きてきたTV芸人が、いかなる<次のギャグ>を、生み出しうるのか。
 結局、TVが生み出した、お笑いエンターティンメントは、日本的なトーク芸という、いってみれば低レヴェルな?<身の上話>に、重きを置いてきた。プライヴァシーのトーク芸というのは、いわば、エンターティンメント全体の、おまけ、おみやげ、関連グッズ、キャラクター商品、<特典映像>ではないだろうか。それが、日本のTVヴァラエティーでは、メインになっている。
 そういう、いびつな、お笑い事情のなかで、プライヴァシーのエピソードのみを、売り物にしてきた、吉本芸人が、いったいどういう新展開を見せるのか。興味深い。
 ちなみに、石立鉄男は、プライヴァシーを売り物にせず、エンターティンメントとしてのお笑い演技で、われわれを楽しませてきた。ぼくは、今でも、石立鉄男の演技が、つよくつよく、心に残っている。

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by mukashinoeiga | 2012-06-07 22:34 | うわごと | Trackback | Comments(0)

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